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NHKは頑張っている:愚見を少々




NHKスペシャルの「731部隊の真実」と「樺太地上戦」を見ました。実に見応えがありました。また、当時の政治・軍部指導者に対する強い怒りを改めて覚えました。三夜目には「インパール作戦」が放映されます。


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●私は学生時代に、森村誠一著「悪魔の飽食」(角川文庫)を読んだことがあります。
旧日本軍の731部隊による細菌を使った様々な人体実験、中国人捕虜を生きたまま解剖、そして、「実験死」した捕虜を焼却等々、まるでナチスのユダヤ人捕虜収容所そっくりの残酷シーンのオンパレードに気分が悪くなりました。また、書かれている内容について、「本当なのか?」との疑問を抱きました。「我が日本兵士がそんな残虐なことをするだろうか?」との、素朴な反発もありました。半信半疑のまま、当時の私の関心はそこまででした。

その後、大東亜戦争に関する多くの著作や記録本を読むにつれ、「信じたくないけど、やはり、あれは本当にあったのであろう。」と思うようになりました。

「憎悪と差別意識」…人間の心にこの二つが強く存在する時、どんな平凡な人間も悪魔や阿修羅になり得ると先の戦争が教えていると思うからです。

そして、「憎悪と差別意識」は、「愛国心」と裏表の関係にあることを強調したい。現代でも「愛国心」を煽る人間に限って、近隣諸国や在日コリアンに対する憎悪や差別意識が露骨です。


●樺太地上戦では、一億総特攻の名の下に女子供まで「義勇軍」にさせられました。しかも、武器は槍と手榴弾(主に自決用)。義勇軍と言えば聞こえは良いが、要は、現代のテロリストが用いる卑劣な「人間の盾」と本質的には同じと思います。「軍隊は国民の生命と財産を守る」は、真っ赤な嘘です。

出来れば、「人間の盾」の中には、「日本国民にさせられた」朝鮮人が多くいたことにもNHKは触れて欲しかったですね。1時間弱の番組では限界もあったのかもしれませんが。


●昭和史を研究している保阪正康氏がインタビューで語っていたように、命令を受けた末端の兵や軍属、一般市民ほど「日本を命がけで守ろう」との責任感が強かったこと、命令を下した側の上層部の者ほど責任の所在があいまい(要するに無責任)なままにされて来たこと、こうした責任の所在を明確にする必要があること…これが重要だと思います。

命令を下した側の将軍が責任を問われない…これはインパール作戦についても当てはまりますね。私は、戦争史を研究していた高木俊朗の「インパール」や「陸軍特別攻撃隊」を読み、当時の軍部指導者達の無責任体質に憤りを覚えたものです。

日本の無責任体質は現代の政治家や官僚に引き継がれています。欧米の政治家が日本の政治家との交渉で惑わされるのは、「この案件の責任者は誰ですか?」と尋ねても、明快な返事が無いことらしい。米中国交回復で活躍したキッシンジャー氏も著作の中でそのことを力説していたのを覚えています。

上に立つ者ほど責任が重く、過ちに対しては重い罰を受ける…これが普通と思うのですが、日本では上ほど責任が免れるシステムに今もなっているようです。


●NHKは先の世界大戦に関する優れたドキュメント番組をいくつも制作して来ています。「日本バンザイ!」的体質を持つ安倍政権下にあって、安倍首相による「オトモダチ人事」に侵されたNHKにおいて、こうした番組が継続して制作さることについては大いに評価したいですね。

なんのかんの言っても、日本人の多くは民放よりNHKの方を信用しているでしょうから、影響力が違います。


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出来れば、「南京大虐殺」についてもNHKは制作して欲しいものです。あの保守的な読売テレビでさえ、2015年10月4日に、「南京事件:兵士たちの遺言」というドキュメント番組を制作しています。例によって、「南京大虐殺は無かった」とする産経新聞は読売テレビにイチャモンをつけていましたね。


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●上で紹介した著作の他では、私が強く推薦する名著が藤原彰「餓死した英霊」(青木書店)です。
大東亜戦争で戦死した日本兵士の数は200万を超えるそうですが、その過半数が餓死もしくは栄養失調による病死だったという。戦死者・餓死者の多数はマリアナ海戦の敗戦で日本の絶対防衛圏が崩壊してかららしい。

200万を超える日本兵士の多くは、アメリカを中心とした連合軍によって殺されたのではありません!

