2015世界フィギュアスケート選手権:アイスダンスとペア:追記予定あり





アイスダンスとペアについては、Jスポでじっくり見てからコメントを書くつもりです。
取りあえずは、フジテレで見た段階での簡単な感想まで。

アイスダンスFD結果
1 Gabriella PAPADAKIS&Guillaume CIZERON 112.34
2 Madison CHOCK&Evan BATES 106.87
3 Kaitlyn WEAVER&Andrew POJE 106.74
4 Anna CAPPELLINI&Luca LANOTTE 105.11
5 Maia SHIBUTANI&Alex SHIBUTANI 102.71
6 Piper GILLES&Paul POIRIER 99.32
7 Alexandra STEPANOVA&Ivan BUKIN 97.33
8 Ksenia MONKO&Kirill KHALIAVIN 96.77
9 Elena ILINYKH&Ruslan ZHIGANSHIN 95.38
10 Madison HUBBELL&Zachary DONOHUE 95.13

最終順位の1位~6位までがフリーの順位そのままという面白い結果になりましたね。

パパダキス(19歳)&シゼロン(20歳)があれよあれよという間に世界王者に到達しちゃいました!!
このペアの快進撃は衝撃でした!どこを取っても素敵です。特に、シゼロン選手の柔らかいスケーティングと、パパダキス選手の存在感有り過ぎの風貌と所作、そして、音楽との揺るぎない調和!これらは、一度このペアの虜になったら二度と逃れられない程の魅力です。※

私の大好きなギレス&ポワリエも6位と大健闘!古き良きアメリカとでも言うべきフリーの素敵なプログラムと、ギレス選手の笑顔!…世界を明るく照すような!…そして、ちょっと知的でハンサムなポワリエ選手(親日家だそうで、それも右翼な?私には嬉しい)の組み合わせは最高です。冒頭の背中合わせに踊る振り付けから即私はノックアウトです。

フリーダンスを例にとりますと、演技構成点で5項目の平均が8点台半ば以上、つまり、計50点以上であることが「一流中の一流アイスダンサー」の証だとか。ギレス&ポワリエはあと一歩!!

世界王者のチャンスを逃したウィーバー&ポジェは…悔しいだろうな…3位に留まった原因は私にはサッパリ不明。いいえ、もう、このクラスになりますと、どの組を見ても「ほぼ同じくらい完璧」に見えるので、私如きの目にはとてもとても。


フィギュアスケートの評価とは無関係なことですが…フリーに使用しているモーツァルトのピアノ協奏曲23番第2楽章のアダージョのこと。原曲のリズムは8分の6拍子ですが、ここでは明らかにアイスダンス用に4分の3拍子のワルツ調にアレンジされています。で、物悲しくも高雅な響きを持つ原曲が安っぽい場末の効果音のように聴こえます。8分の6拍子だから約分すれば4分の3拍子、じゃない!と、つくづく思いました。

ペア結果
1 Meagan DUHAMEL&Eric RADFORD 221.53
2 Wenjing SUI&Cong HAN 214.12
3 Qing PANG&Jian TONG 212.77
4 Cheng PENG&Hao ZHANG 206.63
5 Yuko KAVAGUTI&Alexander SMIRNOV 198.91ヽ(;▽;)ノ
6 Evgenia TARASOVA&Vladimir MOROZOV 198.46
7 Alexa SCIMECA&Chris KNIERIM 185.81
8 Julianne SEGUIN&Charlie BILODEAU 178.03
9 Vanessa JAMES&Morgan CIPRES 177.34
10 Kristina ASTAKHOVA&Alexei ROGONOV 173.58
11 Valentina MARCHEI&Ondrej HOTAREK 172.55

予想の時に私は中国ペアのことをすっかり失念していました。それくらい私はペア競技に無知なのです。2位の若手中国ペアのスピード感と独自性のある振り付けには目を見張るばかり!そして、3位のベテラン、パントン組!俗な意味での「表現力」という点では海内無双でしょう。息の合った夫婦のお手本のような一体感。ため息が出るばかり。

川口&スミルノフはジャンプやデススパイラル等、信じられない程のミスが重なって表彰台を逃しました。残念。それでも、パントン組に劣らぬ素敵な表現力でウットリしました。来季はどうなるのでしょう?

