久々の更新です(^^ゞ




●私の近況報告

職場に復帰したのですが、仕事と生活のリズムを取り戻すまで結構疲れますね。今までの仕事の遅れを取り戻そうと力を入れるので余計に疲れます。帰宅するとグッタリでなかなかブログを更新する気分になれませんでした。

ところが、その後色々とありまして、良性ではあるのですが子宮筋腫の手術を受けることを決めました。

全身麻酔を選択したのですが、その為の検査とか大変です。

大きな病院には歯科があるのですが、これは手術前の患者の歯の状態を診る為にあると初めて知りました。つまり、町の歯科のような治療をする為にあるのではないと。

いやあ、私は無知でした。

つまり、手術中には呼吸用のチューブを入れるのですが、歯が悪いと身体に悪影響を及ぼす危険がある為、虫歯や歯石があれば取り除き、グラグラした歯は抜くのだそうです。

その他、心電図やレントゲンを撮ったり、麻酔医や薬剤師の話を聞いたり、いくつもの同意書にサインをしたり等、一日朝から夕方まで検査続きでグッタリ。しかも、この一日の医療費だけで9900円なり!フ~ッ!

で、5月下旬に入院・手術。入院期間は特に問題が無ければ8日程度ということです。

暗い話はこれくらいにしましょう。


●大谷翔平選手にワクワク!

私は日本のプロ野球は見ないので、大谷選手のことはあまり知りませんでした。

メジャーリークで二刀流で活躍って、凄いですよね!!

彼にはホームランを打つパワーもあれば器用にヒットを打つ技術もあるようです。

何よりも、あの天下のメジャーリーガーの先発投手でも大谷選手のように時速160キロの速球をポンポン投げる人はあまりいないというのですからこれまた凄い!(リリーフ・抑えのピッチャーにはいる)

やはり、ピッチャーの醍醐味は剛速球です!

剛速球があってこそ、鋭く曲がるスライダーもストンと落ちるフォークも活きる!野茂投手のフォークは凄かったけど、彼の重くて伸びる直球があったればこそフォークが効果を発揮したのです。

で、大谷選手はハンサムだし、メディアに対する受け答えも立派です。

これでは、女性ファンが増えるのは当然ですね。

残念ながらダルビッシュ投手も田中投手も期待されたほどの活躍が出来ていません。お二人には申し訳ないけど、大谷選手の登場は、私にとっては野茂さんや松井さんが活躍した時以来に感じるワクワクです!(^o^)/

しかも、まだ23才と若いですのでメジャーリーガーとして成長して行く期待も大きいです。

来るヤンキースとの対戦では、田中投手と大谷選手の対決が見られます。

アナウンサーから「いよいよ対決ですね!」と聞かれた時の田中投手の反応が面白かった!

田中投手「どうせ、みなさん、ボクじゃなくて、大谷選手を応援しているんでしょ!」

僻んでいる!!(^○^)

しかし、可愛いじゃないですか!



これまでに頂戴したコメントについてはレスを略させて下さいませ。
我がままをご容赦下さいm(__)m。



スポンサーサイト

2018.04.28 | | コメント(15) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



2018年世界フィギュアスケート選手権・追記予定




メダリストもいなければ、スターもいない日本女子シングルの世界選手権となると、放映は深夜だ。
分かり易いなあ。

私の最大注目は、何と言っても樋口選手です。「大きな試合に弱い」との評価もあります。汚名挽回なるか!
来年は日本開催ですから、宮原・樋口両選手で何としても女子の3枠確保をお願いします。

メドベーデワ選手が出場辞退したので優勝候補は向かうところ敵無しのザギトワ選手でしょう。従いまして、2位・3位は混沌としています。宮原、樋口、オズモンド、デールマン、コストナー、テネル、ソツコワ等の有力選手による激戦。

男子は五輪後の世界選手権らしく、有力スケーターが何人も不在で寂しい。

そうした中で私が注目するのは最近メキメキと実力を付けて来たロシアのドミトリー・アリエフ選手です。ジュニアの時からスケーティングの上手さ、表現技術の高さには定評がありました。そこへ、4回転ルッツ・4回転トゥループも習得したのでたちまち世界のトップスケーターの仲間入りを果たしました。

フジテレでどこまで多くの選手の演技を放映してくれるのか分かりませんが、順位とか点数よりも、若手の台頭に注目しながらテレビ観戦したいですね。Jスポは今月の30日以降の放映予定ですね。

それと、今回が現行ルールによる最後の世界選手権ですね。来季からは大きなルール変更があります。

今現在明らかなルール変更は、男子のフリーの演技時間が4分30秒から4分と、女子と同じになること、技の質を評価するGOEのシステムが現行の7段階評価から11段階評価になることです。

つまり、+5、+4、+3、+2、+1、0、-1、-2、-3、-4、-5の11段階です。

ただし、評価点から実際の点数化する為の係数がまだ不明です。

こうしたルール変更に対する私の意見はいずれ記事にするつもりです。


羽生選手の「国民栄誉賞」が検討されているそうですが、私は反対意見です。
タイミング、年齢、基準の曖昧さ等により。
仮に決定しても羽生選手が辞退したら、カッコいいんだけどなあ。




2018.03.21 | | コメント(4) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



弱り目に祟り目の安倍政権




歯車がひとつ狂うと、全てが狂い出す。誰でも一度や二度、こうした経験があるでしょう。

今の安倍政権がそうです。今や、安倍首相はボコボコ状態。

●裁量労働制→厚労省にポンコツデータをつかまされ、頓挫。

これが最初に狂った歯車。ケチのつき始めでした。

ひょっとすると、これは「強引な官邸主導」に対する厚労省の密かな造反かもしれません。小学生でも分かるような足し算・掛け算の間違いだらけのデータを、元来、ペーパーテストを大得意とする官僚がミスるか?

●北朝鮮問題ではカヤの外。

●森友文書偽造問題。自民党内からも批判。「ポスト安倍」への動きも。

●「憲法改正」は自民党内の意見対立が強く、先の見通しが立たず。

●再び、加計文書偽造疑惑が浮上す。

安倍内閣支持率が30%台に落ち込めば、麻生財務大臣の辞任では事態は収拾出来ないでしょう。

佐川氏ひとりに責任を全て背負わせようとする安倍政権や自民党のやり方は国民の怒りを招き、政府への不信感を募らせるだけなのですが、こんなことも分からないのが安倍政権です。

「財務省は国会を舐めてるのか!」と言うが、安倍政権が国民を舐めているのだから、始末に負えない。



2月、愛知県内の公立中学校で前川元事務次官を講師に招き、不登校や夜間中学をテーマにした特別授業が行われたそうですね。そこへ、文科省が、この中学校に対し教育委員会を通じて質問メールを送り付け、「天下り問題で辞任」「出会い系バー通い」などの問題のある人物を中学校になぜ招いたのか、その状況を具体的に説明せよ、授業内容の録音を寄こせ等、15項目にわたって問い質した模様。

国が直接、たかだか一つの公立中学校の授業に直に文句をつけて、録音をも寄こせと検閲をするなど前代未聞。

文科省はまるで憲兵だか特高警察みたいな「思想統制」を始めたのか。

官邸が裏で文科省をそそのかしているのではあるまいか?

これもまた、極右系安倍政権の産物と私は思います。


☆安倍昭恵夫人について。

ごく平凡な女性&主婦と思います。お嬢様育ちで、世間知らずで、少々思慮が浅く、しかし、それなりの知識と意見を持ち、明るく善意もある女性。どこにでもいるタイプではないでしょうか。

しかし、

政治でもビジネスでもこれといった実績もなく、特技があるわけでもなく、特に有能であるわけでもなく、容姿端麗というわけでもなく、子宝に恵まれず、そして、夫との会話が稀な一人の平凡な女性にとって、

社会活動、講演活動こそが彼女の生きがいなのでしょう。彼女には「名誉理事」「名誉会長」等、肩書が20も30もあるようですが、これも彼女の生きがいである社会活動の証なのでしょう。

そう考えますと、多少は同情も出来ます。

世間で非難されるほど、そんなに悪い人間ではないと私は思うんですが、どうでしょうか。

ただし、肩書の中に森友学園のような、スピリチュアル系トンデモ団体・組織もあるのは普通ではありません。




2018.03.16 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 政治・社会



スケート競技3題




●マススケート:高木菜那選手金メダル
ここです

ワケのわからないカオスのような種目ですね。
ショートトラックみたいな感じです。
綺麗にレーンが決められているスピードスケートでは特異な種目です。
タイムを競うのではなく、順位と得点を競うようです。
まさしく、競馬みたいなレースですね。
スピードスケートの選手がヘルメット姿で競うのも新鮮です。

それでいて、すごくエキサイトする種目です。日本人選手が優勝したからかな?

400メートルを16周するというのですから、5000メートルに強い選手が勝ちそうですがそうんな単純なものではないようです。戦術や駆け引きが求められる。ある意味、日本人選手に向いているかもしれません。


私はショートトラックというスケート種目はあまり好きになれません。

なぜなら、後味の悪い競技だからです。

選手どうしが触れたり、ぶつかったりし、転倒することが多いです。
そして、かならず判定が行われます。
どちらが邪魔をしたのか、反則なのか否かの判定が必ず付きまといます。

それゆえ、判定がしばしば物議を醸します。
韓国人はこの競技が大好きなようですが、私は好きじゃないな。


●オールラウンドスピードスケート世界選手権:高木美帆選手優勝
平昌五輪の1500m金メダリストと銀メダリストの対決!
ここです

500メートル、1500メートル、3000メートル、5000メートルの4種目の総合ポイントで競う。
体操の個人総合に似ているようです。

高木美帆選手は日本人選手として初の優勝!凄い!
クイーン・オブ・スピードスケートですね。
しかも、会場はオランダで完全アウェイ状態の中での優勝です。

久しぶりに屋外での競技ですが、新鮮ですね。観客の数が半端ではありません。
それにしても、オランダのスピード競技熱は凄いです。
日本のフィギュアスケート熱と同じですね。


●フィギュアスケート世界ジュニア選手権女子シングル
ロシアのトゥルソワ選手(13才)が4回転サルコウと4回転トゥループを決めて優勝!
ここです

嗚呼!やはり、女子の4回転ジャンプですが、ロシアに先んじられてしまいました。
私がかねてから強調していました。女子シングルで日本はトリプルアクセルや4回転ジャンプを跳ぶ方向でガチンコで取り組まないとロシアには決して勝てないと。

国に関係無くフィギュアスケートは楽しめば良いのですが、やはり、ロシアに先行されるのは面白くない。

4回転ジャンプもトリプルアクセルも跳ばない女子シングルでは、メドベーデワ選手とザギトワ選手の演技がもうこれ以上は望めないくらいの究極の密度と完成度に到達しています。ジャンプ、スピン、ステップ、トランジッション、プログラムと、いずれも完璧な世界ですから。

女子の場合は男子とは違って、「女性らしい優雅さ、清純さ、妖艶さ、感情移入の豊かさ」を求める声が根強いですが、この先は男子のようなアクロバティックな高難度技が必須となるでしょう。それなくては勝てないと。

女子体操競技が昔の優雅な演技スタイルからアクロバティックな方向に変化したのと同じです。
そして、優雅さは新体操にお任せすることになりました。

それにしても、トゥルソワ選手の才能は驚異的ですね。
ちょっと、巻き足っぽいジャンプなのですが、回転が速い。

つい1年くらい前までは女子選手が4回転ジャンプを跳ぶ、それも2種類も跳ぶなんて考えられませんでした。

しかし、体操競技でも以前に男子が行っていた高難度技を女子も行うようになりました。これは女子には無理でしょう、とは断定できないのです。

時代は変わる。


ロシアのように日本も国がもっとバックアップしたらどうか?との声があります。

しかし、これも良し悪しでしょうね。

国がスポーツの世界で「出しゃばる」と、ロクなことが無いです。




2018.03.15 | | コメント(0) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



もしも、こんな学校があったら:モリカケよりも充実の講師陣!・追記




●名誉校長:安倍昭恵

●道徳:安倍晋三 修身、教育勅語を使用…デンデン。

●国語:麻生太郎「漢字の正しい読み方、オシエマス」 
     百田尚樹「品位のある文章の書き方、オシエマス」

●歴史:竹田恒泰「世界から最も愛される日本って凄い!」
     稲田朋美「神武天皇の偉業。明治維新の精神を取り戻す」

●地理:島尻安伊子「北方四島の名前からきちんとオシエマス」

●政治:三浦瑠璃「スリーパーセルとは何か、オシエマス」

●理科:小保方晴子「正しい実験のやり方、オシエマス」

●音楽:佐村河内守「楽譜が読めなくても交響曲は作れマス」

●体育:石原慎太郎「ヨットでスパルタ教育。徹底的にシゴキマス」

●風紀係:櫻井よしこ「体罰でバッチリ躾けマス」
       和田利次「アルマーニの制服で服育しマス」

●特別実地授業:田母神俊雄「軍隊式の訓練で肉体を鍛えマス」

●特別講演:曽野綾子「日本女子は軍国の母、靖国烈女たれ!」

●保健:山口敬之「緊急時の介抱の方法オシエマス」

↑しっぽがない…様のアイデアです。


◆協賛:日本怪議 惨軽新聞社 


☆追記

百田尚樹
‏@hyakutanaoki
【財務省「原本」写しと議員開示文書は同じ】
えらいことになったなあ。
「書き換えがあった」と書いた朝日新聞の記者、切腹するのかなあ…。


