羽生選手の世界王者復権と他のスポーツなど:愚見を少々

【最悪だったフジテレの世界フィギュア選手権の放映】
数あるスポーツ番組の中でも、2017世界フィギュアスケート選手権を放映したフジテレは余りに酷かった。これでもか、これでもか、という程のCMの垂れ流し。一人目の選手の演技を見せて、再び十数本のCMの乱打。そして、ようやく二人目の演技。これが終わると再び十数本のCMの乱打。

驚くなかれ!なんと3人目の演技が終わった段階で放映時間が40分も経過していたのだ!私はブチ切れてテレビを切り、今回の世界フィギュアはJスポによる放映が始まるまで観ませんでした。

民放はスポンサー無しでは番組が成立しないという現実を私も理解していますが、今回のフジテレは限度を超えていたと思います。フジテレが他の民放テレビ局よりも視聴者から不人気なのも分かる。

しかし、フジテレも酷いがスポンサーもアホだね。高額を払ってこんな形でCMを流しても、視聴者はマトモに見ないだろうし、むしろ、悪印象すら与えるのに。企業各位はこんなCMに広告費を無駄に費消するくらいなら、商品価格を下げる方に金を使えよ!と思う。結局、多額な広告費の分も、商品の価格に含まれるわけですからね。下らぬCMに金をじゃぶじゃぶ使い、それを消費者に負担させようって寸法です。だから私は言うのだ。なべで商人というのは悪質だと!

安倍自民党政権は報道の自由を圧迫するのではなく、こういうテレビCMの垂れ流し状態こそ規制して欲しいものです。ま、100%やらないだろうけどね。

 
【今季、私が最も感動した羽生選手のフリー演技】
クリーンなノーミス演技でしたね。4回転ジャンプ4本に3A2本というクレイジーな高難度構成を、羽生選手はナチュラルに当たり前のように完遂してしまいました。どこをとっても淀みの無い綺麗な演技。

凄いです。やはり、次元が違う。何回見ても飽きません。


鈴木明子さんがスポルティーバのコラムで羽生選手の演技に「もっと感情を、エモーショナルに」と言ったとかで、一部のフィギュアファンから不評を買ったとか。曰く、「鈴木明子ごときのスケーターが何を言うか!」と。

記事はここです

この記事からは鈴木さんの羽生選手への温かい助言こそあれど、どこにも非難されるようなものは無いと思います。ただ、その上で私が思うのは、鈴木さんの「もっと感情を」は、ちょっと違うんじゃないかなあと。あまり共感は出来ませんでした。

「もっと感情を、エモーショナルに」と言う時、二つの意味があると思います。

一つは、プログラムの表現上で求める「感情」。
もう一つは、選手の演技(又は試合)に臨む上での「感情」です。

両者は一応、別のものですが、リンクはしていると思います。

羽生選手がこのクレイジーな高難度構成をクリーンに完遂する為には、どこまでも「感情を抑制」する必要があったと思います。冷静に自分の感情をコントロールしなければ集中が乱れ、たちまちミスに繋がるだろうと。

また、プログラム「Hope & Legacy」は久石譲作曲の流れるような美しいピアノ曲であり、濃厚な感情表現が求められるような劇的な音楽ではありません。ましてや、鈴木明子さんの好きなストーリ性の濃厚なプログラム・音楽でもありません。

もちろん、振り付けをしたシェイリーン・ボーンが語る『Hope & Legacy』で、ある程度は一つ一つの振り付けについての意味合いが説明されています。しかし、私達が普通に見ている限りは分からないです。

羽生選手の演技もこの音楽にマッチした流れるような美しい演技だったと思います。

つまり、両方の意味で、「もっと感情を」入れるようなプログラムではなかったと思います。私は今回の羽生選手の演技はあらゆる意味において過不足の無い見事な演技だったと思います。


☆「もっと感情を」と言えば、パトリック・チャン選手を思い浮かべます。彼も時々そのような言われ方をして来たスケーターの一人です。それは分からなくもないです。しかし、羽生選手もパトリックも、高橋大輔さんや鈴木明子さんとはまったく異なるタイプのスケーターです。ショートではパトリックが完璧な演技で100点越えを果たしました。この見事な演技に、「もっと感情を」は当てはまるのだろうか?


【チーム名に「サムライ」を使うのはやめて欲しい】
NHK大河ドラマ「女城主、直虎」を見ていたら、野伏せり集団の頭が直虎に向かって、「あんたら武士たちこそ本当の盗人だろう!」と罵る場面があり、私も「それは言えてる!」と膝を叩いて同感した。

ところで、サッカーの「サムライブルー」だのプロ野球の「侍ジャパン」だのと、誰がこんなネーミングをつけたんだろう?あのなあ、戦前の軍国主義じゃあるまいし、侍、サムライ、なんて愚劣なネーミングはダメですよ。

普通に「ジャパンブルー」とか、せめて「勇猛ジャパン」くらいでいいじゃないか?