ペア競技もスイハン組のような四回転ツイストや、もう少しで頭が氷に激突するかと思える難しいリフト技が増えてきましたね。成功すれば鮮やかですが、危険と隣り合わせのアクロバット的な高難度技には、少々ビビリます(-_-;)。

それしましても…フィギュア王国ロシアのペアとアイスダンスにおける惨敗ぶりは…ショックですね。いくら、ロシアのトップ組が休養中とは言え。。。女子シングルでロシアが席巻しているのとは大違い。



2015世界フィギュア:女子SP 男子SP 追記予定あり





女子ショート結果
1 Elizaveta TUKTAMYSHEVA 77.62
2 Elena RADIONOVA 69.51
3 Satoko MIYAHARA 67.02
4 Kanako MURAKAMI 65.48
5 Rika HONGO 62.17
6 Zijun LI 61.83
7 Polina EDMUNDS 61.71
8 Gracie GOLD 60.73
9 Anna POGORILAYA 60.50
10 Alaine CHARTRAND 60.24
11 Ashley WAGNER 57.81

キタ━━(*゚Д゚*)━━!! トゥクタミシェワ選手の神演技!!
やはり、私の期待通りに3Aを跳び、見事に成功。それより驚くべきことは演技全体が高質でなおかつノーミスだったということ。これにより3Aの価値は倍増します。お見事。恐れ入りました。昨年までは、「ボレロ」で3Aを跳ぶ女子選手が登場するとは夢想だにしませんでしたよ。

他のジャンプが変調をきたしているか、と予想した私ですが、変調をきたしていたのは私の頭の方でした(^-^;。彼女の3Aの質から鑑みて、フリーで跳ぶのは時間の問題でしょうね。「トゥクタミシェワ黄金時代」の到来か!?

演技後のインタビューでは、「男子が4回転ジャンプを3回入れるようになった。女子も進歩しないといけない。女子は3Aを跳ぶ選手が増えるでしょう」くらいでしたでしょうか、まっこと、堂々たるお言葉。まるで、何年も前から3Aを決めていた選手のセリフみたいね。お見事。恐れ入りました。日本人選手にはなかなか言えないセリフざんす。

トゥクタミシェワ選手の3A成功を誰よりも喜び、祝福しているのは浅田選手だと思いますヽ(^o^)丿

ラジオノワ選手は緊張で滑り出しが明らかに萎縮していましたね。いつもの溌剌としたスケーティングではなかった。しかし、さすがですね!最初の3-3を決めてからはいつものラジオノワに戻っていました。

ショートではアメリカ女子陣が予想に反して不調で、日本女子陣が想像以上に好調でした。世界選手権のショートで日本女子3選手がいずれもノーミスで全てレベル4を取る、というのは初めてじゃないかしら?フリーでも是非!

そうだ!岡崎真氏を含む3人の全日本テクニカルパネルに感謝をしよう(^_^)ノ。もしかして、彼等に一番感謝しているのは村上選手かもしれません。しかし、試合前に村上選手、何か、微妙なコメントをしていたような(-_-;);。ともあれ、彼女は5回目の世界選手権で、一番納得の行く素晴らしい演技をショートで見せてくれました。感動しました。泣けた。

宮原選手と本郷選手。初出場の世界選手権でノーミスとは凄いです。両選手ともステップシークエンスの動きが更に素晴らしくなったように思いました。

密かに期待していたワグナー選手ですが、やはり、世界選手権(ショート)は鬼門のようです(ノ_・,)

ゴールド選手のスピンは…改めて思うのですが…スケート靴から釘が出て氷に刺さっているのか?と思う程に軸が安定していてブレが全くありませんね。いや、何て美しいスッピン、違った、スピンなんでしょう!!