最新の報道によると、
「…学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地格安売却問題をめぐり、財務省が決裁文書の書き換えを認める方針であることが分かった…。」

百田氏の願望も空しく、朝日新聞のスクープは真実でした。

えらいことになったなあ。
百田氏、切腹するのかなあ…。





2018.03.11 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 政治・社会



ムン・ジェイン外交の勝利・安倍外交の敗北




北朝鮮の核ミサイル問題を巡り、韓国のムン・ジェイン大統領の外交が勝利し、安倍首相の外交の敗北が明らかになりつつある。日本はカヤの外に置かれつつある。

●日本のテレビを中心とした主要メディアの異常性。戦前と変わらぬ体質か。

平昌五輪の時から、安倍政権側やその御用学者達はもちろんだが、日本のメディアはこぞってムン大統領の南北融和外交を批判していた。つまり、「北のペースにまんまとはまった」「北に取りこまれたムン大統領」「日米韓、及び国際社会による制裁と圧力という歩調を乱す」等々。

次は、「対話は北に時間稼ぎさせるだけ」「過去にもあった北のちゃぶ台返し、約束破りが繰り返される」「北が非核化への具体的行動を示さない限りはダメだ」等々。

とにかく、「韓国のムン大統領は困った人だ」「ムン大統領は日本にとっては災いだ」と、連日のように批判の大合唱をテレビは繰り返し放映していた。

「北朝鮮問題の専門家?」が、どのテレビチャンネルにも出て来ては同じ批判を繰り返すだけなので、私はバカバカしくなって、この手の報道番組はあまり見なくなった。

ところが、北朝鮮のキム・ジョンウン委員長はそうした日本のメディアや安倍政権からの批判や予測を嘲笑うかのような劇的な外交に打って出た。

私はキム・ジョンウンは外交の天才ではないかとすら思った。少なくとも、安倍首相とはレベルが違うと思う。そして、ムン大統領の活躍も見事だと思う。ひたすら北朝鮮の脅威を煽りまくり、「対話の為の対話は無意味」「制裁と圧力を最大限に」と、バカの一つ覚えのように繰り返すだけの安倍外交は、完全に敗北し、今や、アメリカ・韓国・北朝鮮の三か国による外交路線から置いてきぼりを食う憂き目に。

アメリカと北朝鮮の両首脳による会談へと進む可能性が出て来た中、安倍首相は少しも喜ばないし、むしろ、ガッカリしたような顔をしているよ。梯子を外された思いなのだろう。そして、日本のメディアも同様だ。

ざま~みろ。

しかして、不思議だ。

もちろん、ムン大統領への批判はあって良い。批判には根拠もある。しかし、メディアの一つくらい、「専門家」のひとりくらい、ムン大統領の外交を支持し、南北首脳会談、米朝首脳会談が実現しそうな段階になったことを喜び、まずは最悪の戦争、第二次朝鮮戦争を回避出来る事態になったことを喜ぶ見解を示してもよかろうに、誰も、どこも、それを口にしない。

これって、やはり、異常だと思う。

メディアや専門家や政治家がこぞって、同じようなことを言い続けるって、非常に恐いと思う。

いや、もっと恐ろしいのは、同じことを言う人間だけをメディアが採用することだ。ムン大統領の融和路線を支持する日本の専門家や知識人だっているでしょう?

なぜ、メディアはそうした人達をテレビに出さないのか?

少しでもムン大統領を支持しようものなら、右翼からの脅迫…メディアはこれを恐れているのかもしれない。

こうして、戦前の大本営発表の如き様相を示すことが恐ろしい。

いざとなると、同調圧力、少数意見の排除、安倍政権への「忖度」…ヒステリックなまでに一色に染まってしまう日本の特異性は戦前のそれと何ら変わっていないのではないか?

それはそうだ。わずか70年やそこらで日本及び日本人の体質が変わるはずもない。

それはすなわち、何かをキッカケに、日本はいつでも戦前にいっきに戻る体質を持っているということだ。

しかし、国連も国際社会も、この度の急展開を歓迎している。

タカ派的にヒステリックに騒いでいるのは日本だけだ。

「対話はNO!」「制裁、制裁!」では、とどのつまりは戦争への道しか無いではないか?

中には、アメリカが北朝鮮に軍事行動を起こして欲しいかのような、それを期待するかのような言説を口にするバカタレもいる。テメエはいつでも安全地帯にいて、自分が戦死するわけではないから、勇ましい事を無責任に言う人間はいるよな。戦前にもあったように。

もちろん、今、北朝鮮の非核化への一歩が始まったばかりだ。これから虚々実々の外交が始まるのであり、その道程は長いかもしれない。北朝鮮がそう簡単に核を放棄するとは考えにくい。それでも、戦争よりは遥かにマシだ。しかし、案ずるより産むがやすし、ではないが、案外と短期間に非核化への道筋がつけられるかもしれない。

いずれにせよ、未来を予測することは非常に難しい。

特に、トランプ大統領もキム委員長も予測不能な政治家だ。

安倍首相は、このチャンスに拉致問題解決への道筋をつけて欲しい。

これが出来れば、「名誉挽回」になる。



安倍政権は「北朝鮮の脅威」を煽ることで、自民党及び憲法改正への支持を広げようとしていた。南北融和や対話路線を安倍首相が少しも喜ばない理由の一つはこれだろう。北朝鮮が暴れてくれた方が安倍政権には喜ばしいのだ。


古代の三韓の時代から二十世紀まで、朝鮮半島の国々は侵略との戦いの連続だった。他国から侵略をされた経験がほとんど無い、恵まれた島国の倭国・日本より遥かに厳しい条件の中で生き抜いて来た歴史がある。

よって、韓国や北朝鮮が日本よりも外交に優れているのは当然であろう。

少なくとも、アメリカの忠犬ハチ公である日本よりも韓国の方がまだ自立外交をしている。




2018.03.09 | | コメント(24) | トラックバック(0) | 政治・社会



平昌五輪:フィギュアスケート女子シングル&アイスダンス・完




●女子シングル:ショートプログラム結果

概ね、予想された展開ですね。

1位 アリーナ・ザギトワ 82.92点
2位 エフゲーニャ・メドベーデワ 81.61
3位 ケイトリン・オズモンド 78.87
4位 宮原知子 75.94
5位 坂本花織 73.18
6位 カロリーナ・コストナー 73.15
7位 ガブリエル・デールマン 68.90
8位 チェ・ダビン 67.77
9位 長洲未来 66.93
10位 カレン・チェン 65.90

これ、日本人選手にも銅メダルのチャンス、ありますよ。

ただし…嫌な言い方ですが…オズモンド選手とコストナー選手にミスが出れば、です。

で、日本の両選手よりも、上の両選手の方がフリーでジャンプミスをする確率が高いです。

ところで現在において私の好む主な女子シングルスケーターは、樋口選手、ポゴリラヤ選手、オズモンド選手、そしてザギトワ選手の4人です。ン?この4選手には何か共通項があるような、ないような。。。

それゆえ、オズモンド選手には是非ともメダルを取って欲しい気持ちがあるのですが、もちろん日本人選手にも取って欲しいので複雑な気持ちがしています。

オズモンド選手の魅力の一つ目は何と言ってもスピードです!スピードを生かしたジャンプは、フワーッと浮くようなジャンプに見えます。大きなジャンプです。

もう一つの魅力は妖艶さですね。美形で笑顔が素敵ですし、大人の色香が匂っています。

17才の頃に華々しくシニアデビューした時から注目していた選手ですが、残念なことに怪我が何度もあって欠場が多かったですね。それゆえ、22才になっての平昌五輪ではメダルを、と応援したくなります。


宮原選手も坂本選手もそれぞれ今やれる最良の演技で自己ベストを更新したのは素晴らしいですね。嗚呼、もしも、宮原選手に坂本選手のジャンプ力が搭載されたらメドベーデワ選手やザギトワ選手並になるんだけどなあ(^_^;)


ザギトワ選手、圧巻でした!これこそ真の意味で完璧な演技というのでしょう。
最後の二つのスピン。レイバックスピンもコンビネーションスピンも、あのリプニツカヤさんのスピンを上回る出来!全くブレの無い軸、回転の速さ!加速!柔軟性!そしてフォルムの美しさ等、文句のつけようが無いでしょう?

それと、出場選手の中で唯一人、3ルッツー3ループという高難度のコンビネーションジャンプを鮮やかに決めました!同じジャンプを跳んでいた安藤美姫さんよりもクオリティは上です。

このコンビネーションジャンプは2つ目の3ループが回転不足に成り易いのですが、彼女のジャンプにはそんな心配は全くありません。凄い運動神経と思います。

ステップシークエンスなど、これが若干15才の少女の演技なのか?と瞠目するばかりです。

しかも、メドベーデワ選手と同様、ミスをする気配が無い。

フィギュアスケートの「サイボーグ」か「怪物」か?アナタは(@_@;)

もちろん、表現がまだジュニアっぽいとか、ゴテゴテッとしているとか、「指先にまで神経の行き届いた繊細な表現」に乏しいとか、そうした注文を言うフィギュアファンがいることも承知しています。しかしね。。まだ15才ですからね。

一体全体、どんな練習を積み上げて来たのでしょうね?

ザギトワ選手がトリプルアクセルか4回転ジャンプを覚えたら、天下無敵でしょうね。彼女のジャンプ能力の高さから鑑みて、それはかなりの可能性があるのではないでしょうか?

ザギトワ選手に唯一の弱点?があるとすれば…今後、年齢から来る体型変化にどこまで対応できるかでしょう。身長が伸びに伸びて苦戦しているラジオノワ選手や、体重増加に苦しんだリプニツカヤさんの例があります。



アナウンサーから、「日本人選手のメダル(銅メダルとは決して言わない点がミソ)の可能性は?」と聞かれた解説の元選手の人達は…こちらも決して銅メダルとは言わない…「メダルの可能性は十分あります!」と答える。もちろん、少しばかり目が動き、微妙な言い方で。テレビには、本当のことを言わせない「同調圧力」があるんでしょう。それゆえ、安藤美姫さんのように、ウッカリ「本当のこと」を言っちゃいそうな人は解説者に呼ばれないのかもしれませんね。


五輪のテレビ観戦ですが、私はなるべく民放は避け、NHKを見るようにしています。

民放だと、ジャニーズ系だか誰だか知りませんが、タレントの身勝手で無意味なおしゃべりが延々と続き、わざとらしい感嘆の絶叫を聞かされ、煩くてウンザリさせられるからです。もちろん、この間、CMもバンバン入り、白けさせます。

アナウンサーにも煩いタイプがいますね。羽生選手が演技をした時のアナウンサーはセリフがウザイし、スピードスケートのアナウンサーは絶叫して吠えまくって煩かった。

これが野球やサッカーのようなプロスポーツの解説であればアナウンサーが絶叫しようが、悶絶しようが、さほど気にならないのですが、アマチュアスポーツでは非常に耳障りです。どうしてかな?

とにかく、テレビに出ている人が、「感動しました!」「大興奮しました!」「凄かったですッ!」「何と言う精神力!」等と、騒げば騒ぐほど、見ている私の感激とテンションはどんどん冷めて行くのです。

自分の感動を人に伝えるというのは難しいことです。しかし、それを仕事にしているのがメディアの人間でしょう。独りよがりな絶叫や感嘆は相手を白けさせる、という基本を知らないのかな。


●アイスダンス結果

1位 VIRTUE Tessa / MOIR Scott(カナダ)206.07点
2位 PAPADAKIS Gabriella / CIZERON Guillaume(フランス)205.28
3位 SHIBUTANI Maia / SHIBUTANI Alex(アメリカ)192.59
4位 HUBBELL Madison / DONOHUE Zachary(アメリカ)187.69
5位 BOBROVA Ekaterina / SOLOVIEV Dmitri(ロシア)186.92
6位 CAPPELLINI Anna / LANOTTE Luca(イタリア)184.91
7位 WEAVER Kaitlyn / POJE Andrew(カナダ)181.98
8位 GILLES Piper / POIRIER Paul(カナダ)176.91
9位 CHOCK Madison / BATES Evan(アメリカ)175.58
…………
15 MURAMOTO Kana / REED Chris(日本)160.63

テサモエ組が優勝しました。バンクーバー五輪と合わせ2つ目の金メダル!
パパダキス&シゼロン組もほぼ同じレベルでの銀メダル!
どちらが優勝しても不思議ではない展開でしたが、パパダキス&シゼロン組のショートでの思わぬ「事件」で少し出遅れたのが惜しかったです。フリーでは彼等の得点が少し上回っていましたからね。

ともあれ、平昌五輪の「ロクサーヌ」と「月光」は共に忘れられない名品でした。至福のひと時。

パパダキス&シゼロン組の「月光」→ここです

音質も映像も粗いですが、今のところこれしか見つかりません。

「月光」の3連続のピアノのリズムと共に始まる演技スタート。柔らかい腕の動きと物憂げな表情で私の心を鷲づかみにしてしまいました。

その次にイーグルからのセット・オブ・ツイズルの何と言う優雅さ!自然で淀みの無い流れ!

