採点競技に「地元アゲ」は存在するのか?





高橋大輔選手のフリーの得点。

1 Daisuke TAKAHASHI  182.72  89.14  93.58   9.32 9.04 9.54 9.39 9.50


高橋選手がショート、フリー共、ほぼノーミスの神演技を見せてくれました。大興奮です。これが世界選手権だったら…と思わずにはいられません。改めて、凄い選手と思います。

チャン選手は3年前の国別対抗戦でもそうでしたが、代々木体育館のリンクとは相性が良く無いのか、ジャンプミスが目立ちました。滑りの方は相変わらず素晴らしかったと思いますが。

高橋選手の演技は最高級に素晴らしいし、1位の順位は当然でしょうけど、演技構成点の93点台はいくらなんでも出し過ぎじゃないでしょうか。遂に10.00点満点を出したジャッジも出ました。

2011GPFや2012世界選手権の演技と較べ、ジャンプはともかく、そんなに違いがあるでしょうか?素人目にはステップはGPFの方が良く動いていたと思うけど。

何よりも、フリーの演技構成点ではチャン選手にはずっと水をあけられていたのが、ここへ来て大逆転、というのも私はシックリと来ません。それならGPFでとっくに逆転していても良かった。

ジャッジの公正さや正確性に対し、基本的には信頼を置いて見ていますが、採点競技でよく巷説として言われる「地元アゲ」がやはりあるのか?という疑問がムクムクと湧いて来た今回の採点でした。それは昨年のNHK杯の日本人選手達の採点でも感じたことです。

もちろん「八百長」「陰謀」「不正」等とは少し次元の異なるテーマですが。

高橋選手がショートプログラムで94点台を獲得した直後のインタビューで「ここは日本ということで…」と答えたことは、決して日本人選手らしい「謙遜さ」で済まされない、リアルな答えに聞こえました。

ジャッジは特定の国の人達で占めているわけではないので、どこの国で開催されようとも無関係というのが建前ですが、本音はどうなんでしょうね?

高橋選手の名演は泣けるほど嬉しいのですが、採点に関しては若干「白けた」というのが私の本音です。

しかも、こうした疑問に答える専門家もジャッジもメディアも誰もいないのです。

謎の全てはジャッジだけが知っているという訳です。

もしも「地元アゲは存在しない」というのであれば、世界選手権フリーの演技構成点よりも8点!も演技構成点が高いのは、ジャッジングの信頼を損ねるものだと思います。メインとなる国際大会、しかも、五輪に正式種目として取り入れられる大会の採点が世界選手権の採点と大きな乖離を示すのは、非常にマズイことだと思います。
(そもそも先に演じたチャン選手の演技構成点、91点台も変だけどね)

他の国の選手がこのような得点を出せばブーブー文句を言ったり、ジャッジ批判に盛り上がる日本のファンが、高橋選手の採点には「当然」のごとく歓喜しているのを、私は幾分か冷めた目で見ています。可愛げが無い女と思われるかもしれませんが、事実、可愛げのない性格でありんす。あちちは(^。^;)

私とは別の意味で冷めた目で見ているファンには「これまでの不当に高橋選手の採点を抑えていた、あるいは下げていた分を日本人ファンの眼の前で、国別対抗戦で埋め合わせをしたのだろう。騙されないぞ!」という声もあるようです(苦笑)

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2012.04.20 | | コメント(16) | トラックバック(1) | ルール・採点・技術関連



コメント

地元上げ

というよりは体調管理が地元開催の方が有利だと言う点がまず第一に挙げられると思う。

特に遠距離へ移動しての大会となると、思っている以上に時差ぼけ対策は必要となる。

職業柄、夜間工事等もあるので昼夜通して仕事をしないと、夜間工事の初日はつらい。

前日まで昼間勤務で、夜間工事当日の朝から寝ていて、夜置きだしていくと言うのは頭が切り替わらない。

昼夜通しで疲れがピークになったところで、睡眠を取る方が次の日からの時間感覚が夜に合わせやすい。

そういう部分がスポーツの場合はもっと顕著になると思える。

今回のチャン選手の演技を見ていて、そういう点での影響か、ワールドに比べると身体の切れという点でテレビから見る限りは落ちていると思えた。
その観点から言えば、チャン選手のPCSは高めには思える。

高橋選手のPCSに関しては、後半までスピードが持続したことが要因のひとつではないかと思える。

コストナー選手も、体重管理をワールドが終わってゆるめにしたのだろう。
顔全体にふくらみが増している気がする。

彼女もワールドの滑りよりは切れが落ちている気がする。
けれども、あれだけの点数が出ている。
そういう点では格付けである程度決められているようには思える。
あまり10点を乱発するのは本来は好ましくない。
体操界が10点満点を廃止した経緯は、それ以上の演技に対しての評価が出来なくなるからだ。
かといって青天井にするわけにもいかない。
10点満点制の廃止までにもいろいろな策を講じては来たけれども、技の難易度自体が高度になり、上限を設けることではルールが選手のレベルアップのスピードに追いつかなくなったせいもある。


ジャッジの心情としては、全てのジャッジとは言わないまでも次回開催国や前回開催国のジャッジに関しては少なからずそのような要因はあるのではないだろうか?


