2018年・ネーベルホルン杯:ザギトワ・三原・本田の各選手が登場!
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女子ショート・結果
1 Alina ZAGITOVA(ロシア)79.93点
2 Loena HENDRICKX(ベルギー)71.50
3 Mai MIHARA(日本)70.94
4 Mariah BELL(アメリカ)70.02
5 Ashley LIN(アメリカ)59.45
6 Nathalie WEINZIERL(ドイツ)57.53
7 Marin HONDA(日本)56.66
……………
●ザギトワ選手
平昌五輪から身長が5㎝も伸びたそうですが、それでもこのジャンプの質の高さ!安定性!スピンの軸の細さ!ブレの無さ!これは、努力もあるでしょうけど、やはり、才能※なのでしょう。羽生選手がそうであるように。
荒川静香さん曰く、身長が1㎝伸びただけでも風景が変わり、ジャンプの調整が大変とのことですが。
3本のジャンプが適度に散らばり、プログラムとしては「偏り?」の無いものになりましたね。
シャーロット→カウンター→ダブルアクセルという凝った繋ぎも相変わらずだ。
シーズンが始まったばかりだというのに、瑕疵の無い、ほぼ完璧な演技じゃないかしら?
恐れ入りました。
今季からの新ルールでは、ジャンプの時に手を挙げるタノジャンプはGOEの適用外になったとの報道ありましたが、彼女だけではなく、少なからぬ選手達がタノ入れていますね。どうしてかな?
それにしても、「オペラ座の怪人」の音楽をここまでズタズタにし、切り張りする「悪趣味」はどうでしょう。ソトニコワ選手の時も感じたことですが、ロシアの振付師はこういうヘンテコリンなことをするんですね。それゆえ、振り付けもどこかゴテゴテっとした印象を感じますが、どうでしょう?
北米のジャッジは気に入らないだろう(^◇^)
それにしても、五輪で金メダルを獲った女子選手はたいてい、引退するか、休養するかで、シーズン初っ端からガンガン行く選手は稀です。ザギトワ選手、元気一杯ですね。きっと、モチベーションも高いのでしょう。これも才能か。
●ヘンドリックス選手
ロシアの女子選手とイタリアのコストナー選手以外のヨーロッパの女子選手がショートで70点越えって、どれだけ久し振りのことかしら? 点数に本人もビックリしていますね。
このクオリティーのままフリーもノーミスで演技出来たら凄いぞ!ニュースになりますよ。
●三原選手
今季の活躍を予感させる素晴らしい演技でした!
優美でスムーズな滑りに独特の透明感。この点では少し浅田真央さんの滑りに似ているかな。
あえて贅沢を言わせてもらいますと、もう一声、何かが欲しいのですが…何だろう?
●ベル選手
懐かしい歌が。セリーヌ・ディオンと分かりますが、曲名を思い出せない。私も歳だなあ(-_-;)
ベル選手も三原選手と同じく、優美で綺麗な滑りと表現性があるのですが、やはり、何か、もう一声。。。
●真凜選手
う~ん。。ぐぬぬぬ。。
ジャンプが。。スピンが。。。
しかし、ステップシークエンスは非常に素晴らしいと思いました。様々なムーブメンツも豊富でステップの切れ味も良いのではないでしょうか?とにかく、私は見惚れてしまいました!
これだけミスがあっても、演技構成点は高いのです。
滑りだした時点から、真凜選手の世界が始まった!という感じ。
やはり、この子には華やかさというか、ある種のオーラみたいなものがある。
これから調子はどんどん上がって行くものと、期待しています。
●アイスダンス:ギルズ&ポワリエ組(カナダ)のリズムダンス。
以前からずっと、私の好きなカップルです。
セット・オブ・ツイズルに工夫が。上下の動きを入れたりして。なかなか面白いです。
調子は良さそう、モチベーションも高そう。今季の活躍が楽しみです。
※
才能の差って、極めて残酷ですよね。
同じように努力を重ねても、上手くやれない例はゴマンとあるのでしょう。
これに比べれば、サラリーマンの世界はまだマシかも。仕事の才能があまり無くても、人柄が良く、無遅刻・無欠勤、誰よりも朝早く出勤し、残業も厭わず一生懸命やれば、それなりに認められ、出世も可能。受験勉強の世界だって、抜きん出た知能が無くても、コツコツ真面目に勉強していれば、第一希望の学校に合格出来ます。
2018.09.29 | | コメント(11) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会