3位の銅メダルは私の予想通り、シブタニ兄妹がゲットしました。圧巻の4連続(規定では3連続まで。4つ目はオマケ)セット・オブ・ツイズルは完璧で私は何回観ても飽きません。

15位と健闘した日本の村元哉中&クリス・リード組の「戦場のメリークリスマス&ラストエンペラー」も素敵でしたね!村元選手の衣装の鮮やかさ…緑から桜色へ!…は一番です。来シーズンは是非とも170点台を目指して欲しいです。


●女子シングル:フリースケーティング

体調が優れぬゆえ、更新が遅れました。

いまさらですが、

こちらは私の予想がズバリ当たりました。

さりながら、私は宮原選手の演技に大きな感銘を受けました。
プログラム「蝶々夫人」はイマイチとみなしていた私の不明を恥じます(//>ω<)
スケートにいつも以上のスピード感があり、あの小さな身体がリンクいっぱいに大きく動いていたと思います。
だからこそ、繊細にして情感豊かな表現も実現出来たのでしょうね。
清楚な雰囲気と切なさの悲哀の交差が劇的でした。
彼女の一世一代の名演技だったのではないでしょうか?

銅メダルをとったオズモンド選手との差は、やはり、ジャンプにあったと思います。
オズモンド選手には宮原選手のような細やかさはありませんが、その代わりにパワーとスピードを生かしたダイナミックさがあります。スイスイと滑らかでスピード豊かな助走から跳ぶ彼女の雄大なジャンプ…ふわっと浮き上がるような…は女子選手ではピカイチでしょうね。ひょっとして男子以上ではあるまいか?

もちろん、オズモンド選手の素晴らしさはそれだけではなく、随所で見せる洗練された表現技術や繋ぎの濃さも特筆すべきだ。ただし、メイクの濃さは私の好みではありません。

ザギトワ選手とメドベーデワ選手の演技については何も言うまい。ただただ、凄い、としか。


●日本人選手を中心としたアスリート達の活躍は感動的でしたが、例によってメディアのアナウンサーやインタビュアー達の愚劣な問いかけには呆れるばかりでした。

宮原選手やスピードスケートの高木美帆選手へのインタビューは特に酷かった。

彼女達はきちんと答えていますが、内心、不愉快な気持ちにさせられていたことでしょう。

少なくとも、取材する側が選手よりも興奮していてはインタビュアーは失格なのだ。

それと、メダリスト達が各テレビ局に、「たらい回し取材」される現状は何とかならないだろうか?

同じ質問を、それも下らぬ質問を繰り返し突き付けられる選手達が気の毒です。


●町田樹さん、村主章枝さん、清水宏保さんの解説が良かった!

町田さんの素晴らしい解説はご存知でしょう。
参考→こちらのサイトです

村主さんですが、2人の選手のスピンやジャンプの映像を比較して、出来映え評価(GOE)の違いを説明していたのが良かったです。加点がたくさん貰えるスピンとそれほどではないスピンを並べて説明されれば、視聴者も分かり易い。

欲を言えば、演技構成点の評価についても同様に解説してくれたらなあと。

スピードスケートに関しては、清水宏保さんが良かったです。
「金メダルは嬉しい、銀メダルは悔しい、銅メダルはホッとする」は、経験者ならではの名言ですね。




2018.02.22 | | コメント(28) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



平昌五輪:フィギュアスケート個人戦・追記予定あり




●男子シングル:ショートプログラム

羽生選手。
五輪の動画は「巡回監視係?」によってすぐ消されるようですが→動画はここです

私のツボは動画の2分34秒。ステップシークエンス終盤のイナバウアー!色気を感じました!

テレビで見ていてもゾクゾクと身体が震える程の、「カムバック演技」でしたね!
4回転ループを跳ばなかったのが正解です。
金メダルは確実だと言わんばかりにメディアが発狂、いや、熱狂していますが、まだ分かりませんよ。フリーでフェルナンデス選手に逆転された一昨年の世界選手権のようなこともあったのですから。

演技時間の長いフリーではスタミナだけが心配です。

私としてはフリーでも4回転ループは回避して、4回転サルコウとトゥループの2種3回か4回にして臨んで欲しいと思います。一昨年のグランプリファイナルのような構成でもノーミスで優勝はほぼ確実なのですから。

ところで、キス&クライで向かって羽生選手の右側に座っている男性は誰?乞う、情報を。


ピンキーブウ様から情報を頂戴しました!
羽生選手の右隣のコーチはギスラン・ブリアンコーチで、クリケットでジャンプを担当しているそうです。


カナダのキーガン・メッシング選手の「雨に唄えば」
トリプルアクセルのミスはありましたが、素敵な演技ですね。五輪の動画はアップされていませんが、カナダ選手権の動画でも十分に堪能出来ます。途中でホップしたり、イーグルで傘をさして踊っている仕草をしたり、スピンの回転の速さ等、楽しさに溢れていますね。滑りも風貌も個性的な選手の一人です。


フェルナンデス選手。
やはり、金メダル獲得への執念を感じさせる名演技。身体が少し細くなったようですが、それだけ猛練習を重ねて来たのでしょう。全てのジャンプが余裕で決まり、チャプリンを彷彿とさせるステップも仕草もお見事!こうした明るく喜劇的なプログラムは彼の個性にピッタリです。彼も羽生選手と同様、フリーでのスタミナがどこまで大丈夫かですね。


チャン選手。
4回転トゥループは完璧!久しぶりに見た3回転ルッツー3回転トゥループのコンボも完璧!ドキドキ。。。トリプルアクセルは、嗚呼ッ!ギャッボン!ぐぐぐ。。またしてもトリプルアクセルに嫌われちゃったわ(-_-;)。


韓国のジュンファン選手。
まだ16才ですか!オーサー氏のクリケットクラブで着実に上手くなっている模様。彼の躍動するステップシークエンスやプログラム全体の表現を見る限り、この子はオオバケする可能性大とみた。


ロシアのアリエフ選手。18才。
げッ!いつ4回転ルッツを跳べるようになったんだ!?期待されたコリヤダ選手が不調の中、ロシアの希望の星になりそう。アリエフ選手はコリヤダ選手に劣らずスケートそのものが上手いと思います。


コリヤダ選手もネイサン・チェン選手も団体戦の不調から脱せないようですね。お二人とも、低血圧なのかな?朝に弱いのか。それとも、プレッシャーなのか。両方でしょうか。言葉がありません。


ボーヤン・ジン選手。
やはり、来ましたね。四大陸選手権から絶好調です。昨シーズン後半に「ジャンプだけ男」は卒業し、表現者としても一流の道を歩んでいますね。とにかく、ミスをする気配が有りません。ひょっとすると。。。


田中刑事選手。
4回転サルコウは残念!しかし、失敗を引き摺らず、見事に立て直しました。強くなったなあと思います。ステップシークエンスは2年前の彼とは別次元に突入しています。どれだけ猛練習を重ねたんだろう。素晴らしいですね。


宇野選手。
本人は団体戦の時の方が良かったくらいのことを言っているようですが、やはり、鬼才です!これ程の才能(もちろん、努力も)に恵まれながら、いまだにステップシークエンスでレベル4が取れないのも鬼才の鬼才たる由縁?



熱烈な羽生ファンだという二人の若い中国人女性の例がテレビで放映されていましたが面白かった。

このお二人、旅の疲れもあってか、自国の選手(たぶん、ハン・ヤン選手でしょう)の演技中にアクビなどしておるぞ!ケシカランな。それが、羽生選手の演技では泣き出さんばかりの応援と熱狂ぶり。

非国民だな(^○^)。いや、ミーハー系女の子の前には愛国心?など圏外なのです。

データをとったわけではないので、あくまで私の印象ですが。。。羽生選手のファンだという中国人女性や韓国人女性はたいていが若い女の子のようです。これが普通よね?それが、日本では五十代や六十代の中高年女性が圧倒的に多いのではあるまいか?これって、異常よね?

思えば、「冬ソナ」など、「韓流ドラマ」が流行した時に、若い俳優の熱烈ファンの多くが日本の中高年女性でしたね。異常現象はこの頃から始まったのか?(^◇^)


●男子シングル:フリースケーティング

羽生選手、金メダルおめでとうございます!

宇野選手、銀メダルおめでとうございます!

フェルナンデス選手、銅メダルおめでとうございます!

田中選手、進化を見せた演技、素敵でした。お疲れ様でした!


自分のアホな予想が大きくハズレ、大いに喜んだ片割月でした(((o(*゚▽゚*)o)))
日本のフィギュアファンにはこの上ない贅沢な時間でしたね。

羽生選手。
必ずしもベストの演技ではありませんでしたが、ベストを尽くした大熱演でしたね!凄かった。

私の希望したように、4回転ループを回避した作戦と知った時点で、「これは勝てるかも」と思いましたが、本当に勝ちました。少し疲れが見えていた最後の3ルッツでは、「絶対に転倒も氷に手をつくこともしないぞ!」との根性と金メダルへの執念が出ていました。

宇野選手。
何度でも言いますが、宇野選手はやはり鬼才です。演技スタイルもキャラも!
スケートの職人みたいなスケーターかな。

フェルナンデス選手。
演技後半の4回転サルコウが2回転になったのは痛かった!これでおよそ10点が消えてしまいました。スペインのファンはさぞかしガックリ来たでしょう。回り切って転倒しても、ダウングレードでも4回転であれば銀メダルでした。
ともあれ、念願のメダルがとれて良かったですね。

田中選手。
フリーではステップシークエンスでレベル4を獲得!これって素晴らしいことよ!羽生選手も宇野選手もステップはレベル3でした。これ一つ見るだけでも、田中選手の猛練習ぶりが想像出来ますね。


物凄い演技で12人をごぼう抜きにしたネイサン・チェン選手と、素晴らしい演技をしたのにメダルにあと一歩で届かなかったボーヤン・ジン選手。この二人はこれから一段も二段も強くなるでしょうね。

チャン選手。
やっとトリプルアクセルが決まりました!おそらく、競技人生最後となるトリプルアクセルを!パトリックを最後の最後まで苦しめたトリプルアクセルを!
フ~ッと息をした彼の姿を見て、私は胸が熱くなりました。彼の稀に見る美しいスケーティングは、ミスターフィギュアスケートそのものでした!お疲れさまでした!しかし、団体で念願の金メダルがとれて良かったです。

カナダのキーガン・メッシング選手の「チャプリンメドレー」
フェルナンデス選手のショートプログラムに劣らぬ面白さ!フィギュアスケートの醍醐味です!

私、思ったのですが、宇野選手もこのような愉快なプログラムを一度演じて欲しいな。
彼ならきっとユニークなプログラムになると思います!


羽生選手のジャンプ。
これは彼の特殊能力でしょう。全盛期のパトリック・チャン選手を除き、羽生選手ほどの美しいジャンプを跳べるスケーターはいないでしょう?

ジャンプの幅、大きさ、空中姿勢の美しさ、ランディング後の流れのスムーズさ等。

どこぞの首相が、「対話の為の対話は意味が無い!」とバカの一つ覚えに言っているようですが、羽生選手のは「ジャンプの為のジャンプ」にはなっていないですね。「プログラムの良さを引き立てる為のジャンプ」になっています。

どのジャンプも美しく、そして優雅だ。



テレビでは、誰も演技構成点の「評価の差」を質問しないし、誰も説明をしない。

どうして羽生選手やフェルナンデス選手の演技構成点の評価は高く、ボーヤン・ジン選手やネイサン・チェン選手のはそれほど高くないのか、だ~れも解説しないですね。

アナウンサーだって、「どうして?」と思うでしょう?

視聴者だって、「解説を聞きたい」と思うでしょう?

何か、申し合わせみたいなものがあって、「聞いてはいけません」となっているのかな?

解説者の方も、「聞かれても説明が難しいので勘弁して下さい」となっているのかな?