国内の大会でも、全日本クラスの大会への代表を決めるような場合は、他府県からジャッジを呼ぶこともある。

地方大会レベルでは、どうしてもジャッジが指導者の場合が多いので、私情が全く入らないということはいえないので、上記のような手法をとることもある。

意識してのこととはいえなくても、そのような面での心理的要因は完全に排除する方が難しいと思える。

2012/04/20 (金) 23:21:11 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

はじめまして

最近お邪魔しだしたのですが、辛口ながら的確な批評にいつも感心して読ませて頂いております。
ただ、今回のエントリーの地元上げ、という言葉には疑問が残ります。そして違う試合の点数を比べることにも疑問を感じます。

私は基本的にホームでは点数が高くなるものと思っています。
まず、高橋選手の言葉として。彼はホームの空気感はジャッジや選手にプラス面での影響を与えると、今季GPFの後に言っています。応援が選手の演技の質を押し上げると。
今回の発言も日本だから上げて貰えた、ということではなく、日本だと点数が出やすいということでしょう。同じことのようですが、違います。

次にジャッジの選び方ですが、GPSと国別は開催国に指名権があると聞いたことがあります(勘違いだったらすみません)
となれば、ホームの有力選手の演技スタイルを評価しているジャッジを集めれば、それだけホーム選手に有利になるということです。
城田さんコラムのコーチ対談だったかと思いましたが、長久保コーチが2009全日本のジャッジ席のメンバーを見て「あ、これは明子が負けるな」と思ったと言います。ジャッジも人間ですから、好みや評価ポイントが多少なりと違ってくるのは当然かと思われます。

最後に、本日の試合であまり調子の良くなかったパトリックのPCSが91.22でした。
その後に滑った高橋選手のあの演技で、PCSが何点であれば妥当だったとお考えでしょうか。私はこれでパトリックのPCSのほうが高かったらまた面倒なことになるなぁ、などと余計なことを考えてしまいました(^。^;)

絶対評価が建前ではありますが、選手が順番に滑っていく以上、前の選手より良い・悪いの相対評価がある程度入るのは仕方ないかと思われます。
今回は特にPCS大盤振る舞いでしたから、数字だけ抜き出したら高く見えても、順位として見たらそんなものかと思います。
点数が公式に記録されてしまうから、お祭り大会で世界最高得点ってどうよ?とややこしくなるだけで(^。^;)
これは文句のある人は平松理事とチンクアンタ会長のところにいらっしゃい、ということでしょう(笑)

初めてのコメントで長々と失礼致しました。
むろんこれは私の個人的な考えですので、本当は単純な地元上げなのかも知れません(笑)
しかしそれを言えば、ホームで高得点を出した選手全員に「どうせ地元上げでしょ」と皮肉な目線を送らねばならないことになり(パトリックがGPFで地元上げ、カナダの政治力と言われた時もとても悲しかった。日本人だけの現象ではないのです)、それはフィギュアスケートを見る上で寂しいことではないでしょうか。


*高橋選手のSPクワド前のステップについて、ターンとシャッセが入っているという人がいましたが、技術に疎い私にはそれが正解なのかな解りません…。
どちらにしろ認定に関しては全体的に甘めだったかと。

2012/04/20 (金) 23:23:37 | URL | 皐月 #30cuUH4Y [ 編集 ]

いつも参考になる記事をありがとうございます。

初めてコメントをさせていただきます。
僕は詳しい部分はあまり良くわかりませんが、個人的な感想として、今回は高橋選手だけではなく、全体的に点数が高めなのかなと思って見ていました。
いずれにしろ、素晴らしい演技で感動しました。

2012/04/20 (金) 23:45:31 | URL | ren #DSmwXcYE [ 編集 ]

Re: 地元上げ

バルタン様、こんばんは。

そうですね。コンディションを最良の状態にして臨む、という点では開催国や近隣諸国の選手達の方が有利なので、実際の演技でもその好影響が出て、結果的に成績も上がるというのは道理ですね。

そもそもチャン選手の91点台は出し過ぎですよね。ユルユル祭典、いや、採点と思われても仕方がない。

このようなことがあると、陰謀論者を活気つけます(苦笑)

そうしたら、高橋選手が神演技し、観客の熱狂、後押しも凄かったから、ジャッジも高い点数を出さざるを得なくなったということかしらね。

やはり、採点ではなく祭典です。

来季の大会やソチ五輪ではもっと厳正な採点を望みます。

2012/04/21 (土) 09:17:37 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: はじめまして

皐月様、おはようございます。

こちらこそ、はじめまして。

論旨とは関係の無いことですが、私は「片割月」のHNを考えた時に「皐月」「朧月」も候補にしていたので、お名前だけで親しみを感じてしまいます(#^.^#)

