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フィギュアスケート他、スポーツあれこれ:愚見を少々




●日本のエース・宮原選手が世界フィギュアスケート選手権を欠場。

オリンピック2大会連続で3枠の出場権を持っていた日本女子が、平昌オリンピックの3枠確保が難しくなりました。しかし、競技は水ものでもありますので、やってみなければ分かりません。

世界選手権における女子シングルの最上位クラス選手は、メドベデワ、ポゴリヤラ、ワグナー、コストナーの4選手が妥当なところでしょう。次に続くのがオズモンド、三原、樋口、デールマン、ソツコワ、カレン・チェン、ツルシンバエワの7選手くらいでしょうか。この辺りは激戦です。

こうした中で、日本3枠確保のカギを握るのは樋口選手と思います。
彼女は世界ジュニア選手権で過去2大会連続で3位に入り、昨年の全日本選手権では2位に入っています。つまり、重要な大会では素晴らしい実績を残しているのです。

樋口選手がショート、フリー共にノーミスであれば三原選手以上の得点を出す可能性があります。樋口選手が5位、三原選手が8位であれば5+8=13で3枠確保の最低ラインに達します。

また、ワグナー選手とコストナー選手はしばしばジャンプに安定を欠くので、展開によっては樋口・三原の両選手のどちらかが表彰台に上がる可能性もあります。

不本意な演技に終わった四大陸選手権。キス&クライで悔し涙が止まらなかった樋口選手。その悔しさを世界選手権で是非とも晴らして欲しいですね。


●WBC:準決勝でアメリカに敗れた日本。

う~ん。1点差か。惜しかったですね。
日本投手陣はかなり頑張ってアメリカ投手陣に負けませんでしたが、打撃は明らかにアメリカの方が力が上。その差が勝敗を分けたと思います。

日本は守備で大きなミスが2つありましたが、これは仕方ないです。それよりも、監督・コーチ陣に采配ミスがあったと思います。どうして打撃不振の青木選手を3番に配置したのでしょうか?

そもそも青木選手は1番か2番で打つタイプです。ヒットや四球で出塁を稼ぐタイプであり、打点を稼ぐタイプではありません。しかも、大会期間中の調子は良くありませんでした。

それにも関わらず小久保監督は青木選手を3番に据えたままでした。案の定、青木選手は第一、第二打席とも凡打でした。しかし、小久保監督は彼をベンチに下げませんでした。

どうして?私には理解不能です。

青木選手を7番か8番に下げる手もありました。むしろ、4番の筒香選手、5番の中田選手を3番、4番に繰り上げた配置の方が良かったのではないでしょうか?

ともあれ、期待以上の活躍をした日本チームの健闘を讃えたいです。


☆アメリカのベースボールファンは冷めていますね。
準決勝だというのに、ドジャース球場はガラガラ。日本の熱心なファンが来なかったら惨めなくらい閑散としたことでしょう。これがWBCに対するアメリカのファンの答えです。

どうやら、熱くなっているのはアメリカ以外の国のチームとファンのようです。

☆球審と1塁審判がアメリカ人。アンフェアでしょう?
アメリカ以外の国の審判の技量があまり信用されていない、ということ?
こうした点もWBCが競技として歪であることを如実に示しています。

アンフェアな審判の配置と地の利と、最初からアメリカチームにアドバンテージがあることを鑑みれば、日本チームは非常に頑張ったと言えるでしょう。


●スキージャンプ:葛西選手(44才)が2位表彰台で最年長表彰台記録を更新。
葛西選手は、19日に、ノルウェーで行われたワールドカップの第24戦に出場。試合はラージヒルよりも大きなヒルサイズ225メートルのジャンプ台で行うフライングヒルで争われた。
葛西選手は、1回目に239メートル50を飛んで5位につけ、2回目は距離を伸ばし241メートル50といずれもヒルサイズを大きく超えるジャンプを見せ、合計点を448として2位に入った。

凄いですよね。尊敬します。葛西選手は44才と9カ月だと!!

いったい、何が葛西選手のモチベーションを支えているのでしょうね?

スキージャンプが大好きで目の肥えているドイツ・オーストリア及び北欧のファンや若手選手たちの間では、葛西選手はレジェンドとして大いにリスペクトされているそうだ。

葛西選手こそ、日本の誇り!

平昌五輪でのメダルも夢ではありませんね。



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2017.03.22 | | コメント(17) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連



2017年フィギュアスケート世界ジュニア選手権(完)




フジテレビ地上波で女子シングルのみショート・フリーを放映予定。男子はどうした?などと不満を言うまいぞ。地上波でしっかり放映してくれるだけありがたいと思わなくてはバチが当たりますぞ!

前にも書いたかもしれませんが、フジテレがフィギュア競技の放映でタレントを使わなくなったことを私は高く評価しています。私の想像ですが、視聴者から相当のクレームもあったのではないかと思ってはいます。タレントの下らぬ「解説」など喜ぶ視聴者はいないでしょう?※

※報道番組でタレントを解説に起用するのが「流行」になっていますが、テレビ局はこれが自分で自分の首を絞めることになると気がつかないのでしょうか?

※「テレビ離れ」とか言われていますが、その主な原因はテレビ局側の愚策にあります。低レベルなタレントなんかに偉そうな政治批評などさせるな!視聴者をナメとるのか?タレントが政治についてアレコレ言ったところで、所詮はテレビ局のマリオネットだ。毒にも薬にもならぬ能書きでしかない。

※動物番組でも民放ではタレントにアレコレと下らぬおしゃべりをさせる。無駄な時間稼ぎだ。視聴者は動物の珍しい実態や、動物そのものについての説明や新しい知識を求めているのであって、タレントの愚にも付かぬおしゃべりを聞きたいのではない!



で、メディアの方は本田真凜選手一色ですね。
坂本選手や白岩選手の方はほんの「付けたし」程度。実力的には3選手にはさほど差は無いのに、メディアの扱いがこんなに差別される例も珍しい。ま、本田選手が連覇する方が視聴率も取れますし、スポーツ紙も売り上げが上がるからでしょうね。メディアによって、「アイドル」が作られるプロセスの典型を見るようです。

残念ながら、本田選手の連覇は99%無いと思います。

ロシアのザギトワ選手がダントツで強いからです。ツルスカヤ選手も本来はザギトワ選手に劣らず強いのですが、怪我からの復帰戦ということでどうなるか不明ではあります。

ロシアの2選手に比べ、日本の3選手は…どう贔屓目に見ても…明らかに力が落ちます。

しかし、本田選手と坂本選手がショート、フリー共ノーミス演技をし、スピンやステップでオールレベル4を獲得して僅差の2位に入れば上出来と思います。特に、本田選手は表現技術や雰囲気に類の無い個性がありますので、ジャッジが高い評価を出す可能性もあります。

本音では、本田選手が最高の演技を披露してザギトワ選手を破って連覇したら!と願っていますけどね。それなれば実力の伴った本物のアイドルとして大いに歓迎します。

1%の可能性が100%になることは現実に良くあることです。


●女子ショートプログラム:結果
1 Alina ZAGITOVA 70.58点
2 Marin HONDA 68.35
3 Kaori SAKAMOTO 67.78
4 Eunsoo LIM 64.78
5 Yuna SHIRAIWA 62.96
6 Stanislava KONSTANTINOVA 58.90

ワクワクする展開になりましたね!おおッ!「1%の可能性が100%になること」が実現するかも!それも、本田選手の連覇又は坂本選手の初優勝と、二人共チャンスが!

ザギトワ選手。
あれえ?ロシア選手権で鮮やかに決めていた3Lz-3Loを跳ばず、3Lz-3Tに戻したのね。チェッ、な~んだ!もっとも、そのお陰で?日本人選手とさほど差が出なくて済んだけど(^_^;)。フリーでは跳んでネ!絶滅の危機に瀕している3Lz-3Loを死守して欲しいわ。※


うっかりしていました!ロシア選手権はシニアの大会であり、ジュニアは今季のショート規定で単独ジャンプが3Loに指定されていることを失念していました(^^ゞ。

本田選手。
最終滑走でしたが、集中していましたね。レベルの取りこぼしが目立っていたステップシークエンスでレベル4を取り、加点もたっぷり!これが本田選手の好調さを示すバロメーターなのです!フィギュアでは珍しい髪型のツインテールも彼女の可憐さを引き立ててグッドです。実に良く似合っていますね。ザギトワ選手よりも高い演技構成点が出ました。これは…フリーも大いに期待出来そうよ。

坂本選手。
彼女らしいスピード感溢れる爽快な演技!ジャンプの加点はザギトワ選手より多いのです!惜しまれるのは、ステップシークエンスでなかなかレベル4が取れないことです。う~ん、どうしてなんだろう?結果として、2位の本田選手との得点差の要因はここなのです。ともあれ、トップのザギトワ選手とは3点弱の差ですからフリーで逆転する可能性は十分にありますね。

韓国のイム・ウンス選手。
驚きました。この子、キム・ヨナさんに劣らぬ才能の持ち主ではないでしょうか?ジャンプの大きさといい、演技全体のクオリティの高さといい、表現のセンスといい…逸材でしょう。

白岩選手。
頑張りましたね!もしかすると必ずしも彼女のベストではなかったかもしれませんが、シーズン当初の怪我や腰痛と戦いながらよくここまで仕上げたと称賛するばかりです。

ツルスカヤ選手。
最初のコンビネーションジャンプを見た時点で、「本調子では無いな」と誰もが感じたのではないでしょうか?もちろん、フリーを見るまでは分からないですが。

上位3選手の演技構成点はほとんど差はありません。つまり、フリーではジャンプ1本のミスで順位が入れ替わります。フリーはエキサイティングになりそう。イム・ウンス選手や白岩選手の演技も楽しみです。で、フジテレビはウハウハでしょう(^◇^)。ゴールデンタイムに放映されるフリーは視聴率が期待出来そうですね。いいでしょう。世界ジュニアをこれだけ放映してくれるフジテレへのご褒美です。


●女子シングル:結果
1 Alina ZAGITOVA 208.60 点
2 Marin HONDA 201.61
3 Kaori SAKAMOTO 195.54
4 Eunsoo LIM 180.81
5 Yuna SHIRAIWA 174.38


急な仕事が入ってしまい、テレビ放映を見損った(;д;)
以下は、動画を見た上での感想と愚見です。

本田選手も坂本選手も世界ジュニア選手権にピークを合わせ、ショート、フリー共にノーミスで最高の演技!素晴らしいですね。白岩選手はミスはありましたが5位入賞は立派です。優勝こそロシア女子に持って行かれましたが、日本女子の大健闘です。特に本田選手はメディアに大注目され、連覇への期待という重圧の中にあってベストの演技をしたのですから、実力・人気共に揃ったスター選手に相応しい結果を残しましたね!

それにしても、ザギトワ選手は強過ぎます!
ザギトワ選手のフリースケーティング
ここです

その強過ぎる秘密ですが、彼女のジャンプ構成はトリプルアクセルや4回転ジャンプの無い女子にあっては、最も基礎点の高い難度構成です。

つまり、2回跳べるジャンプに関し女子選手のほとんどは3ルッツ2回と3トゥループ2回、又は3フリップ2回と3トゥループ2回ですが、ザギトワ選手は3ルッツ2回と3フリップ2回なのです。2位、3位の本田選手と坂本選手は3フリップ2回と3トゥループ2回です。

3ルッツの基礎点は6.0点。
3フリップは5.3点。
3ループは5.1点。
3トゥループは4.3点。

よって、ザギトワ選手と日本の2選手とでは、ジャンプの基礎点で計1.7点の差があるのです。しかも、彼女は7回あるジャンプ全てを基礎点が1.1倍される演技後半に持って来ていますので、なんやかんやで3点ほどの差がつきます。女子においては基礎点3点の差は大きいです。その上、ショートプログラムの時点から3ルッツを跳ぶザギトワ選手と3フリップの日本2選手とは0.7点の差があるのです。※


フリーのジャンプの基礎点。
ザギトワ選手…50.71点
本田選手…47.28点
坂本選手…44.74点

☆追記
坂本選手は演技前半に5つのジャンプを跳ぶ構成になっていましたが、さすがに来季は後半にジャンプを5つ跳ぶ構成に変えて挑むと宣言した模様です。


何故ザギトワ選手が3ルッツと3フリップを2回づつ跳べるか?
それは3ルッツー3ループという最も難しいコンビネーションジャンプを跳べるからです。ほとんどの選手は3ルッツー3トゥループか3フリップー3トゥループです。そして、女子では2アクセルー3トゥループの組み合わせのジャンプを跳びますので、どうしても基礎点の低い3トゥループを2回跳ぶことになります。

しかも、ザギトワ選手のジャンプは質という点でも上手い!

それと、もう一つ忘れてはならないのは、スピンの出来です。
やはり、ザギトワ選手のスピンはロシア女子に共通する上手さがあります。最初のスピンでも、スパイラルからすぐにフライングキャメルへと難しい入り方をして加点を増やしています。日本女子選手には見られない技術であり、それを可能にする脚力の違いもあるのかもしれません。

このようなザギトワ選手にノーミス演技をされたらジュニアでは誰も敵わないです。


4位入賞した韓国の逸材、14才のイム・ウンス選手。
やはり、唯者ではありません。キム・ヨナ二世と言われるわけだ。





2017.03.17 | | コメント(40) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



森友学園問題他と渡瀬恒彦さんのこと:愚見を少々




●「首相から100万円寄付」=籠池氏証言、政権は否定―自・民、23日喚問で一致

森友学園の問題…一つのヤマを迎えようとしていますね。

主要な問題はあくまで国有地の売却を巡る政権側及び国の疑惑です!

「稲田防衛相の虚偽発言問題」や「安倍首相又は昭恵夫人から100万円寄付があったのか?」等は、枝葉の問題です。ワイドショー的にはこちらの方が「面白い」が、惑わされまい。

野党は主要問題にしっかり斬り込んで欲しいですね。

私個人は森友学園問題で安倍首相が辞任に追い込まれる可能性は無いと思っています。また、ここで安倍首相が辞任することは、日本にとって(特に外交上)必ずしも得策では無いと思います。

何故なら、今の自民党のタカ派体質、野党の非力状態においては、安倍首相の代わりに誰が首相になっても何ら変わらないと思うからです。

私が安倍首相について一つだけ評価するのは、外交熱心だということです。外交音痴と揶揄される日本の政治家の中で、安倍首相ほど精力的に外交を繰り広げた首相はいないでしょう。「バラマキ外交」「アメリカの忠犬ポチ外交」との批判がありますが、安倍首相以上に立派な外交が出来る政治家が他にいるのでしょうか?