日本の政治・軍事指導者によって殺されたのです!!

何故か?

「降伏」を言いだせば、自分達が血気盛んな若手将校から殺される…これが恐かったからですよ。降伏して自分達が死刑になるのが恐かったからですよ。

それゆえ、マリアナ海戦で敗北し、サイパン陥落以後、日本は負けると分かっていながら降伏せずに戦争を続け、無駄に多くの日本人を死なせたのです。広島と長崎に原爆が落ちてもまだ!

下の兵士達には「死ね!死ね!」と、「天皇の名の下で」強要しながら、テメエ達は死ぬのはイヤだった。

こんな愚劣な政治・軍事指導者が存在したことに、同じ日本人としても怒りを覚えます。


「永遠の0」だの、「ミッドウェー海戦はこうすれば日本軍は勝てた」だの、「旧日本軍は強かった」だの、こうした類の本が大いに売れ、「餓死した英霊」のような真の名著が売れない…残念です。

しかし、仕方ないのかもしれない。

人は、私も含め、「胸が悪くなる真実」よりも、「快い娯楽」を求めているのだから。


アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のカリアゲ君の双方による「瀬戸物外交」、違った、「瀬戸際外交」も、、「出来ればトランプが北朝鮮にミサイルを落として叩き潰してくれ!」と願うのも、日本人の「娯楽」なのかもしれない。口では「北朝鮮、恐いですね~」と言いつつも、本心は違うかもしれないですね。

アメリカと北朝鮮の間で戦争になれば日本にも北朝鮮のミサイルが落ちて多くの人間が死ぬことになるのに、「自分の郷土や家にミサイルが落ちて死ぬ」とは想定しない…それが娯楽的な発想なのでしょう。





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2017.08.15 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 未分類



歪んだポピュリズムを煽るテレビの罪




松井計 ‏@matsuikei 9月20日
「…今の暴言、極言の跳梁というのは、結局の所、〈反良識〉マーケットてものがあると気づいた二流、三流文化人の生き残り策乃至一発逆転策だったという事なのかも知れませんね。その最大の成功例が橋下(元大阪市長)さん。無論、そういうマーケットを掘り起こしたのは石原(慎太郎)的なるもの安倍(首相)的なるものて事になりますかね…。」

※カッコ内は私が補足。なお、「そいういうマーケットを掘り起こしたのは、石原元都知事や安倍首相ではなく、小泉元首相や田中真紀子元外相あたりじゃないかと思うけどね。

橋下元大阪市長の、愚劣極まる暴言・極言・罵詈雑言を、「辛口」「本音」「毒舌家」などと面白がり、持ち上げ、持て囃してきたのは、主にテレビと思います。

☆朝日新聞への憎悪をむき出しにして攻撃した橋下元市長を、何と、テレビ朝日が夜の報道番組で週一回のレギュラーコメンテイターとして起用したのには、もう、呆れかえりましたね。アサヒには誇りや矜持というものが無いのかねえ。「厚顔無恥」という言葉は、アサヒとハシモトの両方に進呈しよう。

これまで私は自民党議員や右翼系文化人による暴論や極論を取り上げたことがあります。まあ、昔から右翼と暴言は親和性がありましたので、今さら驚くことではないけども。

最近では、元フジテレのアナウンサーが、「人工透析患者になったハナクソ同然のバカ患者」、「全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」と暴言を吐き、専門学校の教授が過労で自殺した電通の元新人女子社員に対し、「月あたり100時間を越えた残業で過労死するとは情けない。仕事を完遂するプロ意識があれば残業時間は関係無い」などと暴言を吐いた。さすがに、前者はテレビ界から全落ちした模様だし、後者は謝罪して発言を撤回した模様。

もっとも、前者の元アナウンサーは「殺せ!、というのは、しっかりしてくれ!、とのスラングの意味で言ったのだ」との奇妙な言い訳をしていて全く反省していないし、後者の教授は発言内容ではなく、「皆さんに不快を与えたことの謝罪」であり、真の謝罪ではない。どうせ、そんなところでしょうね。病んでいる、としか言いようがありません。

この両者に共通していることがあります。それは何か?