カナダのチャートランド選手ですが、ステップシークエンスの中でループターンを2連続で行っていたように見えた箇所があり、実に印象的でした。彼女のステップシークエンスはひと蹴りでよく伸び、推進力とパワーもあり、魅力的です。腕の使い方はあまり洗練されていない感じもしますが、今はこれでも十分に素敵です。

エドモンズ選手の3F(!が付いたようですが)の入りのターンに注目しています。まだキチンと見ていませんが、難しいターンの連続技が見られます。


男子ショート結果
1 Yuzuru HANYU 95.20
2 Javier FERNANDEZ 92.74
3 Denis TEN 85.89
4 Sergei VORONOV 84.70
5 Han YAN 84.45
6 Jason BROWN 84.32
7 Florent AMODIO 80.84
8 Misha GE 78.52
9 Nam NGUYEN 77.73
10 Michal BREZINA 76.84
11 Adam RIPPON 75.14
12 Alexei BYCHENKO 74.98
13 Joshua FARRIS 73.52(ToT)
14 Ronald LAM 72.66
15 Jeremy TEN 72.28
16 Maxim KOVTUN 70.82
17 Brendan KERRY 70.36
18 Chafik BESSEGHIER 70.27
19 Takahiko KOZUKA 70.15(´д⊂)
無良選手は23位、ぎりぎりフリー進出(><)

曲かけのトラブルとは、デニス・テン選手は不運でした。世界選手権でこんなミスをやらかした担当者は百叩きの刑に値しますよ!メッ!(`_´)。明らかにテン選手の集中力と滑りのリズムにマイナス影響しましたね。

四大陸では満点を出したステップシークエンスはやはり素晴らしかったと思うのですが、今回はGOE+1をつけたジャッジが複数いました。( `・ω・) ウーム…正直、この辺になりますと素人の私には良く判りません。正確なターンをどれだけやれたか、深いエッジワークからの加速はどうだったか、フリーレッグの使い方がどうだったか、音楽との調和はどうだったか等…こうした専門性の高い要素は私にはとてもとても歯が立ちません。

羽生選手は強いですね~!。まさか、ショートでトップに来るとは予想しませんでした。
3つのジャンプ全てで成功は難しいだろうと予想しましたが、最小限のミスに抑えました。3Aだって彼の最良の出来とまでは行かなかったと思いますが、難しいステップから着氷後のイーグルの流れまで鮮やかでした。一番不安だった3Lz-3Tを決めた時に、「強い!」と思いました。大舞台に強い彼の資質は日本人選手には珍しいのでは?

ご存知とは思いますが、羽生選手の美点の一つはスピンが素晴らしいことです。これは世界選手権出場全選手の中でも1か2を争うほど。軸が安定し回転は速い。しかも、細長い脚が綺麗に伸びて実に美しいです。全てでレベル4を取れていることよりも、スピン3つのGOEが平均で+1点以上あるのは羽生選手唯一人です!!彼のたゆまぬ研鑽を褒め称える手掛かりの一つはスピンにあると思います。

羽生選手はショートのステップシークエンスはもちろんのこと、演技全体から漂ってくる優雅さ、美しさは尋常ではありません。身体の動かし方、フリーレッグの使い方、腕の使い方、滑りのスムーズさ等、これらが私に「美しい!」と思わせるのでしょうね。この場合の美しさというのは、機能美、合理的な所作の美、と言うべきものです。つまり、理に適ったスケートは…結局は…美しく見えるのです。それは丁度、パトリック・チャン選手や一流のアイスダンサーの動きが美しいのと同じであり、さらには、一流の陸上選手の走り方や一流のスイマーの泳ぎ方が美しいのと似ています。そして、ファリス選手にもそれを感じます。

