平昌五輪:フィギュアスケート個人戦・追記予定あり




●男子シングル:ショートプログラム

羽生選手。
五輪の動画は「巡回監視係?」によってすぐ消されるようですが→動画はここです

私のツボは動画の2分34秒。ステップシークエンス終盤のイナバウアー!色気を感じました!

テレビで見ていてもゾクゾクと身体が震える程の、「カムバック演技」でしたね!
4回転ループを跳ばなかったのが正解です。
金メダルは確実だと言わんばかりにメディアが発狂、いや、熱狂していますが、まだ分かりませんよ。フリーでフェルナンデス選手に逆転された一昨年の世界選手権のようなこともあったのですから。

演技時間の長いフリーではスタミナだけが心配です。

私としてはフリーでも4回転ループは回避して、4回転サルコウとトゥループの2種3回か4回にして臨んで欲しいと思います。一昨年のグランプリファイナルのような構成でもノーミスで優勝はほぼ確実なのですから。

ところで、キス&クライで向かって羽生選手の右側に座っている男性は誰?乞う、情報を。


ピンキーブウ様から情報を頂戴しました!
羽生選手の右隣のコーチはギスラン・ブリアンコーチで、クリケットでジャンプを担当しているそうです。


カナダのキーガン・メッシング選手の「雨に唄えば」
トリプルアクセルのミスはありましたが、素敵な演技ですね。五輪の動画はアップされていませんが、カナダ選手権の動画でも十分に堪能出来ます。途中でホップしたり、イーグルで傘をさして踊っている仕草をしたり、スピンの回転の速さ等、楽しさに溢れていますね。滑りも風貌も個性的な選手の一人です。


フェルナンデス選手。
やはり、金メダル獲得への執念を感じさせる名演技。身体が少し細くなったようですが、それだけ猛練習を重ねて来たのでしょう。全てのジャンプが余裕で決まり、チャプリンを彷彿とさせるステップも仕草もお見事!こうした明るく喜劇的なプログラムは彼の個性にピッタリです。彼も羽生選手と同様、フリーでのスタミナがどこまで大丈夫かですね。


チャン選手。
4回転トゥループは完璧!久しぶりに見た3回転ルッツー3回転トゥループのコンボも完璧!ドキドキ。。。トリプルアクセルは、嗚呼ッ!ギャッボン!ぐぐぐ。。またしてもトリプルアクセルに嫌われちゃったわ(-_-;)。


韓国のジュンファン選手。
まだ16才ですか!オーサー氏のクリケットクラブで着実に上手くなっている模様。彼の躍動するステップシークエンスやプログラム全体の表現を見る限り、この子はオオバケする可能性大とみた。


ロシアのアリエフ選手。18才。
げッ!いつ4回転ルッツを跳べるようになったんだ!?期待されたコリヤダ選手が不調の中、ロシアの希望の星になりそう。アリエフ選手はコリヤダ選手に劣らずスケートそのものが上手いと思います。


コリヤダ選手もネイサン・チェン選手も団体戦の不調から脱せないようですね。お二人とも、低血圧なのかな?朝に弱いのか。それとも、プレッシャーなのか。両方でしょうか。言葉がありません。


ボーヤン・ジン選手。
やはり、来ましたね。四大陸選手権から絶好調です。昨シーズン後半に「ジャンプだけ男」は卒業し、表現者としても一流の道を歩んでいますね。とにかく、ミスをする気配が有りません。ひょっとすると。。。


田中刑事選手。
4回転サルコウは残念!しかし、失敗を引き摺らず、見事に立て直しました。強くなったなあと思います。ステップシークエンスは2年前の彼とは別次元に突入しています。どれだけ猛練習を重ねたんだろう。素晴らしいですね。


宇野選手。
本人は団体戦の時の方が良かったくらいのことを言っているようですが、やはり、鬼才です!これ程の才能(もちろん、努力も)に恵まれながら、いまだにステップシークエンスでレベル4が取れないのも鬼才の鬼才たる由縁?



熱烈な羽生ファンだという二人の若い中国人女性の例がテレビで放映されていましたが面白かった。

このお二人、旅の疲れもあってか、自国の選手(たぶん、ハン・ヤン選手でしょう)の演技中にアクビなどしておるぞ!ケシカランな。それが、羽生選手の演技では泣き出さんばかりの応援と熱狂ぶり。

非国民だな(^○^)。いや、ミーハー系女の子の前には愛国心?など圏外なのです。

データをとったわけではないので、あくまで私の印象ですが。。。羽生選手のファンだという中国人女性や韓国人女性はたいていが若い女の子のようです。これが普通よね?それが、日本では五十代や六十代の中高年女性が圧倒的に多いのではあるまいか?これって、異常よね?

思えば、「冬ソナ」など、「韓流ドラマ」が流行した時に、若い俳優の熱烈ファンの多くが日本の中高年女性でしたね。異常現象はこの頃から始まったのか?(^◇^)


●男子シングル:フリースケーティング

羽生選手、金メダルおめでとうございます!

宇野選手、銀メダルおめでとうございます!

フェルナンデス選手、銅メダルおめでとうございます!

田中選手、進化を見せた演技、素敵でした。お疲れ様でした!