●ペア競技。

少ししか放映してくれませんねε=ε=(怒゚Д゚)ノ
須崎海羽、木原龍一組が出場しているし、シングルとは違う魅力があるのに!
日本人選手が出場していない競技を延々と放映している時間があるのに!
どうして!エッ!?どうして?
もしかすると、アイスダンスも同じ扱いを受けるのか?

それでも、優勝したドイツのサブチェンコ、マッソー組の完璧でハイクオリティな演技には、「嗚呼、いいものを見せて貰った!」と感激しました。特に、サブチェンコ選手(34才!)は五度目の五輪にしてやっと手に入れた金メダルでした。大泣きする彼女にこちらも貰い泣きしました。

また、メダルの有力候補であったにもかかわらず、ジャンプでミスが出てメダルに届かなかったタラソワ、モロゾフ組。キス&クライで結果を知るや、タラソワ選手が泣き崩れる姿にも貰い泣きでした。゚(゚´Д`゚)゚。




2018.02.17 | | コメント(27) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



アシュリー・ワグナー選手、アナタもか:愚見を少々




ザギトワ選手のショートプログラムに関するワグナー選手の発言記事→ここです

Ashley Wagner
@AshWagner2010
Ok. I respect the competitive approach. But no cannot do this set up. It's not a program. She killed time in the beginning and then just jumped the second half. It's not a performance. I understand that this is what the system allows but it's not all figure skating is about
11:55 - 2018年2月12日


ワグナー選手が宮原選手の演技とショートプログラムを大好きと言ってくれるのは嬉しい。逆にザギトワ選手の演技やプログラムは好きでは無いようです。ハッキリ言えば嫌いなのでしょう。

要は、彼女は自分の好みを率直に言ったまでのことです。

しかし、好きではない、又は嫌いな理由を色々と書くと、それはどうしても批判・中傷と接近する危険性があります。本人にその気は無くても、読み手にはそう受け取られてしまうのです。※

※過去、私が橋下元大阪市長や貴乃花親方の批判記事を書いた時、「つまり、アナタは好き嫌いで言っているんだろう。やはり、女らしい書き方だね」くらいの、冷笑コメントを何度も頂戴したことがあります。

ましてや、文字数の限られているツイッターではなお誤解を招きやすいです。

しかしながらワグナー選手、いくら好きでないにせよ、「ここまで言うか?」と感じる発言内容ではありますね。

もう、ボロクソ(^_^;)

良くも悪くも日本人選手はこういうこと言わないですね。引退した元選手やコーチではなく、現役選手が他国の選手の演技への好き嫌いをハッキリ言うのは日本では非常に稀なことでしょう。

この辺りは文化・習慣の違いなのか、単にワグナー選手の個性なのか。。。

もっとも、タラソワさんやミーシンさんも、自国の選手に対してでも歯に衣を着せずケチョンケチョンに言う例もありますからね。まあ、彼等くらいの長老ともなれば大目に見られるでしょうが。

先の記事でも触れましたが、五輪ともなると、こうした過激?な意見があちらこちらで飛び交う。

ワグナー選手も五輪の時ではなく、せめて、昨年のグランプリシリーズの時に言えばまだ良かったのよ。ザギトワ選手は昨シーズンからずっとこのやり方でをしているのですから。

五輪熱で脳内が沸騰しちゃうのかしらね。ファンも選手も解説者も。

私もエキサイトはしますが、元々ミーハー度数が低いので、脳内が沸騰するところまでは行かないなあ。

もちろん、私はワグナー選手の好みとは全く違います。ザギトワ選手の演技やプログラムについてのワグナー選手の好き嫌いには共感出来ません。宮原選手については共感します。

ジャンプを7本全て演技後半に並べるのはプログラムとしてはどうなの?偏っていないか?についてはある程度分かります。ザギトワ選手が何年経っても同じ構成で演じるのであれば、「少しは変えてみたら?」と思うでしょう。

しかしながら、基礎点が1.1倍される演技後半にジャンプを集めたザギトワ選手の演技構成を、「点取り虫」と揶揄する例もあるようですが、点取り虫であろうが、てんとう虫であろうが、スポーツは勝ってナンボの世界と思います。

仮に問題があるとするならば、それは現行ルールにあるのです。選手ではありません。



2018.02.14 | | コメント(9) | トラックバック(0) | フィギュアスケートネタ・海外



平昌五輪:フィギュア団体他(完)




●フィギュアスケート団体戦は、順位よりも、各選手達の調子を知るチャンスでもあります。

また、ジャッジの評価も分かりますしね。

ショートプログラム男子では宇野選手、チャン選手、チェン選手の出来あがり状態はどうなのか楽しみです。

アイスダンスではもちろん、村元哉中(かな)&クリス・リード組がどんな評価を貰えるか楽しみです。

競技の進行と共に、追記予定です(^_^)/


●他の競技も楽しみが一杯ですね。

小平選手・高木選手の二枚看板を擁するスピードスケート、男子モーグル、女子ジャンプ、スノーボードではハーフパイプやビッグエア等、男女とも日本人選手の活躍が期待出来ますね。

不安があるとすれば、日本は韓国人選手が絡むとロクなことが無い、との危惧ですね。

私は別に「嫌韓」でもなんでもないけど、スポーツマンシップという点では韓国はバッドルーザー的傾向がありますし、日本人選手相手ともなれば、「いかなる手段を用いても」、あの手この手を使って日本人選手に不利になるような小細工がありそうで。。。信用出来ません。

平昌五輪のウェブサイトに、地図から日本列島が消された状態でアップされていたことがありましたね。日本政府が苦情をを伝え、その後、日本列島はアップされましたが、「うっかりしていました」なんて、信じられませんよね。

私の思い過ごし、偏見かもしれませんが。。。


☆平昌五輪フィギュアスケート:リザルト→サイトはここです

●団体:男子シングル・ショート
予想外の展開でした。

パトリックはやはりジャンプが深刻です(-_-;)。3本とも不本意な出来。転倒が2回。プログラムは素晴らしいのに。いくらなんでも、この演技に演技構成点で9点台が並ぶというのは出し過ぎと思いますが、五輪では毎回のことながら採点がエスカレートする傾向がありますのでこんなものかもしれません。

初の五輪出場での初戦というこもあり、チェン選手には極度の緊張があったのでしょうか。団体戦ですと余計に重圧がかかるでしょうし。しかし、これでチェン選手のジャンプが不調とは断定出来ないでしょうね。個人戦ではガラッと良くなるかもしれません。ちょっとしたタイミングの問題だけでしょうから。

コリヤダ選手は更に悲惨でした。彼は元々4回転ルッツの成功率は良く無いので驚きませんが、他のジャンプもガタガタになるとは…こちらもチェン選手と同じ現象でしょうか。

イスラエルのビチェンコ選手がクリーンな演技を見せました。年齢は30才?凄いです。いつもながら小気味の良い滑りです。スピンなど初めからレベル4をとる気など無いというか、そんなん、しゃらくせいや、って感じ。そういうあっけらかんとした雰囲気が面白いですね。

宇野選手。想像よりずっと素晴らしい出来に興奮しました。他の選手達のような緊張も重圧も感じられない伸び伸び演技でした。ステップは素晴らしいと思うのに、どうしてレベル4がとれないんでしょうか。。。


●団体:女子シングル・ショート

韓国のチェ・ダビン選手は大舞台で見事にクリーン演技。彼女もジャンプが非常に安定しています。これだけでも素晴らしいことです。バンクバー五輪の頃であれば、これで優にトップファイブに入るであろう内容。が、もっと技と技の間の繋ぎを増やし、演技全体に個性が強く出てこないと演技構成点で評価されないんです。

宮原選手。演技全体は素晴らしかったと思いますが、恐れていた回転不足が出ました。大量点を稼ぐ箇所の3Lz-3Tのコンビネーションジャンプの両方で回転不足を取られたのは痛過ぎます。68点台の結果に、宮原選手の達成感溢れた表情が凍りついた。個人戦までに修正が間に合うといいのですが。

綺麗に決めた宮原選手の単独3LoにGOE-3と評価したジャッジが一人いたこと、片や、オズモンド選手のミスジャンプにGOE+3をしたジャッジが一人いたこと、回転不足やレベルの判定を下すテクニカル・スペシャリストが韓国人らしいこと、これらのことから、例の「陰謀だ~!」「不正ジャッジだ~!」が炸裂しているようです。いつものお決まりの「お祭り騒ぎ」です。

しかし、こういう進歩の無いフィギュアファンが相変わらず少なくないようですね。

GOEの方はほぼ明らかにジャッジのボタンの押し間違いでしょうし※、回転不足はコストナー選手もオズモンド選手も取られています。別に、宮原選手だけ「狙い澄まして」やったことではないでしょう。

仮にですよ、万が一ですよ、この韓国人審判に「暗い動機」があるとすれば、それはむしろ日本の宮原選手に対してではなく、OARのメドベデワ選手に対してでしょう。ソチ五輪でキムヨナ選手の金メダルを「奪った」ロシアに対してこそ恨みがあるのですから。ソチの恨みを平昌で、ということで。いずれにせよ、アホなお話ですが。


ジャッジの「ボタンの押し間違い」を防止する手立てをISUは真剣に考えて欲しいですね。上下カットで極端な評価は反映されませんので大した問題はありませんが、平均値を出す上で少し影響があります。


●団体:アイスダンス・フリー

☆テッサバーチュー&スコット・モイア組のフリーダンス「ムーラン・ルージュ」
ここです
五輪の動画がアップされていないのでカナダ選手権ので我慢。

テサモエに止めを刺す。
この鳥肌ものの演技を見てもフィギュアスケートに魅力を感じない人がいるとしたら。。。

冒頭のセカンドエレメンツのセット・オブ・ツイズル!!ファーストセットは左足の右回転、セカンドは右足の左回転、サードは左足の左回転で歌の「ロ~~クセンッ!♪」※と共にバシッと終了。これは、スゲエ。。

※歌詞が、「うな重、うな重、6千(円)!」という空耳で有名です。
「ロクサーヌ」が「ロ~クセンッ!」と聞こえるんですよね。
興味のある人はこちらの動画をどうぞ→ここです

●団体:男子・フリー

パトリックがやっと4回転ジャンプを2本決めたわ(^o^)。
残るはトリプルアクセルね。個人戦では是非!
それにしても、パトリックは年齢的に団体戦でショート・フリー共に演じるのは、次の個人戦を考えると体力的に大変だと思いますが、何としても金メダルを!との、パトリックの、いや、カナダチームの熱意を感じますね。恨み重なる?宿敵?のロシアに勝ちたかったでしょうし。

リッポンポン。成功率の低い4回転ルッツを跳ばず、ノーミス演技に徹して正解でしたね。この辺りは若いコリヤダ君とベテランとの違いでしょうか。

演技終盤、トリプルルッツを跳ぶ直前に上半身を思い切り後ろに反らす動作がありますが、ここからルッツを跳ぶのは難しいでしょう。これも、いわゆる繋ぎの一つなんですよね。残念ながら回転不足を取られましたが。リッポン選手もジェイソン選手と同じく、男性の割に身体が柔らかいですよね。

イタリアのリッツォ君(19才)が生きの良い演技で爽やかでした。イタリアにも有望な若手が出て来ました。

田中刑事選手。うう。。。4回転サルコウが不調な様子。2回転になるくらいなら、思い切り4回転跳んで転倒した方が得点がずっと多く貰えるのに、と考えるのは素人。それが出来るくらいなら苦労は無いと!