両者とも、弱者である人工透析患者と新人社員を攻撃し、強者である政治家や経営者を攻撃しない点です。最近は、弱者の側を攻撃するのが受ける時代になったのでしょうか?増大する医療費の問題は主に政治家や厚生労働省の官僚や病院経営者や製薬会社の経営者の責任です。過労死の問題は主に経営者や管理者の問題です。

少し前には、右翼文化人の作家・曽野綾子が「週刊ポスト」のインタビュー記事で語った、「高齢者は『適当な時に死ぬ義務』がある」との暴言がありました。こちらは弱者である老人への攻撃です。もっとも、適当な時とはどういう時なのかが不明であり、84才の高齢者である曽野氏かその夫が自らお手本を示せばまだ分かるのですが、どうやら84才の自分は例外なのか、「適当な時」ではないらしい。

問題は、彼等の暴言よりも、こうした弱者叩きをする人間をテレビやメディアが好んで出演させ、言いたい放題言わせ、持て囃すことにあります。要するに、テレビ朝日に象徴されるように、視聴率が取れれば、雑誌の売り上げが上がれば、何でもいいのです。テレビは弱者叩きをする人間を歓迎し、強者叩きをする人間をあまり歓迎しないようだ。スポンサーが離れるのが恐いのでしょうか、安倍政権から睨まれると恐いからでしょうか。

弱者叩きを喜ぶ人間はいつでもいます。現在はそれが流行る時代になったのかもしれません。ポピュリズムの弊害はしばしば語られますが、それをマスコミが語るのは、「盗人猛々しい」の類ではないでしょうか?

テレビは自分で墓穴を掘っていることが分からないらしい。

もっとも、政治家とマスコミは、過去も今も、本当に反省したことなど一度もないのだ。未来もそうでしょう。

私は、テレビ局や大手新聞が一つ二つ、とっとと潰れてくれたらと思っています。

その時、初めてマスコミは反省するのでしょう。




2016.10.13 | | コメント(8) | トラックバック(0) | 未分類



2014グランプリファイナル感想、他(追記あり)





本郷選手、頑張りましたね^^。結果は6人中の6位でしたが、立派な演技内容だったと思います。得意のジャンプだけではなく、演技全体でも音楽を良く捉えた振り付けをモノにしていると思います。やや猫背っぽかった姿勢も良くなっている。ショートプログラムで自己記録を更新し、当面の目標であった60点台に乗せたのも見事だと思います。

前にも触れましたが、彼女には実力+αがあります。一流選手に必要な。当初の予定には無かったロシア大会を招待選手として参戦になり、そこで優勝したこと、ゴールド選手の欠場によりファイナルの切符を掴んだこと、初参戦のファイナルで持てる力を十分に発揮したこと…もちろん、それだけの実力があるからだけど…素晴らしい資質+αと思います。インタビューでの受け答えも素直で好感が持てます。これからの成長が楽しみなスケーターの一人です。

それはそれとして…ショートプログラムで浮き彫りになった本郷選手の演技構成点の低さに注目します。他の選手達が揃って7点~8点前半の評価を受けた中にあって本郷選手だけが6点台後半の評価であり、ジャッジの評価は明快でした。彼女には本当に失礼ながら、これはファンにとって、フィギュアスケートにおける演技構成点の理解を深める格好のサンプルになっていると思います。

ショートプログラムをノーミスで終えた本郷選手よりも、ジャンプでミスが連発したパゴリラヤ選手の方が得点を上回ったことは、ちょうど、2010世界選手権フリーで、ミスを連発したヨナ選手の方が、「見た目」のミスの無かった(DGがあったが)浅田選手よりも得点(特に演技構成点)が高かった「事件?」を思い出させます。←(浅田ファンの一部は未だにこのことを根に持ち、八百長だと叫んでいる。これが「浅田ファン」と「マオタ」を区分けするモノサシの一つかもしれない。)

今回の本郷選手の例が騒がれないのは、彼女がまだそれほど人気の高い選手では無いこと、憎き?ライバルと成り得る選手が韓国に居ないからであろう。それと、ファンも徐々に採点・評価に対する理解が深まったことで、以前のようにやたらと「疑惑の高得点だ」「八百長だ」と短絡的に捉えることが減って来たからであろう。