よく、一部の浅田ファンや大輔ファンが二人の演技を最高に「美しい」と賞賛しますが、これはいささか文学的な賞賛に近く、ややもすると贔屓の引き倒しになる危険もあります。私が羽生選手の演技を美しいと思うのは、もっと、技術的な合理性を指しています。ちょっと上手く説明が出来ず苦しいのですが、分かります?(⌒-⌒; )。

さて、時間の長いフリーではどうなるでしょうか。羽生選手なら大丈夫と思いたいですが。

予想通り、フェルナンデス選手が素晴らしい演技!
4回転サルコウは今季最高の出来だったのでは?美しいジャンプでした。ステップシークエンスもノリノリで観客を味方にしましたね。90点台半ば以上が出るかと思いきや、そうでもありませんでした。本人も少し首を傾げていたご様子。3Aの質はイマイチだったこと、ステップシークエンスがレベル3だったこと、スピンはレベル4は取れてもGOEの加点がそれほどでもなかたこと…これらが結局、思ったほど高い得点にならず、ミスのあった羽生選手よりも技術点で少し下回った原因なんですね。やはり、フィギュアスケートは総合力の競技なのだと。

しかし、ショートの調子から見て、フリーも大いに期待出来そうです。金メダルを意識し過ぎて硬くならぬように!

ファリス選手、コフトゥン選手、小塚選手、無良選手…メダル争いに加わるであろうスケーター達が低い順位に沈んでいます。何と言いますが、ちょっとしたタイミングの差というか、ちょっとした気持ちのあり方の差というか…良く分かりませんが、これがフィギュアスケートの難しさ、厳しさなのでしょう。

アナウンサーがやたらリッポン選手の4回転ルッツの挑戦を持ち上げていましたが、こういう解説はそろそろ卒業して欲しいですね。本田さんが少しだけフォローはしていましたが。

決まらないジャンプに挑戦するのがそんなに「偉い」のであれば、4回転ジャンプを避けた選手達は「偉くない」と言っているようにも聞こえるぞ!技術の「進歩や挑戦」はジャンプに限ったことではなく、スピン、ステップ、要素から要素の間の難しい繋ぎ等にも「進歩や挑戦」はあるでしょう。

アダム・リッポン選手の挑戦を誉めるのは良い。しかし、そうであるなら、例えば、4回転ジャンプを跳ばないがそれ以外に様々の「挑戦」をしているジェイソン・ブラウン選手も大いに誉めて欲しいですね。



2015世界フィギュアスケート選手権:順位予想





シングル競技に関して優勝、準優勝の行方は?という点では今回の世界選手権はさほどエキサイティングでは無いように思います。日本人選手が優勝に絡む可能性があまり高く無いということもありますが(^^;。

男子
1位:フェルナンデス
2位:テン

昨シーズンのチャン選手じゃないけど、ひとシーズンに2度の神演技は難しいでしょう。テン選手は四大陸にピーキングが来て神演技をしちゃったので、世界選手権では少し落ちると予想。もしも2度目の神演技をしたらそれこそ神だ。
今季、4回転ジャンプに安定を欠いていたフェルナンデス選手が逆に世界選手権で神演技を見せる予感が。

羽生選手についてはまったく予想が立ちません。なるべく考えないようにしています。

3位争いが熾烈ですね。
ハン・ヤン、ファリス、コフトゥン、ジェイソン、そして日本の3選手の争いでしょう。
さほど決定的な力の差は無いので、やはり、4回転と3Aの成否で決まるでしょうね。
先の四大陸選手権での好調さと地元の利から鑑みて、3位はヤン選手が有力かと。

女子
1位:ラジオノワ
2位:トゥクタミシェワ

トゥクタミシェワ選手は演技構成を変えて3Aを跳び始めたことで、他のジャンプに「変調をきたしている」と予想します。さらに、あまりに数多く試合に出たことによる疲労もあるかと。

トゥクタミシェワ選手はSPで3Aを跳ぶと予想します。3Aを回避したからといって、従来の演技構成に戻してノーミスでやれる保障は全くありません。ここは是非とも「攻めて」欲しいですね。