自分のアホな予想が大きくハズレ、大いに喜んだ片割月でした(((o(*゚▽゚*)o)))
日本のフィギュアファンにはこの上ない贅沢な時間でしたね。

羽生選手。
必ずしもベストの演技ではありませんでしたが、ベストを尽くした大熱演でしたね!凄かった。

私の希望したように、4回転ループを回避した作戦と知った時点で、「これは勝てるかも」と思いましたが、本当に勝ちました。少し疲れが見えていた最後の3ルッツでは、「絶対に転倒も氷に手をつくこともしないぞ!」との根性と金メダルへの執念が出ていました。

宇野選手。
何度でも言いますが、宇野選手はやはり鬼才です。演技スタイルもキャラも!
スケートの職人みたいなスケーターかな。

フェルナンデス選手。
演技後半の4回転サルコウが2回転になったのは痛かった!これでおよそ10点が消えてしまいました。スペインのファンはさぞかしガックリ来たでしょう。回り切って転倒しても、ダウングレードでも4回転であれば銀メダルでした。
ともあれ、念願のメダルがとれて良かったですね。

田中選手。
フリーではステップシークエンスでレベル4を獲得!これって素晴らしいことよ!羽生選手も宇野選手もステップはレベル3でした。これ一つ見るだけでも、田中選手の猛練習ぶりが想像出来ますね。


物凄い演技で12人をごぼう抜きにしたネイサン・チェン選手と、素晴らしい演技をしたのにメダルにあと一歩で届かなかったボーヤン・ジン選手。この二人はこれから一段も二段も強くなるでしょうね。

チャン選手。
やっとトリプルアクセルが決まりました!おそらく、競技人生最後となるトリプルアクセルを!パトリックを最後の最後まで苦しめたトリプルアクセルを!
フ~ッと息をした彼の姿を見て、私は胸が熱くなりました。彼の稀に見る美しいスケーティングは、ミスターフィギュアスケートそのものでした!お疲れさまでした!しかし、団体で念願の金メダルがとれて良かったです。

カナダのキーガン・メッシング選手の「チャプリンメドレー」
フェルナンデス選手のショートプログラムに劣らぬ面白さ!フィギュアスケートの醍醐味です!

私、思ったのですが、宇野選手もこのような愉快なプログラムを一度演じて欲しいな。
彼ならきっとユニークなプログラムになると思います!


羽生選手のジャンプ。
これは彼の特殊能力でしょう。全盛期のパトリック・チャン選手を除き、羽生選手ほどの美しいジャンプを跳べるスケーターはいないでしょう?

ジャンプの幅、大きさ、空中姿勢の美しさ、ランディング後の流れのスムーズさ等。

どこぞの首相が、「対話の為の対話は意味が無い!」とバカの一つ覚えに言っているようですが、羽生選手のは「ジャンプの為のジャンプ」にはなっていないですね。「プログラムの良さを引き立てる為のジャンプ」になっています。

どのジャンプも美しく、そして優雅だ。



テレビでは、誰も演技構成点の「評価の差」を質問しないし、誰も説明をしない。

どうして羽生選手やフェルナンデス選手の演技構成点の評価は高く、ボーヤン・ジン選手やネイサン・チェン選手のはそれほど高くないのか、だ~れも解説しないですね。

アナウンサーだって、「どうして?」と思うでしょう?

視聴者だって、「解説を聞きたい」と思うでしょう?

何か、申し合わせみたいなものがあって、「聞いてはいけません」となっているのかな?

解説者の方も、「聞かれても説明が難しいので勘弁して下さい」となっているのかな?


●ペア競技。

少ししか放映してくれませんねε=ε=(怒゚Д゚)ノ
須崎海羽、木原龍一組が出場しているし、シングルとは違う魅力があるのに!
日本人選手が出場していない競技を延々と放映している時間があるのに!
どうして!エッ!?どうして?
もしかすると、アイスダンスも同じ扱いを受けるのか?

それでも、優勝したドイツのサブチェンコ、マッソー組の完璧でハイクオリティな演技には、「嗚呼、いいものを見せて貰った!」と感激しました。特に、サブチェンコ選手(34才!)は五度目の五輪にしてやっと手に入れた金メダルでした。大泣きする彼女にこちらも貰い泣きしました。

また、メダルの有力候補であったにもかかわらず、ジャンプでミスが出てメダルに届かなかったタラソワ、モロゾフ組。キス&クライで結果を知るや、タラソワ選手が泣き崩れる姿にも貰い泣きでした。゚(゚´Д`゚)゚。




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2018.02.17 | | コメント(21) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



平昌五輪:フィギュア団体他(完)




●フィギュアスケート団体戦は、順位よりも、各選手達の調子を知るチャンスでもあります。

また、ジャッジの評価も分かりますしね。

ショートプログラム男子では宇野選手、チャン選手、チェン選手の出来あがり状態はどうなのか楽しみです。

アイスダンスではもちろん、村元哉中(かな)&クリス・リード組がどんな評価を貰えるか楽しみです。

競技の進行と共に、追記予定です(^_^)/


●他の競技も楽しみが一杯ですね。

小平選手・高木選手の二枚看板を擁するスピードスケート、男子モーグル、女子ジャンプ、スノーボードではハーフパイプやビッグエア等、男女とも日本人選手の活躍が期待出来ますね。

不安があるとすれば、日本は韓国人選手が絡むとロクなことが無い、との危惧ですね。

私は別に「嫌韓」でもなんでもないけど、スポーツマンシップという点では韓国はバッドルーザー的傾向がありますし、日本人選手相手ともなれば、「いかなる手段を用いても」、あの手この手を使って日本人選手に不利になるような小細工がありそうで。。。信用出来ません。

平昌五輪のウェブサイトに、地図から日本列島が消された状態でアップされていたことがありましたね。日本政府が苦情をを伝え、その後、日本列島はアップされましたが、「うっかりしていました」なんて、信じられませんよね。