が、それよりも、ステップやスピンでのレベルの取りこぼしの方が問題です。こういうの、何のかんのと演技構成点にも影響するでしょうしね。

ともあれ、個人戦ではなく団体戦だったのが幸い?でした。


●団体:女子・フリー

ザギトワ選手。ハイレベルな内容のノーミス演技を何回見せられたことか!天才、という言葉を使うなら彼女にこそ相応しいかもしれません。技も凄いけど、体力や運動神経も非凡なのでしょうね。

出ましたよ。158点台のべらぼうな高得点!後ろでザギトワ選手を祝福していたメドベデワ選手の笑顔がひきつっていたように見えましたが、これは私の歪んだ心がそう思わせたのに違いない。

ドッヘ~ェ!欧州選手権に続いて演技構成点が75点台!コストナー選手より高い。5項目に9点台前半が並ぶ。しかも、何と、スケートスキルよりもトランジッション(技と技の繋ぎ)の方が評価が高い。普通は逆なのですが、高評価が並ぶ中では珍しい。それだけザギトワ選手の演技は中味が濃い、ということですね。

とにかく、ステップ・ターンだけではなく、イナバウアーやバレエジャンプやスパイラル等、ありとあらゆるムーブメンツが技と技の間に上手く嵌め込まれています。不思議なのは、(メドベデワ選手もそうですが)いわゆる、「詰め込み過ぎ」という印象が無く自然に演じられていることです。それでいて、スピード感もあるのです。

昨年末のグランプリファイナルでは8点台後半の70点台だったのが、今年の欧州選手権で75点台に大アップ。この流れは、ソチ五輪シーズンで、ソトニコワ選手やリプニツカヤ選手がグランプリファイナルで60点だったのが、欧州選手権で一気に68点とか69点に大アップしたのと非常に似ています。。これは。。Σ(゚д゚|||)Σ(゚д゚|||)

しかし、ザギトワ選手の方が一段上のレベルで達成しているのですから凄い。私の好みでは、「芸術派」のメドベデワ選手や宮原選手の演技よりも、「体育会系」のザギトワ選手の演技に惚れ惚れとしてしまいます。いや、「芸術派」もコストナー選手クラスとなりますと別ですが。

長洲選手。24才にして、ついにトリプルアクセルを鮮やかに成功させました!それだけではなく、その後もほぼ大きなミス無く、素晴らしい演技をやり遂げたのですから!泣けた。。。

感動という点では長洲選手の演技が一番でした。単に演技そのものが良かったからではなく、これまでの彼女のスケート人生を重ねて演技を見てしまうからです。

トム・ザカライセックコーチも仲間も大感激でしたね。リッポン選手は涙ぐんでいたような。

五輪の大舞台でトリプルアクセルを成功させた女子選手は伊藤みどりさん、浅田真央さんに続いて長洲選手が3人目でしょうか。個人戦が楽しみですね。


☆これは解説者として如何なものか?高橋大輔さん。

(引用開始)…高橋氏は、「そうですね、僕自身も演技見させていただいたんですが、非常にすばらしかった」とまずは絶賛。その上で、「ちょっとあの得点は抑えられすぎじゃないかなというところはありましたかね。ジャンプも上から見ると回ってると思ったんですけどね。2つとられてしまったので。そこはちょっと」と疑問を投げかけ、「カメラの角度や見る位置の角度で回転不足に見えてしまうこともありますので、そういったところが不運だったのかなと思います」と語っていた…(引用終わり)。

「元選手のジャッジ」を信じたり、悪用するフィギュアファンが少なくないです。

選手はあくまで選手であって、ジャッジではありません。

この場合は、いわゆるジャッジではなく、回転不足を判定したテクニカルパネルに対する疑問です。

高橋大輔さんは、「宮原選手の得点が抑えられている」と言うのであれば、他の選手の、当然回転不足を取られるべきジャンプが見過ごされている例を挙げなければいけないと思います。

たとえ、聞き手から誘導的な質問があったにせよ、それに釣られてはいけないと思います。

高橋さんの日本人選手思いの優しさから出た意見であったとしても、解説者としてはどうなの?お遊びでもなく、ボランティアでもなく、お仕事としてギャラを貰って出演し解説しているのです。

このような解説はガッカリです。

聞きたくなかったよ~。゚(゚´Д`゚)゚。



五輪となると、こうした自国贔屓的な言説がメディアに飛び交うのは他国でもあります。

私はこういう五輪の雰囲気は、嫌だ。








☆MRI検査の結果ですが、悪性のものは無かったようです。やれやれ(^_^;)。
皆様から暖かいお言葉を頂戴し、有り難く思いますm(__)m

2018.02.09 | | コメント(18) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



「学者」に騙されまい:愚見を少々




img6775110620fujiwara.jpg

●私は、数学者であり山岳小説家・新田次郎の次男でもある藤原正彦氏のエッセーの大ファンです。新潮文庫版「若き数学者のアメリカ」「遥かなるケンブリッジ」等、イギリスやインドの優れた数学者たちの様々なエピソードや、自身の失敗談等を独特のユーモアをまじえ楽しく描いています。

ところが、その後、藤原氏は政治・社会問題や歴史問題を中心としたエッセーを書くようになりました。

その中から、「日本人の誇り」(文春新書)を読みました。目次からして、「すばらしき日本文明」とか「日本を取り戻すために」とか、どこぞの国の某首相が喜びそうなテーマが並んでいます。それはそれで一概に否定はしませんが。

しかし、現代の日本人のモラルの低下を嘆くの良いのですが、江戸時代の治安を例に挙げて、あたかも江戸時代の方がモラルが高かったような記述を目にした時、私は驚きました。

藤原氏が言うには、江戸にはおよそ100万の人々が住んでいたが、それを与力、同心、目明しなど、わずか数百人で治安が保たれていたと主張するのだ。

私が調べたところ、現在の東京には江戸の頃の10倍、およそ1000万弱の人々が住んでいます。それに対し、警視庁の職員の数はおよそ4万6000人のようです。

なるほど、江戸の頃の方が人口に対し遥かに小さい「警察官」の比率でした。

では、藤原氏の主張は正しいでしょうか?藤原氏と同じような事を言う人が少なからずいるようです。


●正しいと思う人は、残念ながら判断力・論理性に問題ありです。インチキに騙されやすい人です。

ここに、都道府県別の病院数と県民10万人当たりの比率のデータがあります。
ここです

10万人当たりの病院数の比が最も大きいのは高知県であり、最も小さいのは神奈川県です。

これを藤原氏の論理に当てはめますと、「神奈川県は最も少ない病院数で多くの神奈川県民を診ているのだから、神奈川県民の健康状態も最も良いと言える」「病院が少ないのは、県民がみな健康な証拠」

となります。

そんなことは有り得ないと誰でも分かります。神奈川県民は都道府県の中で最も平均寿命が長いのでしょうか?もちろん、病院数と寿命とは何ら相関関係はありません。ネット上で調べてもすぐ分かります。

これだけで藤原氏の、「江戸はモラルが高かった」との主張は崩壊です。

これ以外にも、
①町民には町役人がいて、江戸の町には300ヶ所の「自身番」があったこと。つまり、町内の治安の多くが町内の自治で管理され、町奉行所にいちいち犯罪事件を報告しなかったこと。

②同様に、農民にも村役人がいて、治安は村の自治に任されていた。幕府直轄領の各代官所で働く武士はそれぞれ20人~30人くらいだったそうですから、広い農村の治安など守れるはずもありません。また、農民も出来るだけ代官所には伏せて、事件を解決していた。これは、以前に記事に取り上げた、「百姓たちの幕末維新」(渡辺 尚志著・草思社)にも書かれています。

町奉行所の与力も同心も、事実上は世襲制になっていたので、彼等のモットーは江戸の人々の治安を守ることよりも、いかに、無難に、何事も無く、お上からお咎めの無いようにいられるかどうかでした。

それゆえ、彼等が複数殺人や放火のような事件には対応するにせよ、ちょっとした強盗、空き巣、暴行などは見て見ぬふり?をし、「余計な揉め事を町奉行所に持ち込むな」であったとしても不思議はありません。

③大名や武士の犯罪はどう処理されたのでしょうか?もちろん、藩やお家の名誉のため、関係者の間でもみ消された。お金ですね。幕府の大目付や目付に知られたら藩やお家の一大事です。しかも、町奉行所の管轄外です。

「わずか数百人で100万の江戸住民の治安を」が成立する背景には、上記の理由があります。町や村や藩や武士の犯罪が全て奉行所に届くのではなく、ほとんどが「報告されず」「もみ消され」ていた実態」があったと見るべきでしょう。

●以上は、江戸時代についての少しの知識と常識を働かせれば、誰でも分かることです。

藤原正彦氏は数学者です。それゆえ、私達より論理的思考力には優れていると思うのですが、どうも、専門の数学を外れると、その論理性がどこかに飛んで行ってしまうのでしょうか?

いったい、どういう根拠で江戸は(今の東京よりも)モラルが高かったと信じ込んでいるのでしょうか?

むしろ、江戸の方がモラルは悲惨だったかもしれないのです。

しかし、モラルの高さ低さは、時代別に比較が出来るものでしょうか?

そもそも、モラルの定義って、何でしょうね?


●国際政治学者・三浦瑠麗氏の驚くべき主張
ここです

読んでいて、目が点になったのは以下の箇所です。

(引用開始)…大日本帝国が本当の意味で変調を来し、人権を極端に抑圧した総動員体制だったのは、一九四三(昭和十八)~四五年のせいぜい二年間ほどでした。それ以前は、経済的に比較的恵まれ、今よりも世界的な広い視野を持った人を生み出せる、ある種の豊かな国家だったと考えています。それを全て否定するのは一面的で、過去を見誤っています…(引用終わり)。

①経済的に比較的恵まれ?
日本が政治も社会も経済もどん底のボロボロの戦争末期と比べ、「恵まれ」なんて、何の意味があるのか?

②今よりも世界的な広い視野を持った人を生みだせ?
どうなんでしょうか?私には分かりません。具体例も根拠も何も無い。
いや、むしろ、広い視野を持たなかったから、ナチスドイツと組み、無謀な戦争を始めた、とも言えるのです。

③ある種の豊かな国家?
そうですね。戦争成金はいたでしょうし、中国人や朝鮮人を半強制的に凄まじい労働環境でタダ同然で働かせた企業経営者や、小作農を搾取していた大地主達には「ある種の豊かさ」があったでしょう。

政治的には既に民主主義は無く、女性の参政権も無かったのに、「ある種の豊かな国家」とは?


これで学者が勤まるのかなあ。。。

問題は、そのような「学者」を頻繁に起用するメディアにこそあると言えましょう。

東京新聞の読者は三浦氏の主張を読み、「偉い学者さんが言っているのだから正しいのだろう」と思うのかしら?


歴史なら、地道に歴史を研究している専門家がたくさんいます。

考えてみれば、藤原氏も三浦氏も、歴史の専門家ではありません。

もちろん、専門家でなくても歴史を語り、説明し、主張を述べてもいい。

しかし、メディア、特にテレビ局はその道の専門家をもっと招くべきではないでしょうか?

自然科学の世界ではさすがに、専門家を招きますが、

歴史となると、なぜか、専門外の人がテレビに登場するケースが目につきます。

例えば、慰安婦問題であれば、ライフワークとして取り組んでいる吉見義明氏が、南京大虐殺であれば笠原十九司氏がいるにも拘らず、彼等を招く主要テレビ局を寡聞にして知りません。専門では無いタカ派のオバサンやチンピラ極右作家を登場させ、怪しげな主張を語らせています。




2018.02.07 | | コメント(14) | トラックバック(0) | 歴史・文化



平昌五輪が最後の競技となるか:パトリック・チャン選手




●kan kan様から頂戴したパトリック・チャン選手情報です!

パトリックですが、今シーズンはジャンプの調子が悪く、9月に予定していたヨーロッパの大会をキャンセル、その後のカナダ杯の前の新聞のインタビューでも、ジャンプの調子がよくないので、構成を変えて今回は4Sを外す。 オリンピックは今回が最後なので、メダルは考えず楽しみたい、と消極的でした。果たして、カナダ杯ではFPでミスが出ていい結果が出なかったので、心機一転、新しく出直すためにズエヴァコーチを離れて、しばらくヴァンクーヴァー島の静かなリゾートで心の整理をして、今はヴァンクーヴァーのクラブで練習中だそうです。
12月にカナダチームのオリンピックオフィシャル航空会社のプロモーション(CM?)のためにトロントにきてその帰りに、エドモントンでオズモンド選手のコーチで元アイスダンサーのワリアコーチにアドヴァイスをうけてヴァンクーヴァーに戻ったとのこと。 今日のCBCのスポーツ番組で、そのワリアコーチがパトリックのコーチに決まったとアナウンスがありました。

パトリックも若い選手が数種の4回転をどんどん跳ぶようになって、複数の4回転なしではメダルに届かないような時代になってきて少々気持ちがめげていたのかもしれません。
今シーズン、4回転ジャンパーはミスが多いし、羽生選手もケガで未知数。 こんな状況はパトリックにとってモチベーション高揚にプラスになるかもしれませんね。

以上、CBCとトロントスター新聞からの情報、フェイクニュースではありません(笑)。


2018年カナダ選手権:パトリック・チャン選手のフリー「ハレルヤ」
ここです

う~ん。やはり、ジャンプ不調ですね。。。
世界選手権3連覇した頃なら、多少は調子が悪くても、冒頭の4T-3T、単独の4Tは決めていましたが。。。

それでも、男子では世界一美しいスケーティングは健在です!

私は彼のスケーティング、ステップシークエンスが見られるだけでも幸せな気持ちになれます。

「すべて、最高のものは、それぞれの領域を超える」と喝破した人がいるそうです。

まさしく、パトリックのスケーティングは、「スケートの領域を超えている」かのようです。

演技後のパトリックのサバサバとしたような表情が印象的です。

フリーの「ハレルヤ」は、ソチ五輪の時の高橋大輔さんの「ビートルズメドレー」のごとく、パトリックの演技の、彼のスケート人生の総決算になるものでしょうね。

両スケーターはタイプは異なれど、それぞれ偉大な男子スケーターです。

おそらく、平昌五輪がパトリックの最後の競技になるかもしれません。

平昌五輪で彼がメダル争いに絡むのは少し難しいかもしれませんが、ひょっとすると、ひょっとするかも。ベテランらしく上手くピーキングを合わせれば、彼には総合得点で300点越えするだけの力があります!