男子同様、女子も3位争いは熾烈です。
ワグナー、パゴリラヤ、ゴールド、エドモンズ、でしょうか。私は日本の3選手の表彰台は厳しいと予想します。やはり、演技構成点とGOEの加点の差がハンデになります。ロシアの表彰台独占を阻止出来るのはワグナー選手かな。個人的にはベテランの彼女に初の表彰台を!と望みます。しかし、彼女は世界選手権との「相性」があまり良く無いのよね。で、3位はゴールド選手と予想します。

アイスダンス
1位:ウィーバー・ポジェ
2位:パパダキス・シゼロン
3位:チョック・ベイ
4位:シブタニズ
5位:カペ・ラノ

混戦ですね。シングル競技よりも熾烈。力の差はほとんど無いので、ツイズルとかリフト技でのミスが勝敗を分けるのでしょうね。それでもウィーバー・ポジェの貫禄勝ちと予想します。唯一の弱点は、ポジェ選手がツイズルにやや安定を欠くことくらいか。シブタニズは好調なので3位の可能性も決して低く無い。前回優勝のカペラノはややお疲れモードか。FDが昨シーズンと比べて魅力が落ちる。


ペア
1位:デュアメル・ラドフォードが磐石でしょう。

2位以下はロシア勢。
出来れば川口・スミルノフが初の2位に入って欲しいです。これが現役最後?


「八紘一宇」の復権?





三原じゅん子議員、「八紘一宇」発言を釈明 「侵略正当化したいとは思っていない」:J-CASTニュース3月18日(水)

以下は、記事の引用と片割月の感想です。

(引用開始)…自民党の三原じゅん子参院議員が参院予算委員会の質問で「八紘一宇」という言葉を「日本が建国以来大切にしてきた価値観」として紹介し、「侵略のスローガンを礼賛した」などと批判されている問題で、三原氏は2015年3月18日朝、ブログで「侵略を正当化したいなどとも思っていません」などと釈明した。

片割月の感想。
三原議員は、「アジア・太平洋戦争」が日本による侵略だっと認識しているんだ!!
「侵略の定義は定まっていない」などとご都合主義の小理屈を振りかざし、日本を正当化しようとしている極右歴史修正主義者の安倍首相とは違うスタンスなのね?


ブログでは、

「この言葉が、戦前の日本で、他国への侵略を正当化する原理やスローガンとして使われたという歴史は理解しています。侵略を正当化したいなどとも思っていません。私は、この言葉が、そのような使い方をされたことをふまえ、この言葉の本当の意味を広く皆さんにお伝えしたいと考えました」

などと説明。

片割月の感想。
三原議員は「八紘一宇」がどのような歴史的文脈で使われたのかについて、認識が甘いようです。※


国会質問では、「八紘一宇」について、

「戦前・戦中よりも、ずっとずっと昔から、日本書紀に書かれているような『世界のすみずみまでも、一つの家族として、人類は皆兄弟としておたがいに手をたずさえていこう』という理念、簡単に言えば『みんなで仲良くし、ともに発展していく』和の精神」を伝えたかったとした…(引用終わり)。

片割月の感想。
ここは、突っ込み所がたくさんあります。

そもそも、「八紘一宇」という言葉を「日本が建国以来大切にしてきた価値観」からしてアウトでしょう。
いい加減なことを言ってはいけません。
昔も今も、「八紘一宇」の価値観を持った日本人は全人口のわずかひと握りに過ぎません。
人口の9割を占める昔の「民百姓」や「商人」は日本書紀の原文など知る由も無かったし、そんなの関係ねえ!で終わり。しかも、「八紘一宇」なる四文字熟語からして昔からありましたか?