ともあれ、当初は高をくくっていた安倍政権も、森友学園問題がここまで大騒動になるとは予想出来ず、相当に動揺しているようです。支持率も下がり、それなりに痛手を受けつつあるのは良いことです。昭恵夫人が騒動のキーパーソンの一人になっているのも安倍首相には頭が痛かろう。

ザマーミロ。

本筋からは外れる問題ですが、安倍首相は稲田防衛相をかばわない方が良い。支持者からもかなり批判されているようですしね。彼女に引導を渡した方が支持率の回復になるでしょう。


●さらに本筋から外れることですが。。。。

残念ながら、日本の女性の政治意識は男性と比べ遥かに低レベルです。従って、日本の女性政治家のレベルも低い。これは私の卓見です。

見よ!
稲田朋美、蓮舫、松島みどり(赤いストール事件の)、小沢優子、福島瑞穂、田中真紀子、辻元清美、片山さつき、高市早苗、丸川 珠代…顔ぶれを思い浮かべるだけでゲンナリします。

東京都の小池都知事はマシな方かもしれません。

昨年、辻元清美議員が稲田防衛相を泣かせましたね。稲田氏が全国戦没者追悼式に出席しなかったのは言動不一致だと叩きまくって。低次元の下らない問題だ。

あれですが、辻元氏の稲田氏に対する競争心もあったのではと邪推しています。つまり、稲田氏は早稲田大学の法学部卒ですが、辻元氏は早稲田大学の教育学部卒だ。あの頃は法学部の方が教育学部より遥かに難関であり、偏差値も法学部の方が遥かに高かった。明治・法政等に落ちても早稲田の教育学部には受かる例はよくあった。それゆえ、「政治なら私の方が上よ」との…劣等感の裏返しの感情もあったのではないかと…。

女性政治家がしばしば男性政治家から、「イジメの対象、からかいの対象、野次られる対象、軽んじられる対象」にされるのは、男性政治家に問題があるのはむろん当然としても、女性政治家の側にもお粗末な点があまりに目立つからではないでしょうか?


●陸自最高幹部にも報告か=統幕の官僚、非公表指示―組織ぐるみで隠蔽可能性・防衛省

ある意味、森友学園問題より恐ろしいのはこれだ!!

恐ろしいけど、「あ、やっぱりね!」という問題でもあります。

戦争や軍隊に関して最も恐いことは、重要にして正しい情報が、日本の命運に関わる情報が国民に知らされず、隠蔽され、誤魔化され、真相が闇から闇へと葬られることです。

今回の件は氷山の一角に過ぎないと思います。

戦前も軍や戦争に関する正しい情報は国民に知らされず、「大本営発表」に象徴されるデタラメがひたすら流されました。日本の命運に関わる重要な情報が隠蔽される…これは昔も今も軍組織特有の変わらぬ体質なのでしょう。だから、戦争なんか絶対にやってはいけないのです。

しかし、国家機密保護法が成立してしまった今、このような隠蔽工作はどんどん広がって行くでしょう。この点について私は極めて悲観的です。

せめて、私が生きているうちに悲惨な戦争が起きないことを願うだけです。



●渡瀬恒彦さんのご冥福をお祈りいたします。

残念です。良い俳優でした。私はドラマの制作で一度だけ関わったことがありますが、渡瀬さんは非常に頭の良い俳優でした。鋭い質問で演出や脚本の問題を突いて来るのには舌を巻きました。プロとしての厳しさがあった。渡瀬さんは実業家をやってもきっと成功したと思います。それくらい優秀なお方でした。

映画「皇帝のいない八月」渡瀬恒彦が演じる藤崎一尉の弁論集
ここです

渡瀬さんの鬼気迫る演技!
「皇帝のいな八月」は映画自体の出来映えはともかく、渡瀬さんの演技を見るだけでも価値があります。山本圭さんは渡瀬さんに完全に圧倒されています。それゆえ、渡瀬さん演じる藤崎一尉の「狂ったような」主張の方が、山本さん演じるビジネスマンの主張よりも説得力があるくらいです。

ところで、21世紀の右傾化した現代日本では、藤崎一尉の主張に共感する日本人が増えているのではないでしょうか。この動画のコメント欄を見ても、そう感じます。地上波で放映したら、かなり視聴率が取れ、藤崎一尉の主張に拍手する人も多いかもよ。

防衛庁は防衛省にめでたく昇格しましたし、憲法改正は現実化しつつありますし、自衛隊が国防軍という名の正式の軍隊になる日も近いようですし、「失われた美しい日本の道徳?」を取り戻せる日も近いかもしれませんしね。藤崎一尉の悲願が成就する日も遠くないかもしれません。





2017.03.16 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 政治・社会



歴史:「変化」と「不変」について愚見を少々




<古文書>本能寺の変、仏教界は喝采「信長は清盛の再来」:毎日新聞 2/4(土)

◇愛知・豊橋の寺で発見 悪感情読み取れる

(引用開始)…愛知県豊橋市の金西寺(曹洞宗)に伝わる古文書に、織田信長を批判的に評した詩文が引用されていたと島田大助・豊橋創造大教授(日本近世文学)や高崎俊幸住職が発表した。島田教授は、仏教界の信長に対する悪感情が読み取れるとしている。

文書は、寺を開いた月岑牛雪大和尚が江戸時代初期の1619年以降に書いたとされる開山記「当寺御開山御真筆」。

その冒頭に、近江国(現在の滋賀県)出身で京都・東福寺の住持を務めた集雲守藤の別号とされる江湖散人の詩文が引用されていた。詩文は、信長が明智光秀に討たれた本能寺の変の翌月の1582年7月に作られたとみられる。

詩文には「信長は京を鎮護して二十余国を領したが、公家をないがしろにして万民を悩まし、苛政や暴虐は数え切れない」「(本能寺の変で)死亡して人々は拍手し、天下が定まった」といった意味の記述があった。さらに信長について「黒ねずみで平清盛の再来」とする一方、光秀を「勇士」と表現したとみられる記載も見えた。

信長が1579年に築いた安土城に触れ「天守は(高さ)百尺(約30メートル)」「苦役で民が汗を流し、ぜいたくな城を築いた」と解釈できる部分もあった。信長の比叡山焼き打ちにも言及していた。

島田教授は2014年に高崎住職から依頼を受け調査を進めていた。島田教授は「信長が仏教界から尋常ではないほど恨まれていたことが伝わってくる」と話した…(引用終わり)。


織田信長は非常に合理的な考え方の持ち主だったようで、神仏の存在など信じていなかったフシもある。信長の合理的思考を示す良く知られたエピソードがある。宣教師が連れて来た「奴隷」としての黒人を初めて見た信長は、配下の者に黒人の肌をゴシゴシと拭かせてみたという。肌に垢がついているとでも思ったか。


ところで、当時の仏教界による信長非難だが、これは私が信長に対して抱く感想とほとんど同じなのに驚いた。当時の戦国大名は程度の差こそあれ人殺しや焼き討ちをたくさん行った。その中でも信長は「根ぎり」と称して一向一揆衆を虐殺しまくった。比叡山焼き討ちでは僧侶・僧兵等、数千に及ぶ人間を殺戮したという。

こうした信長の行為に対する悪感情なり非難は、当時の人も現代人の私も変わらぬ。


●「現代人の価値観で過去の歴史の善悪を言うのナンセンス」は正論か?

一見、ごもっともな論に思える。
専門の歴史学者や考古学者にはかなり当てはまるかもしれない。当時の史実を客観的に検証し再現する為には、現代の歴史学者個人の価値観や思想に歪められてはならないからだろう。しかし、その歴史学者が無数の史実なり断片的な資料を吟味し、整理し、取捨選択し、因果関係を追求し、歴史を再現する過程に置いて現代の価値観から無縁ではいられまい。長大な年表を作成することが歴史ではないのだから。

私達が聖徳太子による憲法十七条を称賛する時、経営者や管理職の人達が織田信長や豊臣秀吉の「経営術」「部下把握術」を学ぼうとする時、「万葉集」や「源氏物語」等の古典を読んで感動する時、それらは明らかに現代人の価値観を基に判断しているのである。

そして、ここが肝心なのだが、「現代人の価値観で過去の歴史の善悪を言うのナンセンス」を強調するのは、「新しい歴史教科書」を制作した新自由史観の人達だということ。その意図は何か?つまり、アジア・太平洋戦争における大日本帝国とその旧日本軍による中国・朝鮮・東南アジアへの侵略・植民化という史実を認めると、「それは自虐史観だ」と非難したり、「日本の正当防衛だった」と異論を唱えるする人達だ。

そこで、「現代人の云々。。。」は、まことに好都合な主張なのである。

もっとも、彼等は、「東京裁判はアメリカによる茶番劇」「太平洋戦争はアメリカに仕組まれた陰謀」と、「現代人の価値観」から当時のアメリカを「悪玉」に仕立てるという自己矛盾を犯している。

さらに、そもそも「昭和」は「過去という額縁」に収められるだろうか、という疑問もある。


●歴史に見る「変化」と「不変」について。

私達が歴史を学んだり楽しんだりする時、「昔は今とはこんなに違うのか!」と思う時と、「昔も今も変わらないな!」と思う時とがある。どちらの方に発見や感動があるか、人により場合により様々だ。

今から千年以上前に書かれた清少納言の「枕草子」は、「変化」と「不変」の宝庫だ。
「変化」の例…第二百二十六段。
和歌では優雅に詠われるホトトギス。ところが、農民達が田植えをしながらホトトギスをののしる歌を歌うのを見た清少納言がひどく憤慨する。作者の好みが強烈に出ている箇所だが、現代人はまず憤慨などしない。むしろ、「田植えは大変だろうなあ」と思ったり、「お疲れ様です」と感謝の気持ちを持つ。

それにしても、清少納言の好奇心が貴重な証言となった箇所だ。
当時の農民たちが、「ホトトギスよ、おまえ、コイツめ!オマエが鳴くから、わしは田植えをするんだぞ」と歌っていたとは…他に資料があるだろうか?

ちなみに、当時の貴族に詠われたホトトギス。

郭公(ほととぎす)なくや五月のあやめ草
                あやめもしらぬ恋もするかな(古今和歌集)


こうした優雅な和歌の世界に育った中級貴族の清少納言が、農民たちの「ホトトギスよ、おまえ、コイツめ!」に憤慨する気持ちを現代人はほぼ理解出来る。それは何故?


「不変」の例…第七十五段。
姑に可愛がられる嫁はめったにいない。主人の悪口を言わない召使はめったにいない、と清少納言は言う。これは現代とほとんど変わらない。読んでいて私は思わず笑ってしまう。


私は「不変」の方に歴史を読む喜びを感じる方だ。「嗚呼、結局、人間って昔も今も、考えること、思うこと、悩むこと、悲しむこと、喜ぶこと、怒ることは一緒なんだなあ」と。

家も服装も食生活も身分も自然環境も働く環境も異なれど、ひと皮むけばそこは同じ人間。

昨年の大河ドラマ「真田丸」を見て改めて思ったのは、晩年の豊臣秀吉は身内であろうが茶道の師匠であろうが、気に入らなければ皆殺してしまう酷いヤツだったと。こんな人間が関白で世を支配していたのかと、少々情けなくなった。しかし、現代だって世界中のあちこちで、権力者が気に入らない人間を殺す例はたくさんある。




2017.03.11 | | コメント(11) | トラックバック(0) | 歴史・文化



森友方式に学ぶ経営再建




JR北海道のように厳しい経営状態にある鉄道&バス会社は少なくないようです。

そこで、私が考えた経営再建の秘策がこれだ!

①職員に「教育勅語」を毎日唱和させる
②職員の制服は軍服風にする
③各車両の横腹に櫻井よしこの似顔絵+「安倍首相頑張れ!」と書く
④各ホームの発車メロディに、「荒鷲の歌」「同期の桜」等の軍歌を流す
⑤特急の名前を「大東亜1号」「修身5号」「ワイドビュー神国2号」「スーパー愛国3号」等に変える
⑥祭日には先頭車両に旭日旗を掲げる 
⑦車内放送時には、始めに「軍艦マーチ」か「雪の進軍」を流す
⑧名誉役員に日本会議や産経新聞のお歴々を就任させる


こうすれば、国や県から巨額の補助金が貰えるようになります。

また、右翼団体やネトウヨからの支援金も多額になることでしょう。

国有地をタダ同然で手に入れ、コロがして利ざやを稼ぐことも出来ます。

なお、必要に応じて特製のコンニャクをいつでも用意出来るようにしておく。

コンニャクが無い時は、ピーナッツを用意する。

私には経営コンサルタントの才能があるな<(`^´)>←アホ。




2017.03.11 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



フィギュアスケートネタ・アレコレ:愚見を少々




細田采花選手が練習でトリプルアクセルを決めた模様です!(^o^)/
3A-2Tのコンビネーションも決めた模様!

田村岳斗コーチが動画をアップしています。
ここです

細田選手は2016年の全日本選手権で15位の実力者です。
関西大学4年生ですから年齢は21才くらいでしょうか。

田村コーチの言うように、大学4年生になって3Aを跳べるようになるのは素晴らしいことです。
また、女子はジュニアの時から跳べるようにしておかないと3Aをマスターするのはほぼ不可能、といった「常識」「通念」を覆すかもしれませんね。

是非とも、来シーズンは本番で決めて欲しいですね。細田選手がショートとフリーの両方で3Aを跳べるようになれば一気に日本のトップクラスに躍り出るかもしれません。

しかしながら…動画であれだけ鮮やかな3Aを決めていた長洲未来選手は先の四大陸選手権では跳びませんでした。長年3Aを跳び続けている浅田選手は成功率が非常に低くなっています。トゥクタミシェワ選手はこの2年間、3Aを成功させていません。他にも練習している選手はいますが、なかなか本番で跳んでいません。

今季は紀平選手だけが本番で鮮やかに決めていますが、まだ成功率は高くないようです。

また同じことを繰り返しますが、概して日本の女子スケーターは北米やロシアのスケーターの比べ、スピン技術と表現技術で見劣りがします。

浅田選手の熱烈ファンは彼女のスピンを絶賛しますが、国際的評価として浅田選手がスピンの名手、というのは聞いたことがありません。GOE評価も特に高くありません。ファンによる贔屓の引き倒しでしょう。

日本女子で例外的にスピンが非常に上手いのは宮原選手ではないでしょうか。ただし、キャメルスピンは本人が苦手と言っているように非常に上手いとは言えないでしょう。

ロシアや北米の女子の力が増している現在、かつての伊藤みどりさんのように3Aを武器としないと日本女子が世界選手権や五輪でメダルを取るのは難しいでしょうね。


●国際的にメディアでは男子シングルが「真打ち」扱いになりつつある。
その証拠に、全日本フィギュアやグランプリシリーズで以前は女子シングルが最終日程になってたものが今は男子シングルに替っています。※

※読者からご指摘があり、全日本フィギュアは今も女子フリーが最終日程でした。
私の勘違いでしたm(__)m

男子の方がエキサイティングでバラエティにも富んでいるからでしょう。個性的な選手も男子の方が目立つようです。ファンの目も男子の方に集まっているようですね。フィギュア人気は男子の時代です。

長年、女子優位の時代が続きましたので、男子優位の時代が来ても不思議ではない。

女子は北米か日本の中から、浅田選手、ミシェル・クワンさん、サーシャ・コーエンさんのように実力がトップクラスでなおかつ多くの人から愛されるようなキャラクターが登場しないとダメでしょうね。フィンランドのキーラ・コルピさんのような美人が4回転ジャンプを成功させて世界選手権で優勝すれば大人気になるでしょう。

ロシア女子では人気はあまり出ないです。何故でしょうね?
言葉の壁、メディアの扱い方の違い、西側諸国に根強い「旧ソ連」アレルギー?