結果がどうであれ、演技の彼の爽やかな笑顔、満足した笑顔が見たいです。

日本人選手と、パトリックの演技の時に私は一番ドキドキして、息を飲みながら見守ることになります。



2018.02.05 | | コメント(4) | トラックバック(0) | パトリック・チャン



竹内すい選手とカロリーナ・コストナー選手




●竹内すい選手への期待:3A-3Tを決めて優勝!
インターハイ・フリー冒頭→動画はここです

インターハイ・プロトコル→サイトはここです

昨年の全日本選手権で竹内すい選手を取り上げましたが、やってくれました!


彼女は16才なのですが、ジュニアではなくシニアで戦っているようです。

西日本選手権では総合得点158点台で6位。
全日本選手権では総合得点169点台で17位。
インターハイでは総合得点191点台で1位。
凄い飛躍です!

動画でご覧のように、3Aはギリギリ回転不足クリアーでしたがしっかりと降り、セカンドジャンプの3Tも回りきって降りています。紀平選手の3A-3T程のクオリティではありませんが、並大抵ではない資質を感じます。

女子では単独の3Aだって非常に難しい技です。3Tとのコンビネーションは超難しい。男子のトップ選手でもしばしばミスをするコンビネーションジャンプです。

冒頭の3Lz-3Tを見ても分かるように、彼女はセカンドジャンプに3Tを付けるのは得意そうです。

さらに凄いのは、ノーミスで演じ切ったことです。3Fで「!」がついていますが、ミスと言う程ではないでしょう。課題がありそうなのは、ステップシークエンスでしょうか。レベル2で加点もさほどありません。

竹内すい選手のように、日本スケート連盟から強化選手に指定されていないスケーターが、191点台という高得点で高校の強豪選手達を抑えて優勝したというのは快挙ですね!

全日本選手権17位の実績では普通は難しいのでしょうけど、日本スケート連盟は来シーズン、竹内選手を強化選手に指定し、できうることならNHK杯に出場させてくれないかしら?彼女のような将来有望なスケーターには粋な計らいをお願いしたいです。露骨に言えば、「不公平」なのかもしれませんが、スポーツの世界では才能ある若手には「飛び級」的な対応は有り、と思います。

伊藤みどりさんが世界選手権で3Aを成功させてから30年が経っています。そして、浅田真央さんが3Aを跳び続けて来ました。この日本女子の伝統が守られているのは嬉しいです。

紀平選手、竹内選手の成功に刺激され他の若手女子選手達も、「次は私!」と続いて欲しいです。

現在、女子シングル界は「ロシアの一強時代」をむかえています。ロシアの女子選手達と同じジャンプ構成で戦っても日本は「ロシアの牙城」を崩すことはまず不可能でしょう。


●カロリーナ・コストナー選手の芸術的な演技!
ここです
演技構成点は38点台!5項目において、9点台の前半~後半の評価が並んでいます。

長身で手足が長く、しかもスケートが上手いのでひと蹴りひと蹴りでスケートがグーンと伸び、加速します。ダイナミックな滑り!それに加えて、上半身や腕の使い方が美しく、情感豊かです。これは才能にプラスして年季も必要なのでしょうね。日本舞踊でもそうですが、やはり、若い舞妓さんの踊りと比べ、芸妓さんの踊りは素晴らしいです。

ロシアのトップ選手の方がトランジッションが豊富でジャンプ構成も高度ですが、それでも国際ジャッジはコストナー選手の演技にメドベーデワ選手に勝るとも劣らぬ評価を与えます。

コストナー選手の演技を見ると、フィギュアスケートは奥が深い!と分かりますね。

これだけの芸術的な演技が出来るスケーターは、高橋大輔さん、ステファン・ランビエールさん…

あと、他に誰がいたかしら?




2018.02.03 | | コメント(15) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連



平昌五輪フィギュアスケート・日本はメダルを獲れないと予想




私はもちろん日本人選手贔屓ですので、一人でも二人でもメダルが獲れたら、と強く願い応援します。
しかし、願望(又は期待)と現実的な予想は、あくまで別物とします。

五輪では、「勢い」のある選手が勝つんですよね。

それと、演技構成点の評価が高い選手の方が有利です。

私の予想が嬉しい方向で外れるといいのですが。


●団体予想
これは、ロシアからの選手・アメリカ・カナダの牙城を崩すことはほとんど不可能です。日本は4位の座を中国やイタリアと競う展開になるでしょう。


●女子シングル予想
金メダル:ザギトワ
銀メダル:メドベーデワ
銅メダル:オズモンドorデールマンorコストナー

総合力ではメドベーデワ選手と思うのですが、怪我からの「完全復帰」にはまだ少し不安があるのと、ザギトワ選手の「騎虎の勢」を考慮すると、ザギトワ選手に軍配が上がりそう。両選手ともソチ五輪時のソトニコワ選手やリプニツカヤ選手よりも実力は上であり、もちろん、他の国の選手達より一段階上です。

銅メダルの予想は難しいです。候補に挙げた3人の選手達はいずれもショートではノーミスで高得点を稼ぎますが、フリーでのジャンプに問題があります。

強いて言えば、演技構成点の評価が高く、ジャンプも上手く行けばノーミスの可能性もあるオズモンド選手か。3選手の中で一人くらいはショートもフリーもノーミス演技をするでしょう。その人が銅メダルということ。

3人に続くのが、宮原選手・坂本選手・ソツコワ選手・テネル選手・長洲選手でしょう。

四大陸選手権を見た限り、宮原選手は怪我からの完全復帰に不安がまだ残ります。ジャンプにいくつも回転不足があり、ここが非常に気がかりです。トリプルルッツとトリプルサルコウがなかなか厳しそう。怪我の為でもあるでしょうけど、一昨年・昨シーズンまでの「オーラ」に少し欠けているようです。プログラムそのものもイマイチ魅力が無い。

坂本選手には「勢い」がありますのでちょっと期待したくなりますが、ノーミス演技をしたとしても、演技構成点が上記の3人よりも評価が明らかに下なので、銅メダルに食い込むのはなかなか難しいでしょう。ただし、ショートで彼女がステップでレベル4で加点が1.00点以上の評価になり、なおかつノーミスであればメダル圏争いもありか。プログラムも良い。坂本選手はスピンも上手いのが強みですが、ステップが少し見劣りします。

全米で優勝したテネル選手にも「勢い」がありますが、演技構成点の評価があまり高くない。

長洲未来選手がショートもフリーもトリプルアクセルを完璧に決め、なおかつノーミスであれば。。。


●男子シングル予想
金メダル:チェン
銀メダル:フェルナンデス
銅メダル:ジン

優勝はネイサン・チェン選手でしょうね。無理に4回転ルッツを跳ばなくてもノーミスで勝てるでしょう。それに、ステップが格段に素晴らしくなっています。演技構成点の評価も上昇中。やはり、「勢い」があります。

「勢い」ならボーヤン・ジン選手も負けていません。ただし、ソチ五輪でメダルを獲り損なったフェルナンデス選手には人一倍、メダルへの執念があるでしょうから、平昌五輪ではやってくれるのではないでしょうか?フェルナンデス選手は演技構成点の評価が高いですし、プログラムの完成度も高いので、4回転ジャンプの数が少なくてもメダル圏内に入れます。

宇野選手ですが、昨シーズンまでの「勢い」が感じられません。前にも書きましたように、4回転ジャンプに比重が置かれ過ぎ、プログラム全体の完成度という点では物足りなさがあります。しかも、ジャンプそのものが安定していません。これではメダルはちょっと厳しいのではないでしょうか?四大陸選手権でボーヤン・ジン選手に負けるようでは。。。

五輪連覇の期待がかかる羽生選手ですが厳しいでしょう。報道によりますと、練習再開が確認されたのは1月16日です。3ヶ月も競技から遠ざかり、しかも、五輪まで1ヶ月しか練習期間が無いというのは、あまりのハンデです。

いや、他ならぬ羽生選手ならやってくれるかも…という期待はありますが、素人でも「フィギュアスケートはそんなに甘く無い競技」とある程度分かります。宮原選手を見てもそうです。

報道でオーサーコーチが言っていたように、世界最高記録を2度も塗り替えた2シーズン前のジャンプ構成で十分と思います。これでもノーミスであれば勝てるでしょう。でも、ノーミスは難しいでしょうね。

しかも、羽生選手の気質としてはどうなのか? ショートで4回転サルコウと4回転トゥループの2種の2回、フリーで3回という「古い構成」で我慢出来るのかどうか、ですね。

ジャンプ構成に関しては、羽生選手はオーサーコーチの考え方と合わないようですし。


●アイスダンス予想
これはもう、パパダキス/シゼロン組とテサモエ組の、「一騎打ち」に止めを刺す。

銅メダルはシブタニ兄妹で決まりでしょう。

金メダル:パパダキス/シゼロン
銀メダル:テサモエ
銅メダル:シブタニ兄妹

アイスダンスは順位や得点よりも、演技そのものをじっくり味わいたい。

ルールや判定基準が複雑過ぎて、点数なんかどうせ分からないのですから(^_^;)

ただし、日本のクリス・リード/村元哉中組には、自己記録を更新する演技を期待!





2018.02.01 | | コメント(8) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



想像以上にきつかったMRI検査




 ●初めてのMRI検査。私の場合は骨盤の検査です。
以下は経験者には既知のことですが。。。ご参考まで。
誰でも、いつかは、MRIのお世話?になるかもしれませんので。

私は仕事でも趣味でも、事前に「下調べ」をする方なのですが、MRI検査についてはCT検査と同じようなものだろうとの思い込みがあり、何も調べませんでした。以前、経験者の一人から、「機械の音がウルサイ」との話は聞いていました。それにしても、大したことはなかろう、特に、痛くもかゆくも無い検査なのだろうと決め付けていました。その根底には、私にある種の不安があり、恐くて、下調べなどしたくない、という心理もあったと思います。

MRI検査の待合室。やはり、高齢の人が多い。誰もが一様に表情が暗い。一瞬、私の年齢が分からなくなったような、年齢の根拠が失われたような心持になりました。不安がつのる。

分かりますよね?もしも、悪い病気が見つかったら、との不安です。担当医師から、「CT検査では不明なので、今度はMRI検査が必要です」と言われたら、誰だってブルーになるでしょう。

私の順番が来ると、看護師さんの指示で検査用のパジャマに上下とも着替えさせられました。MRIにブラのホックやスカートのファスナー等の金属類は厳禁とは知っていましたが、パジャマとは予想外でした。

検査に要する時間ですが、約30分、と聞き、驚く。ちょっと待てよ。これはCT検査とは全然違うわ。

検査室に入る。看護師さんから、「検査中の機械の音が大きいのでヘッドフォンをしますか?」と言われ、すかさず「ハイ」と答える。益々不安になる。私は騒音?は超苦手。

道路工事で汗を流して働いている人には申し訳ないけど、削岩機みたいなものでアスファルトを削ったり、地ならしをしている時の、「ダンダンダン、ダダダダ」の音が聞こえると私は1分も耐えられず、すぐ逃げ出す。

さらに、これから私が送り込まれる小さな洞穴のような装置を見て、ギョッとする。テレビや画像で見ていた印象よりもずっと穴が小さいのだ。しかも、30分間、身動き出来ない状態で!

看護師さんからラグビーのボールをごく小型にしたようなゴム状のものを右手に渡され、「途中で検査に耐えられなくなったら、これをギュッと押して下さい。機械を止めますから」と説明され、ゾッとする。

実は、かねてから、私には閉所恐怖症の傾向が少しあるのではないかと疑っていたのです。飛行機がダメなこと、静かな図書室が苦手なことも、それが原因なのではないかと。

しかし、これくらいのことに耐えられなくてどうする!と気合を入れ、覚悟を決める。

「洞穴」に送り込まれて、天井の低さに一瞬、目まいがした。私の目の位置から天井までほんの15センチくらいしか空間が無い。凄い圧迫感。どうしよう?そうだ!目をつぶればいいんだ!

「洞穴」のどこからか、BGMが聞こえて来る。ははあ、気持ちを落ち着かせる為だな。

機械の音。最初は、ガンガンガン…ガンガンガン、といった規則的な金属音が何度か繰り返される。これくらいは大丈夫。すると、次は、ドドドドド…の唸るような音が長く続いた。これは少々キツイ。今度はドドドドド…の音に加えて、モーターだかエンジンが猛烈に唸るようなドカドカドカ…グワングワングワン…の騒音が!「洞穴」が振動する!

