新聞社や出版社は大活字を使え!:愚見を少々
……「大活字本」読みやすい、高まるニーズ…高齢者から好評、難点は「少ない」「高い」……
→記事はこちら
どこぞのコマーシャルではないけど、「字が小さ過ぎて読めない」と悩む高年・老年の人が多い。
新聞も書籍も読みたくても、拡大鏡の助けが無いと読めない。拡大鏡もなかなか目に合わない。目が疲れて途中で読むのをあきらめる。やがて本や新聞を読まなくなり、仕方なくテレビを見る。こういう人達が増えていると思います。
私のような中年でも、古い文庫本…1ページ当たり19行もある…は字が小さく、ぎっしり詰まっていると読書意欲がいささか減退します。事実、目が疲れます。
●新聞社や出版社は新聞、単行本、新書、文庫本と、全て大活字使用へと踏み出すべきと思います。
高齢化が進むにつれ、字が読めない為に新聞や本を読まなくなる人口が増えます。
しかし、本を読む時間とお金のゆとりがあるのは高年・老人層なのです。その証拠に、新聞の読者層は年齢が上がるにつれて増えることがデータでも明らかです。一般の書籍については年齢による差は今の所は明瞭ではないようですが、高齢化と共に実質的に読書年齢も上がります。
ところで、教科書のように目に問題の無い中学生が読む教科書の文字は大きい。それが、目の老化の進む高年齢者が読む新聞や書籍の文字が小さいというのは、奇妙な現象です。
要するに、字を大きくするとページ数が増えるので本の価格が上がる…すると本を買う人が減る・だから出来ない・それでなくても出版業界は万年不況だ…ということなのでしょう。
バカだなあ。どこか大手の出版社が勇気を持って大活字本に切り替えたらどうか。少々値段が高くなるのと、本が読みたくても読めず読者を失うのと、どちらの方がマイナスが大きいのか考えて見よう。
もっと大きな文字で楽に本を読みたいという高年・老年層の強いニーズがあるんですよ。
☆最近、拡大鏡のテレビCMがやたらと増え、ウルサイ。
私の知っている人で拡大鏡を買って試したところ、目に合わず頭に来たという例を複数知っています。
だいたい、メガネの上から拡大鏡をつけて気持ち良く本が読めますか?
読める人もいるでしょう。が、合わない人も多いのです。
出版社や新聞社は本や新聞が売れなくなったと愚痴を言うより、積極策を講じろ。
旧態依然とした発想ではダメよ。
- 関連記事
2019.04.16 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 戯けたライフ