うかつにも今頃知りましたが。。。
●元世界選手権ペア代表・藤森美恵子さんが死去/フィギュア:2月15日付・サンスポより。

(引用開始)…藤森美恵子さん(ふじもり・みえこ=元フィギュアスケート国際審判員、世界選手権ペア代表)が14日午後0時43分、脳梗塞のため神奈川県藤沢市の病院で死去、77歳。東京都出身。葬儀・告別式は18日午前11時半から神奈川県藤沢市鵠沼石上1の1の17、カトリック藤沢教会で。喪主は夫、光三(みつぞう)氏。

現役時代はペアの選手として全日本選手権で2度優勝、1962年世界選手権出場。引退後は国際スケート連盟の国際審判員として活躍した…(引用終わり)。

バンクーバー五輪の頃まではしばしば藤森ジャッジの解説を拝見していましたが。。。

こちらの記事で藤森さんのコメントに触れたことがあります。
http://poppy445.blog.fc2.com/blog-entry-379.html

このようにキム・ヨナさんの「ボンド・ガール」を称賛した為、
狂的な浅田ファンからの見当違いな非難を浴びました。

ご冥福をお祈りします。



2017.03.08 | | コメント(8) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連



スポーツ、政治、テレビ、文学等、徒然にアレコレ;愚見を少々




●森友学園への国有地「払い下げ」の件。
自民党議員による便宜があったのでは?徹底的に調査すべきでは?等の野党からの追求に対し、安倍首相は、「無いことを証明するのは不可能。それは悪魔の証明だ」と答弁したようです。

が、待てよ。
確か、安倍首相はイラク戦争について、
「イラク戦争は大量破壊兵器が無いと証明出来なかったイラクが悪いといことは申し上げておきたい」
と答弁しませんでしたか?(・・;)


●村上春樹の小説について、タレントの太田光が「カッコつけてんじゃねえよ!」とボロクソに言ったとか。
痛快!実は、私も全く同じことを思っていました!
私は、「海辺のカフカ」「1Q84」「ノルウェイの森」を読んでみましたが、文章のタッチや内容に、「カッコつけ屋」「気障ったらしさ」が鼻につきました。また、登場する女性が概して「お股がユルイ系」と来ている。作者はオーラルセックスが好きらしい。逆に「それが良い」と言う読者もいるのでしょう。

一部の女性にとっては村上春樹はモードでもあるのでしょう。昔、一部の女性にとって世界文学やボーヴォワールを読むのがモードであったように。要するに流行りと好みだ。

村上春樹はアメリカ文学とクラシック音楽とジャズが大好き。それゆえ、露骨で偏愛的セックス描写があっても、欧米的スパイスが効いている点が女性人気に繋がるのではないでしょうか?

私の評価は中の中レベル。そこそこ楽しめます。読んで損は無いです。
もしも、トルストイやロマン・ロランやシェークスピアや夏目漱石が読めなくなったら私は酷く悲しむでしょう。しかし、村上春樹の小説が読めなくなったとしても悲しいとは思いません。そんな程度です。

私は村上春樹がノーベル文学賞候補だとするならば、東野圭吾も五木寛之も北方謙三も筒井康隆もノーベル文学賞候補になっていいじゃない?という意見です。文学的クオリティに差があるかしら?石原慎太郎や曽野綾子だって政治的見解はアレですが、小説の方はなかなかのものであり、候補になっても良いと思います。

そもそも、私はノーベル賞そのものをナンセンスと思っています。
世界が認めた文豪トルストイを、「危険思想の持ち主」とみなし受賞させなかった時点で既に終わっています。


●スピードスケート女子・小平奈緒選手の快挙!
素晴らしいなあ。小柄なのに、凄いスピードとパワー。しかも知的です。世界距離別、世界スプリント等、次々に記録を樹立しています!スピード勝負において、小柄な日本人スケーターが大柄な欧米人スケーター達を抑えて勝つというのはやはり痛快ですね。彼女は30才ですか!スピードスケートの世界は選手寿命の伸びが目立ちますね。

平昌五輪シーズンもこの調子で行けるといいなあ。。。

●スキージャンプ女子・高梨沙羅選手はメンタルが弱い?
いえ、むしろ、世界選手権で2連覇(ソチ五輪も金メダル)したドイツのカリーナ・フォークト選手の勝負強さを感じました。彼女は実力者ではあるけども、今季のワールドカップでは一度も優勝していなかったんです。ワールドカップ総合優勝と一発勝負の世界選手権優勝と、どちらの方が「真の王者」に相応しいのかは微妙なところですね。

そういえば、スキーモーグル女子の里谷多英さんも一発勝負に強かった。上村愛子さんはあれだけの実力者だったのに、とうとう五輪のメダルに届かなかったですね。

不思議だ。


●WBC強化試合 | World Baseball Classic(ワールドベースボールクラシック)
小久保監督では権威が無さそうだし、大谷選手が降りた時点で戦力の大低下は避けられず、私は見る意欲を失くしています。そもそも、アメリカメジャーが儲かるだけで、しかもアメリカメジャーが本気で取り組まないWBCなんか、廃止した方が良いです。日本の選手達も心から喜んで参加しているのか極めて疑問。むしろ気の毒。

野球競技というのは一発勝負で決めるものではないです。最低でも5試合制で決めるもの。日程的に無理でしょうけど。だから止した方がいいのです。

一発勝負で日本が台湾や韓国チームにボロ負けする姿は見たくない。


●豊洲移転問題での石原元知事の記者会見。
石原氏は自分だけに責任がある訳ではなく、都の担当局や都議会にもあるとした。また、部下や専門家に任せた上で追認をしただけだと、事実上は自分の責任を回避した。さらには返す刀で、築地市場の移転延期を判断した小池知事の対応に、「混迷させた責任は小池都知事にある」と批判。

これに対し、小池都知事は「石原さんらしくない」とコメント。

へえ~!私は逆に、「石原さんらしい」と思いましたけどね。

ところで、石原氏は暴言や不適切発言を繰り返した人ですが、小池氏を「大年増の厚化粧」と罵倒したのが祟りましたね。これは小池都知事に深い恨みを植え付けました。「女の恨みの恐ろしさ」を甘く見たな。

今でこそ石原元知事に対する批判が多いが、過去、東京都民は圧倒的に石原氏を支持していたのだ。これを以てしても東京都民の政治感覚が劣悪・低レベルなことは明瞭です。恥ずかしい。


●テレビドラマはどれも下らない、面白くない。
見るとすれば夕食時、晩御飯時のついでに。例外は今野敏原作の警察ドラマとNHKの時代劇くらいか。で、今季の大河ドラマ「女城主・井伊直虎」ですが、今のところ、あまり面白くない。でもまあ、日曜の夕食時なので、「ダーウィンが来た」(これは面白い)に続いてつい見てしまいます。

小名の井伊家内の狭い域での出来事ばかりが演じられるので大河ドラマのスケール感が無く、ホームドラマになっています。そもそも、女性の作家や脚本家が作るものは歴史ものであっても、「主婦連の井戸端会議や卓袱台を囲んだホームドラマ」になってしまう傾向があります。「北条政子」のような歴史小説を得意とする永井路子が良い例です。要は「女のおしゃべり」を聞かされるのだ。それも、現代の女性のおしゃべりと同じものを。男が登場しても座ったまま女のおしゃべりをする。それゆえ、ダイナミックさや重厚感、そしてスケール感のどれもが欠けるのです。

柴崎コウ演じる次郎法師は、民放ドラマの「信長協奏曲」で演じた(信長の正室の)帰蝶役の口調と同じになっています。彼女の声質もあるが、軽いのだ。美形ですけでどね。大大名に翻弄されながら生き残りゲームを必死に戦う緊迫感が十分に発揮されていないと思います。これからどうなるか分かりませんが。

ともあれ、忌々しいCMによって中断されることの無いNHKのドラマは見やすいです。

☆追記
3月5日放映の「直虎」でようやく戦国ドラマらしい桶狭間の戦いのシーンがあったのですが、驚くなかれ!徳川家康は登場しても、織田信長は登場しないし、今川義元の最期のシーンも無し。戦いのシーンも短かく、井伊家の関わった戦闘だけ。いくら井伊家中心のドラマであっても、肩透かしもいいところ。呆れた。


●犬をやめて猫を飼う人が増えているとか。
NHKで放映している「世界ネコ歩き」が影響しているのかな?
私の近所でもネコの姿が目に付くようになりました。飼い猫だけではなくノラもいるようです。夜中になると、「ミャーオ、ギャーオ!」とウルサイ時があって困る。

「ネコ歩き」は、ただ猫の姿を映しているだけの、どうってことも無い番組ですね。ところが不思議なことに、見始めると30分でも1時間でも飽きないのです。日頃、最低限の生活レベルを確保すべく、ライバル社員を蹴落としてでも「パンや米を奪う」が如き競争社会に生きている都会人の私には、この番組のゆっくりと流れる時間が心地良いのです。

猫は確かに可愛い。飼いたくなる気持ちも分かる。
私は犬も猫も飼う気はありませんが、飼うとしたら小鳥です。
それも一番平凡な十姉妹あたりがいい。
オスの鳴き声がショボくてちっとも美しくないが、これがむしろ良い。※
これなら、仮に死なれても私の受ける精神的打撃は少ないだろうと思うからです。
※→これです


●女性会員を認めないゴルフ場の件。
ゴルフ発祥の国であるイギリスにも女性会員を認めないゴルフ場があるそうです。
前にも書きましたが、私はゴルフというのは罪悪であり、この世から消えて欲しいスポーツと思っています。私がゴルフから連想するのは何か?

①自然破壊の象徴
②政治家と企業家の汚れた談合の場
③成り上がり金満家のニヤけた悪趣味の場
④エコノミックアニマル病患者の休日出勤の場
⑤お金持ちに憧れる俗物達のマスターベーションの場

というものだ。
むろん、私の偏見もあるかもしれませんが、あながち間違いではないでしょう?

かつて私の父はボーナスのほとんどをゴルフ用具に注ぎ込み、母を泣かせたことがあります。家族を放って、毎週のように日曜の早朝から仕事仲間やお得意様とゴルフに出かける父を私は軽蔑していました。
(父親に対する感謝と軽蔑は、両立するものです)

それゆえ、私にとっては、どんなに尊敬出来る人でもゴルフをやっている時は軽蔑の対象です。女性差別?ゴルフなら当然のようにあるでしょう。ことほど左様に愚劣なスポーツだ。そして、こんな競技を五輪に復活させた五輪委員会の頭脳も汚れた金に毒されているのでしょう。五輪委員曰く、「女性を差別するゴルフ場は五輪にふさわしくない」だと?このオンタンチン!ゴルフそのものが五輪にふさわしくないんだよ!!
私は五輪そのものを、「止めてしまえ!」と思っているので、もう、どうでもいいよ。


●「報道の自由度」の件。
高市氏の電波停止言及「報道の自由懸念」 米人権報告書:日本経済新聞(2017/3/4)
過労死問題も「karoshi」と記載

 (引用開始)…【ワシントン=芦塚智子】米国務省は3日、世界各国の人権状況に関する2016年版の年次報告書を発表した。日本については「報道の自由に関する懸念がある」と指摘。高市早苗総務相が16年2月、放送局が政治的な公平性に欠ける放送を繰り返した場合、電波停止を命じる可能性について言及したことを一例として挙げている。
 報告書は、日本では政府が概して言論や報道の自由を尊重しているとしたうえで「批判的で独立したメディアに対する政府の圧力の増加について、懸念を生じさせる出来事があった」と記述。主要な新聞や放送局を含む報道関係者から、政府が間接的に自己検閲を促していると懸念する声が出ているとも指摘した。
 電通社員の自殺で関心が高まった過労死問題についても「karoshi」と日本語を使って記載。日本政府が「過労死等防止対策白書」を初めて公表したことにも触れた。
 中国に関しては「市民的・政治的権利の主張などに関わる組織、個人への抑圧と弾圧が引き続き過酷」と批判した。北朝鮮の人権状況についても昨年に続き非難した。
 同報告書の発表では例年、国務長官や同省幹部が記者会見を開いていたが、今回はティラーソン長官は会見せず、メディア向けの電話ブリーフィングだけだった…(引用終わり)。


嗚呼!「アメリカ様」にも言われている。

高市早苗総務相のコメントが聞きたいものです。

日本の主要メディアは米人権報告書の指摘を「黙殺」するのでしょうか?
多くの日本人は「米人権報告書は大袈裟だ」と思うのでしょうか?
それとも、報道の自由に対し、日本人は鈍感になっているのでしょうか?

40年ほど前でしょうか、当時、日本ペンクラブの会長をしていた小説家の石川達三は、「譲れる自由と譲れない自由がある」と表明し、ペンクラブ内や各方面から批判されたという。しかし、今の日本人なら「エッ?石川達三の言っていること、ごく常識的じゃないの?」と思うのでしょうか?




2017.03.04 | | コメント(21) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



「森友学園問題」は安倍政権への痛打となるか?




●森友学園(籠池氏)に関する「国有地払い下げ」の件。

政治家が国の土地や所有物を特定の民間に「タダ同然」に「くれてやる」事件は明治時代にしばしばあったようですが、21世紀の現代でもまだまだこうした問題は「健在」なようです。

森友学園の件も、自民党の有力政治家による関与があったと見るのが妥当でしょうね。
(小心な)役人には出来ないこと。

狡猾な手段で法の網を潜り抜けようとする自民党有力政治家の汚職が判明するでしょうか?


●これが素晴らしい幼児教育?

①幼児に「教育勅語」を日常的に唱和させる
②運動会で「安倍首相がんばれ」「安保法制、国会通過よかったです」と宣誓させる

安倍首相と昭恵氏は、こうした森友学園の「教育方針」を「素晴らしい」と絶賛しているのです。
(まあ、そりゃそうだ。安倍首相を「将軍様」の如く讃え応援してくれるんだから)

安倍政権はことあるごとに、学校やメディアに対し盛んに「偏向教育、偏向報道はいけません!」と言っていませんでしたか?「中立を!」と圧力をかけていませんでしたか?

しかし、安倍首相や自民党政治家にとっては、森友学園の教育は「偏向していない」ようです。

共産党の小池議員は、「これが教育・躾と言えますか?幼児虐待では?」と発言したそうですが、私も同感です。アナクロニズムというか、カルトというか、気持ち悪くて恐ろしいです。

それにしても、森友学園の教育方針は、「教育基本法」に反しないのでしょうか?

もしもこれが通用するのであれば、カルト集団が幼稚園を設立してカルト教育するのも自由、左翼集団が幼児に「共産党宣言」を日常的に唱和させ、「天皇制打倒!今こそ革命を!」と宣誓させるのも自由です。


●右傾化日本を象徴する出来事。

アパホテルの件も森友学園の件も「日本ってスゴイ!本」の氾濫も、「安倍政権時代」に乗じたウヨ連中が勢いづき、肩で風を切って闊歩している風潮を良く示していると思います。


●安倍政権に痛打を与える絶好の機会に!