ヘッドフォンをしていても煩いのだから、トンデモナイ程の騒音です。しかも、時間が長い。

額からあぶら汗が滲み出る。

時々、「休憩」が短く入るのが救いですが、再び例の猛烈な騒音と振動が襲う!

私は目をつぶりながら、楽しい、愉快な空想、妄想を必死に働かせ、気を紛れさせました。妄想なら得意だ。

ふ~ッ、何て長い30分なんだろう!

ようやく検査が終わり、MRI技師の人に、「途中で検査に耐えられなくなり、ギブアップする人はどれくらいいますか?」と尋ねると、「10人に1人くらいいる」とのこと。意外と多いのか、少ないのか?

また、人によってはパニックになり、「止めてくれ~!出してくれ~!」と大声でわめく例もあるそうです。

唯一の「収穫?」としては、私は閉所恐怖症ではない、と判明したことです。

検査結果については一週間後に担当医師から説明を受けることになりました。

むしろ、こちらの方が恐いですよね(-_-;)



2018.01.30 | | コメント(7) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



時代劇・大河ドラマ・戦争ドキュメントなど:愚見を少々

●BSフジと時代劇専門チャンネルが制作した藤沢周平作品「三屋清左衛門残日録」。
昨年にBSフジにて放送された作品の再放送を日曜日に2週連続で見ました。

主演は北大路欣也。元側用人で隠居した清左衛門の役。
やっぱり、素晴らしいと思いました!
今、時代劇を演じて絵になる俳優と言えば、北大路さんでしょう。
言葉ではなく、表情や仕草で演じられる数少ない俳優の一人ですね。
北大路さんは若い頃、東野英治郎(水戸黄門で有名)に時代劇の演技について厳しい指導を受けたことがあるそうですが、そうした基盤があるからこそ今の演技があるのかもしれませんね。

松平健や里見浩太朗も悪くないけど、ちょっと、私の好みとは違うんだなあ。。。
何か、こう、立派過ぎるといいいましょうか。。。

脇を固める伊東四朗、中村敦夫、麻生祐未、優香も良かったです。
特に、奉行役の伊東四朗さんは「アクの強い俳優」ですが、不思議とそれが嫌味にはなりません。わざとらしさが全く無く、ごく自然に演じているように見えるからかもしれません。

やはり、原作が良い。藤沢周平の世界、つまり、「人への暖かい眼差し」がこのドラマの中にしっかりと息づいています。北大路さんだらこそ演じられる暖か味と思います。

藩主の側用人はエリートと言えましょう。その清左衛門のもとに幼友達が数十年ぶりに訪ねて来る。役職は彼よりも遥かに軽かった友。そこにはどうしてもある種のわだかまりが生ずる。清左衛門の好意は素直には受け取られない。しかし、北大路欣也が演じる清左衛門には嫌味もエリート臭も感じられません。

清々しい気持ちになれるドラマでした。


●NHK新大河ドラマ「西郷どん」
昨年の「女城主 直虎」を私は割と楽しんで見ることが出来ました。小領主の苦労が滲み出ていたし、ことさら、「英雄」扱いされてもいなかったので、自然に見ることが出来ました。私の好きな女優の柴咲コウさんは熱演はしましたが、思ったほど上手くは無いと分かりましたが。

また薩摩ものか。また西郷隆盛か。薩摩もの&隆盛なら「翔ぶが如く」や「篤姫」などで十分ですが、好きだねえ。もっとも、坂本竜馬もそうですが。

原作が林真理子と知ってドン引きしましたが、他に見たい連続ドラマは無いので、一応見ています。

西郷役の鈴木亮平は活舌が良いので素直に見ることが出来ますし、島津斉彬役の渡辺謙はさすがの貫禄です。史実と明らかに違う設定があちらこちらに見られますが、まあ、ドラマだからウルサイことは言うまい。

ただしね。主役の西郷隆盛が美化されるのはやむを得ないとして、島津斉彬をやたらと美化、神格化して、弟の島津久光を斉彬よりも遥かに劣った人物として描くのは止めて欲しいです。

なるほど、久光は斉彬と比べ保守的な人間だったようですが、決して愚かでは無かったと思います。倒幕派ではなく公武合体派であれば、「新たな時代の流れと逆行する愚かな人間」と言うのであれば、会津藩も新選組も東北諸藩も全て、「愚か」ということになります。

こうした歴史上の人物や藩の単純な「区分け」は、幕末維新の歴史認識を誤らせ、かえって分かり難くすることになりましょう。もちろん、あまり複雑にするとドラマとしては楽しめなくなる危険はあります。

それと、西郷隆盛には、「暗黒面」も少なからずあったこともしっかり描いて欲しいですね。大業を成す人間には誰でも冷酷な一面を持つものです。また、司馬遼太郎によると隆盛は必ずしも大らかで寛大な人間ではなく、好き嫌いの非常に激しい人間だったと語っています。久光との確執は有名ですが、同じ薩摩の下級武士でも、嫌いとなると隆盛は徹底して排除したそうです。情が深い、というこは好き嫌いも激しい、につながりますよね。


●それにしても、NHKは視聴者から受信料を強制徴収出来る身分なのですから、スポンサーだの視聴率だのを気にせずにドラマを制作出来るでしょう。いい加減に、「幕末維新もの」や「戦国もの」から卒業して、もっと他の時代のドラマを制作して欲しいものです。例外として、平清盛や足利尊氏、日野富子等がありましたが。

今は「日本って凄いんだ。日本人って素晴らしいんだ」番組や本が大流行ですから、古代の「聖徳太子」「推古天皇」や「天武天皇」あたりはどうか。当時の天皇(大王)や日本文化の開花を描いたら如何?

また、「女性の活躍促進」を唱える安倍政権に忖度して、平安期から「清少納言~紫式部」のドラマ。明治~昭和の女性解放家の平塚らいてうと、彼女にある程度は共感しつつも一定の距離を保った与謝野晶子も面白いですけどね。

あるいは、お寺&仏像ブームに相応しく、「最澄と空海」も良いと思います。

宗教ものは微妙な点があるので、二の足を踏むのでしょうけど、平安初期の歴史上の人物であるし、天台宗も真言宗も、日本仏教の源泉みたいなものですから、これくらいは、やる気があれば出来るでしょう。

さらには、NHKが勇気を奮い起して、「東條英機」を是非!東條英機の一生はそのまま戦前の日本史を描くことにもなりましょう。もちろん、「日本は中国や韓国に多大な苦しみを与えましたが、当時の国際情勢を鑑みれば、日本にもそれなりの正当な理由もあったのです。東條英機だって色々と悩んだのです」式に、中立的?に描けば、何とかなるのではないか。


●NHKには「アジア・太平洋戦争」について、かなり勇気ある特集番組を制作しています。先日放映された「戦慄の記録 インパール」も、素晴らしい内容でした。

特に、
「…牟田口軍司令官から作戦参謀に『どのくらいの損害が出るか』と質問があり、『ハイ、5,000人殺せばとれると思います』と返事。最初は敵を5,000人殺すのかと思った。それは、味方の師団で5,000人の損害が出るということだった。まるで虫けらでも殺すみたいに、隷下部隊の損害を表現する。参謀部の将校から『何千人殺せば、どこがとれる』という言葉をよく耳にした…。」

は衝撃的でした。

それと、
作戦中に第15軍牟田口司令官の命令に反したとして師団長を解任された佐藤中将が、陸軍の無責任、無能体質を皮肉って残した言葉。
「大本営、総軍(南方軍)、方面軍、第15軍という『馬鹿の4乗』が、インパールの悲劇を招来したのである」

も印象的でした。

インパール作戦で多くの日本兵士を無駄死にさせ、失敗させた軍の上層部は誰も責任を取らなかった。この体質は現在の官僚制度にそのまま生きていますね。






2018.01.16 | | コメント(28) | トラックバック(0) | 歴史・文化



美し過ぎて涙が出そうな曲:フォーレ作曲「ピアノ四重奏曲第一番」




ガブリエル・フォーレ(1845年~1924年):フランスロマン派の作曲家




●あえて乱暴な分類をすると、西洋クラシック音楽には、①女性的な音楽と、②男性的な音楽、のどちらかを感じる音楽が少なく無いと思っています。

①女性的な音楽…ショパン、モーツァルト、ドビュッシー
②男性的な音楽…ベートーヴェン、ブラームス、バルトーク
③どちらとも言えない音楽…多数

ショパンなどはほとんど、「婦女子の玩弄物」と化した感があります。

もちろん、ショパンにも「軍隊ポロネーズ」のような男性的な曲もありますし、ベートーヴェンにも「月光ソナタ」「悲愴ソナタ」のような女性的な曲がありますが。

で、私はその時の気分により、①の女性的な音楽を聴きたくなることもありますが、どちらかというと、②の男性的な音楽か③の方により惹かれますし、CDを聴く頻度も多いです。

非常に平凡で在り来たりですが、ベートーヴェンの「運命」「英雄」「熱情」「皇帝」など、子供の頃から今に至るまで、聴き飽きたことがありません。聴く度に勇気づけられ、頑張って生きよう、挫けるな、という気持ちになります。


●そこで、フォーレです。彼は長命でしたので、若い頃と晩年近くとでは作風がかなり違って聴こえます。そして、ショパンの影響を受けた若きフォーレには女性的な曲が多いようです。

ところが、→こちらで過去2回記事にしたほど、フォーレの女性的な音楽が私は大好きなのです。何と言うか、ショパンやモーツァルトよりもっと繊細で優美で典雅な音楽がここにあり、例外的に私はとても魅了されるのです。

こんなに素晴らしい曲がいくつもあるのに、他のフランスの作曲家と比べると知名度や演奏頻度、熱心なファンの多さ等の点でフォーレは落ちるようです。なぜか?

ベルリオーズは「幻想交響曲」、サンサーンスは「白鳥」と、二人ともこの1曲だけで「飯が食える」ほど有名です。ドビュッシーにはご存知、「月の光」「亜麻色の髪の乙女」というヒット曲があります。ラヴェルに至ってはメガヒット曲の「ボレロ」でほぼ世界制覇をなしたくらいです。

ところが、フォーレにはそうしたヒット曲が無いのです。どうしてか?ヒットし易い要素として、「口ずさみ易い」「親しみを感じる」「一度聴いたら忘れないメロディ」等々が挙げられるでしょう。そして、たぶん、ヒット曲そのものの中に、多くの人を虜にするような何かがあるのだと思います。

この点、フォーレの音楽にはそれらの要素が乏しいようです。今回挙げた「ピアノ四重奏曲第一番」(1879年)を聴いても分かります。こんなに心をとろけさせる美しい音楽なのに。。。

☆小説家の例として、川端康成と谷崎潤一郎のケースがそれに近いか。
二人とも割合と似た作風(耽美的、変態系、古典好き等)で、甲乙つけがたい大作家です。
しかし、人気という点では川端康成の「圧勝」でしょう。
川端康成には「伊豆の踊子」「雪国」というビッグヒットがありますが、谷崎潤一郎にはありません。「細雪」は映画化もされ、比較的読まれているようですが、ヒットとまで言えるかどうか。
もちろん、川端康成はノーベル文学賞による人気もあるでしょうけども。


●第一楽章(動画の9分30秒まで)の第一主題は情熱的で力強く、いかにもロマン派のメロディと感じます。ところが、曲が始まって40秒もすると、第一主題が様々な形、調子、色合いに変奏され、「ミニ展開部」のような流れになります。それも実に細やかに。もしかすると、この辺りが「今一つ、親しみにくい、口ずさみ難い」原因になっているのかもしれません。

1分26秒から第二主題。これは平凡に聞えますが、主題がヴィオラから他の楽器にリレーされるうちに、「なんて暖かく優しい音楽なんだろう」と感じます。母親から、「いい子だねえ、いい子だねえ」と頭を優しく撫でられているかのように、心に静かに沁みてきます。

第一主題も第二主題も、単にメロディだけを取り出すと、特徴があまり鮮明ではなく、どこか春の朧月のように薄ぼんやりとして個性的には聴こえないのかもしれませんね。ショパンやモーツァルトと比べて。フォーレの持ち味は4つの楽器によるリレーや微妙な重なりから醸し出される美しさにあるのかもしれません。

次は、私が最も好きな箇所です!

2分49秒から展開部(6分01秒まで)に入ります。情熱的な第一主題が、ここではまるで舟唄のように典雅にピアノでそっと奏でられます。次いで、バイオリンが更に優美に奏でます。ここでは母親から、「眠れ、眠れ、母の胸に」の子守唄を聴いているような夢見心地。

心に優しく響く音楽。余りに美し過ぎて、涙が出そうになります。

展開部の後半からはあの優しい第二主題も顔を出します。ちょっと長い展開部です。これもまた、親しみ難さの原因になっているのかもしれません。

第一主題のリズム…ターンタタン…野原をスキップしているような…が曲の随所で執拗に登場します。この軽やかなリズムのお陰で、曲が重苦しくなることはありませんし、むしろ、清楚なたたずまいを感じさせてくれます。

こんな素敵な曲がヒットしないなんて。。。。。

ほぼ同時期に作られた「バイオリンソナタ第一番」も「ピアノ四重奏曲」に劣らず美しい曲ですが、深味や滋味という点で私は後者の方が素敵だなあと感じます。

☆フォーレの顔写真を見ると、その辺のどこにでもいそうな平凡な顔立ちのおじさんに見えます。他の音楽家はどれも個性的な風貌をしているのに。このことと音楽の作風と関係あるのかな?