サムライ、武士がそんなに立派なら、武士階級は永遠に続いたでしょうに。

こいつらは何も生産をせず、仕事もせず、ただ商人や百姓から奪っていただけでしょうが。

飢饉で多くの百姓が死んでも、武士が死んだという話は寡聞にして知らない。

黒沢明監督の名作「七人の侍」に登場する武士達こそ、真の意味で「仕事」をしたと言えるでしょうけど、残念ながら創作の世界だ。史実としてこのような侍が存在したとの資料でも発見されたら痛快ですが。

上杉鷹山のような立派な大名もいたのは史実ですが、それは例外でしょう。

娯楽としての「戦国ドラマ」や「チャンバラ劇」と、現実とを混同してはいけませんよ。

名主君の「暴れんぼう将軍」や「水戸黄門」、公明正大なお奉行「大岡越前」とか、人情豊かな「八丁堀の旦那」は、しょせん、小説やテレビドラマの中で創作された架空のものに過ぎぬ。そりゃあ、こんな立派な大名・サムライ・武士が多数派だったら、明治維新なんか起きるはずも無い。


【女子卓球・平野美宇選手(17才)に期待】
概して、ネットを挟んでの競技である卓球、テニス、バレーボール、バドミントンにおいて、日本人選手はレシーブ力や守備力の優秀さで勝つ場合が多かったと思います。

相手の強打を受け、拾い、繋ぎ、粘りに粘り、我慢に我慢を重ね、最後には相手がシビレを切らしてミスする。こういう勝ち方は少なからぬ日本人のメンタリティに合致し、カタルシスを得るようです。

しかし、要するに、日本人選手はパワーが無く強烈なスパイクやスマッシュで打ち抜いて勝つのが難しいので、それを補う為にレシーブ力・守備力を高めただけの話と思います。

卓球もしかり。男子の水谷隼選手や女子の福原愛選手や石川佳純選手もパワーが無いので、どちらかと言えばラリーを繋いで相手のミスで勝つタイプのようです。しかし、他のアジアの選手や欧米の選手には通用しても、中国選手はミスが非常に少ないので、いくら受けて、拾って、繋いでも、最後は自分の方が先にミスして負けてしまうのです。

こうした中で、平野美宇選手は…日本人には珍しい…徹底した攻撃型、速攻型のようです。とにかく、相手の球は全て攻撃する、どんなに厳しい球でも自分の体制が不十分でも来た球は全て「繋ぐ」のではなく、カウンター的に「攻撃」する。それゆえ、平野選手の場合はあまりラリーが続かない。ハイリスクハイリターンの攻撃だから、相手がミスをする代わりに自分がミスすることも多い。

小柄な平野選手は大柄な中国人選手にも負けないパワーをつける為にバーベルを持ち上げたり等の練習を熱心に行っているとか。頼もしい。

平野選手のコメントがまた痛快です。
「(インタビューで)好感度を意識したコメントはやめます。アスリートは結果が大事」と。※

凄いですね。17才ですよ。

気に入った!

世界卓球を見た限りでは、まだ中国人選手との力の差はあるようですが、伸び盛りの17才ですのでいずれ中国人選手の牙城を崩す選手になり得ると期待しています。

☆平野美宇選手は世界卓球の前に4月に行われた「アジア選手権」では、世界ランク1位、2位、5位の中国人選手を次々と撃破して優勝。マグレではない実力を示しました。

※この点、フィギュアスケートの選手は「好感度を意識」し過ぎかな?
無理も無いですけどね。なんせ、私も含め、フィギュアファンのほとんどは「口うるさい」中高年女性だから、少しでも「変な?」コメントをすれば、たちまち非難の矢面に立たされますからね。


☆日本と中国における、相手の名前の発音の仕方が面白い。
平野美宇選手を中国のアナウンサーは「ヒラノ・ミウ」とは言いません。
中国式に「ピンヤ・メイウ」と発音しています。
日本のアナウンサーも中国の丁寧選手を「ディン・ニン」とは言いません。
日本式に「テイ・ネイ」と発音しています。

フランスの場合はどうなんでしょうね?
フランス語は最後の「T」は発音しないと聞きますが、ドイツやイギリス人の名前をフランス式の発音で言うのかしら?それとも、相手国の発音通りに言うのかしら?

日本も中国もお互い、国語に漢字を使う数少ない国どうし。
もっと、仲良く出来ませんかね?




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2017.06.15 | | コメント(8) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連



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片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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