浅田真央とアイスショーと新プログラム
メリー・ポピンズ…まさに氷菓子(高利貸ではない)のような真央選手ですね。
21歳にしては子供っぽいとか、もの申す向きもあるようですが、良いじゃないですか。この健全にしてPTA推薦的な老若男女向けプログラムを演じて絵(アニメ的ですが)になるのは、日本女子選手では真央選手くらいでしょう。
真央選手はフィギュア界のNHK朝の連続テレビ小説か、カーペンターズのような存在と思います。
それゆえ、最近の映画やドラマの主題曲ではなく、半世紀前の「古き良き時代」の音楽が似合うわけです。昨年のザ・アイスでしたでしょうか、これも40年以上前にヒットしたポップス「白い色は恋人の色」を姉妹で演じたのも、伊達では無いわけです。
文部科学省も推薦するような清純派女優とか清純派女子タレントという言葉が死語となりつつあります。2年連続で世界選手権6位と不本意な結果(本当はこれでも立派なのですが)が続いていても、様々なアンケートでは必ずと言って良いほど人気アスリートのトップに真央選手がいます。彼女のキュートな風貌、どこか浮き世離れしたキャラクター、そして優美な演技の賜物でしょう。
真央選手とアイスショーですが、一つだけ希望を言えば、海外のアイスショーに行って欲しいですね。
中日新聞に真央選手のインタビュー記事があったそうです。それによりますと、今季のショートプログラムは明るい曲を選んだそうです。
ショートをやや苦手にしている真央選手には明るい曲はメンタル面で良い影響を与えると期待します。例えば1994年世界選手権で優勝した佐藤有香さんが使用していた「レイルウェイ・チルドレン」のような音楽はどうでしょうか。
一方のフリープログラムは愛の夢よりもクラシック音楽っぽいとか。ピアノ協奏曲や交響曲、管弦楽曲やバレエ音楽のような本格派の曲になるのでしょうか。
私としては「鐘」の延長線にあるような壮大で力強い音楽を期待します。ただし、暗い曲はカンベンです。
2012.07.25 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 浅田真央