私の思い過ごし、偏見かもしれませんが。。。


☆平昌五輪フィギュアスケート:リザルト→サイトはここです

●団体:男子シングル・ショート
予想外の展開でした。

パトリックはやはりジャンプが深刻です(-_-;)。3本とも不本意な出来。転倒が2回。プログラムは素晴らしいのに。いくらなんでも、この演技に演技構成点で9点台が並ぶというのは出し過ぎと思いますが、五輪では毎回のことながら採点がエスカレートする傾向がありますのでこんなものかもしれません。

初の五輪出場での初戦というこもあり、チェン選手には極度の緊張があったのでしょうか。団体戦ですと余計に重圧がかかるでしょうし。しかし、これでチェン選手のジャンプが不調とは断定出来ないでしょうね。個人戦ではガラッと良くなるかもしれません。ちょっとしたタイミングの問題だけでしょうから。

コリヤダ選手は更に悲惨でした。彼は元々4回転ルッツの成功率は良く無いので驚きませんが、他のジャンプもガタガタになるとは…こちらもチェン選手と同じ現象でしょうか。

イスラエルのビチェンコ選手がクリーンな演技を見せました。年齢は30才?凄いです。いつもながら小気味の良い滑りです。スピンなど初めからレベル4をとる気など無いというか、そんなん、しゃらくせいや、って感じ。そういうあっけらかんとした雰囲気が面白いですね。

宇野選手。想像よりずっと素晴らしい出来に興奮しました。他の選手達のような緊張も重圧も感じられない伸び伸び演技でした。ステップは素晴らしいと思うのに、どうしてレベル4がとれないんでしょうか。。。


●団体:女子シングル・ショート

韓国のチェ・ダビン選手は大舞台で見事にクリーン演技。彼女もジャンプが非常に安定しています。これだけでも素晴らしいことです。バンクバー五輪の頃であれば、これで優にトップファイブに入るであろう内容。が、もっと技と技の間の繋ぎを増やし、演技全体に個性が強く出てこないと演技構成点で評価されないんです。

宮原選手。演技全体は素晴らしかったと思いますが、恐れていた回転不足が出ました。大量点を稼ぐ箇所の3Lz-3Tのコンビネーションジャンプの両方で回転不足を取られたのは痛過ぎます。68点台の結果に、宮原選手の達成感溢れた表情が凍りついた。個人戦までに修正が間に合うといいのですが。

綺麗に決めた宮原選手の単独3LoにGOE-3と評価したジャッジが一人いたこと、片や、オズモンド選手のミスジャンプにGOE+3をしたジャッジが一人いたこと、回転不足やレベルの判定を下すテクニカル・スペシャリストが韓国人らしいこと、これらのことから、例の「陰謀だ~!」「不正ジャッジだ~!」が炸裂しているようです。いつものお決まりの「お祭り騒ぎ」です。

しかし、こういう進歩の無いフィギュアファンが相変わらず少なくないようですね。

GOEの方はほぼ明らかにジャッジのボタンの押し間違いでしょうし※、回転不足はコストナー選手もオズモンド選手も取られています。別に、宮原選手だけ「狙い澄まして」やったことではないでしょう。

仮にですよ、万が一ですよ、この韓国人審判に「暗い動機」があるとすれば、それはむしろ日本の宮原選手に対してではなく、OARのメドベデワ選手に対してでしょう。ソチ五輪でキムヨナ選手の金メダルを「奪った」ロシアに対してこそ恨みがあるのですから。ソチの恨みを平昌で、ということで。いずれにせよ、アホなお話ですが。


ジャッジの「ボタンの押し間違い」を防止する手立てをISUは真剣に考えて欲しいですね。上下カットで極端な評価は反映されませんので大した問題はありませんが、平均値を出す上で少し影響があります。


●団体:アイスダンス・フリー

☆テッサバーチュー&スコット・モイア組のフリーダンス「ムーラン・ルージュ」
ここです
五輪の動画がアップされていないのでカナダ選手権ので我慢。

テサモエに止めを刺す。
この鳥肌ものの演技を見てもフィギュアスケートに魅力を感じない人がいるとしたら。。。

冒頭のセカンドエレメンツのセット・オブ・ツイズル!!ファーストセットは左足の右回転、セカンドは右足の左回転、サードは左足の左回転で歌の「ロ~~クセンッ!♪」※と共にバシッと終了。これは、スゲエ。。

※歌詞が、「うな重、うな重、6千(円)!」という空耳で有名です。
「ロクサーヌ」が「ロ~クセンッ!」と聞こえるんですよね。
興味のある人はこちらの動画をどうぞ→ここです

●団体:男子・フリー

パトリックがやっと4回転ジャンプを2本決めたわ(^o^)。
残るはトリプルアクセルね。個人戦では是非!
それにしても、パトリックは年齢的に団体戦でショート・フリー共に演じるのは、次の個人戦を考えると体力的に大変だと思いますが、何としても金メダルを!との、パトリックの、いや、カナダチームの熱意を感じますね。恨み重なる?宿敵?のロシアに勝ちたかったでしょうし。

リッポンポン。成功率の低い4回転ルッツを跳ばず、ノーミス演技に徹して正解でしたね。この辺りは若いコリヤダ君とベテランとの違いでしょうか。

演技終盤、トリプルルッツを跳ぶ直前に上半身を思い切り後ろに反らす動作がありますが、ここからルッツを跳ぶのは難しいでしょう。これも、いわゆる繋ぎの一つなんですよね。残念ながら回転不足を取られましたが。リッポン選手もジェイソン選手と同じく、男性の割に身体が柔らかいですよね。

イタリアのリッツォ君(19才)が生きの良い演技で爽やかでした。イタリアにも有望な若手が出て来ました。

田中刑事選手。うう。。。4回転サルコウが不調な様子。2回転になるくらいなら、思い切り4回転跳んで転倒した方が得点がずっと多く貰えるのに、と考えるのは素人。それが出来るくらいなら苦労は無いと!

