2014世界選手権アイスダンス:安藤美姫解説について
アイスダンス結果
1 Anna CAPPELLINI・Luca LANOTTE 175.43
2 Kaitlyn WEAVER・Andrew POJE 175.41
3 Nathalie PECHALAT・Fabian BOURZAT 175.37
4 Elena ILINYKH・Nikita KATSALAPOV 174.38
5 Madison CHOCK・Evan BATES 167.59
6 Maia SHIBUTANI・Alex SHIBUTANI 158.57
7 Victoria SINITSINA・Ruslan ZHIGANSHIN 155.35
8 Piper GILLES・Paul POIRIER 153.86
9 Penny COOMES・Nicholas BUCKLAND 153.66
10 Alexandra PAUL・Mitchell ISLAM 148.76
いやあ~~!凄い戦いでした。まさに戦国時代。誰が勝っても不思議では無い程にそれぞれが素敵なパフォーマンスを見せてくれましたね。ソチ五輪の疲れなど感じさせない感動的な演技が目白押しでした。
私が見ても点数・評価の違いなど全く分かりませんわ^^;。解説の宮本さんや東野さんが「あ、ここは少しエッジがフラットになっていました」と即座に見抜くのですが、私はハア?ですわ。
8位のパイポ組のヒッチコックはやはり素晴らしいです。特に男性のPaul君の目が…逝ってしまっている(*≧∀≦*)。まさしくサイキック顔芸!スピリチュアル系トンデモプログラムに乾杯!!p(^^)q
5位のチョクベイ組の「レ・ミゼラブル」はドラマティックですし、もちろん素晴らしいのですが、最初から最後まで音楽がひたすら劇的に続くので途中でやや単調になっていたように思います。アイスダンスとシングルの違いはあれども、ヨナ選手の「レ・ミゼラブル」の方がその点では上手くアレンジされていたように思います。でも、チョクベイは若い割に技術がしっかりしているみたいだから、これからが楽しみですね。CHOCK選手の笑顔が素敵です。
最終グループはどの組も本格クラシックな音楽だったので、最終滑走のウィーヴァーポジェ組のタンゴが取り分け新鮮に見えました。お洒落で粋で、しかしも情熱で胸アツ!。もっと見たかったと思わせる魅力がありました。その点ではフランスのペシャブル組も同じだったですが。まあ、タラレバを言っても詮無いことですが、SDでのツイズルのミスが無かったら、文字通り有終の美が飾れたかもしれませんね。私がもっと早くからアイスダンスに夢中になっていたらペシャプル組の熱烈ファンになっていたかもしれません。
カペラノ組の「セビリアの理髪師」ですが、繋ぎが少し薄めな代わりにスピード感が凄いですね。これは確か宮本さんが言及していたと記憶していますが、「繋ぎの濃さを取るか、スピードで押すかは戦術」くらいのことを述べていました。この結果が演技構成点にどう評価されるかは、ジャッジの判断なんですね。
シングル競技でも口さがないファンが「このプログラムはスカスカだ」と言う例がありますが、その代わりにスピード感と力感の溢れる演技であれば十分に戦えるワケですね。いわば、トレードオフの關係だ。ただし、こうした量的な關係に質の問題が絡むからフィギュアスケートは複雑であり、しかし、それだけ奥の深い競技なんですよね?
イリカツ組が解散って本当ですか?事実とすれば、モロゾフが一枚噛んでいるな、と勘ぐりたくなるのよね。どうも、モロゾフって方はそう思わせるような雰囲気がプンプン漂うの(^O^)。
SKのパターンダンスやノンタッチステップシークエンスは私にとってはスケーティング技術やターン技術を勉強する絶好の教材なのです。これらを何度も何度も見ていると、シングル競技でも今までは見えていなかった面が少しずつ見えてくるように思えるのです。
そういう意味からも、私の個人的事情ですが、ショートプログラムの廃止は反対です(^_^)ノ
【Jスポ、世界選手権女子シングルの安藤美姫さん解説】
とても良かったです(*^。^*)。
例えばワグナー選手の表現について、「背中でも表現出来る数少ない選手」と説明していましたが、なるほど!と私はガッテンしました!( `・ω・) ウーム…こういうのは杉田翁といえども思いつかない視点じゃないかしら?
また、ゴールド選手の失敗2Aでは「顔の向きが変」とか、リプニツカヤ選手でしたか?失敗3Sでは「右手の使い方が…」と、結構細かい技術的側面についても言及しますね。素晴らしいわ。
しかし、これが地上波だったらこういう解説は「させて貰えない」のかしら?
安藤さんのマネジャーが頑張って地上波での競技解説者に登用されるよう交渉して欲しいわ。安藤さん本人にその気があれば、ですが。この世界も競争だから、「先輩解説者」に遠慮はご無用です。
私はテレビを字幕放送にセットして見るので、安藤さんの解説がバッチリ頭に入ります(-^〇^-)。
一つだけ気になったことがあります。
浅田選手の演技になると安藤さんは急に寡黙になるのです。フリーでもミスした2A-3Tの箇所しか触れませんでしたし、演技後も平凡なコメントが少し入った程度でした。これは他の選手の時の解説とは明らかに違います。
何か口が重くなる理由が安藤さんにあるのかしら?猛烈ファンも多い浅田選手だけに慎重になるのかな?それも無理もないけどね。一部の浅田ファンからは安藤解説は不評らしいのですが…上記のような例が誤解を招くのかもしれません。まあ、私も一度、批判記事を書いたけどね(^。^;)。
2014.04.16 | | コメント(11) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会