何故、本郷選手の演技構成点が他の5人と比べて低いのか?以下はあくまで他の5人と比べての話です。
1.ジャンプの構えが大きく、助走も長い。
2.ジャンプ前後の繋ぎがやや薄い。
3.スピン、ステップシークエンスの質が少し低い。全選手中、一番加点が少ない(演技構成点にも影響があろう)。※
4、全体的に演技や滑りが重く、軽快さに少し欠ける。彼女とほぼ同身長のパゴリラヤ選手やコストナー選手、そして、プロスケーターの荒川静香さんの演技に「重さ」は感じません)

1~4は、男子の無良選手にも感じます。私の好きなスケーターの一人ですけどね。

くらいでしょうか。もちろん、これは私の主観であり、間違いがあるかもしれません。ただ、様々のスケーターの演技をたくさん見てきたファンであれば、ある程度は感覚的に分かるのではないでしょうか。

逆に、ジュニアではありますが、「ただ跳んで滑っているだけ」に見えるような樋口新葉選手の演技構成点が、ロシア娘達と比べてもさほど遜色の無い程の評価を受けていることを忘れまい。春にはまだ早いけど、彼女こそ春疾風です。鈴木明子さんが樋口選手の演技についてコメントしていましたが、「爽快。スピード。エネルギー。」のキーワードは樋口選手の高い演技構成点の急所でもありましょう。ステップシークエンスにおける未熟さがあるにもかかわらず。

※ブライアン・オーサー氏の著書「チーム・ブライアン」の中でオーサー氏は「GOE(技の出来映え)のプラスとPCS(演技構成点)はつながっている傾向があり、技術の質が高いことから、PCS全般も上がる」と語っています。オーサー氏はこのことをヨナ選手との4年間の研究から分かったそうだ。まさしく、オーサー氏の「GOEとPCSを重視する」指導方針の正しさはヨナ選手と羽生選手の演技が証明している。この点、浅田選手とタラソワスタッフ陣はどうだったのでしょう?(^_^;)

「チーム・ブアイアン」は好著(彼の自画自賛は差し引くとして)ですので、まだ読んでいない方は一度手にして欲しいです。例えば、「必要なのは、ジャッジが好む、玄人受けする滑りです。ジャッジが感動するのはジャンプの成功ではありません。信じられないくらい素晴らしいストローク(滑り)や美しいエッジワークを見ると感動し、そういう選手はちょっとくらいジャンプで転んでも点数は下がらないのです」などは、フィギュアスケートの急所を言い当てた言葉かもしれません。

で、羽生選手はやはり強かったですね。2種類の4回転ジャンプを鮮やかに決めたシーンやコレオの盛り上がり方に鳥肌が立ちました。フェルナンデス選手も強いし、演技も素敵で楽しいのですが、やはり、羽生選手の方が一枚上手(技も表現性も)と思います。他のトップスケーターの演技よりも一つ突き抜けた何かがあります。これと同じことを感じさせる最近のスケーターは…チャン選手、高橋大輔さん、プルシェンコ選手…他に誰がいたかしら?ランビエールさんか。町田選手が好調を取り戻せばこの列に加わるかもしれないが。。。(追記。大事な選手を一人、忘れていた。アボット選手です^^;)

強い強い羽生選手に「泣き所」があるとすれば、ステップシークエンスではないでしょうか?滑りは柔らかくスムースで良いとは思いますが、何かが足りないような気がします。これは素人感覚であり、失礼な言い方になるかもしれませんが、ステップシークエンスでの羽生選手は…少し「骨休み」をしているように見えることがあります。高橋大輔さんのようにステップシークエンスにクライマックスがありません。しかし、これは時間が解決することでしょう。今、彼に真っ向勝負して勝てる選手はチャン選手くらいでしょう。

羽生選手のフリープログラム「オペラ座」を振りつけたのはデヴィッド・ウィルソンだとばかり思い込んでいましたが、シェイ・リン・ボーンだったのですね。コレオでのイナバウアーの使い方等、ウィルソン流に見えましたので。まあ、初めて見る振り付けを見て、振付師が誰かを当てるなど、プロでないと分からないのでしょう。私なんか、振付師を知った上でああでもない、こうでもない、と言っているだけなんだな(^-^;。