が、それよりも、ステップやスピンでのレベルの取りこぼしの方が問題です。こういうの、何のかんのと演技構成点にも影響するでしょうしね。

ともあれ、個人戦ではなく団体戦だったのが幸い?でした。


●団体:女子・フリー

ザギトワ選手。ハイレベルな内容のノーミス演技を何回見せられたことか!天才、という言葉を使うなら彼女にこそ相応しいかもしれません。技も凄いけど、体力や運動神経も非凡なのでしょうね。

出ましたよ。158点台のべらぼうな高得点!後ろでザギトワ選手を祝福していたメドベデワ選手の笑顔がひきつっていたように見えましたが、これは私の歪んだ心がそう思わせたのに違いない。

ドッヘ~ェ!欧州選手権に続いて演技構成点が75点台!コストナー選手より高い。5項目に9点台前半が並ぶ。しかも、何と、スケートスキルよりもトランジッション(技と技の繋ぎ)の方が評価が高い。普通は逆なのですが、高評価が並ぶ中では珍しい。それだけザギトワ選手の演技は中味が濃い、ということですね。

とにかく、ステップ・ターンだけではなく、イナバウアーやバレエジャンプやスパイラル等、ありとあらゆるムーブメンツが技と技の間に上手く嵌め込まれています。不思議なのは、(メドベデワ選手もそうですが)いわゆる、「詰め込み過ぎ」という印象が無く自然に演じられていることです。それでいて、スピード感もあるのです。

昨年末のグランプリファイナルでは8点台後半の70点台だったのが、今年の欧州選手権で75点台に大アップ。この流れは、ソチ五輪シーズンで、ソトニコワ選手やリプニツカヤ選手がグランプリファイナルで60点だったのが、欧州選手権で一気に68点とか69点に大アップしたのと非常に似ています。。これは。。Σ(゚д゚|||)Σ(゚д゚|||)

しかし、ザギトワ選手の方が一段上のレベルで達成しているのですから凄い。私の好みでは、「芸術派」のメドベデワ選手や宮原選手の演技よりも、「体育会系」のザギトワ選手の演技に惚れ惚れとしてしまいます。いや、「芸術派」もコストナー選手クラスとなりますと別ですが。

長洲選手。24才にして、ついにトリプルアクセルを鮮やかに成功させました!それだけではなく、その後もほぼ大きなミス無く、素晴らしい演技をやり遂げたのですから!泣けた。。。

感動という点では長洲選手の演技が一番でした。単に演技そのものが良かったからではなく、これまでの彼女のスケート人生を重ねて演技を見てしまうからです。

トム・ザカライセックコーチも仲間も大感激でしたね。リッポン選手は涙ぐんでいたような。

五輪の大舞台でトリプルアクセルを成功させた女子選手は伊藤みどりさん、浅田真央さんに続いて長洲選手が3人目でしょうか。個人戦が楽しみですね。


☆これは解説者として如何なものか?高橋大輔さん。

(引用開始)…高橋氏は、「そうですね、僕自身も演技見させていただいたんですが、非常にすばらしかった」とまずは絶賛。その上で、「ちょっとあの得点は抑えられすぎじゃないかなというところはありましたかね。ジャンプも上から見ると回ってると思ったんですけどね。2つとられてしまったので。そこはちょっと」と疑問を投げかけ、「カメラの角度や見る位置の角度で回転不足に見えてしまうこともありますので、そういったところが不運だったのかなと思います」と語っていた…(引用終わり)。

「元選手のジャッジ」を信じたり、悪用するフィギュアファンが少なくないです。

選手はあくまで選手であって、ジャッジではありません。

この場合は、いわゆるジャッジではなく、回転不足を判定したテクニカルパネルに対する疑問です。

高橋大輔さんは、「宮原選手の得点が抑えられている」と言うのであれば、他の選手の、当然回転不足を取られるべきジャンプが見過ごされている例を挙げなければいけないと思います。

たとえ、聞き手から誘導的な質問があったにせよ、それに釣られてはいけないと思います。

高橋さんの日本人選手思いの優しさから出た意見であったとしても、解説者としてはどうなの?お遊びでもなく、ボランティアでもなく、お仕事としてギャラを貰って出演し解説しているのです。