「神武天皇の即位」をもって日本の建国とするような非科学的なお話は、国会の場で政治家が真面目な顔して曰うことではありません。プライベートの場で、右翼や信者さん同志の信仰として、好きなように語り合って下さい。

>『世界のすみずみまでも、一つの家族として、人類は皆兄弟としておたがいに手をたずさえていこう』

これって、右翼の首領だった方の、「世界は一家、人類は皆兄弟」なる標語そのままですね。

私はこういう言葉は感性としても生理的にも受け付けません。背中に蕁麻疹が出そうになります。

それにしても、戦争を知らない世代の三原議員がわざわざ死語に近い「八紘一宇」なる言葉を取ってつけたように持ってくる意図が分かりません。非常に不自然ですし、違和感を覚えます。もっと、普通に言えばいいでしょう。右翼の首領さんの標語の方が分かり易くてよろしい。どうして三原議員は「八紘一宇」に惚れこんでしまったのでしょう?

それでも、せっかく「八紘一宇の精神」を語るのであれば、いわゆる「イスラム国」のテロ組織も、ネトウヨの大嫌いな韓国も中国も、「一つの家族として、皆兄弟です!」と三原議員は強調すべきでしたね。

自己顕示欲の強いタレント議員が、付け焼刃のにわか知識を国会で披露したくなったのでしょうか?
右翼評論家かタカ派議員の誰かから吹き込まれましたか?
それとも、極右安倍晋三首相や安倍信者、ネトウヨへのおべんちゃらでしょうか?
それとも、「釣り」か。ワザと論議を招くであろう文言を使ってみせて、注目を浴びようとの計算か?

上の4つの推測を合わせればほぼ100%当たりでしょう(-^〇^-)。



早川タダノリ氏の著書によると…いわゆる、「支那事変」勃発後に第一次近衛内閣が開始した「国民精神総動員」運動(昭和12年9月~)において、「八紘一宇」は大日本帝国のイデオロギーとなった。文部省が発行した小冊子、「八紘一宇の精神」には、

「…従って、八紘一宇とは、皇化にまつろわぬ一切の禍を払ひ…各国家、各民族は自立自存しつつも、相寄り相扶けて、全体としてあいぜんたる一家をなし…起て!国力総動員のために!翻せ!八紘一宇の御旗!…」とある。

「皇化」という言葉があるように、「一家」というからには「家長」の存在が前提となるのですが、それは初めから「天皇」と決まっていたわけです。何故かって?何故か知らぬが、天皇はエライんだ凄いんだ、と決まっていて、アジア諸国は天皇の良き臣民でなくてはならぬと決まっていたようです。超絶的論理だ。早川氏が言うように、「チラシの裏にでも書いておけ!」のレベルだ。かくして、日本の「皇軍」は中国やアジア諸国にドッと押し寄せた…。

これが「八紘一宇」なる四文字熟語の歴史的文脈です。三原じゅん子様。

なお、右翼論者やネトウヨは「八紘一宇」なる四文字熟語の語源を語らって、「何も問題無い!」と三原氏を擁護、又は賞賛しているようです。これが連中の常套手段です。騙されてはいけません。

例えば、「百姓」や「非人」という言葉も、当初は「何も問題無い」用語でした。専門家によると、「非人」とは、人間に非ず、つまりは、超人間、神的な意味合いがあったそうだ。つまり、差別どころか人を持ち上げる言葉だった。

「人非人」という言葉とは無関係です。が、歴史的文脈の中で差別的意味合いに変わり、手垢にまみれてしまった。だから、現代では不用意に使う言葉ではないのです。日本が中国名を「シナ」と呼ばない理由も同じく歴史的文脈から判断しているからです。


部下に代わって相手方に謝罪する上司をどう思う?