リプニツカヤ選手…新ルールに苦しんでいるのも不調の原因の一つか。彼女にはルッツのエッジに問題があり、その矯正をしてるのでしょう。その為か、問題の無かったフリップまでが怪しくなってきた。今シーズンのリプニツカヤ選手は「我慢の時期」かもしれません。それにしましても、彼女は年々綺麗になりますね。小柄だけどきっとロシア娘中、一番の知性派美人になりますよ。少し前にポリーナ・シェルペンという若手美人選手がいましたが、残念ながら引退してしまいました。

解説の織田さん。
不満があります。本郷選手についてちょっと褒め過ぎでしょう。やたら褒めてばかりいますが、これではショートプログラムで彼女がノーミスでも5位だった理由が視聴者には全く分かりません。それを説明するのも織田さんの仕事ではありませんか?褒めるだけというのは気楽でしょうが、解説者としての資質を疑いたくなります。ボランティアで解説しているのであればともかく、プロとしてお金を稼ぐお仕事でしょう?あるいは、スケート連盟やらテレビ局から何らかのプレッシャーでもかかっているのか?と勘ぐりたくもなります。

2度の世界女王という素晴らしい実績のある安藤美姫さんが、今季、実況解説者としてテレビ局から全く「招待」されない理由と合わせて、考えさせられます。安藤さんがテレビ解説を「断る」ワケは無いですよね。あるいは、彼女の私生活での「お騒がせ」が禍いしてるのかな?※

高橋大輔さんはどうしてテレビ解説に出ないのかしら?こちらは本人の方から辞退している可能性があります。

※記事をご覧になったと思いますが、安藤さんは海外のアイスショーから招待されることはあれど、国内のアイスショーには全く招待されない、お声が掛からないそうです。安藤さん本人が自分で言っているのですから本当なのでしょう。

安藤さんが国内のアイスショーに招待されない理由…私が「邪推」するに、やはり、彼女の私生活のあり方が微妙な影を落としているのではないか。

華やかなアイスショーは観客、特に子供達に夢を売る仕事でもある。競技会でも観客に子供が多い。つまり、フィギュアスケーターは、風紀係の教師が好むキャッチフレーズじゃないけど、「清く、明るく、爽やかで、健全、健康的」でなければならぬ…ということかな?で、安藤さんはどうもこれらの保守的な基準からはみ出ているようです。ってことはないか(^-^;

安藤さんが自分でアイスショーを企画すれば良いと思うけどな。ダメなのかな?東日本大震災の後に横浜で1日だけのチャリティーショーを開いたことがありましたね。あっという間にチケットは完売だったよ。

私もそうだけど安藤さんには根強いファンが多くいるのですから。海外にも顔が広いから彼女が声を掛ければレジェンド達も喜んで来てくれると思います。問題はスポンサーか(ーー;)。

浅田真央選手…私は彼女の本音は95%引退と思っているけど、最近、微妙な発言をしているそうですね。現役復帰に含みを持たせるような。浅田選手といえども2年間も競技から離れたら復帰は困難でしょうね。来年の4月くらいまでがギリギリの線でしょう。復帰か引退か、決断や如何に?

もちろん、私は前者を望んでいます。とりあえず1シーズン復帰してみて、その後はまたその時に考えると(^_^)ノ。


2014.12.23 | | コメント(18) | トラックバック(0) | 未分類



変わった名前が目につきますね





このごろニュースの「事件」に登場する人物の名前ですが、珍しい名前や珍妙なのが目立ちます。

佐村河内、小保方…共にペテン師系という共通項があります。

物袋…これは降参。全然読めなかったわ。


ろくでなし子。ペンネームでしょうね。本当にロクでもないことやって、逮捕されちゃったみたいね。

辛酸なめ子、もそうでしょうね。塩酸かけ子。こええ(・□・;)

昔、イザヤ・ベンダサンという人がいましたが、これは「いざや、便、出さん」がその名の由来らしい。

私だったら、月子とか、月姫とか、瑠璃子、などというお上品な名前ではなく、

おかちめん子、へらず口子、をととい来代、安本丹子、でくの坊子、じゃじゃ馬子、不届千万代、とか。

八千草薫という女優がいます。尻臭薫、とか。

最近の右傾化した世情を考慮に入れて、

中韓嫌代、愛国無罪代、肉弾三勇子、徴兵行子、君が代好子、とか。

いわゆる「簡単で都合の良い女」が増えたという世情から、

穴丸安子、というのはどうでしょう。ちょっと、かなり、下卑たお話で失礼しました(^^ゞ

以上、かなりアホ入りでした(^◇^;)

2014.07.21 | | コメント(8) | トラックバック(0) | 未分類



「The Ice 2014」が始まったね:テレビ放映の感想(*^。^*)





我が愛しきパトリック・チャンと浅田真央が手を繋ぐシーンが見られるとは!
これだけで幸せな気分に(*´∀`*)
これ、私のちょっとした夢だったんですよ。
動画はここです
画像が粗いのが残念だなあ。。。
真央選手のボブヘアーも似合いますね。
ちなみに、わちきもショートボブでありんす(^_^)ノ←そんなん、どうでもエエ。

ジェフリー・バトルとパトリック・チャンによるSP「哀歌」対決もあるとか!?(((o(*゚▽゚*)o)))

チャン選手はどんなプログラムを用意しているのかな?そして、もちろん、真央選手もネ!

アボット選手やソトニコワ選手のプログラムも楽しみです、いえ、全てのスケーター達のプログラムが!!

私は諸般の事情により「The Ice」を見に行くことは出来ませんが、テレビや動画・画像を通して楽しむことにします。

アボット、チャン、小塚のツルツルスケーター達のトリオによる「テイク・ファイヴ」があったとか!!
ウ~ン、これ、誰のアイデアだろう?素晴らしいわ。見たいなあ~(≧∇≦)
3人のスケーティングの特色を短く表せば、チャン選手が「剛」、小塚選手が「柔」、アボット選手は「色気」ですか。

恒例の真央&バトルの演目は「ボレロ」だって!!
国籍は無視して、二人はアイスダンスに転向したら如何?ダメかなあ。


フリータイムには、海外のスケーター達を 「牛に曳かれて善光寺参り」ならぬ、「真央に曳かれて善光寺参り」にお連れしたら如何?
特に、御戒壇巡りといって、瑠璃壇床下の真っ暗な地下道を巡り、中ほどに懸かる錠前(カギ)に触れると極楽浄土行きが約束されるのだそうですが、これ、海外スケーター達が喜びそうだけどなあ。そのうち、誰かがつぶやきで。。。。

真央&パトリックの画像
ここです 
JPEGがイカレてしまい、画像をブログに反映出来ない。情けない(ToT)

色鮮やかなコスチューム!二人共よく似合っているわ(*^。^*)。

チャン選手は今季は休養にあて、モチベーションを上げてまた復帰とのことだそうです。ぐぬぬぬ。。。是非もなし。

《フジテレでザ・アイスを鑑賞した感想》

宮原選手の新フリー「ミス・サイゴン」…驚きました。この時期で見た目ノーミス演技とは!素人目ですが、気になるジャンプの回転不足もほぼ無かったように見えました。後半に2A-3Tを2発持ってきているのかな?高得点を狙っていますね。それと、宮原選手は小柄ですが、このプログラムのようなドラマティックな音楽が意外とマッチしていると思います。小柄な身体を大きく見せるにも良い選曲と思いました。

メイテ選手「バーレスク」←SP?…もしかすると、競技用プロが今季から「歌入りOK」になったことを最も喜んでいる選手の一人がメイテ選手かもしれない。このプログラムもカッコイイですよね~!

真央&舞「アナと雪の女王」…舞さんは現役時代からそうでしたが、肩~腕~手の動かし方が実に優雅です。そよ風に撫でられるような優しさと心地よさは無類です。スパイラルも白鳥のように美しい。
ところで、歌詞ですが、英語の「let it go」の箇所を「ありの~、ままの~、すがた…」と歌っています。凄く違和感を覚えました。「蟻の~、ママの~、すがた…」と聞こえます。「ありのままの」という言葉は一息で発音しないとダメですよ。無理して翻訳せず、英語のまま歌った方がベターじゃないかと思いました。

村上選手新EX「Think of me:オペラ座の怪人より」…EXならば良いと思います。村上選手の競技用プロの選曲は概してムーディーで情感ある音楽に偏る印象があります。私はシニアデビューした時のフリー「マスク・オブ・ゾロ」の躍動感が好きでしたけどね。こういう方向の選曲を再び希望します。