このような解説はガッカリです。

聞きたくなかったよ~。゚(゚´Д`゚)゚。



五輪となると、こうした自国贔屓的な言説がメディアに飛び交うのは他国でもあります。

私はこういう五輪の雰囲気は、嫌だ。








☆MRI検査の結果ですが、悪性のものは無かったようです。やれやれ(^_^;)。
皆様から暖かいお言葉を頂戴し、有り難く思いますm(__)m

2018.02.09 | | コメント(18) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



平昌五輪フィギュアスケート・日本はメダルを獲れないと予想




私はもちろん日本人選手贔屓ですので、一人でも二人でもメダルが獲れたら、と強く願い応援します。
しかし、願望(又は期待)と現実的な予想は、あくまで別物とします。

五輪では、「勢い」のある選手が勝つんですよね。

それと、演技構成点の評価が高い選手の方が有利です。

私の予想が嬉しい方向で外れるといいのですが。


●団体予想
これは、ロシアからの選手・アメリカ・カナダの牙城を崩すことはほとんど不可能です。日本は4位の座を中国やイタリアと競う展開になるでしょう。


●女子シングル予想
金メダル:ザギトワ
銀メダル:メドベーデワ
銅メダル:オズモンドorデールマンorコストナー

総合力ではメドベーデワ選手と思うのですが、怪我からの「完全復帰」にはまだ少し不安があるのと、ザギトワ選手の「騎虎の勢」を考慮すると、ザギトワ選手に軍配が上がりそう。両選手ともソチ五輪時のソトニコワ選手やリプニツカヤ選手よりも実力は上であり、もちろん、他の国の選手達より一段階上です。

銅メダルの予想は難しいです。候補に挙げた3人の選手達はいずれもショートではノーミスで高得点を稼ぎますが、フリーでのジャンプに問題があります。

強いて言えば、演技構成点の評価が高く、ジャンプも上手く行けばノーミスの可能性もあるオズモンド選手か。3選手の中で一人くらいはショートもフリーもノーミス演技をするでしょう。その人が銅メダルということ。

3人に続くのが、宮原選手・坂本選手・ソツコワ選手・テネル選手・長洲選手でしょう。

四大陸選手権を見た限り、宮原選手は怪我からの完全復帰に不安がまだ残ります。ジャンプにいくつも回転不足があり、ここが非常に気がかりです。トリプルルッツとトリプルサルコウがなかなか厳しそう。怪我の為でもあるでしょうけど、一昨年・昨シーズンまでの「オーラ」に少し欠けているようです。プログラムそのものもイマイチ魅力が無い。

坂本選手には「勢い」がありますのでちょっと期待したくなりますが、ノーミス演技をしたとしても、演技構成点が上記の3人よりも評価が明らかに下なので、銅メダルに食い込むのはなかなか難しいでしょう。ただし、ショートで彼女がステップでレベル4で加点が1.00点以上の評価になり、なおかつノーミスであればメダル圏争いもありか。プログラムも良い。坂本選手はスピンも上手いのが強みですが、ステップが少し見劣りします。

全米で優勝したテネル選手にも「勢い」がありますが、演技構成点の評価があまり高くない。

長洲未来選手がショートもフリーもトリプルアクセルを完璧に決め、なおかつノーミスであれば。。。


●男子シングル予想
金メダル:チェン
銀メダル:フェルナンデス
銅メダル:ジン

優勝はネイサン・チェン選手でしょうね。無理に4回転ルッツを跳ばなくてもノーミスで勝てるでしょう。それに、ステップが格段に素晴らしくなっています。演技構成点の評価も上昇中。やはり、「勢い」があります。

「勢い」ならボーヤン・ジン選手も負けていません。ただし、ソチ五輪でメダルを獲り損なったフェルナンデス選手には人一倍、メダルへの執念があるでしょうから、平昌五輪ではやってくれるのではないでしょうか?フェルナンデス選手は演技構成点の評価が高いですし、プログラムの完成度も高いので、4回転ジャンプの数が少なくてもメダル圏内に入れます。

宇野選手ですが、昨シーズンまでの「勢い」が感じられません。前にも書きましたように、4回転ジャンプに比重が置かれ過ぎ、プログラム全体の完成度という点では物足りなさがあります。しかも、ジャンプそのものが安定していません。これではメダルはちょっと厳しいのではないでしょうか?四大陸選手権でボーヤン・ジン選手に負けるようでは。。。

五輪連覇の期待がかかる羽生選手ですが厳しいでしょう。報道によりますと、練習再開が確認されたのは1月16日です。3ヶ月も競技から遠ざかり、しかも、五輪まで1ヶ月しか練習期間が無いというのは、あまりのハンデです。

いや、他ならぬ羽生選手ならやってくれるかも…という期待はありますが、素人でも「フィギュアスケートはそんなに甘く無い競技」とある程度分かります。宮原選手を見てもそうです。

報道でオーサーコーチが言っていたように、世界最高記録を2度も塗り替えた2シーズン前のジャンプ構成で十分と思います。これでもノーミスであれば勝てるでしょう。でも、ノーミスは難しいでしょうね。

しかも、羽生選手の気質としてはどうなのか? ショートで4回転サルコウと4回転トゥループの2種の2回、フリーで3回という「古い構成」で我慢出来るのかどうか、ですね。

ジャンプ構成に関しては、羽生選手はオーサーコーチの考え方と合わないようですし。


●アイスダンス予想
これはもう、パパダキス/シゼロン組とテサモエ組の、「一騎打ち」に止めを刺す。

銅メダルはシブタニ兄妹で決まりでしょう。

金メダル:パパダキス/シゼロン
銀メダル:テサモエ
銅メダル:シブタニ兄妹

アイスダンスは順位や得点よりも、演技そのものをじっくり味わいたい。

ルールや判定基準が複雑過ぎて、点数なんかどうせ分からないのですから(^_^;)

ただし、日本のクリス・リード/村元哉中組には、自己記録を更新する演技を期待!





2018.02.01 | | コメント(8) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



2017年フィギュアスケート世界ジュニア選手権(完)




フジテレビ地上波で女子シングルのみショート・フリーを放映予定。男子はどうした?などと不満を言うまいぞ。地上波でしっかり放映してくれるだけありがたいと思わなくてはバチが当たりますぞ!