営業マンが見た上司・同僚の「かっこいい」謝罪「謝るのが上司の務めだ」「ためらいなく坊主」
2015年3月9日:マイナビスチューデント

(引用開始)…仕事をしていると、クライアントや取引先とのやり取りに問題が生じて謝罪をしなければならない時って必ずありますよね。営業マンならなおさら多いと思います。今回はそんな営業経験者の方々に、「上司や同僚が行った、かっこいいと思った謝罪」について聞いてみました。

■上司や同僚の謝罪でかっこいいと思ったことはありますか?
ある  146人(56.8%)
ない  111人(43.2%)

半分以上の方が、このように謝罪でかっこよさを感じたことがあるという結果になりました。特に上司が部下をかばっての謝罪方法についてのコメントが多かったのが印象的でした。では、それ以外にも、どんな点でかっこいいと思ったことがあるのか、調べてみましょう。

■謝罪でかっこいいと感じたときのエピソードを教えてください。
●自分の責任でないのに謝罪してくれたエピソード
・「謝るのが上司の務めだ」と言って代わりに謝ってくれた上司を見たとき(女性/33歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・部下のミスを「自分の管理不足」と言ってはっきりと謝ってくれた上司(男性/27歳/学校・教育)
・部下の私には何も言わずに、裏でしっかりと先方に謝ってくれていたことがわかったときは感動した(男性/27歳/情報・IT)
・「新人のミスは上司の責任です」と言い切った上司がかっこよかった(女性/31歳/マスコミ・広告)

部下の失敗を自分の失敗として謝罪してくれる上司ってとても頼りがいがありますよね。責任をなすりつけるような上司が多いので、なおさらかっこいいと感じてしまうものですよね…(引用終わり)。


片割月の意見。
この記事(特に赤色の箇所)を読んでいるうちに、私は頭がクラクラッとしました。めまいが。。。

何故かと言いますと、私がビジネスの世界で自分なりに汗と涙と血を流しながら学んで来たリーダー像、上司像、管理職像、とは真反対の価値観や判断がここに展開されているからです。

●何故上司が部下の非をかばうのか?
答えは簡単です。部下にカッコイイところを見せ、好かれたいという卑劣な根性が上司にあるからです。
この手の上司は部下を育てず、部下を堕落させるだけです。無責任な上司の典型です。
賢明な経営者や上級上司であれば、この手の上司を即刻解任するでしょう。

部下を育てる上司であれば、自分も謝罪するにしても、部下にも謝罪をさせ、帰社した後には部下の非を厳しく叱り、場合によっては処分を科すことも辞さないでしょう。こうして部下はビジネスの厳しさを身を以て知るのです。

上司にかばってもらって喜ぶような部下は、同じミスを繰り返し、そして、叱られることもなく、ビジネスで使いものにならないままビジネス人生を終えることでしょう。いえ、ある日、会社から「もう、君は役に立たないから会社を辞めて欲しい」と言われるでしょう。

●そもそも、部下から好かれるような上司には無能な管理職が多い。
これは、私の仕事柄、かなり確信があります。

部下から好かれる上司とは、
1.部下が失敗しても、叱らない、かばってくれる、黙って見過ごしてくれる上司。
2.部下の欠点を注意出来ず、矯正指導することも無い上司。
3.部下と一緒になって会社批判や上層部批判をする上司。
4.部下が「この仕事は自分は出来ません」と言うと、「私がやってあげよう」と「親切にしてくれる」上司。

つまり、上記の4点と逆の上司は優秀な管理職と言えます。

●「母親のような優しさや甘さ」が部下をダメにする。
現場で事故があれば、部下に「怪我はないか?」といたわるのは人情です。一般の社員はそれでよいが、管理職はそれではいけないと思います。現場に行き、皆から無事を祝福されている部下をつかまえて激しく叱るべきです。管理職が、「大丈夫か?」では部下は同じ事故をまた起こすし、周りで見ている社員にも響かないのです。そして、こうした人気取りは管理職としては有害と言えましょう。無事を祝うのと過失を叱るのとでは天と地の違いがあり、後者が管理職のあるべき精神態度と思います。

●責任をなすりつけるような上司が多い?
上司Aがある仕事を部下Bに任せたとしよう。その部下が仕事を失敗させ、そのことを上司に報告しなかったとしよう。それがバレたとする。

この場合、上司Aが、「バカモン!お前の責任だ!俺は知らんぞ!」と部下Bを非難したら、これは「部下に責任をなすりつけた」ことになるのでしょうか?

