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クレイジーな防衛大臣と劣化野党議員の低レベル論戦




「稲田防衛相、涙ぐむ場面も 攻める民進、首相が助け舟」:朝日新聞デジタル 9月30日(金)

(引用開始)…臨時国会は30日、論戦の舞台が衆院予算委員会に移った。民進党は稲田朋美防衛相に集中的に質問を浴びせ、防衛相としての資質を問うた。審議は再三にわたって中断し、稲田氏の代わりに安倍晋三首相が答弁に立つ場面もあった。

民進の辻元清美氏が追及したのは、2011年3月号の雑誌「正論」の対談で稲田氏がした「長期的には日本独自の核保有を単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべきではないでしょうか」との発言。

辻元氏が発言の撤回を求めると、稲田氏は「今、核保有はすべきではないと思っている」と答弁。辻元氏は「『今は必要ない』はあいまい。国際的な信用をなくす」と迫った。稲田氏は「核のない世界に向けて全力を尽くす」と繰り返し、撤回には応じなかった。

さらに、辻元氏は「自国のために命を捧げた方に感謝の心をあらわすことができない国家であっては防衛は成り立たない」と言う稲田氏が、今年8月15日にあった政府主催の全国戦没者追悼式を欠席したことを「言行不一致」と指摘。稲田氏は「大変、残念だったと思う」と言葉を詰まらせ、涙ぐんだ。

民進の後藤祐一氏は自衛隊が国連平和維持活動(PKO)に従事する南スーダン情勢について尋ねた。首都ジュバで7月にあった銃撃戦が戦闘行為に当たるかどうかについて、「稲田氏が質問に答えていない」として繰り返し質問。答えに窮した稲田氏に代わって安倍首相が答弁に立つ一幕もあった。後藤氏は「首相が防衛相を兼ねないといけませんね」と皮肉った…(引用終わり)。


実に下らねえな。この論戦内容は。

稲田防衛大臣も辻本議員も下らねえ。

稲田防衛大臣が政府主催の全国戦没者追悼式を欠席した件を追求して何になるの?溜飲を下げるだけか。

それよりも、核保有に関する件をもっと徹底的に議論すべきでしょう。これは重大な問題ですよ。

「長期的には日本独自の核保有を単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべきではないでしょうか」だと?

この、たわけもん!!国家戦略として検討すること自体がトンデモナイお話なんだよ!

狂っているとしか言いようが無い。

人類を、地球を滅亡させ得る核兵器を如何に減らして行くか、という時代にこんなことを正気で言う国会議員が少なからずいるんだよね。核保有について、安倍首相も本音では稲田氏と同じ穴のムジナだよ。

核保有を目論み、質問にマトモに答えられず、泣いてしまう…このような稲田氏が近い将来の首相候補の一人だって?

嗚呼、世も末だ。

辻本議員は、師匠筋だった故土井たか子議員の足元にも及ばないな。

土井たか子については批判も色々あったけど、少なくとも、周囲を圧するような風格と説得力がありましたよ。

辻本議員は、土井たか子から何を学んだのだろう?

出藍の誉れ、とはならなかったか?

私は辻本議員の著作を読んだこともあり、期待していたこともあったのですが。。。。


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2016.09.30 | | コメント(12) | トラックバック(0) | 政治・社会



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片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、神仏を尊び、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者熟女(四十路半ばを過ぎた)ですが、よろしくお願いします。

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