前にも書いたかもしれませんが、フジテレがフィギュア競技の放映でタレントを使わなくなったことを私は高く評価しています。私の想像ですが、視聴者から相当のクレームもあったのではないかと思ってはいます。タレントの下らぬ「解説」など喜ぶ視聴者はいないでしょう?※

※報道番組でタレントを解説に起用するのが「流行」になっていますが、テレビ局はこれが自分で自分の首を絞めることになると気がつかないのでしょうか?

※「テレビ離れ」とか言われていますが、その主な原因はテレビ局側の愚策にあります。低レベルなタレントなんかに偉そうな政治批評などさせるな!視聴者をナメとるのか?タレントが政治についてアレコレ言ったところで、所詮はテレビ局のマリオネットだ。毒にも薬にもならぬ能書きでしかない。

※動物番組でも民放ではタレントにアレコレと下らぬおしゃべりをさせる。無駄な時間稼ぎだ。視聴者は動物の珍しい実態や、動物そのものについての説明や新しい知識を求めているのであって、タレントの愚にも付かぬおしゃべりを聞きたいのではない!



で、メディアの方は本田真凜選手一色ですね。
坂本選手や白岩選手の方はほんの「付けたし」程度。実力的には3選手にはさほど差は無いのに、メディアの扱いがこんなに差別される例も珍しい。ま、本田選手が連覇する方が視聴率も取れますし、スポーツ紙も売り上げが上がるからでしょうね。メディアによって、「アイドル」が作られるプロセスの典型を見るようです。

残念ながら、本田選手の連覇は99%無いと思います。

ロシアのザギトワ選手がダントツで強いからです。ツルスカヤ選手も本来はザギトワ選手に劣らず強いのですが、怪我からの復帰戦ということでどうなるか不明ではあります。

ロシアの2選手に比べ、日本の3選手は…どう贔屓目に見ても…明らかに力が落ちます。

しかし、本田選手と坂本選手がショート、フリー共ノーミス演技をし、スピンやステップでオールレベル4を獲得して僅差の2位に入れば上出来と思います。特に、本田選手は表現技術や雰囲気に類の無い個性がありますので、ジャッジが高い評価を出す可能性もあります。

本音では、本田選手が最高の演技を披露してザギトワ選手を破って連覇したら!と願っていますけどね。それなれば実力の伴った本物のアイドルとして大いに歓迎します。

1%の可能性が100%になることは現実に良くあることです。


●女子ショートプログラム:結果
1 Alina ZAGITOVA 70.58点
2 Marin HONDA 68.35
3 Kaori SAKAMOTO 67.78
4 Eunsoo LIM 64.78
5 Yuna SHIRAIWA 62.96
6 Stanislava KONSTANTINOVA 58.90

ワクワクする展開になりましたね!おおッ!「1%の可能性が100%になること」が実現するかも!それも、本田選手の連覇又は坂本選手の初優勝と、二人共チャンスが!

ザギトワ選手。
あれえ?ロシア選手権で鮮やかに決めていた3Lz-3Loを跳ばず、3Lz-3Tに戻したのね。チェッ、な~んだ!もっとも、そのお陰で?日本人選手とさほど差が出なくて済んだけど(^_^;)。フリーでは跳んでネ!絶滅の危機に瀕している3Lz-3Loを死守して欲しいわ。※


うっかりしていました!ロシア選手権はシニアの大会であり、ジュニアは今季のショート規定で単独ジャンプが3Loに指定されていることを失念していました(^^ゞ。

本田選手。
最終滑走でしたが、集中していましたね。レベルの取りこぼしが目立っていたステップシークエンスでレベル4を取り、加点もたっぷり!これが本田選手の好調さを示すバロメーターなのです!フィギュアでは珍しい髪型のツインテールも彼女の可憐さを引き立ててグッドです。実に良く似合っていますね。ザギトワ選手よりも高い演技構成点が出ました。これは…フリーも大いに期待出来そうよ。

坂本選手。
彼女らしいスピード感溢れる爽快な演技!ジャンプの加点はザギトワ選手より多いのです!惜しまれるのは、ステップシークエンスでなかなかレベル4が取れないことです。う~ん、どうしてなんだろう?結果として、2位の本田選手との得点差の要因はここなのです。ともあれ、トップのザギトワ選手とは3点弱の差ですからフリーで逆転する可能性は十分にありますね。

韓国のイム・ウンス選手。
驚きました。この子、キム・ヨナさんに劣らぬ才能の持ち主ではないでしょうか?ジャンプの大きさといい、演技全体のクオリティの高さといい、表現のセンスといい…逸材でしょう。

白岩選手。
頑張りましたね!もしかすると必ずしも彼女のベストではなかったかもしれませんが、シーズン当初の怪我や腰痛と戦いながらよくここまで仕上げたと称賛するばかりです。

ツルスカヤ選手。
最初のコンビネーションジャンプを見た時点で、「本調子では無いな」と誰もが感じたのではないでしょうか?もちろん、フリーを見るまでは分からないですが。

上位3選手の演技構成点はほとんど差はありません。つまり、フリーではジャンプ1本のミスで順位が入れ替わります。フリーはエキサイティングになりそう。イム・ウンス選手や白岩選手の演技も楽しみです。で、フジテレビはウハウハでしょう(^◇^)。ゴールデンタイムに放映されるフリーは視聴率が期待出来そうですね。いいでしょう。世界ジュニアをこれだけ放映してくれるフジテレへのご褒美です。


●女子シングル:結果
1 Alina ZAGITOVA 208.60 点
2 Marin HONDA 201.61
3 Kaori SAKAMOTO 195.54
4 Eunsoo LIM 180.81
5 Yuna SHIRAIWA 174.38


急な仕事が入ってしまい、テレビ放映を見損った(;д;)
以下は、動画を見た上での感想と愚見です。

本田選手も坂本選手も世界ジュニア選手権にピークを合わせ、ショート、フリー共にノーミスで最高の演技!素晴らしいですね。白岩選手はミスはありましたが5位入賞は立派です。優勝こそロシア女子に持って行かれましたが、日本女子の大健闘です。特に本田選手はメディアに大注目され、連覇への期待という重圧の中にあってベストの演技をしたのですから、実力・人気共に揃ったスター選手に相応しい結果を残しましたね!