2018.01.08 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽



新年のご挨拶:白楽天の詩に寄せて




                         「鶴」
                物には決ったよさはなく、
            人にはそれぞれ好き嫌い、
            おまえの舞う姿がよいとのことだが、
            わたしは好き、お前のじっとしているとき。 

                     白楽天の『季節の詩』より 万足卓 訳




明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。


西洋クラシック音楽の評論家であった故吉田秀和の全集第24巻「ディスク解説」の中に、上記の詩(原詩は漢文)が引用されていました。シンプルですが、心の琴線に触れる素敵な詩です。

厳冬の原野にじっと立つ鶴の姿は特に凛々しい。

「物には決まったよさはない」とするならば、文学にも絵画にも音楽にも映画にも、「普遍的な価値基準」というものは無く、有るのは、「好き嫌い」となるのでしょうか?

人や社会が持つ「価値観」とは、「好き嫌い」に収束されるのでしょうか?

それとも、白楽天はあくまで趣味の世界に限定して言っているのでしょうか?


「好き嫌い」といえば、「信じる信じない」、もありそうです。

物には決まった正しさはなく、とどのつまりは信じるか信じないか、にあるのかもしれません。

私が医者の診断を正しいと理解するだけの知識は無いので、結局は医者の言うことを信じるしかありません。物理学者が、「宇宙はビッグバンによって誕生した」と言うのであれば、それを信じるしかありません。何故なら、自分の目で確かめることは不可能ですし、難解な物理の法則を理解することも出来ないからです。

逆に、信じたくない人は信じなければ良いのです。

道徳や歴史や経済や政治となれば、もう、これは何が正しいかは専門家の間でも見解が分かれることがありますので、結局、どちらを「信じるか」にならざるを得ないのではないでしょうか?


自分が大好きで、なおかつ、正しいと信ずるものがある時、それを、「信念」と言うのでしょう。


私はこの年齢になっても、「信念」みたいな確固たるものを持ち合わせていません。。。

「誰が何と言おうが、これは私の信念である!」と言ってみたいものです。

カッコいいだろうなあ。。。


白楽天(白居易)の詩から、私はそんなことをぼんやりと考えていました。



鎌倉幕府の成立は1192年と教わって来ましたが、平成の中学の歴史教科書では、1185年に訂正されているそうです。源頼朝が征夷大将軍になった1192年ではなく、頼朝が「守護」「地頭」の任命権を朝廷から獲得した1185年の時点で武家政権の成立とみなす解釈になった模様です。つまり、形式よりも内容を重視し、静態的ではなく動態的に歴史を捉えようとの解釈らしい。



大ヒットしたアニメ、「君の名は」をテレビで見ました。
私の評価は、中の中、くらい。
以前にどこかで見たような、聞いたようなネタがいくつも再利用されているような気がしました。
デジャブ(既視感)ですね。
もちろん、それらをソツなくアレンジし、退屈させない程度に上手くまとめていたとは思います。
それに、絵も綺麗ですね。

ただし、「風の谷のナウシカ」「トトロ」のクオリティに比べたら、数段落ちると思いました。
なんで、このアニメがそんなに大ヒットしたかのか私には分からないわ。
これも、「人それぞれ好き嫌い」の典型なのでしょう。。。たぶん。




2018.01.05 | | コメント(12) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



2018ロシア選手権女子シングル:強過ぎて仰け反る




Jスポでロシア選手権女子シングルを見ました。
レベルがあまりに高過ぎて驚嘆するばかりです。
私は劇画の主人公のように、「ガハハハ!」と大笑いするしかありませんでした。
もちろん、大笑いする私の顔はひきつり、ピクピクと痙攣しておりました。
「こ、こ、これでは他の国はとても敵わない!」と思いました。
もちろん、日本女子も頑張っています。
しかし、ロシア女子はそれよりも一段階レベルが上だと感じました。

女子結果
1 Alina ZAGITOVA 233.59点
2 Maria SOTSKOVA 221.76
3 Alena KOSTORNAIA 216.57
4 Stanislava KONSTANTINOVA 211.28
5 Polina TSURSKAYA 207.61
6 Anastasiia GUBANOVA 206.60
7 Elizaveta TUKTAMYSHEVA 202.06
8 Daria PANENKOVA 201.97
9 Serafima SAKHANOVICH 197.44
10 Elena RADIONOVA 196.78

●総合6位: GUBANOVA(グバノワ)選手のフリー
ここです

グバノワ選手については私も以前に取り上げたことがあります。
ここです

何という伸びやかなスケーティング!素人目にも分かる深いエッジワーク!
アイスダンサーのように美しいフリーレッグのさばき方!
さらには、上半身や腕・手の柔らかな使い方の見事なこと!
こ、これが15才の演技なのでしょうか!?年齢をごまかしていないでしょうね(^_^;)
ロシア女子で大流行の、片手や両手を挙げて跳ぶタノジャンプを乱用?していないのも大変よろしい。
これだけの演技をしても6位なのです!
強いて言えば、もっとエモーショナルな雰囲気が欲しいかな。


●総合3位:KOSTORNAIA(コストルナヤ)選手のショート
ここです

そのグバノワ選手の更に上を行くのがコストルナヤ選手!
ジャンプ、スピン、ステップ、表現技術、そのどれもが素晴らしい!
しかも、なかなかの美形。
げッ!こ、これで14才なんですって(@_@;)

恐ろしい。。。


3F-3Tの直前のステップは、モホークで足を踏みかえてからの左足カウンターにスリーターンでしょうか。
単独3Lzの直前は、バレエジャンプ~ウォーレイからチョクトーをかましているのでしょうか。
(ファントム様。間違いがあったら教えて下さい)

☆コメント欄のファントム様の分析をご覧ください。勉強になりますよ(^o^)丿
ファントム様、ありがとうございますm(__)m

いずれにせよ、これだけの繋ぎがあれば、ジャンプの加点や演技構成点にもプラス要素となるでしょう。まさに、今の採点ルールにぴたり則して如何にどれだけ得点を稼げるか研究され尽した演技でしょうね。

言うのは簡単ですが、それを、14才の少女が見事に演じるのだから凄い。
難しい技をこなすのに精一杯なのではなく、余裕で演じているのが心憎いくらいです。

彼女達の演技を見て解説の岡部由紀子さんが、半ば呆れたように、「いったい、どういう練習をすれば14才の少女がここまでになれるんでしょうね?」と言っていました。

そう。私がかねてから申し上げているように、日本スケート連盟は適当な人材を派遣して、ロシアの練習現場を見学し、コーチの話を聞き、学ぶべきは学んだ方が良いと思います。

ロシア女子ジュニアには他にも凄い選手がいますし、ノービスにも将来有能な選手が目白押し。

●21才になったトゥクタミシェワ選手も頑張りましたが、何だか、一昔前のフィギュアスケートのスタイルって感じになっていました。もう、これは、トリプルアクセルを跳ばないと勝負になりません。

●平昌五輪ですが、女子はメドベージェワ選手とザギトワ選手の二枚看板で金・銀獲得が濃厚でしょう。ソツコワ選手も強いですが、彼女は不安定です。

ロシア女子3選手に割って入れる可能性があるのは、辛うじてカナダのオズモンド選手と日本の宮原選手でしょうか。他にはコストナー選手くらいか。何といっても、演技構成点で高い評価が貰える選手が強いですので。




2017.12.30 | | コメント(12) | トラックバック(0) | ロシア人選手達・ロシアネタ



貴乃花理事&巡業部長への処分案について:愚見を少々




●相撲協会が出した貴乃花理事&巡業部長に対する理事解任という処分案とその根拠について私は全面的に賛成です。世間には貴乃花理事への同情と協会側への批判が少なくないようですが、私は「良く決断した!」と思います。

こんなことは組織マネージメントのイロハですが、組織というのは「命令&ルール」と「報告」によって動きます。その根幹となる「報告」を怠る重役には処罰があってしかるべきです。

しかも、巡業中の暴行事件という極めて重要かつ緊急の問題が発生したことを報告しなかったのですから、その責任は重大です。巡業中に発生した不祥事…これ自体が巡業部長の責任問題になっても不思議ではありません。

企業で言えば、仮に社員が他の社員に暴行をして怪我をさせたとします。これを知った重役がトップに報告をしなかったらどうなるでしょうか?月給20万程度の平社員が報告を怠ることと、月給150万の高給取りの重役が報告を怠ることとは次元が違います。高給取りということはそれだけ責任も非常に重いのですから。

協会への報告を怠った事、協会側からの事情聴取の要請を8回も9回も門前払いにした事についての、貴乃花理事の弁明たるや、実に幼稚極まるものでして論外です。「警察から協会に報告してもらうように頼んだ」とか、「警察だけでなく検察にも調査があるとは知らなかった」とか、「自分の部屋の力士ではなく、他の部屋の力士のことであれば報告したかもしれない」とは、子供のような屁理屈です。

理事&巡業部長としての重責を自ら放棄しているとみなされても仕方ありません。

今回の貴乃花理事のような行為がまかり通るようであれば、他にも真似をする人間が現れる可能性があります。そうなればもはや、組織ではありません。

理事解任は厳し過ぎる、との意見もるでしょうけど、「一罰百戒」の意味合いもあると思います。組織の悪性腫瘍となり得る問題は速やかに除去しなければならないと思います。

もちろん、評議委員会がどんな決定を下すかは分かりませんが、大きな変更は無いでしょう。


●貴乃花理事を擁護する人の言い分に、
①協会に対する不信感があったのであろう。協会側に問題があるからだ。協会は伏磨殿。
②そもそも、貴乃花理事は被害者の側ではないか。
③遅ればせながら、協会側の事情聴取に応じたではないか。

ちょっと待った。
貴乃花理事も協会側の重役の一人ですよ。下っ端の人間ではありません。
しかも、①について貴乃花理事は何も語っていません。口を閉ざしたままです。
②は、それとこれとは別問題です。いや、むしろ、被害者の側だからこそ、なおのこと、速やかに問題の発生を報告し、事情聴取に協力すべきだったと思います。
加害者の側が速やかに報告するわけないでしょう。
③は故意に問題の対応を遅らせだけであり、合理的な弁明になりません。


仮に、貴乃花理事が協会側に不信感を抱いているのであれば、彼にはいつでもそれを主張する場があるのに、今に至るまで何も発信をしていないようです。

自分は何も悪いことはしていないし、処分案に納得もしていない、しかし、処分は甘んじて受けるつもり…これが貴乃花理事の考えのようですが、不可解ですね。

自分が正しいことをしているとの確信があるのなら、正々堂々と発信すべきではないでしょうか。幼稚な弁明しか聞こえてこないことに失望している「貴乃花ファン」もいるのではないでしょうか?

もちろん、協会に対して不信感を抱いている事と、報告を怠ることとは別問題です。


●私は以前に何度か書きましたように、相撲協会&大相撲のシステムや慣習には色々な問題があると思っています。別に協会側の擁護者でも何でもありません。仮に、貴乃花理事が良い改善案・改革案を持っているとすれば、それはそれで中味によっては私は支持するでしょう。しかし、貴乃花理事の振る舞いは、公益法人の幹部としての有り方よりも、昔ながらの親方制度の方を優先しているようにしか見えませんが。何の為の公益法人なのか?

●私は「組織の論理」が好きでもないし、「個人より組織優先の論理」に対してもモヤモヤとしたものを感じる方です。組織からはみ出るような人間に魅力を覚えることもあります。組織の一員として働くのが嫌であればそこから飛び出して、個人の力で仕事を見つければ良いのでしょうが、私の場合はそうした能力が無いので、組織の一員として働いています。しかし、組織の中でも努力次第で自分が活躍する場はありますが。。。

●横綱の白鵬関については、私は批判的です。横綱らしくない身をかわす取り口や言動に対して。モンゴル出身の白鵬が強過ぎ、日本人力士が弱いという現状にたいする不満のようなものや、やっかみが私の心理にあることを否定しません。私も一応、日本人の端くれですので。

●元横綱日馬富士関については、その人柄はテレビで知る限り白鵬とは逆で私は好印象しか抱いてなかったので、暴行を知った時、私は意外だと思いましたし、非常に驚きました。残念です。





2017.12.29 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



«  | ホーム |  »

プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

フリーエリア

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR