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私の好きなバラード







ダイアナ・ロスの名曲。

日本ではTBSドラマ「想い出にかわるまで」のテーマ曲に使われ大ヒットしました。

実にスケールの大きいバラードです。

この歌をたまに聴くと少しは前向きになれそうな心持ちがします。

しかし、和訳はいけません。

歌詞がベタな人生訓になってしまうからです。

人生訓では歌にも詩にもなりません。

こういうものはひたすら英語のまま聴いた方が有難味を感じるのです。

意味など半分も分からなくて良いのです。いや、その方が良いのです。



☆功なり名遂げた人間に高みから、「信じて生きていれば夢はきっと叶えられる」などと訓示されると、こちらは「ケッ!」としか思わないけど、ダイアナ・ロスの歌だとスーッと心に沁みて来るから不思議です。




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2016.12.01 | | コメント(52) | トラックバック(0) | 音楽



フォーレ「シシリエンヌ」と浅田真央さんのこと






曲名・シシリエンヌ
作曲・ガブリエル・フォーレ(1845~1924):フランス近代の大作曲家


「シシリエンヌ」は「シチリアーノ」のフランス語。八分の六拍子を主にするシチリア風舞曲。

オリジナルはピアノとチェロの演奏のようですが、現在では様々な楽器で演奏されています。

誰でもこの音楽を聴けば、「あ、聴いたことがある!」と言うでしょう。しかし、有名なメロディの割には、作曲者や曲名は知られていないようです。

フォーレについては「夢のあとに」を紹介した記事でも触れましたように、「シシリエンヌ」にもフォーレならではの官能と雅が混然一体となった楽想が溢れています。そして、しみじみと聴き手の心に沁み入ります。

フォーレのもう一つの特長ですが、メロディを口ずさむのが難しいんですよね。
「夢のあとに」も「シシリエンヌ」も割合と明快な音楽と思うのですが、何故かメロディが形として頭に残りにくいんですね。しばらく聴かないでいると、メロディーを思い出せなくなるんです。

フォーレの後輩で、より急進的だったドビュッシーやラヴェルの方が口ずさみ易い曲がいくつもあります。「月の光」「亜麻色の髪の乙女」「ボレロ」「パヴァーヌ」とか。

フォーレが二人の後輩程には日本での人気が無い理由は、ビッグヒット曲が無いからであり、それは、彼の音楽の特質でもあるでしょう。メロディー線が長く、微妙な半音階を経て、さりげなくすっと転調するので、少なくとも我々日本人の耳にはすんなりと入って来ないのでしょう。その代わり、一度その不思議な魅力に取りつかれますと抵抗出来なくなります。


☆浅田真央さんですが、私の予想した通り、やはり、来季も全て(ショートプログラム・フリースケーティング・EX)ローリー・ニコルさんの振り付けとなりました。

タラソワファンの多い真央ファンはさぞかしガッカリしたことでしょう。
「どうしてタラソワさんには頼まないの?」「タラソワさんに断られたの?」「タラソワさんは振付師の方は引退したのか?」「他の振付師にどうして頼んでみようと思わないのか?」等。

私は取り立てて「タラソワ派」でも「ローリー派」でもありませんが、一部ファンのガッカリは理解出来ます。浅田さんは「新しい音楽でチャレンジ」と言っていたようですが…ちょっと違うんですよね…ファンの言う「チャレンジ」とは、他の振付師(バトルさん、宮本さん、カメレンゴさん等)の振り付けたプログラムで演じることなんですよね(^_^;)

浅田真央さんは、良くも悪くも「保守的」なタイプなのかもしれません。

浅田さんのローリー・ニコルさんに対する信頼度は相当に高いのでしょうね。

平昌五輪までローリー・ニコルさん一筋で行くのでしょうか。

私は、選曲やプログラムよりも、浅田さんのジャンプの方がずっと気がかりです。
ジャンプの課題さえ克服してくれれば、他のことは何でも良いと思っています。

そういいつつも、「シシリエンヌ」などショートプログラムにどうかな?と思ったりして^^;

本田真凜さんにも合いそうですが、彼女は曲は決まっているようです。


ところで、浅田さんはどうして毎年、曲名を伏せるんでしょうね?他の選手たちは次々と曲名を公表しているのに。

曲名ごとき、もったいつけることないでしょうに。

もしかすると、浅田さん本人の意志ではなく、彼女を取り巻く商売人たちの「あざとい」戦略かしら。




2016.05.24 | | コメント(9) | トラックバック(0) | 音楽



冨田勲の音楽




作曲家・編曲家・シンセサイザー奏者の冨田勲氏が慢性心不全のため、84歳で亡くなったそうです。
ご冥福をお祈りいたします。

私は冨田勲の音楽が好きです。

出会いは高校生の時。ドビュッシーやラヴェルの音楽を冨田氏がシンセサイザーで演奏した録音盤がラジオで流れていたのを聴き、とても新鮮な印象があったのを覚えています。動画にもアップされていますね。

その後、冨田氏が放送界ではテーマ音楽の名手としてレジェンド的存在と知りました。

アーカイブ放送だったかで再放送された「新日本紀行」のテーマ音楽を聴いて、たちまちその日本的情緒を湛えたノスタルジックな音楽に魅了されました。たまに聴くと思わず感傷的になりホロリとしてしまいます。また、NHK大河ドラマのオープニング・テーマ「新平家物語」「徳川家康」も重厚にして壮大。とても好きです。

で、私は冨田勲のCDも持っていて、時々聴きます(●^o^●)。


「新日本紀行」のテーマ音楽。


この曲を聴くと、日本の風土…わらぶき屋根の家々、のどかな田園地帯、夕闇のシルエットに沈む山脈、潮の香りの漂う漁港等の情景が蘇ってくるようです。演奏時間は短いのですが、難度聴いても飽きません。名曲と思います。


「新平家物語」のオープニング・テーマ。
動画はここです

前に書いたことがありますが、私は「新平家物語」の総集編ビデオを見たことがあります。この動画に流れているクレジット・タイトルを見て分かりますように、清盛役の仲代達矢をはじめとした錚々たる俳優陣!重厚な演出!私の好きな俳優の田村正和が崇徳上皇役で出ています。若い!

このビデオを見てしまうと、何年か前に放映された「平清盛」など、軽くて軽くて、とてもとても。。。

同じことが映画「日本のいちばん長い日」についても言えます。リメイク版も悪くなかったですが、旧作の三船敏郎の阿南惟幾陸軍大臣や、笠智衆の鈴木貫太郎首相を見た後では、ちょっとネ。。。


「新日本紀行」と「新平家物語」を聴けば分かるように、冨田勲の作曲は冒頭に非常なインパクトがあります。

手塚治虫のアニメ「ジャングル大帝」のオープニング・テーマも良いですね。



2016.05.09 | | コメント(8) | トラックバック(0) | 音楽



BABYMETALとは何?







屁糞臭立大学の穴丸運子講師は、ここ最近、日本のみならずアメリカやイギリスでも人気急上昇中のロックグループ、ベイビーメタルをつぎのように語った。

…このグループがロックの本場、アメリカやイギリスでウケまくっているようですが、それは商売戦略の勝利と言えましょう。まず、グループ名のベイビーメタルはヘビメタのシャレです。ヘビ(蛇)とベイビー(赤子)の対照がシュールです。

次に、「ギブミー・チョコレート」という歌ですが、これは終戦直後に日本の子供達が「ギブミー・チョコレート!」と言って、アメリカ進駐軍の兵隊に群がっていた史実を逆手に取ったのが上手い。ノスタルジアを感じさせる劇場演出の勝利です。

第三に、グロテスクなメイクとコスチュームの腕利きロックバンドを後ろに、AKB48的アイドル系コスチュームの女の子3人を前に配した非対称的対照がファンタスティックです。キッチュな手法の勝利です。未成年の女子3人が可愛げに踊る姿は日本が誇るアニメ文化の世界にも通じます。これもまた米英のロックファンにウケるのです。ズッキュンだ!。

第四に、このロック音楽は極めて単純なヘビメタのダダダのリズムの繰り返しと、口当たりの良いJ-POP的歌い回しの融合と言えます。まさしく、この簡素系単純わびさび型のロックはベイビーなのですね。ゴテゴテとバロックに凝り過ぎたロックに飽きていた米英のロックファンには日本文化の香りすら感じるベイビーメタルに惹きこまれました。歌詞が日本語なのも幸いし、米英人には不思議なアトモスフィアを醸しだしております。ドッキュンだ!…。


この話を聞いていた高校の同級生の鼻糞真黒助さんが穴丸運子講師に、「ベイビーメタルのロックは好きですか?」と尋ねたところ、穴丸講師は以下のように答えたそうです。

…ヤダ、ヤダ、ヤダ、ヤダ、ネバー、ネバー、ネバーー!!


ベイビーメタルのロックに対し、穴丸講師のように、

目まいがする、と答えたアナタ…目は老化しています。
耳鳴りがする、と答えたアナタ…耳は退化しています。
頭が痛くなる、と答えたアナタ…感性は劣化しています。

穴丸運子とはむろん、片割月のことであった。



2016.04.29 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 音楽



チャイコフスキーの「三大バレエ」を比較する:愚見を少々





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名バレリーナ:マイヤ・プレセツカヤさんの「白鳥の湖」

133018318m.jpgキーロフ・バレエの「眠りの森の美女」

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英国ロイヤル・バレエの「くるみ割り人形」(1985年)

以前からチャイコフスキーの三大バレエをDVDで繰り返し見ています。バレエに不案内な私でも、繰り返し見ることで、バレエの面白さがある程度は分かりますね。

私の独断と偏見による評価。

①台本の比較評価
白鳥の湖>>>くるみ割り人形>眠りの森の美女

「白鳥」は主役の白鳥と黒鳥というキャラクター作りが鮮やかですし、物語の展開も上手い。全体を通して「劇」として観ても人を飽きさせない構成だと思います。良く出来た台本だ。

「眠りの森」はオーロラ姫のキャラにあまり個性を感じないし、劇としては時間が長すぎで、文字通り「眠り」の効果しか無いと思います。物語としてはやや退屈だ。

「くるみ割り」は前半は子供ばっかりが出てバレエ的要素に乏しく、音楽付きの無言劇でも観ているような感じがします。後半はもう、これでもか、これでもか、と踊りのかため打ちとなっていて物語の展開が無い。台本としては全体のバランスが崩れています。それに、主役はクララかと思いきや、実質は金平糖の精のようで、やや混乱させられます。しかし、第二幕は名曲が目白押しで踊りも多彩ですから、「終わり良ければ全て良し」と、観客の満足度は「白鳥」に劣らないでしょうね。


②音楽の比較評価
くるみ割り人形>>白鳥の湖>眠りの森の美女

「くるみ割り」はチャイコフスキー最晩年(1892年)の作曲であり、名曲の交響曲「悲愴」の前に天才的霊感が最高度に発揮された音楽と思います。旋律の美しさと豊麗でシンフォニックな響きで何度聴いても飽きません。「花のワルツ」「雪片のワルツ」はもちろんのこと、私は特に、「トレパック」の躍動感に魅せられます。
「トレパック」→動画はここです

「白鳥」は一度聴いたら忘れられない美しい旋律に彩られていて楽しい。ただし、やや音楽の肉付けに乏しく表面的だ。オーケストラで聴くだけでは飽きが来るかもしれません。私は「四羽の白鳥の踊り」が好きです。バレエとしても面白いですが、「白鳥」の中では音楽として実に個性的です。
「四羽の白鳥」→動画はここです

「眠りの森」も晩年(1889年)の作曲であり、有名な「ワルツ」はもとより、「ばらのアダージョ」「パノラマ」の豊麗で充実した楽想は「くるみ割り」と同じ響きだ。しかし、他は概して旋律的個性に乏しくてやや退屈する。人気や知名度という点で、「三大バレエ」の中では一番下らしいのは、この辺りにも原因があるのではないでしょうか?

ともあれ、「バラのアダージョ」は音楽の豊潤さ、バレエの楽しさと言う点で実に素晴らしいと思います。「眠りの森」のクライマックスの一つではないでしょうか?私は好きだなあ。
「バラのアダージョ」→動画はここです

バレリーナのターンは右回転ばっかりね。左回転も入れたらどうかと思うが。。私がフィギュアスケートの見過ぎか^_^;

小学生の5・6年の頃、三大バレエの有名な曲を抜粋したレコードを聴きましたが、「くるみ割り」がすぐに好きになりました。「小序曲」「行進曲」~「金平糖の踊り」「芦笛の踊り」「花のワルツ」等、繰り返し聴きまくったものです。上の評価には当然そうした私の嗜好が強く反映しています。



③バレエの醍醐味
これは私には比較評価が出来ません(^_^;)

フィギュアスケートのスピンのようなピルエットというターン。女性は左足を軸に右回りですね。左回りは「三大バレエ」には見かけません。フィギュアのビールマンスピンも左足が軸ですが回転は左回りです。

どうしてこのような違いが出るのでしょうね?何か技術的必然性があるのか、単に「そういうもの」なのか?

男性の場合は右回転も左回転もしていますね。「くるみ割り」の「グラン・パ・ド・ドゥ」の中で左回転の場合に右足を軸に回っている例がありました。

それにしても、踊り子さんたちはあれだけ難しそうな踊りをしても、転倒したり、足元が滑ってバランスを崩すことが無いのが凄いですね。床には何か滑り止めみたいなものが塗ってあるのでしょうか?

バレエとフィギュアは表面上は似ている点もあるようですが、やはり、全く別物という印象を持ちました。フィギュアスケーターがバレエを習うのは、上半身、特に腕や手の細やかで柔らかな使い方と言う点で役立つからでしょうか?

これは私の全くの素人考えですが…日本の女子スケーターはバレエ以外に空手を習ったらどうかと思う。力強さ、メリハリをつける等、日本女子にやや欠ける要素を補強してくれそうだけどなあ。柔らかさや細やかさばかりが能ではないでしょう。新極真の空手家をコーチに招き、空手の型を特訓するとか。なお、瓦の試し割りや足の蹴り技は不要です。

実際、シンクロナイズドスイミングでは空手をテーマに空手の振り付けで演じている例がありますよ。

まあ、私のトンチンカン発想です。



2015.11.18 | | コメント(72) | トラックバック(0) | 音楽



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プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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