それにしても、ザギトワ選手は強過ぎます!
ザギトワ選手のフリースケーティング
ここです

その強過ぎる秘密ですが、彼女のジャンプ構成はトリプルアクセルや4回転ジャンプの無い女子にあっては、最も基礎点の高い難度構成です。

つまり、2回跳べるジャンプに関し女子選手のほとんどは3ルッツ2回と3トゥループ2回、又は3フリップ2回と3トゥループ2回ですが、ザギトワ選手は3ルッツ2回と3フリップ2回なのです。2位、3位の本田選手と坂本選手は3フリップ2回と3トゥループ2回です。

3ルッツの基礎点は6.0点。
3フリップは5.3点。
3ループは5.1点。
3トゥループは4.3点。

よって、ザギトワ選手と日本の2選手とでは、ジャンプの基礎点で計1.7点の差があるのです。しかも、彼女は7回あるジャンプ全てを基礎点が1.1倍される演技後半に持って来ていますので、なんやかんやで3点ほどの差がつきます。女子においては基礎点3点の差は大きいです。その上、ショートプログラムの時点から3ルッツを跳ぶザギトワ選手と3フリップの日本2選手とは0.7点の差があるのです。※


フリーのジャンプの基礎点。
ザギトワ選手…50.71点
本田選手…47.28点
坂本選手…44.74点

☆追記
坂本選手は演技前半に5つのジャンプを跳ぶ構成になっていましたが、さすがに来季は後半にジャンプを5つ跳ぶ構成に変えて挑むと宣言した模様です。


何故ザギトワ選手が3ルッツと3フリップを2回づつ跳べるか?
それは3ルッツー3ループという最も難しいコンビネーションジャンプを跳べるからです。ほとんどの選手は3ルッツー3トゥループか3フリップー3トゥループです。そして、女子では2アクセルー3トゥループの組み合わせのジャンプを跳びますので、どうしても基礎点の低い3トゥループを2回跳ぶことになります。

しかも、ザギトワ選手のジャンプは質という点でも上手い!

それと、もう一つ忘れてはならないのは、スピンの出来です。
やはり、ザギトワ選手のスピンはロシア女子に共通する上手さがあります。最初のスピンでも、スパイラルからすぐにフライングキャメルへと難しい入り方をして加点を増やしています。日本女子選手には見られない技術であり、それを可能にする脚力の違いもあるのかもしれません。

このようなザギトワ選手にノーミス演技をされたらジュニアでは誰も敵わないです。


4位入賞した韓国の逸材、14才のイム・ウンス選手。
やはり、唯者ではありません。キム・ヨナ二世と言われるわけだ。





2017.03.17 | | コメント(40) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



2017年フィギュアスケート欧州選手権:メドベデワ選手の残念な行為




2017年フィギュアスケート欧州選手権:リザルト
ここです

女子シングル総合結果
1位 メドベデワ 229.71点
2位 ポゴリラヤ 211.39
3位 コストナー 210.52
4位 ソツコワ 192.52
5位 ルカヴァリエ 188.10
6位 ラジコワ 179.70

表彰台には至りませんでしたが、5位のルカヴァリエ選手や6位のラジコワ(ライチョヴァーとも表記)選手の著しい進化には目を見張るものがありました。

ラジコワ選手は3Lz-2Lo(基礎点6.8点)という、今ではあまり見られなくなったコンビネーションジャンプが持ち味です。セカンドジャンプに2Tを入れるケースが多いのですが、2Loは結構難しいようですね。アメリカのゴールド選手のような一流スケーターでも2Loを苦手とする例があるくらいですから。

また、ラジコワ選手はスピンの軸の安定と回転速度の速さ、ステップにおける表現技術に今まで以上の進化が見られ、押しも押されぬトップスケーターの仲間入りを果たした感があります。

ルカヴァリエ選手はもともと身体能力が高いようで、とてもキレの良い動きをしていたスケーターですがジャンプにやや難があったと思います。しかし、難しい3Lz-3Tをマスターした模様でショートもフリーもほぼ完璧に決めました。動画を見ると明瞭ですが、彼女の弱点はレイバックスピンで最後のビールマンに移行してから回転速度が落ちること、ビールマン姿勢そのものがあまり美しくないことでしょう。

●コストナー選手のショートプログラム
ここです

お帰りなさい!コストナー選手!ですね。
パトリック・チャン選手がミスター・フィギュアスケーティングであれば、彼女はミス・フィギュアスケーティングです。これぞ、フィギュアスケートの醍醐味、これぞフィギュアスケート本来の姿、とでも言いましょうか。彼女の長い脚から繰り出される片足走法でのひと蹴りの距離!グイーンと伸びる滑りは心地よいです。フリーレッグの線も絵に描いたように美しく、滑りの理にかなっているのでしょうね。