私はそうではないと思います。上司Aの非難は当然のことです。失敗はよくあることですが、それを上司に隠すというのは卑劣であり、また、会社に与える損害が大きくなります。部下の責任を全面的に厳しく問うのは正しい。ここで上司Aが「俺にも責任はあるが」などと甘いことを言っては、部下に言い訳や逃げ道を与えることにしかなりません。

上司Aにも責任があるのか無いのかは、部下Bが言うことではなく、会社や上層部が判断することです。もしも上司Aにも責任があるとすれば、
1.日頃から部下に報告の重要性を指導していなかった。
2.部下の様子(たいてい、感じるものだ)から異変を察知出来なかった鈍感さ。又は薄々感じていて確認を怠った。
3.部下が誤解するような指示や伝え方をして、失敗を招いた。

等でしょう。

失敗のレベルは様々なれど、仕事の現場ではこのような問題がしばしば発生しているのです。

●謝罪と言えば、非を認め部下に謝罪出来る上司、管理職は素晴らしいと思う。
上司と言えども人間ですからミスや失敗はあります。部下に間違った指示や指導をする場合もあります。部下から苦情を言われ、上司が明らかに自分に非があったと思っても、部下に謝罪するのは難しいものです。役職や身分や立場がネックになるからです。お客様や上級幹部には「簡単に謝罪」する上司が、自分に非を認めて部下に謝罪するのは、非常に精神的に抵抗があるものです。

「B君。私が悪かった。申し訳ない。」と言える管理職は、それこそ、「カッコイイ」と思います。

よく、「社長や管理職は部下にあれをやれ、これをやれと言っていればよいのだからいい身分ですね」と言う人がいます。しかし、これはビジネスの現場を知らない人のセリフです。

実際は、あれやこれやと言うのは部下の方であり、それを一つひとつやっているのは社長や管理職の場合が多い。これではどちらが社長だか管理職だか分からなくなりますが、ビジネスの実態はこんなものです。

私が上の記事を読んで、目まいがするのはこういう理由でした。


実は、私にも昨夏から部下が一人います。講師候補の中途採用で、20代後半の有能な女性です。B子としよう。ある日、彼女に怠慢な行為があったので、私がそれを咎めました。本人は非を認めましたがどこか不服そうでした。

B子は自分の席に戻ると、ドスン!と乱暴に椅子に座り、持っていたノートを机にバシッ!と叩きつけ、次に袖机の引き出しをワザとガッシャン!と開けたり、バシン!と閉めたりしたのです。残念ながらこれは女性特有の態度ですね。私も若い頃は、、イエ、何でもありません。要するに、片割月から咎められたことに対する不満、不機嫌をこうした態度で私に見せたのです。私の上司のA子もそれを見て、呆れた表情をしていました。

さあ、そこでクイズです。態度の悪いB子に対し、片割月はどうしたか?

1.顔を真っ赤にしてB子を怒鳴りつけた
2.恐ろしくなり、オロオロした
3.上司のA子に、「どうしましょう?」と相談した
4.ケッ!勝手にしやがれ!と無視した
5.何か不満があるのなら言って下さい、と冷静に話した





答え。
片割月は頭に来て、ズカズカッとB子の席に行き、B子のノートを取り上げて次のように言いました。
「それじゃ足りない!こうやるのよッ!」と、彼女がやったよりも激しくノートを机に叩きつけ、
袖机の引き出しを、「こうやるのよッ!」と、激しく、ガッシン!バシン!と開け閉めをやってみせました。

B子はどうしたって?
黙ってましたよ。

上司のA子は?
黙ってましたよ。

(^O^;)(^◇^;)(^-^;(^^;( ̄▽ ̄;)


プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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