「特定機密保護法」に続き、テロ対策を名目とした「共謀罪法案」を成立させようとしている安倍政権。私は安倍政権の危険性を何度も書いていますが、国家の暴走を非常に懸念しています。

国家が憲兵隊や特高警察を使って言論弾圧をしていたのは、つい70年ほど前の話です。日本はいつその時代に逆戻りするか分かりません。

国民が油断し気を許せば、すぐにその権利と自由を奪おうとする…それが権力者・支配者というものです。それは一気に起きるのではなく、知らないうちにヒタヒタと徐々に進行し、国民の自由や人権を侵していくのです。しかも、戦前がそうであったように、国家の暴走の片棒を担いでいたのは主要メディアなのです。

主要メディアの幹部が安倍首相からの「晩餐会の招待」に嬉々として応じる時代。良く飼い慣らされているようです。先進国中、報道の自由度が最も低いと評価された日本のメディア。不名誉なことだ。

しかも、日本の主要メディアも少なからぬ日本国民もそれを何とも思わないようです。まあ、自分の身にマイナスが起きない限り、人は無関心、他人事でいられる性質を持っていますからね。※1

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安倍政権下において、「民主的」であることが軽んじられる時代になりつつあるとするならば、何としても歯止めをかける必要があると思います。

今回の「森友学園」問題は、傲慢でやりたい放題化している安倍政権※2への強烈な痛手になる可能性があります。大阪維新を除く野党の奮闘に期待します。


※1
一度、民事でも刑事でも裁判沙汰を本格的に経験すると、自分達の日常生活が如何に法律で雁字搦めにされているかを痛感します。法律の恐さを知ります。しかし、こうした経験の無い人にはピンと来ないでしょうね。

※2
かつて、自民党は選挙で議席数を大きく減らす度に、「国民からお灸をすえられた」「お叱りを頂いたと反省しています」と、「殊勝?」な態度を示していましたが、全部嘘っぱち。


私は必ずしも民進党や共産党に政権を担って欲しい、自民党政権打倒を願っているわけではありません。しかし、もっと野党勢力が増えた方が良いと思っています。以前は自民党が圧勝すると、次は野党が議席を伸ばし「保革伯仲」に戻すバランス感覚が国民にあったと思いますが、最近は怪しくなっています。小選挙区制の問題もあります。

これも主要メディアの責任が重大と思いますが、かつて自民党の福田康夫政権や民主党政権の時に、「ねじれ国会」「決められない政治」と、主要メディアは盛んに批判をしていました。

しかし、現在のように与党が圧倒的多数を占め、国民の生活や国の将来に重大な影響を及ぼす法案がバンバンと成立するような政治が素晴らしいと主要メディアは考えるのでしょうか?

トランプ大統領が「大統領令」を頻発して、バンバン決める政治が素晴らしいのか?

民主主義というのは手続や議論に手間暇を要する極めて面倒な政治システムと思います。しかし、それは独裁政治や君主政治の巨大な弊害に対する嫌悪と反省があってのことではなかったのでしょうか?

最近は、中国や韓国の政治やメディアの「お粗末さ」「低レベルさ」を嘲笑う日本人が少なくないようですが、嘲笑える程に日本の政治やメディアはご立派なのでしょうか?

日本人の政治意識は中国人や韓国人の政治意識よりご立派なのでしょうか?

もしかすると、「目くそ鼻くそを笑う」の類ではありませんか?(・・;)




2017.03.02 | | コメント(8) | トラックバック(0) | 政治・社会



男子フィギュアと女子フィギュアとは、もはや別物か:愚見を少々




2017年フィギュアスケート四大陸選手権を観てつくづく感じたことは、シングル競技では女子よりも男子の方が断然面白いということです。男子は格闘技の如き凄まじさです。4回転ジャンプという大砲を何本どれだけ有効に放てるかという戦いです。高橋大輔さんが言っていたように、ソチ五輪の頃までは4回転ジャンプを2本決めれば(他の要素のミスが最小限であれば)「楽勝」でした。その象徴的存在がパトリック・チャン選手です。しかし、そのチャン選手でさえフリーで2種類の4回転ジャンプを3本+3Aを2本成功させないと勝負にならない時代になりました。恐るべき変化です。

平昌五輪でのメダル争いに絡むのは、羽生選手、宇野選手、ネイサン・チェン選手、フェルナンデス選手、ボーヤン・ジン選手、チャン選手の6人くらいでしょうか?

もちろん、フィギュアスケートの魅力はそれだけに尽きるものではないことは分かっています。綺麗なスケーティングが魅力的なジョシュア・ファリス選手の復帰は嬉しいニュースです。他にも、表現者として素晴らしい演技をするジェイソン・ブラウン選手やミーシャ・ジー選手、やはり美しい滑りが魅力的なアダム・リッポン選手。最近メキメキと力をつけて来たコリヤダ選手。彼等の活躍も男子シングルの醍醐味です。

これに比べると女子はジャンプ構成に関してはドングリの背いくらべ状態で昔から変わり映えがしません。せいぜい、ジャンプの前後に繋ぎを入れたり、両手や片手を上げて加点を稼ぐことで差別化するくらいです。練習では3Aや4回転ジャンプを降りている女子選手が何人かいるのですが、本番で跳ばないところをみるとまだまだ程遠い出来なのでしょう。女子の場合はプログラムや表現の出来栄えの方で楽しむしかないのですが、やはり、体力や技術面では男子と比べ物足りなさを覚えます。スキーモーグル競技を観ると、男子と女子とでは体力も技術も大人と子供くらいの差があり、男子を観た後では女子はとても観る気分になれません。フィギュアの場合は女子ならではの柔軟性や優雅さを生かせる要素があるのでモーグル競技のようなことにはなりませんが。。。。同じフィギュアシングル競技でも、男子と女子とではかなり違うものになりつつあるように思います。

実力も個性も非常に強い選手だったキムヨナさんが引退し、女子離れしたバネのあるジャンプをしていた安藤美姫さんも引退し、芸術的なステップを見せてくれた鈴木明子さんも引退し、スーパースター浅田選手は全盛期の力を失い、ロシア勢の強さばかりが目立つようになったことも、女子フィギュアの醍醐味が減退している理由かもしれません。少なくとも私にとっては。

それにしても、私も含めファンというのは無責任で勝手なものだ。4回転ジャンプ無しで五輪や世界選手権で優勝する男子選手が出た時代には、「4回転ジャンプを跳ばなくては男じゃない」くらいのことを言っていたファンがその同じ口で今度は、「男子フィギュアはジャンプ大会みたいになり面白さが半減した」などと文句を言う。じゃあ、どうすりゃいいの?


●田村明子女史がまたしても問題のあるコラムを書いている。
優勝した三原舞衣選手の、(さほど高くは評価されていない)演技構成点について、やれ滑走順が早かったから、やれジュニアからシニアデビューしたばかりだからとか書いています。

グランプリシリーズではショートプログラムについて世界ランキングに関係無くクジ引きで滑走順が決められるようになりました。つまり、第一グループの第一滑走に世界ランキング1位の選手が滑ることもあり得るのです。この場合、第一滑走者は演技構成点で「割りを食う」ことになるのでしょうか?

「滑走順が早いと採点の上で不利」は、何ら実証の無い「都市伝説」ではないでしょうか?新採点法が施行されて十余年。滑走順で採点・評価を目減りさせるジャッジがいるでしょうか?

次に、ロシアのメドベデワ選手やソツコワ選手に象徴されるように、ジュニアからシニアデビューした選手が演技構成点で高い評価を受けることは珍しいことではありません。要は実力があればキャリアや年齢に関係なく高い評価を受ける。三原選手が演技構成点でそれほど高い評価を貰えないのは素人目にもある程度は分かるように思います。何より、三原選手本人が冷静に自己分析をしているではありませんか。

田村女史はフィギュアに詳しいライターで彼女の著書は何冊も読み大いに参考にさせてもらっています。しかし、しばしば上記のような危なっかしいことを書く。ファンをミスリードする危険があります。

荒川静香さんも、「演技構成点はシニアで実績を積めば上がる」くらいのことを言って、ファンを誤解させました。これは恐らく荒川さんの説明不足でしょう。すなわち、荒川さんは、「シニアで実績を積み、スケーティングや表現技術が進化すれば」と言わなければいけない所だったのです。ただ漫然とシニアの大会に出続ければ演技構成点が上がるというものでもないでしょう。もしもそうだとすれば、ベテラン選手達は皆誰でも非常に高い演技構成点が貰えることになります。


☆「分解もしくは結合の虚偽」という、難し~イことをチョイとばかりお話すっぺよ。
三原選手の演技構成点の評価が高くないという問題と、滑走順やシニアデビューしたばかりという問題とは別のカテゴリーなのですが、これらを一緒くたにして「結合」させてしまう「虚偽」の論理操作。まさしく「結合の虚偽」です。

ある神社に、志望校に合格したお礼の絵馬がずらりと掲げられているとします。人はそれを見てここの神社は霊験あらかたと言う。しかし、合格しなかった者はお礼の絵馬を掲げるはずはない。一見しただけ、あるいは一面を見ただけで全てを断定するのは誤りです。この場合は、「分解・分割の虚偽」です。

心の中で思うのは自由ですが、ひょっとして「思いこみ」という陥穽にハマっているかもしれないと、一歩立ち止まって吟味することは大切ですね。何かの証明や議論となれば問題になります。

まあ、偉そうに言う私も無意識のうちに「分解もしくは結合の虚偽」という論理操作をしている場合があります。しかし、これを故意にやる人間もいますね。政治家や官僚の国会答弁を見よ。




2017.02.28 | | コメント(25) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連



職場におけるアレコレ:愚見を少々




私はどちらかと言えば政治的にリベラル系や左巻き系の方々のブログやツイッターを見る方が多いのですが、ビジネスの分野に言及した書き込みを見ると、ある意味、保守系や右巻き系のものよりも「エエッ?」と感じさせるものが目につきます。理念が勝ち過ぎているのか、ビジネスの現実から遊離しているように思える書き込みが目につくのです。

●山崎雅弘氏は戦争&紛争史の研究家で、私も山崎氏の著作を読んだことがあります。「日本会議:戦前回帰への情念」(集英社新書)も大変参考になりました。

山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki
同僚が残業していても、自分の作業の進捗状況や仕事に対する価値観、体調などを考えて必要ないと思えば、残業せず堂々と定時に帰ってもいい。家庭の事情を優先してもいい。何も恥ずかしいことはない。個人として独立した思考や行動をとれない人は、国単位の問題でも同じように「付和雷同」してしまう。

どこか福沢諭吉のセリフにも聞こえます。

しかし、これはビジネスの現場に携わる私からすると、「エエッ!?」な主張です。

→「必要ないと思えば、残業せず堂々と定時に帰ってもいい」

企業における仕事というのは上司からの命令によって部下に与えられ、部下から上司への報告によって完了するものです。残業の必要があるか無いかは部下が判断することではなく上司が判断するものです。部下が決めることではありません。責任は上司にあるからです。このようなことはビジネス社会の常識です。

一般的に社員は仕事に未熟で自己評価が甘く、上司は仕事が出来て、自己評価も部下への評価も厳しい。責任の重さも違います。部下が、「残業の必要はない」と判断しても上司の判断では、「残業して今日中に終わらせなければならない仕事」となるケースの方が多いのです。

もちろん、残業は依頼事項であり、部下に強制は出来ません。部下は残業依頼を断る権利があります。しかし、残業を即座に断り、「堂々と帰る」ような社員は会社からは評価されません。このような社員に会社は重要な仕事、責任のある仕事など任せられません。ところが困ったことに、このような社員に限って、「俺の上司はやりがいのある仕事をやらせてくれない、俺を評価してくれない」と、常に不平不満があるのです。

残業するかしないかの判断を部下に任せるケースもあります。それは非常に優れた部下に限って与えられる権限です。山崎氏はたぶん優秀な社員だったのでしょう。自分を基準に考えてしまっているのかもしれません。何故なら、職場においては、「個人として独立した思考や行動をとれない人」の方が多いのです。もっと始末の悪いことに、「俺は個人として独立した思考や行動がとれる人」だと、「錯覚」している社員もいるのです。


@tawarayasotatsu
日本に英語補助教員としてやってきた日系アメリカ人女子を日本人扱いして「お茶を入れるのは当然」とか・・・本当にやめて欲しい。帰国後彼らは延々と「日本社会は祖父母に聞いていたとおりに女性を蔑視する後進的環境」にあるといった報告会をやっていて、まったく気が滅入ります。


これは情報が少ないので、いささか私の推測を入れた上でお話します。この日系アメリカ人女性がどんな労働契約を交わしているかも不明ですし。「お茶を入れるという契約はしていません」と言われたらそれまでです。しかし、上の内容からすると、契約違反を憤っているのとは違うようです。

少し感情的ですが、「日本人女子職員と私は違うのよ」と言いたげな雰囲気にいささか違和感も覚えます。私がその女性の隣にいたら、「あなた、お客様気分になっていませんか?特別扱いはしませんよ」と言いたくなるかも。

しかし、この女性が腹を立てるのにはそれなりの理由もあるのでしょう。


①男性の同僚にお茶を入れる場合
これは日本人女性だろうが日系人アメリカ人女性であろうが、ダメですね。お茶は各自めいめいが入れれば済みます。しかし、今時、男性職員が同僚の女性職員に「女性が俺達にお茶を入れるのは当然だ」などと言うでしょうか?言ったとすればこの女性の憤りに私も共感いたします。

②上司にお茶を入れる場合。
これはケースバイケースではないでしょうか?
例えば、上司が外歩きから帰社した場合に、「ああ、疲れた。お茶を入れてくれ」と女子職員に言う例は多いでしょう。これって「女性蔑視」に当たるのでしょうか?一日のたった一回のことですよ。では、持ち回り制にして「今日は男性職員が上司にお茶を入れる番」にする方法が良いのでしょうか?あるいは、「お茶は上司が自分で入れれば良い」のでしょうか?

これは職場の価値観、知恵に任せるしか手はなさそうです。
私個人の意見は、上司が一日中オフィスにいる場合に限り、朝一番のお茶だけは女性職員が入れ、それ以降は上司が自分でお茶を入れるというものです。これでしたら、「女性蔑視」には当たらないと思います。

③お客様にお茶を入れる場合。
これは100%女性が入れるべきでしょう。お客様に武骨な男性にお茶を入れさせますか?
私の知る限り、どこの職場でもお客様にお茶を入れるのは女性…それもなるべく若くて美人に…です。ここはちょっと現実的というか、微妙なのですが…年長でお世辞にも美人とは言えない女性にお茶を入れさせる経営者はいません。こんなこところで「女性蔑視だ、女性差別だ」と主張する女性職員は…その職場から去った方がいいでしょう。

「男女平等」は正しいと思いますが、仕事の上では男女それぞれ向き不向きというのもあるのではないでしょうか?男性でも悲鳴を上げそうな重いものを非力な女性に運ばせるのは如何かと思います。どこかのヤクザみたいな不穏な者が職場にやって来たら男性が対処するでしょう。女性でも対処出来る「豪傑?」もいなくはありませんが。。。逆に、お茶を入れる、接客応対する等は女性の方が向いていると思います。

これでも女性蔑視というのであれば、それは正しいとか間違いとかの次元ではなく、見解の相違、文化の相違、としか言いようが無いと私は思います。

英語補助教員、とありますから、ビジネスウーマンとは違った価値観があるのかもしれませんが。

ただし、この日系アメリカ女子のお方ですが、仮に、職場の男性が白人のアメリカ人女性には「お茶を入れて当然」という態度をとらなかった、とするならば彼女の意見に私も同意いたします。同じ「アメリカ人女性」であっても、金髪の白人女性と、アジア系orアフリカ系の女性とでは、接する態度が違う日本人男性はいると思うからです。




2017.02.03 | | コメント(33) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



国際政治研究家の三浦瑠璃さんは恐ろしい女性だ




「韓国が引き金となって日本が「核武装」を選択する可能性」:三浦瑠麗
ここです

先のアメリカ大統領選の時から、三浦瑠璃という国際政治研究者をテレビで何度も見ることがありました。いわゆる大秀才タイプです。頭脳明晰にして非常な知性の持ち主であるようですし、討論番組等で厳しいやり取りの中でも常に笑顔で冷静さを失わない姿も印象的です。私の嫌いなタイプではありません。が、彼女には、何故か、微かな恐ろしさを感じていました。恐ろしさを感じた理由が、上記の彼女のコラムで少し明確になったと思います。

このコラムを読んで、読者はどんな感想を持つのでしょう?