素人目にはメドベデワ選手よりコストナー選手のスケートスキルの方が上だと思うのですが、何故かメドベデワ選手の方が演技構成点5項目の全てで上回っているのです。ここが、私がフィギュアスケートという採点競技を観戦する上で常に壁となって立ちはだかる点です。

このモヤモヤ感の原因は、

①専門家による説明が無いこと。
②ジャッジの価値観&判断は素人の私にはなかなか理解出来ない「何か」があるのだろうという悔しさと無念さ。
③「採点競技とはこういうものだ」と割り切れない私の往生際の悪さ。
④エレメンツの質を評価するGOEはある程度は理解出来ても、演技の質を評価するPCSは調べれば調べる程ますます謎が深まるという、「蟻地獄状態」にあること。

逆に、これがフィギュアスケートに限らず採点競技の面白さ、興味の尽きない点でもありますが。

解説の中庭さんはメドベデワ選手を評して、「非の打ちどころの無いスケーター」と何度も言っていましたね。また、「クロスで滑る所が無く、常にステップ・ターンを踏みながら加速して行くので高い評価が得られる」とも言っていました。

この辺りがメドベデワ選手の高評価の謎を解くヒントなのかもしれません。

もちろん、彼女の演技は非常に上手い!強い!と私も思います。


●ルカヴァリエ選手のフリースケーティング
ここです

びっくりです!(@_@;)。
演技半ばで、歌舞伎のような衣服の早変わりという演出!
実に鮮やか!さすが、オシャレの大国、フランスならではの演出か!?
アイスショーでは普通に見られることですが、競技では私は初めてです。
単に衣装が変わるのではなく、音楽も変わりますので必然性があります。

最初に彼女の衣装を見た時、「あれ?ルカヴァリエ選手ってこんなにオッパイが大きかったっけ?」という感想でした。胸元が大きく膨らんでいるのですが、どこか不自然さも感じました。もちろん、そのグラマーな体型に私はかすかな嫉妬と劣等感を覚えながら見ていたのですが(・・;)。

なるほど!変身後の衣装の胸元を見て、納得しました(^^ゞ


☆欧州選手権で3位表彰台と、ロシア勢による独占を阻んだ29才のコストナー選手の活躍は、26才の浅田選手へのエールにもなるのではないでしょうか?

●男子シングル総合結果
1位 フェルナンデス 294.84点
2位 コフトゥン 266.80
3位 コリヤダ 250.18
4位 ヘンドリックス 242.56
5位 ビチェンコ 239.24


☆男子シングルですが、Jスポの解説はテクニカルスペシャリストの岡崎真さんでした。スピンでは種類や回転数をコールしてくれますし、ステップではターン一つ一つをコールしてくれるだけではなく、「今のループターンは回りきらなかったようです、ブラケットターンのエッジがやや曖昧だったかもしれません」等、問題点も指摘してくれますので、聞き応えがありました。元スケーターによる解説よりもずっと良いと思いました。私は民放でもジャッジやテクニカルスペシャリストを、せめてゲスト解説に招いて欲しいと思います。


男子は4位に入ったベルギーのヘンドリックス選手の演技…静と動を織り込んだプログラム…が印象的でした。4回転ジャンプこそありませんが情感のこもった演技は魅力的です。

コフトゥン選手がようやく…長かった不調…自信を取り戻したようです。演技修了直後にホッとした表情を見せていたのが実に印象的でした。世界選手権は出られるのかな?

フェルナンデス選手は優勝はしましたが、ミスを連発して本人比であまり良く無かったですね。世界選手権でどこまでブラッシュアップして来るのか注目します。

男子は欧州選手権よりも全米選手権の方が楽しかったなあ。。。どうしてかな。


☆メドベデワ選手がフリーでコンビネーションジャンプを4回も実施、なおかつ3Tを3回跳んだ件を私は非常に残念に思います。また、不愉快でもあります。

これはほぼ間違いなく故意です。
コンビネーションジャンプの跳び過ぎ(3回までの制約に反する)や、同一3回転ジャンプの跳び過ぎ(2回までの制約に反する)は、予定していたジャンプが跳べなかった為に後で追加しようとしてカウントを誤るケースがほとんどです。メドベデワ選手は演技冒頭から予定通りにジャンプを成功させていましたので、最後のジャンプは単独の2Aを跳んで終えなければならなかったのです。それを2A-3Tとしたのです。どう見ても故意です。

この為、3回目の3Tはノーカウントになり、2Aは基礎点の70%に下げられました。それでも2位に大差をつけての優勝でしたので、彼女には「安全に勝てる」との確信があったのでしょう。それで故意にルールに反するジャンプを跳んだものと思います。どうやら彼女は先のロシア選手権で故意に実施したように、ひとつ前の3S-3Tを3S-3T-3Tの3連続3回転のコンビネーション(これも3Tの跳び過ぎになります)にするつもりだったようです。それが出来なかったので最後の2Aに3Tをつけたようです。

国内選手権はともかく、欧州選手権のような伝統ある大きな国際大会でこのようなルール違反を故意に行うメドベデワ選手を私はとうてい支持出来ません。残念に思います。

彼女が強くて上手いのは分かりますが、少々傲慢ではないでしょうか?また、神聖な大会を汚すような行為ではないでしょうか?他の選手達にも失礼であり、恥ずべき行為と思います。ISUは彼女に対し、何らかの措置を取るべきではないでしょうか?さもなければ彼女は次の世界選手権でも同じ行為に及ぶ可能性があります。



2017.01.29 | | コメント(24) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



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プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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