シブタニ兄妹「シルク・ドゥ・ソレイユ:オー」EX?…解説の佐藤有香さんのコメントにもあったように、なんか、とても味のある演技を見せてくれたと思います。まだまだ若いお二人…これからが一層楽しみですね。

浅田選手EX「Let it shine:ゴスペル」…このところ続く真央&ニコルの元気と笑顔が出るプログラムの流れですね。どんなに不機嫌であっても、これを見ただけで理屈抜きに癒され、心が穏やかになれる人は浅田ファンです(*^。^*)

無良選手新SP「バイオリン協奏曲:メンデルスゾーン」…これは!(@_@。。超クラシックですが、意外と無良選手に良く似合っていると見ましたが、どうでしょうね?この時期からよく滑り、ジャンプも好調なようでね。このSP、私の予感ですが、これまでの最良のSPになりそうかなと。

ゴールド選手「アナと雪の女王」EXですね…キラキラ入りのブルー衣装は文句無しに似合います。優雅さもありますが、やはり、ゴールド選手の演技は体育系だね。力強い!あの風貌+体育会系のブレンドが彼女の魅力の一つ。

アボット選手新フリー「アダージョ」…非常にゆっくりとした静かな音楽なればこそ、アボット選手の伸びやかで滑らかなスケーティングが際立ちますね。幸せ(*´∀`*)。ヒゲは…何かの拘りがあるのかしら?…イマイチ。今季1年、彼の演技が見られるとは嬉しいです!

女性スケーター達によるグループ演技…フーム。メイテ選手とゴールド選手は巨乳でありんすな(*´д`*)

チャン選手「best of me」…EXだがSP転用も有り得るとか。とにかく、「カムバックはする」と約束してくれたようで、ホットしました。スケートの方は、これまた佐藤有香さんがコメントしたように…スケートでしか表現出来ないもの…の宝庫ですね。難しいターンと言われるロッカーもカウンターもブラケットも、チャン選手は何でもないように滑り、しかも絵になっているから素晴らしいと思います。演技中に見せる彼の笑顔が素敵です(((o(*゚▽゚*)o)))。

バトル&チャンのデュオによる「哀歌」!…私は見ていて鳥肌が立ちましたよO(≧▽≦)O。良い企画です。体型や風貌の違いもあるのかもしれませんが、同じ振付でもチャン選手のスケートはどちらかと言えば「剛」で、バトルさんはアボット選手に似て「色気」の方でしょうか。もっと見たかったなあ。。。

ソトニコワ選手新フリー後半…オヤッ、ちょっと緊張していましたか?金メダリストとしの今シーズンは今までとは異なるプレッシャーがあったとしても不思議は無いでしょうね。相変わらず、透けすけ衣装が好きみたいね(^O^)。尊敬する先輩スケーターの浅田選手を見ている時のソトニコワ選手の表情が愛しいですね。あの憧憬の眼差し。ワカル。

メリチャリ「シェヘラザード」…このお二人には、もう、何を言っても仕方無いですね。チャーリーがショートになって、エライ大人っぽい(誰だ!オッサンぽいなどと言っている奴は)雰囲気でした。今季は休養、ということは?

小塚選手新SP:タンゴですね?振り付けは宮本賢二さん。宮本さんは振付の隠し味として、「高橋大輔風味」を染み込ませましたでしょうか?これ、無良選手の新SPと同様、小塚選手の良プロになる予感がします。期待しちゃいます(*^。^*)

バトル&真央「ボレロ」…冒頭とフィニッシュの振り付けは!…伝説のアイスダンサーへのオマージュですね。二人のこれまでのプログラムとは異なり、かなり、マジ?な内容で見応えがありました。もう少し長いプロだと良かったのに。

浅田真央「(休養中は一ヶ月くらい)無人島(に行きたい)」…しばらくは、誰とも会いたくない…こういう感覚って、ワカルような気がします。人は人を求め、人を愛し、人に傷つき、人に疲れます…なんちゃって(^_^;)



2014.07.19 | | コメント(46) | トラックバック(0) | 未分類



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プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、神仏を尊び、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者熟女(四十路半ばを過ぎた)ですが、よろしくお願いします。

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