私の感想は何か?それは、「けッ!なに冷静にまとめているの?ムカつく!」と、「三浦瑠璃さんという人は、実に恐ろしい人だなあ、恐い女性だなあ」です。

はい、確かに良く勉強されています。日本の核武装の可能性に関して、客観的に要領よく状勢をまとめたものであり、分かり易いと言えるでしょうね。

しかし、三浦瑠璃さんのコラムには「人間不在」の寒々としたものを感じます。共感力の欠如とでも言いましょうか。人類を滅亡させ得る核兵器も彼女にとっては単なる評論の対象物の一つでしかない…そんな寒さを感じるのです。なるほど、専門家としてはなるべく主観や情緒を除き、事実を冷静に客観的に述べるのが仕事なのかもしれません。私もそれは否定しません。しかし、三浦さんは仮に原水爆で何百万もの人間が虐殺されても、やはり冷静に顔色一つ変えず平然と、「このような状況です」と述べる人間ではないだろうか…そんな恐ろしさを私は感じるのです。

三浦さんが女性だからなおさら強く感じるのかもしれません。

「日本が核武装する時は地球の終わりがいよいよ近づく時」「日本はアメリカによる核の傘から外れる決意をした、との宣言を世界に発信しましょう。日本がアメリカの従属国から真の独立国に生まれ変わる第一歩はここからです」とか、こういうコラムを書く「国際政治の研究家」はいないのでしょうか?

※アメリカの核の傘からは外れるが、日米同盟は残す。
つまり、いざ有事となった時、自衛隊はアメリカ軍の司令官の指揮下には入らない。共同で動くが自衛隊はあくまで日本の司令官が指揮をとる、ということ。


片や、同じ女性でも、稲田朋美防衛相は、「神武天皇の偉業に立ち戻り」と語り、三原じゅん子議員は、「ご紹介したいのが、日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇(はっこういちう)であります」「日本は君民一体のお国柄」と、国会の場で堂々と語っています。

もちろん、私からすれば、アホくさ!ガハハハ!と笑ってしまいますが、彼女達からは三浦さんに感じたような「恐ろしさ」をあまり感じません。何故か?
それは、こちらのお二人には三浦さんほどの明晰な頭脳と知性の高さを感じないから。鋭い質問攻めに立ち往生したり、男性政治家に負けまいと突っ張ったりと、どこか隙だらけで憎めない女性たちです。

「非常に頭の良い人間」は恐いです。諸刃の刃です。何故なら、人間を簡単に大量殺傷する悪魔の兵器も、「非常に頭の良い人間たち」が発明したものだからです。


●おまけ
橋下徹@t_ishin
…(トランプ大統領)案の上中身のないトンラプ氏の演説。でも素直。口よりも行動重視の政治家の演説の特徴。就任式でこれからスタートなんだから、こんなところで格調ばかり高い小難しい演説をやっても無意味。かっこつけ口だけ政治家は演説の格調ばかり気にする。トランプ氏は行動重視…。

こちらは、「俺くらい頭の良い人間は日本にはいない」と思いこんでいる人間のピエロ的喜劇を見るようです。恐くはありませんが、極めて不愉快でしかありません。

トランプ大統領にかこつけて、「俺様こそトランプ氏と同じくらい偉いんだ!」と自画自賛しているのがミエミエですね。この手の人間は私が予言したように、もう二度と「英雄」になることはありません。




2017.01.29 | | コメント(11) | トラックバック(0) | 政治・社会



2017年フィギュアスケート欧州選手権:メドベデワ選手の残念な行為




2017年フィギュアスケート欧州選手権:リザルト
ここです

女子シングル総合結果
1位 メドベデワ 229.71点
2位 ポゴリラヤ 211.39
3位 コストナー 210.52
4位 ソツコワ 192.52
5位 ルカヴァリエ 188.10
6位 ラジコワ 179.70

表彰台には至りませんでしたが、5位のルカヴァリエ選手や6位のラジコワ(ライチョヴァーとも表記)選手の著しい進化には目を見張るものがありました。

ラジコワ選手は3Lz-2Lo(基礎点6.8点)という、今ではあまり見られなくなったコンビネーションジャンプが持ち味です。セカンドジャンプに2Tを入れるケースが多いのですが、2Loは結構難しいようですね。アメリカのゴールド選手のような一流スケーターでも2Loを苦手とする例があるくらいですから。

また、ラジコワ選手はスピンの軸の安定と回転速度の速さ、ステップにおける表現技術に今まで以上の進化が見られ、押しも押されぬトップスケーターの仲間入りを果たした感があります。

ルカヴァリエ選手はもともと身体能力が高いようで、とてもキレの良い動きをしていたスケーターですがジャンプにやや難があったと思います。しかし、難しい3Lz-3Tをマスターした模様でショートもフリーもほぼ完璧に決めました。動画を見ると明瞭ですが、彼女の弱点はレイバックスピンで最後のビールマンに移行してから回転速度が落ちること、ビールマン姿勢そのものがあまり美しくないことでしょう。

●コストナー選手のショートプログラム
ここです

お帰りなさい!コストナー選手!ですね。
パトリック・チャン選手がミスター・フィギュアスケーティングであれば、彼女はミス・フィギュアスケーティングです。これぞ、フィギュアスケートの醍醐味、これぞフィギュアスケート本来の姿、とでも言いましょうか。彼女の長い脚から繰り出される片足走法でのひと蹴りの距離!グイーンと伸びる滑りは心地よいです。フリーレッグの線も絵に描いたように美しく、滑りの理にかなっているのでしょうね。

素人目にはメドベデワ選手よりコストナー選手のスケートスキルの方が上だと思うのですが、何故かメドベデワ選手の方が演技構成点5項目の全てで上回っているのです。ここが、私がフィギュアスケートという採点競技を観戦する上で常に壁となって立ちはだかる点です。

このモヤモヤ感の原因は、

①専門家による説明が無いこと。
②ジャッジの価値観&判断は素人の私にはなかなか理解出来ない「何か」があるのだろうという悔しさと無念さ。
③「採点競技とはこういうものだ」と割り切れない私の往生際の悪さ。
④エレメンツの質を評価するGOEはある程度は理解出来ても、演技の質を評価するPCSは調べれば調べる程ますます謎が深まるという、「蟻地獄状態」にあること。

逆に、これがフィギュアスケートに限らず採点競技の面白さ、興味の尽きない点でもありますが。

解説の中庭さんはメドベデワ選手を評して、「非の打ちどころの無いスケーター」と何度も言っていましたね。また、「クロスで滑る所が無く、常にステップ・ターンを踏みながら加速して行くので高い評価が得られる」とも言っていました。

この辺りがメドベデワ選手の高評価の謎を解くヒントなのかもしれません。

もちろん、彼女の演技は非常に上手い!強い!と私も思います。


●ルカヴァリエ選手のフリースケーティング
ここです

びっくりです!(@_@;)。
演技半ばで、歌舞伎のような衣服の早変わりという演出!
実に鮮やか!さすが、オシャレの大国、フランスならではの演出か!?
アイスショーでは普通に見られることですが、競技では私は初めてです。
単に衣装が変わるのではなく、音楽も変わりますので必然性があります。

最初に彼女の衣装を見た時、「あれ?ルカヴァリエ選手ってこんなにオッパイが大きかったっけ?」という感想でした。胸元が大きく膨らんでいるのですが、どこか不自然さも感じました。もちろん、そのグラマーな体型に私はかすかな嫉妬と劣等感を覚えながら見ていたのですが(・・;)。

なるほど!変身後の衣装の胸元を見て、納得しました(^^ゞ


☆欧州選手権で3位表彰台と、ロシア勢による独占を阻んだ29才のコストナー選手の活躍は、26才の浅田選手へのエールにもなるのではないでしょうか?

●男子シングル総合結果
1位 フェルナンデス 294.84点
2位 コフトゥン 266.80
3位 コリヤダ 250.18
4位 ヘンドリックス 242.56
5位 ビチェンコ 239.24


☆男子シングルですが、Jスポの解説はテクニカルスペシャリストの岡崎真さんでした。スピンでは種類や回転数をコールしてくれますし、ステップではターン一つ一つをコールしてくれるだけではなく、「今のループターンは回りきらなかったようです、ブラケットターンのエッジがやや曖昧だったかもしれません」等、問題点も指摘してくれますので、聞き応えがありました。元スケーターによる解説よりもずっと良いと思いました。私は民放でもジャッジやテクニカルスペシャリストを、せめてゲスト解説に招いて欲しいと思います。


男子は4位に入ったベルギーのヘンドリックス選手の演技…静と動を織り込んだプログラム…が印象的でした。4回転ジャンプこそありませんが情感のこもった演技は魅力的です。

コフトゥン選手がようやく…長かった不調…自信を取り戻したようです。演技修了直後にホッとした表情を見せていたのが実に印象的でした。世界選手権は出られるのかな?

フェルナンデス選手は優勝はしましたが、ミスを連発して本人比であまり良く無かったですね。世界選手権でどこまでブラッシュアップして来るのか注目します。

男子は欧州選手権よりも全米選手権の方が楽しかったなあ。。。どうしてかな。


☆メドベデワ選手がフリーでコンビネーションジャンプを4回も実施、なおかつ3Tを3回跳んだ件を私は非常に残念に思います。また、不愉快でもあります。

これはほぼ間違いなく故意です。
コンビネーションジャンプの跳び過ぎ(3回までの制約に反する)や、同一3回転ジャンプの跳び過ぎ(2回までの制約に反する)は、予定していたジャンプが跳べなかった為に後で追加しようとしてカウントを誤るケースがほとんどです。メドベデワ選手は演技冒頭から予定通りにジャンプを成功させていましたので、最後のジャンプは単独の2Aを跳んで終えなければならなかったのです。それを2A-3Tとしたのです。どう見ても故意です。

この為、3回目の3Tはノーカウントになり、2Aは基礎点の70%に下げられました。それでも2位に大差をつけての優勝でしたので、彼女には「安全に勝てる」との確信があったのでしょう。それで故意にルールに反するジャンプを跳んだものと思います。どうやら彼女は先のロシア選手権で故意に実施したように、ひとつ前の3S-3Tを3S-3T-3Tの3連続3回転のコンビネーション(これも3Tの跳び過ぎになります)にするつもりだったようです。それが出来なかったので最後の2Aに3Tをつけたようです。

国内選手権はともかく、欧州選手権のような伝統ある大きな国際大会でこのようなルール違反を故意に行うメドベデワ選手を私はとうてい支持出来ません。残念に思います。

彼女が強くて上手いのは分かりますが、少々傲慢ではないでしょうか?また、神聖な大会を汚すような行為ではないでしょうか?他の選手達にも失礼であり、恥ずべき行為と思います。ISUは彼女に対し、何らかの措置を取るべきではないでしょうか?さもなければ彼女は次の世界選手権でも同じ行為に及ぶ可能性があります。



2017.01.29 | | コメント(24) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



2017年全米フィギュアスケート選手権(完)




●2017年全米フィギュアスケート選手権:滑走順&リザルト
ここです

回転不足判定が甘い感じの女子シングルのショートプログラム。
キャロライン・ザン選手の復帰は素晴らしいと思います。ただ、3Lo-3Loのコンボはセカンドは回転不足と思います。これがオッケーであれば、松田選手のは皆オッケーですよ。まあ、国内選手権ですからどうでもいいと言えばどうでもいいのですが。逆に言えば、3-3コンボにおいて、セカンドの3Loはこれくらいはオッケーにせよ、さもないとこの技術が途絶えていまうぞ、といったアピールの意味があったのかな?裏読みし過ぎですね^^;

女子シングル:ショートプログラム結果
1位 カレン・チェン 72.82点
2位 長洲未来 71.95
3位 アシュリー・ワグナー 70.94
4位 テッサ・ホン 65.02
5位 グレイシー・ゴールド 64.85
6位 マライア・ベル 63.33

●カレン・チェン選手のショートプログラム
ここです

チェン選手の才能が発揮されたクリーンな演技。彼女の冒頭の3Lz-3Tは最初のルッツが見事なまでに高さがある為、ランディングからセカンドジャンプのタイミングを取るのが難しいようで、しばしば回転不足になりましたが、今回は何とか成功と認められました。スピンは軸が安定して回転速度が速く見事なもの。フリーレッグが高々と上がるスパイラルも美しいです。まだ音楽表現という点では物足りないですが、若いのですからこれからこれから。


●マライア・ベル選手のショートプログラム
ここです

逆にこちらはコンビネーションジャンプで転倒ミスがありましたが、プログラムの完成度や音楽表現の豊かさという点ではベル選手の演技は魅力一杯でした。ショートプログラム「シカゴ」は彼女の魅力を開花させた傑作ですね。振り付けはロヒーン・ワードさん。はい、この方です。亡くなった歌手のプリンスみたいな人。
ダウンロードqqe

●グレイシー・ゴールド選手のショートプログラム
ここです

以前、無良選手もやりましたが、スタート位置とポーズを間違えたゴールド選手。こんなに顔が強張っているゴールド選手を見るのは初めてです。無理も有りません。今シーズンはルッツとフリップが壊滅状態。絶不調。どのトップスケーターにもこういう時期はあるようですが。アメリカ女子の世界選手権の出場枠は3つです。が、グランプリシリーズのような演技では出場も危うい状態だったのですから。

冒頭のコンビネーションは何とか決めましたが、次の3フリップは2回転に(-_-;)。
それでも、ローリー・ニコルさん振り付けの「Assassin's Tango」はカッコいいです。
昨年、逆転優勝した時のようなフリーを演じれば3位以内に入る可能性はあります。

4位の14才の若手、テッサ・ホン選手も才能に恵まれたスケーターのようです。音楽表現は既に14才を超えています。腕や上半身を音楽に合わせ、上手く間を作る力もあるようです。彼女はギリギリ平昌五輪に間に合う年齢とのこと。注目すべき選手かもしれません。

2位の長洲選手。好調なようです。で、期待はフリーでの3A挑戦です。最近の練習では高さのあるゴージャスな3Aを決めているのです。是非、試合で成功するのを見たいです。

☆長洲選手の3A
ここです

いやあ~!お見事!これはゴージャスなトリプルアクセルです。
十分に本番で跳べるレベルではないでしょうか?

●男子シングル:ショートプログラム結果
ただただ、ネイサン・チェン選手に尽きます。106点台の圧倒的な演技。
ここです

左上の得点表示に注目。演技修了時点で技術点が62点台!唖然。。。
4Lz-3Tは最初の4Lzとセカンドの3Tのランディングがやや乱れていますが、そんなことはどうでもいいって感じです。次に4Fをあっけなく決めてしまいます。恐ろしい選手です(@_@;)

Jスポで解説していた岡部由起子さんが、「フリーレッグの使い方が美しい」と称賛していましたが、チェン選手のステップシークエンスにおけるフリーレッグの見事な動きに注目して下さい。彼は単に滑って跳んで、だけのスケーターではないことが分かりますね。身体のラインも美しいです。強いて一つだけ注文があるとすればスピンかな。キャメル姿勢の時、最初の一回転でフリーレッグが少し下がってしまうことかしら。

☆ロス・マイナー選手が久々にクリーンな演技で2位につけました。4回転ジャンプこそありませんでしたが、完成度の高い演技で観客を魅了。リッポン選手は欠場。ジェイソン・ブラウン選手もマックス・アーロン選手もジャンプが不調。マイナー選手にとっては4年ぶりの世界選手権出場のチャンスです。

●女子総合結果
1位 カレン・チェン 214.22点
2位 アシュリー・ワグナー 211.78
3位 マライア・ベル 197.92
4位 長洲未来 194.90
5位 キャロライン・ザン 182.82
6位 グレイシー・ゴールド 179.62

もう、演技構成点の出方が私には「???」状態。いくら国内選手権とはいえ、国際大会の水準から乖離した高評価を出していいものかしら?カナダやロシアも似たようなものですが。

その点、全日本選手権のジャッジングは概ね交際大会並みの水準ですよね。これはルールや秩序をきちんと守ろうとする日本の美点でしょうか?それとも、フィギュアスケートという欧米の文化に対する日本の卑屈なまでの従順さや自己主張の無さなのでしょうか?

上位選手達に同じような高い評価を出すものだから、技術点でミスの少ない選手がそのまま順位が上がる分かり易い展開ではありました。

で、最もミスの少なかったチェン選手が見事に初優勝を果たしました。おめでとう!
男女共、「チェン一族?」が初優勝することになりそうですね。

長洲選手は3ルッツの転倒で少しリズムを崩したのか、あるいは、硬くなっていたのか、ミスが複数出て総合順位は4位に。つまりは世界選手権の出場を逃してしまう結果になりました。キス&クライでガックリとうな垂れる彼女の姿は見ている方も辛いものでした。悔しかっただろうな。。。二度目の優勝のチャンスでしたからね。

ワグナー選手のフリープログラム「エクソジェネシス」は素敵ですね。彼女は腕の使い方、肩の使い方、背中の使い方、表情の作り方が巧みで堂に入っています。余りに巧みで演技派過ぎて時には嫌になるくらいですが、このフリーはそうしたワグナー選手特有の「アクの強さ」がさほど無いので私には快い。

マライア・ベル選手が6位から3位に上げました。「エデンの東」も音楽に合わせたジャンプやムーブメンツが程良くセットされた好プログラム。それよりも、ベル選手の進化に驚かされます。取り立てて輝かしい程の実績の無かった選手が二十歳になってこれだけ変化を見せる例は、女子では珍しいことではないでしょうか?男子では遅咲きの選手はいますけどね。今季のグランプリシリーズアメリカ大会で2位に入ったのは決してマグレではありませんでした。彼女はスタイルが良いし、足首が細長いので所作が上品に見えます。

コーチは…ジェイソン・ブラウン選手のコーチでもある…あの美人のコリ・エイドからラファエル・アルトゥニアンに変えたことも良かったのでしょうか。

キャロライン選手の復活は感動的でした!怪我と手術からよくここまで戻して来たと思います。彼女の特長は柔らかな演技と滑りでしょうか。5位は素晴らしい結果ですね。


☆ワグナー選手もベル選手も、男子のネイサン・チェン選手もコーチはラファエル・アルトゥニアンか!どうりて彼が目立つと思ったよ。鼻高々だなあ。

●男子総合結果
1位 ネイサン・チェン 318.47点
2位 ヴィンセント・ジョウ 263.03
3位 ジェイソン・ブラウン 254.23
4位 グラント・ホックスタイン 248.31
5位 ロス・マイナー 240.34

4回転ジャンプを4種5本成功させたチェン選手の歴史的演技
ここです

チェン選手のジャンプ構成
4Lz-3T 4F 4T-2T-2Lo 4T 3A 4S 3Lz 3F-3T

まさに、4回転ジャンプの怪物です(@_@;)

凄過ぎて、言葉がありません。

最後に跳んだコンビネーションジャンプ以外は全てノーミスであり、きっちり回っているジャンプです。後半の4Sは予定に入っていなかったものです。解説の岡部さんもアナもびっくり仰天。

4回転ジャンプを3回転ジャンプのように軽々と跳んでしまいました。ルール上は4回転ジャンプをもう1本跳ぶことが出来ます。チェン選手なら不可能ではないでしょう。

総合得点の318点台ですが、国際大会と国内大会の違いなどもあり一概に比較できませんが、2015グランプリファイナルにおける羽生選手の330点台に次ぐハイスコアです。

年齢17才のチェン選手が今以上にジャンプ1つ1つの質をより高め、スケーティングスキルをより高めれば鬼に金棒でしょう。それだけの潜在能力があるということです。

ソチ五輪シーズンまではフリースケーティングで4回転ジャンプを1種2本成功させれば十分トップに立てる時代でした。それがいつのまにか、4回転ジャンプは最低でも2種3回から3種4回跳ばないと世界のトップには立てない時代に大変貌しました。ジェイソン・ブラウン選手のようにプログラム全体の完成度や密度の濃い表現性で高い演技構成点を得ても、4回転攻勢には全く歯が立たない時代になったのです。

チェン選手とブラウン選手の絶望的な得点差をご覧ください。

1位と2位の選手は4回転を含むジャンプに秀でています。3位から5位の選手はいずれもプログラム全体の流れや音楽表現、そしてスケーティングスキルに秀でていいます。
 
男子に関しては、演技構成点の係数、ショートでは1倍、フリーは2倍となっていますが、倍率をもっと高くする必要が出て来たのではないでしょうか?さもないと、スケーティングスキルや音楽表現に卓越するよりも、ひたすら4回転ジャンプを磨くスケーターばかりに偏ってしまう恐れがあるからです。


☆グレイシー・ゴールド選手はフランク・キャロルコーチとの師弟関係を解除することになった模様。アイスネットに記事が出ています。誰にコーチを頼むのかは不明です。



2017.01.20 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 海外選手達



一枚の写真;幕末




kenousisetuikedacc.jpg

写真の武士たちが何者であるかは、下記のサイトを参照して下さい。
ここです

●クイズです。(回答は記事の最後の方に)
問1.スフィンクスのことを当時の日本語では何と言ったか?
問2.同じく、ピラミッドは?

ヒント。漢字で表します。


●1864年(元治元年)2月28日に撮影されたこの写真、興味が尽きません。
私が最初にこの写真を見た時、言葉に出来ない程に興奮し、感動したのを覚えています。スフィンクスとピラミッドを背景に佇むサムライたちの姿…雄大にして凄い迫力です!

1866年(慶応2年)、坂本竜馬とおりょうが九州霧島の温泉に行ったのは「日本人による最初の新婚旅行」とする説があります。それならば、この写真は「日本人による最初の団体ツアー記念集合写真」と言えるでしょう。

この当時のスフィンクスは首から下が砂に埋まった状態だったと分かりますね。胴体や足が見えません。エジプトの文化遺産を前に、陣笠に帯刀姿の武士達の姿。その巨大なミスマッチとコントラストぶりは感動的です。スフィンクスの前を通った人間は無数にいたでしょうけど、サムライたちが通ったのは空前絶後です。

意外に思うことがあります。武士と言えば形式や上下の秩序にうるさいもの、との先入観が私にあります。ところが、写真を見ますと、整然と並んではおらず、一人はスフィンクスの首下に寄りかかり、一人は首横の中腹に座っています。まるで子供みたい。また、正面の武士達の中には「ポーズ?」を決めているように見える者もいれば、横を向いたり、一人だけ離れて立っていたりと、ポーズはまちまちです。陣笠を脱いで丁髷を見せている者もいます。重大な使命を帯びた池田使節団でしたが、この時はリラックスしていたのでしょうね。

この写真は、歴史の偶然が一瞬に凝結した傑作と思います。


●この後、池田使節団はフランスのマルセイユに着きます。使節団の一人が残した日記によれば、彼等はマルセイユの街の美麗広壮な様に感激し、呆れ、感極まって泣いていた者もいたそうです。中には、「どうしてこの国の有り様と我日本とではかくまで違うのであろうかと、慷慨非憤して居る」者もいたそうです。

当時の武士たちはまだ西洋の美とか芸術に影響されていなかったはずです。江戸時代までの知識人は中国を先進国として尊敬し、言葉や文化を学んでいたはずです。

それにもかかわらず、武士達が初めて西洋文明を目の当たりにして、「美麗」と形容し、感激したことに私は驚きます。美的感覚というものは国により民族により様々であり、普遍的なものではない、と思えるのですが、逆に、もしかすると日本人には西洋の文明や文化に共感出来る何かを既に持ち合わせていたのかもしれません。脱亜入欧は単なる政策によるものだけに由来するものではなく、日本人の資質に関わる何かがあったのかもしれません。



☆クイズの答え
①スフィンクス→首石、石首。巨人首。
②ピラミッド→三角山。錐形塔。

表現が単純というか即物的ですね。
池田使節が詩人を連れていたら違った表現をしたかもしれません。




2017.01.18 | | コメント(11) | トラックバック(0) | 歴史・文化



「三流の上司」にも言い分がある:愚見を少々




「部下のやる気をそぐ「三流上司の叱り方」1位は」:2017年1月16日 BizLady

(引用開始)
仕事でミスをして上司から叱られてしまったことは、誰しも経験があるはず。

社員教育のうちではありますが、あまりにも理不尽な怒られ方だと、内心では反発したくなるものですよね。

自分が悪いとわかっていても、上司の言葉にカチンときたりウンザリしたり……。思わず「なんなの……。この三流上司っ!」なんて毒づきたくなってしまう人もいるかもしれません。

このたび『BizLady』では500名を対象に、叱られたときにやる気を失った叱り方を調査してみました!

今回の記事では、同調査をもとに、三流上司が言いがちな“部下のやる気をそぐ叱り方”のワースト3をランキングでお伝えしましょう。

■ワースト3位:責任逃れもいいところ……「聞いてなかった」
「叱られたときにヤル気を失ってしまった上司の言動に当てはまるものをすべて選んでください(複数回答可)」と質問をしてみると、ワースト3位になっているのは14.6%が選んだ「“聞いてなかった”と、報告したにも関わらず責任逃れをする」です。

きちんと報告をしたのに、「そうだっけ? 俺、聞いてないよな~」なんて言いつつ責任逃れをする上司は腹が立ちますよね。

あるいは、取引先の前で「私は聞いてなかったんです」なんて堂々と言い訳をしている上司の姿を見てしまえば、「この人の下では働きたくない……」なんて思ってしまいます。

仕事はチームワークだけに、ひとりだけ責任逃れをしようとする発言にはげんなりするものです。

■ワースト2位:本心じゃなくてもウザい……「会社辞めちまえよ」
続いて、同質問に対して3位と僅差の14.8%が選びワースト2位になっているのは「“会社辞めちまえよ”など、退職を促す」というもの。

怒りに任せて「お前、やる気あんのか!? こんなことするぐらいなら、会社辞めちまえよ!」などと叱られると、いくら感情的になっていそうとはわかっていても、カチンとくるものですよね。

「会社辞めちまえよ」なんて言葉で叱れれば、退職を促されているようにも感じてしまうかもしれません。

返す言葉にも困りますし、三流上司が口にする典型的なセリフと言えそうです。

■ワースト1位:人格否定では? 「おまえ、バカか?」
そして、同質問に対して17.8%が選びワースト1位になっているのは「“おまえ、バカか?”など、頭のデキに触れてくる」というもの。

人間誰しもがミスをするものですが、あまりにも感情的に怒られるとうんざりしますよね。「おまえ、バカか?」と、ミスをした業務だけでなく人格を否定されると、「上司のほうが、よっぽどバカっぽい……」と思ってしまうかもしれません。(引用終わり)



上のコラムについて、私も基本的には賛成です。上司は部下より高い給料を貰っていますし、責任も重い。上司と部下との間で問題が発生した場合、責任の80%は上司にあります。

典型的なコミュニケーションミスである、「言った、言わない」「聞いた、聞いてない」は五分と五分ですが、上司に80%の責任があります。

上司の日頃の部下指導が足りないからだ、と言われればそれまでです。

しかし、補足したいことがあります。

私は、この「三流上司」の気持ちも良く分かるのです。

「仕事でミスをして」とありますが、人間ですから誰にでもミスはあります。上司もミスをする。

問題は、
①同じミスを何度も繰り返した場合。
②仕事に最善を尽くさず、手抜きをして初歩的なミスをした場合。
③大きなミスをしたのに、深刻さを自覚しない又は反省が見られない場合。
④自分のミスを他に責任転嫁しようとする。

このような場合、上司が怒り心頭となるのも当然です。時には「バカ!バカ野郎!」と怒鳴りたくもなるでしょう。「やる気あるのか?テメエは!」と叫びたくもなるでしょう。

難しい仕事や初めての仕事では、ベストを尽くしても力及ばずミスをすることがありますが、この場合は上司は怒ったりはしないものです。部下を萎縮させたら誰もチャレンジをしなくなります。

「叱る」というのは、どうしても相手の人格を傷つけることになります。しかし、相手が傷つかない叱責にどれだけの効果があるのだろうか?との上司側の言い分もあるのです。優しい言葉で丁寧に注意すれば部下は傷つきませんが、この部下は注意された内容をやがて忘れるでしょう。そして再び同じミスをするのです。

時には怒りを露わに示し、厳しい言葉で叱ることで部下に問題の重要性を知らしめることは上司の大切な任務です。部下は傷つくかもしれませんが、叱られたことは忘れないでしょう。

「上司にこっぴどく叱られてやる気を失くした」と文句を言う部下に対し、「甘ったれんな!会社は学校や同好会じゃないぞ!」と言いたい上司は少なくないでしょう。

確かに、「会社を辞めてしまえ!」や「バカ!」は不適切な言葉です。

しかし、部下を叱れない上司も少なくありません。部下との摩擦を恐れ、部下から嫌われるのを恐れ、部下におべっかを使い、一緒になって会社や経営者を批判する上司もいます。卑劣です。

それに比べれば、言葉は不適切でも部下を叱れる上司は決して三流ではなく、二流の上くらいはあると私は思いますけどね。私も上司から随分と酷い言葉で叱られたり、罵られたりして来た人間です。傷つきもしましたし、心が折れそうにもなりました。心の中で上司を何回殺したことか。時には反発して喧嘩になったことも(^_^;)。が、自分が少しはマトモに仕事が出来るようになったとすれば、こうした「三流上司」にもお陰を被っているのだと思っています。

上司が何も叱らなくとも部下が成長し良い仕事をするようになる例もあるでしょう。それは上司が一流か部下が一流な場合です。しかし、そのような例は極めて稀でしょう。




2017.01.16 | | コメント(12) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



韓国のフィギュア界も頑張っています:フィギュアネタ少々




●2017韓国選手権女子優勝:イム・ウンス選手(13才)のフリースケーティング
ここです

2月で14才になるようですが、五輪出場権は平昌の次ですね。

お隣の韓国の女子フィギュア界は、キムヨナさんに続く逸材が見当たりませんでしたが、パク・ソヨン選手からようやく上昇期を迎えつつあるようです。レベルが上がって来ています。

ウンス選手はジャンプもスピンもステップもバランス良く、踊り心もありそうです。身長は158㎝とやや大柄な方でキムヨナさんくらいの背丈になるかもしれません。お顔は今のところはファニー系ですが、スタイルが良い。特に脚の線が綺麗です。これはなかなか資質的には期待出来そうです。

彼女は浅田選手と似て、ジャンプの助走にチョクトーをかますのが得意のようです。チョクトーからのループジャンプは浅田選手と同じですね。スリーターンからのループジャンプは良く見ますが、チョクトーからって、割と少ないような。

パク・ソヨン選手は足を骨折して大会を欠場した模様。

動画で見る限りは、観客は結構入っているようですね。

●2016ジュニアグランプリファイナル3位:チャ・ジュンファン選手(16才)のフリースケーティング
ここです

こちらは韓国男子フィギュア界のホープです。

例の羽生選手のジュニア時代と風貌が似ている選手。公表では身長が174㎝とスタイルが良い。北米流の洗練された綺麗な滑りをします。4回転サルコウが得意なんですね。


●全米選手権ですが、アダム・リッポン選手が足を骨折して欠場とか。女子のポリーナ・エドモンズ選手も足の故障で欠場とか。西も東も怪我人が実に多いですね。うーん(-_-;)

●先日のBSフジ放映のフィギュアスケートTVによると、浅田選手は来季に向けて準備をしている模様。今のところ、引退の線は無さそうですね。引退ならとっくに発表があるでしょうし。未完に終わった感のある「リチュアルダンス」ですが、現役最後となる五輪シーズンはどんなプログラム・選曲で来るのでしょうか。私が一つだけ希望することは、選曲でラフマニノフはペケだということ。ラフマニノフと五輪との相性は良くないからです。

●読売新聞に城田憲子女史のコラムがありました。簡単に言うと、日本女子が五輪や世界選手権で(ロシア女子に)勝つ為にはトリプルアクセルや四回転ジャンプが必要不可欠であると。

私もそう思います。少なくとも、ジャンプ、スピン、ステップの技術要素においてロシア女子の方が一枚上手と思うからです。特に、スピンのクオリティには格段の差があります。

やはり、かつての伊藤みどりさんがトリプルアクセルを跳ぶことで当時優勢だった欧米の選手達と戦ったように、日本女子は再びトリプルアクセルがどうしても必要な時代になったと思います。

女子の場合はショートプログラムで4回転ジャンプは認められていないので、トリプルアクセルが跳べる方がずっと有利です。少なくない女子選手達が取り組んでいるとの情報はありますが、浅田選手以降、国際大会で決めたのはロシアのトゥクタミシェワ選手と日本の紀平選手の二人だけです。

やはり、今も女子にとっては難しいジャンプなんですね。
伊藤みどりさん、浅田選手の偉大さが分かるというものだ。

☆四回転ジャンプは安藤美姫さんのサルコウだけです。ただし、あまり決まらなかった。
安藤さん程の抜群の脚力を以てしても極めて難しいのです。

☆追記
キム・ヨナのスケート靴が韓国の文化財に!?ヨナのスケート靴をめぐり騒動
サイトはここです

何か。。。如何にも韓国らしい騒ぎだなあと。アホくさ。

●モロゾフ~!コラッ(`・o・´)۶
Jスポでロシア選手権のアイスダンスを見ていた時です。18才の女の子、ワシリーサ・ダワンコワ選手の組が登場。すると小林アナがこの女性はモロゾフコーチと結婚したと言うではないか!
下の写真の女性です。
ad310944-s.jpg

モロゾフコーチは41才かな。これって、もうほとんど「性犯罪だろう!」と揶揄したくなるわ。モロゾフにはダワンコワ選手と同じ年齢くらいの娘さんがいましたね。何を考えてんだか!
ったく、次から次へと女性に手を出しやがって!例えば、40過ぎの日本のコーチが18才の教え子の女の子と結婚(その前までは交際中)など、想像出来ますか?日本の女子スケーターは彼に指導を受けたり、振り付けを頼まない方がいいな。危ないぞ。もっとも欧米の女性は日本の女性よりも早熟なんだろうね。立派な?大人か(・・;)



2017.01.15 | | コメント(56) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連



トランプ次期大統領の本性は変わらない:追記あり




私は昨年の11月に、下記の記事をアップしました。

「トランプに対し希望的観測にすがろうとする日本・愚見を少々」
http://poppy445.blog.fc2.com/blog-entry-879.html

今のところ、私の予想通りです。

テレビに登場して来る「専門家・政治評論家・政治家」のほとんどが挙って、「トランプ氏は段々と丸くなる。選挙戦の時の過激な言説はあくまで選挙用だし、幹部からの説明や意見を聞けば分かるハズだ」くらいのことを言っています。

しかし、政治の素人に過ぎぬ私の方が適切な予想をしていて、専門家の方が誤るのは、何故か?

簡単に言いますと、人を見る目、眼力の違いですよ(^_^)/

確かに、専門家は知識を豊富に持っているでしょう。大秀才でもある。しかしながら、人を見る目は単なる知識だけでは得られないものです。下手な専門家よりも町の美容院の店長やスナックのママさんの方がよほど鋭い視点を持つことも珍しくありません。彼女達は多くの人間を知り、人間心理にも通暁しています。

これも前に書いたことですが、トランプ氏は元大阪市長の橋下某と性格が似ているのです。
人としての品性の欠如、傲慢さ、人の意見に耳を傾けようとはしない(自分こそは世で最も賢い人間と思いこんでいる)独善性。恫喝的物言い等々。

また、ツイッターなる「コミュニケーションのオモチャ」を頻繁に使用し、一方的な主張で煽る点も二人に共通しています。彼等にとって、批判は耳を傾け自省を促す機会ではなく、益々自己主張を先鋭化させる為のネタに過ぎないのです。

この二人の人相を良くご覧ください。底意地の悪そうな人相でしょう?普通ではありません。大人の人相には性格とか人間性が滲み出て来るものです。人相を見る…それはたくさんの人と会い、語り、議論し、評価をしてきた経験と反省を積めば誰にでも分かるようになる能力と言えましょう。

トランプ氏が選挙運動中に見せた言動は彼の性格、本性そのものです。それが大統領になったからと言って変わるものではありません。大統領になれば少しは変わるだろう、は、アイツも就職して社会人になれば少しは変わるだろう、と同じです。学生の時だろうが社会人の時だろうが、人間の性格は変わらないのです。少なくとも良い方向に性格が変わることは無い。もっと悪い方向に変わる可能性は大いにありますが。

今日放映されたトランプ氏の記者会見を見ても、彼の言動が選挙中のものと全く変わらないことが分かります。日本を含む他国への恫喝的言動、脅し文句の羅列。CNN記者に対するトランプ氏のケンカ腰口調。※あの悪相的表情!大統領に正式に就任してからも彼の言動は本質的に何も変わらないでしょう。


質問を拒否するトランプ氏に食い下がったCNN記者のことですが、安倍政権に飼い慣らされた日本のフニャチン記者共は彼の爪の垢でも煎じて飲むべきでしょうね。

トランプ氏が自分の娘や婿を重用する人事を行っていますが、これは独裁者的発想です。公私混同などという批判もトランプ氏には通用しません。批判には一切、耳を傾けませんので。

が、トランプ支持派と反トランプ派と、アメリカがここまで分断されるのはこれまで無かったことではないでしょうか。かなり深刻と思います。

アメリカの大女優、メリル・ストリープのトランプ批判
サイトはここです
彼女の憂慮する事態は現実化することでしょう。いや、既に現実化していますね。

日本にとって大きな影響力を持つアメリカですから、決して他人事ではありません。

ぼんぼん育ちの僕ちゃん安倍首相は海千山千のトランプ氏と対決出来るのでしょうか?

在日米軍の駐留費を日本が全額負担せよ!、対テロ戦争に自衛隊も加わり血を流せ!と、トランプ氏が恫喝して来ることは必至です。これに対し、日本は…安倍首相の好きな言葉ですが…「毅然とした対応。脅しには屈しない」を、どこまで実行出来るのでしょうか?

安倍政権は「慰安婦合意」を巡り韓国相手に「強気の毅然とした姿勢?」を示していますが、
果たしてアメリカ様には?

☆追記
江川紹子さんのコラム記事
ここです

トランプ氏から非難され質問を拒否されたCNNをFOXが擁護したと。
FOXとCNNは、産経新聞と朝日新聞くらいの違いがあるので、これは注目すべき事です。

「divide and rule」、すなわち、分割して統治せよ、それが権力側や支配者の鉄則です。
分断しておいて対立させる。そのあいだに「連帯」など、もってのほか。
トランプ氏もこうした手法を用いる。



2017.01.13 | | コメント(7) | トラックバック(0) | 政治・社会



多民族国家日本を小説から学ぶ:偏見と差別




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●李恢成(り・かいせい)著「百年の旅人たち」(新潮文庫)
朝鮮人である彼等がどうして「日本人として樺太に住み」、どうして「命からがら樺太から逃げ」、どうして「長崎の収容所に向かうのか?」、どうして「38度線の存在を知って戸惑い、悩むのか?」、「どうして不法入国者として故国へ強制送還されようとしているのか?」…この歴史を知る日本人は少ないでしょう。私もそうです。700ページに及ぶ長編であり、重い内容です。読んで感動するというよりも、忘れられようとしている又は故意に無視されようとしている歴史を知る上で貴重な大作と思います。


●船戸与一著「蝦夷地別件」(新潮文庫)
アイヌ民族の和人との4回の戦い…コシャマインの戦い(1457年)、ヘナウケの戦い(1643年)、シャクシャインの戦い(1669年)、クナシリ・メナシの戦い(1789年)とありますが、この大作は最後の「クナシリ・メナシの戦い」を描いています。これもまた「忘れられようとしている又は故意に無視されようとしている歴史」の一つと言えましょう。

アイヌの歴史は北米原住民(アメリカインディアン)とよく比較されます。すなわち、広大な土地に部族毎に分散して住み、国家を持たず、部族間の戦いもしばしばあった。文字を持たぬ民族の悲しさ…法とか契約等の手口にまんまと騙され、大和民族、イギリス系アメリカ人の侵略に脆くも敗れた弱小民族の悲劇です。

そうした中でも、勇気あるリーダーのもとで侵略者に立ち向かう者もいれば、相手側に寝返る者もいました。あるいは一匹狼的な天邪鬼?もいました。船戸与一の小説は巨編が持ち味ですが、ここでもアイヌの悲劇が淡々と抑制された筆致で、しかし雄大に描かれていて感動的です。私にとっては初めて知る戦いであり、発見が多い小説でした。読んで良かった!と心底から思えました。船戸与一の小説は巨編なので相当の覚悟が必要ですが、他にも読んでみたい作品が目白押しです。

アイヌの人々に関わる本と言えば、石森延男の「コタンの口笛」は有名であり、小中学校時代に読まれた人は少なくないでしょう。少年を主人公としつつも、「偏見と差別」の存在を少し意識させられる児童文学。

人類学者の尾本恵一氏によると、2013年の調査では北海道に住むアイヌ人は6880世帯、16786人だそうです。日本政府は長年アイヌの人々を北海道の先住民族(正確には千島列島や樺太も含む)と認めて来ませんでしたが、2008年には前年の国連宣言に賛成したことを受けて認めるに至りました。

日本には主に、大和民族、アイヌ民族、そして琉球民族がいます。

なお、山川出版社「アイヌ民族の歴史」(2015年)は、アイヌ民族の歴史や文化、そして現在における問題を知る上で私にはとても勉強になりました。

☆古代史で有名な東北の「蝦夷」については、アイヌ民族と同じなのか否かについてはハッキリはしていないらしい。平安時代初期の蝦夷の軍事指導者であり、坂上田村麻呂に敗れて処刑されたアテルイは、史料には「阿弖流爲」「阿弖利爲」とあり、アテルイ、アテリイと読まれるが、現在はアテルイで統一。この名前の響きは大和民族系のものではなく、アイヌ系を思わせます。

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●陳舜臣著「琉球の風」(講談社文庫)
琉球は1429年「第一尚氏王朝」による琉球王国の時代を迎えた。ここがアイヌ民族との大きな違いですね。しかし、1609年、薩摩の島津氏が侵攻し首里城を占領。以降、琉球王国は薩摩への貢納義務を負わされ中国(清)へも朝貢を強いられるようになった。戦国時代において、これを題材とした小説を書くのは如何にも陳舜臣らしいですね。

●大城立裕著「琉球処分」(講談社文庫)
1871年、廃藩置県制度によって琉球は鹿児島県の管轄とされ、清国との通交を断絶、明治の元号の使用等、様々な圧力を受けます。1879年「琉球処分」により首里城の明け渡しが実施され、ここに琉球王国は終焉を迎えました。これ以降、琉球民族は大和民族を中心とする日本国に従属させられ、アジア・太平洋戦争の悲劇の犠牲者となりました。

やはりアイヌの人々の例と似ていて、島津氏や明治政府の圧力に対し、①武力をもって戦おう、②潔く従おう、③ノラリクラリと時間を稼ぎながら様子をうかがおう、の三竦み状態になります。負けはしましたが明治政府を相手に8年間に及ぶ琉球の人々の「粘り腰」には感服させられます。

陳舜臣も大城立裕も静かな筆致でことさら悲劇性を強調しません。これが良い。

高良倉吉著「琉球王国(岩波新書)が参考になります。「按司」とか「聞得大君」とかの琉球独特のシステムがあり、大よその概況を把握すると歴史・小説の観賞の手助けにもなります。

日本政府は琉球民族を先住民族とは認めていません。国連の人種差別撤廃委員会は何度も日本政府に琉球・沖縄の民族を先住民族と認めるよう勧告していますが日本政府は拒否しています。それどころか、「国連の勧告は日本を分断しようとするものだ」と批判もしています。また、地元沖縄では国連の勧告に対し賛否両論あります。反対の主な理由は、「我々沖縄県民は日本人であることが先決」ということのようです。なかなか複雑なようです。

松島泰泰勝著「琉球独立宣言」(講談社文庫)はなかなか痛快です。沖縄の独立論は一つの選択肢かもしれませんが、上で触れたように「県民は日本人であることが先決」とする見解が多いようですので実現は難しいかもしれません。

☆かつて中曽根元首相の「日本は単一民族だから教育が行き届いている」(1986年)発言は内外から差別的発言との激しい批判を受けました。一部の極右を除き、今時の日本人の多くはそうは思わないまでも「偏見と差別」から完全に逃れているとは言えまい。それこそ「教育が行き届かない限り」は減ることはないでしょう。

芸能人を主に、自分が在日韓国・朝鮮人であること公表する例は珍しくないですが、何故かアイヌ人との公表をする芸能人は寡聞にして知りません。いても不思議ではないのですが。アイヌといえば…毛深くて縄文人っぽい風貌で未開人的な雰囲気…との偏見が根強いからであろうか?

【偏見と差別の定義は?愚見を少々】
私達個人の身近な生活の中では、「私は納豆は嫌い」というのも一種の偏見でしょう。何故なら大抵は食べず嫌いだからです。無知と偏見は隣同士です。しかし、あくまで個人の好き嫌いですので「偏見」は大げさに聞えましょう。しかしです。もしも私が、「日本の料理は一番美味しい」と言ったら、これは少し問題があります。明らかに偏見です。しかし、最近の日本では…特に極右の安倍政権発足から…こうした風潮が強まっていると言えましょう。
例えば下記の広告。

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最近、この手の「日本スゴイ!日本は世界一〇〇!」的な文言をあちらこちらで見かけるようになりました。これを喜ぶ日本人も少なくないのでしょう。単細胞的ですが。

「日本人の味覚は世界一繊細だと思う」…世界中の何ヶ国の人々の味覚を調べた上でこのような主張をしているのでしょうか?恐らく無いでしょう。ただ広告主の「主観・好み」を言っているに過ぎません。が、これは社会的に不適切な文言と言えましょう。これこそ「偏見」を助長する危険があります。単なる好き嫌いじゃないか、とも言っていられなくなります。

私はこのような文言を見ただけで恥ずかしくなります。

しかし問題はもっと厳しく、「偏見」だけには留まらずに容易に「差別」へと深刻化します。すなわち、「韓国人の味覚は日本人の味覚に比べ劣る」というように。

「差別」とは、国や民族や文化等の差異に価値判断を持ち込むことです。これを個人が持ち込むのも問題ですが、集団社会や国が持ち込めば国際的問題に発展します。

偏見や差別を除去するには、子供の頃からの教育が大切です。何故なら無知こそが偏見や差別の源だからです。知らない、ということ自体が罪に値する…大人の社会では珍しいことではありませんね。ビジネスの世界でも、「私が無知でした」では通用しないことが多いですね。

☆さらには、「愛国心」も容易に「差別」に繋がる観念です。
「私は日本人に生まれて良かった」→「日本人であることに誇りを感じる」
→「日本ってスゴイ!」→「日本は世界一〇〇だ」→「××国は日本より遅れ劣っている」
という非論理的な図式へと容易に飛躍するからです。

「愛国心」の功罪は一概には言えないが、私は「罪」の方が大きいと思います。



2017.01.12 | | コメント(17) | トラックバック(0) | 歴史・文化



テレビドラマ&映画のアレコレ




●NHK大河ドラマ「女城主・直虎」・第一回
第一印象としては「ガッカリ」に近いです。
今川義元以外は歴史上ほとんど知られていない人間ばかりが登場。私は梓澤要の小説「直虎 女にこそあれ次郎法師」を読んでいたのである程度は分かりましたが、いきなり見た人には取り付き難いドラマかもしれません。親しみ易さがテレビ時代劇には必要と思うのですが、どうなんでしょうね?

初回はいつもより放映時間が10分程長いのですが、無駄に長いなあという印象。で、女もの大河ドラマの定型パターンですが、主人公の少女時代は「お転婆でハキハキとものを言う子」がお決まり。「八重の桜」も「篤姫」もそうでした。「水戸黄門」のようにマンネリを喜ぶ視聴者もいますので仕方ないのかもしれませんが、あまりにも芸が無さ過ぎると思います。

それと、こんなことを言うと冷たい女と非難されるかもしれませんが…率直に言って今回の子役の女の子がちっとも可愛くない。「八重の桜」の子役は愛らしかったけど。この子役がこれから数回続くようですが、キツイなあ。大河ドラマでなかったら第一回でおさらばするパターンなのですが、しばらく辛抱して見るかな。☆

花と緑のアニメ風なオープニング映像には既視感(デジャブ)が(笑)。なんかなあ。。。オープニング音楽はクラシック音楽調で少々凝り過ぎでしょう。もっと分かり易くて親しみ易い音楽の方が良いと思うけどなあ。「篤姫」や「花燃ゆ」のように。それと、おどけ調のナレーションも違和感あり。

脚本が「jin-仁」の森下佳子ということで期待しているのですが…。

早くも今川義元の命によって井伊家の有力親族の武士が死ぬ。またその後継ぎとなる男子にも死を強要されるが井伊家は何とか逃がす…のっけからこうしたシーンを出すのは、時は戦国時代であることを感じさせる良い演出だったと思います。

☆「子役が可愛いと評判」との記事を見かけましたが、私には考えられません。可愛くないものは可愛くないのだ。ま、「提灯記事」と考えればいいのでしょう。

●おなじNHK衛星放送で「幕末ブシメシ」という連続ドラマが始まり、初回を見ました。今では珍しい30分もの。殿様役に草刈正雄が(^o^)。コメディ調のドラマだから気楽に楽しめました。

●「花嵐の剣士 幕末を生きた女剣士・中澤琴」
サイトはここです
これまた同じくNHK衛星放送です。これは面白そうです!中澤琴は実在した女剣士とのことで益々興味を惹かれます。女剣士役は黒木メイサ。うん、考えましたね。

☆民放が時代劇を滅多に放映しなくなった分、NHKに集中しているのでしょう。民放にも事情はあるのでしょうけど、アホだね。かつて民放は「歌謡番組は二度とやらない!」と宣言しておきながら、今ではあちこちで放映しています。歌謡番組を流すのは良いが、それだったら「二度とやらない!」なんて啖呵を切らなければ良いのだ。これだからテレビは信用出来ないのです。NHKでの時代劇の人気を横目で見て、いずれ民放も始めるのでしょう。当たり前ですよ。「演歌」と「時代劇」が消えることは無いのです!!ワンパターンで面白くも無い刑事ドラマや医療ドラマや恋愛ドラマをやたら放映していれば視聴者は離れます。


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●映画「帰ってきたヒトラー」
DVDを借りて見ましたが、原作より面白かったし色々と考えさせられる映画でした。コメディですが、笑えないコメディ。最近のドイツの政治・社会問題に対するブラックユーモアというか非常にシニカルな風刺映画です。最近の移民問題も扱っていますし、デモの現場にヒトラーが足を運びアレコレと議論をする箇所は見応えがあります。

びっくりしたのは、メルケル首相の顔写真に「太った豚おんな」とテロップが流れるシーン。正確な和訳だとしたら、首相側からクレームがつかないのでしょうか?日本だったら果たして?

ヒトラーに劣らぬ独裁者ならムッソリーニやスターリンや毛沢東もいるのですが、ヒトラー人気?には遥かに及ばない。「チャップリンの独裁者」以来、「絵になる」のはヒトラーでしょうね。

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●映画版「ロクヨン」(前編・後編)
主演の佐藤浩市に、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和、永瀬正敏、吉岡秀隆、仲村トオルといった豪華キャスト。NHKのドラマ版も良かったですが、映画版も実に良かったです。特に前編は密度が濃くて良い。佐藤浩市は良い俳優ですし、紅一点?の榮倉奈々も良い演技でした。

県警の広報部と地元メディアとの対立は少々誇張されているフシもありますが、地方新聞の記者であった原作者の経験が生かされているのでしょう。リアルな迫力があります。

後編はやや落ちる。以前に書いたように、横山秀夫の長編は前半~中盤までが素晴らしく後半に行くほど落ちるのです。それが映画にも少なからぬ影響を及ぼしたのだと思います。非現実的なトリックには白けますし、多過ぎる登場人物とサイドストーリーが消化不良のまま終わるのです。映画版では原作に無かったストーリーを加えていますが、成功したとは言えないでしょう。後編を短くして一本の映画にしても良かったと思います。


●『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(原題:Once Upon a Time in America・1984年製作)
4時間にも及ぶ長い映画。セルジオ・レオーネ監督とエンニオ・モリコーネの音楽とのコンビならば期待出来ると頑張って見ましたが、イマイチ良く分からない映画でした。

アメリカで差別を受けて来たのは黒人や原住民だけではなく、イタリア系、アイルランド系などもそうだったと知る意味では勉強になりました。ロバート・デ・ニーロ演ずる主人公はマフィアになりそこなったギャングのようです。彼が老年となった現在から過去を振り返る演出なのですが、過去を懐かしむのか悔いているのか、良い人生だったと思っているのか分からない。そもそも、この映画は何を訴えたかったのか私にはよく分かりません。ロバート・デ・ニーロは好きな俳優ですし、恋人役の若い女優も瞳に独特の光を持つ魅力的な女性でしたが。

むしろ、残虐な殺戮や露骨なセックスシーンばかりが脳裏に焼きつくような映画で後味が悪かった。長い分だけ疲れた。どうしてこれが名作と評価を得たのか私にはチンプンカンプンです。同じギャング映画であれば「ゴッドファーザー」の方が遥かに良く出来ていると思います。




2017.01.12 | | コメント(33) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



年末年始に関連してアレコレ




●除夜の鐘の音がうるさい!
報道によれば、一部地元住民からそんなクレームがあって、除夜の鐘を昼間に済ますお寺もあれば、止めてしまったお寺もあるそうだ。なるほど、お寺近くの住民の中にはうるさくて耐えられない人もいるのかもしれない。私がそこに行って確かめない限り、軽々しく論評は出来ませんが。。。1年にたった1回の除夜の鐘くらい我慢出来ないのかなあ。。。それと、除夜の鐘の音は耳障りに聞えるのだろうか?聴覚も個人差があるし、気分によっては耳障りと感じるかもしれませんね。

●ゆく年くる年
我が家には紅白歌合戦を見る習慣はありません。ゆく年くる年は見る。我が家周辺では除夜の鐘は聞えないので、せめてこの番組で味わう。それにしても、アナウンサーが以前より若くなった為か、口調も声質も軽くなったと思います。以前のアナウンサーは厳かな声でしたので、大晦日の荘重な雰囲気に合っていたと思います。NHKは民放の真似は止した方がいい。気取っている、お高くとまっている、との批判もあるかもしれませんが、迎合することはない。

●貰っても嬉しくない年賀状
まずは、定型文句が印刷されただけの年賀状。如何にもお義理で出しました、横着しました、と書いてあるようで白けますね。こんな年賀状なら出す必要はないと思う。一行だけでも直筆が入っていれば、印象が全く変わるのにね。次は、子供の着物姿やら結婚披露宴の画像を印刷した「我が家は幸せです」的な年賀状。受け取る側が、「あら、微笑ましいわ」と感じる場合もあるでしょう。しかし、受け取る側が私生活や仕事で何らかのトラブルや不幸を抱えているような場合は、「ケッ!いい気なもんだ!」と、その無神経さに腹が立つことだってあるでしょう。年賀状の中で己の幸せを見せびらかす人は他者への配慮、デリカシーに欠けていると思います。

●しめ飾りと松飾り
東京では少数派でしょうね。「松竹梅」の青く刷った紙切れ一枚だけを門に貼ってすませるか、何もしない家が多いでしょう。我が家は…自慢にもなりませんが…ごく小さなものを飾っています。地方でもしめ飾り・松飾りをする家が減りつつあるとか。その為、小正月のドンド焼きや三九郎火祭(長野県の一部)が行われなくなったか、日を短縮して何とか続けているとか。

私が不思議に思うのは、常日頃、日本の伝統や文化を大切にしましょう!と唱えている人がこのような実態を嘆く姿をまったく見ないことです。彼等の言う日本の伝統と文化とは何ぞや?もう一つ不思議なのは、キリシタンでもないのに高価なクリスマスケーキを買うクセに、松飾りやしめ飾りを買うのは惜しいという日本人の精神です。外国人に何て説明したらいいのでしょう?と、偉そうに言わせてもらいます。

●お年玉
「これ御覧。お屋敷のね、伯母さんのとこからね、お年玉におくれだよ」
「板毬かヱ?」
「いいえ、畳の上でよヲくはづむよ」
(浮世風呂)

女の子が伯母さんからお年玉として毬をもらったという話。

昔は新年のお祝いのおくり物のことを「お年玉」と言った。「年玉」のていねい形。古くは「年賜」すなわち年の賜物(たまもの)の意の言葉だったようです。お金ではなかったのですね。


●心の問題か?
お寺で僧侶の法話を聞くと、「自分の受け止め方や見方を変えれば、皆さんの身の周りにいる嫌な人が普通の人に変わります。 嫌な人を生み出しているのはあなたの心なのです。」くらいのことを言います。ビジネスマン向けの「自己啓発もの」本にもこれに近い言葉がしばしば出て来ます。私は素直ではないので、「ふ~ん。すると、私の身の周りにいるパワハラ上司を嫌な人と思うのも私の心なのか。受け止め方や見方を変えればその上司は普通の人になるのか。パワハラ上司が普通の人ならば、私なんか普通以上の人と思っていいのかしらね?(^o^)

もう一つ。宗教家や保守的な知識人、政治家が良く口にするのが、「戦後の日本は、経済発展により物質的には豊かになりましたが、その反面、精神的な価値よりも金銭的な価値が優先される風潮や、思い遣りやいたわりの心を欠く個人主義的な傾向が強まった」と。これも心の問題ですね。

どうやら、経済的・物質的豊かさと心の豊かさとは反比例の関係にあるとでも言いたいようだ。すると、石器時代や古代の人達は精神的に物凄く豊かだったのかしらん?さらに、この話に説得力が無いのは、それを主張する人達こそが「精神的価値よりも金銭的価値を優先」して来た張本人では?との疑問があるからです。

私は経済的・物質的豊かさと心の豊かさはむしろ正比例する方が多いように思います。
古の人は、「貧すれば鈍する」とか「衣食住足りて礼節を知る」と言っていますよ。
まあ、人はそれぞれで一概には言えませんが。

●「母はパパ(papa)と呼ばれていた」
室町時代のなぞなぞに、「母には二度会いたけれど、父とは一度も会わず。何か?」とあります。
答えは、「唇(くちびる)」。
室町時代より以前までは、ハヒフヘホの発音は唇を合わせて言っていたので「パピプぺポ」(papipupepo)だった。母はファファかパパと発音した。ちなみに、飛鳥時代後期の有名な政治家、藤原不比等(フジワラフヒト)は、当時の発音では「プディパラプピチョ」となる。不比等がプピチョ(pupityo)。何だか締まらない名前だなあ(^_^;)。
私がタイプスリップして聖徳太子や額田王と会ったとしても、全く会話は出来ないのか。。。

以上のことは、山口謡司「日本語通」(新潮新書)に書かれています。




2017.01.07 | | コメント(25) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



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プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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