冷静なご意見と思います。私も人から冷静と言われることが時々ありますが、今回のテーマに関しては皐月様の方が遥かに冷静沈着ですね(~_~;)

バルタン様のコメント欄でも書きましたが「地元上げ」に見えてしまう要因は、地元の選手の方がコンディション作りの上で有利であること、日本では特に人気の高いフィギュアでは大観衆の熱狂的な応援が選手を後押しするので好演技が出て、結果的に日本人選手への評価が高くなる(もちろん、それなりの演技でないとダメですが)現象が起きるということでしょうね。それが一見すると「地元上げ」と誤解される、ということでしょうか。

もちろん、異なる大会の異なるジャッジを単純に比較することは意味が無いことは、私も他の記事で書いています。そして、ジャッジと言えども人間ですから主観が入ること、だからこそ9人体制なのであり、上下カットもあるのだということは、承知の上で今回は率直な疑問を書いたのです^^;

しかし、わずか半月前の世界選手権のPCS採点との大きな乖離は、そのことを承知の上でもなお疑問を抱きますが、皐月様はどのような感想をお持ちでしょうか?

主要大会の国際ジャッジであれば、「PCS採点の相場の確立」を心掛けて欲しいと私は思うのです。そうでないとPCS採点に対する「権威」が損なわれるように思うのですが。

10.00満点を出すことにも疑問です。かつて、体操競技でもあったように、採点システムが限界に来ている予感を抱きます。

私は、概して、審査・判定というものは厳正にやって欲しいと思うものです。甘い審査や判定は得点の有り難味が薄れますし、技術的ハードルを低くする危険もあるのではないかと危惧します。

>本日の試合であまり調子の良くなかったパトリックのPCSが91.22でした。
>その後に滑った高橋選手のあの演技で、PCSが何点であれば妥当だったとお考えでしょうか

ショートプログラムにおける二人のPCSと過去の実績から見て、同点もしくは少し下くらいかと思いました。

チャン選手のショートプログラムは生で見て、やはり、非常に素晴らしいと思いますし、フリーもジャンプはともあれ、他の要素や滑りは世界チャンピョンの名に恥じないものだっと感じます。

もちろん、これも私の主観に過ぎませんが(^。^;)

2012/04/21 (土) 10:31:50 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: いつも参考になる記事をありがとうございます。

ren様、おはようございます。

こちらこそ、はじめまして。

>今回は高橋選手だけではなく、全体的に点数が高めなのかなと

あ、そうかもしれませんね。

バンクーバー五輪もそうでした。

大会の性格から見て、どうしても「採点」が「祭典」っぽくなるのでしょうか?(^。^;)

もちろん、演技そのものも素晴らしいですね(*´∀`*)

3年前の国別対抗戦で浅田真央選手が素晴らしい演技をして、凄い点数が出たのを思い出します。

2012/04/21 (土) 10:52:27 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

今回に限っては

格別の配慮があったとは思える。
本来ならば昨年ワールドが行われる予定だったのが、地震とその余波による原発事故のために、日本開催をあきらめざるを得なかった。

そのために、ISUおよびジャッジ一同からの日本スケート連盟へのお見舞い的な点数の存在する可能性は否定しにくい。

前回の国別でも、ISUの公認の大会とは言えども通常の大会に比べるとその緊張度がはるかに違うことは、多くの人が感じると思う。

このタイプの大会が祭典ではなく競技会へと変貌するには、まだしばし時間がかかると思う。

体操の団体を考えるとわかるが、団体戦とは言えども順位点では競わない。

通常の採点の得点合計で競う。

このあたりの順位の決め方には、まだまだ紆余曲折がありそう。

2012/04/21 (土) 22:16:02 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

また長文ですみません

こんばんは、いきなりの不躾なコメントに丁寧なお返事を下さりありがとうござます(*^^*)
私はプロトコルに注意してフィギュアスケートを見始めてまだ数シーズンで、偉そうなことは全く言えないのですが、採点の傾向により主な試合を(半ば無意識に)分類しているようです。

GPS …お試し
GPF・ワールド …シーズン評価
四大陸・欧州 …ちょいインフレ
JO・国別 …お祭り(笑)

そして私は男子シングルを一番よく見る人間ですが、私には(少なくとも男子シングルの)PCSは、是非はともかくとして主に次の要素が絡み合って出てきているように思われます。

選手の技量とプログラムの出来(選手ごとの大体の基準点)
演技の出来(あくまでジャッジ視点による)
ジャッジの価値観・好み
ノリ(笑)

最後のノリというのは勢いと申しましょうか。
特にフリー最終滑走の選手が「これはもう優勝間違いなし。何点出しても順位に変動なし」というスタオベ演技をした際に、ばーん!とボーナス点が(2〜3点でしょうが)出ているように感じます。
といっても統計をとったわけではないので、今のところあくまで「感じる」だけです(^。^;)すみません。
これをむりやり今回の高橋選手の演技に当て嵌めてみると、ワールドに比べ演技の出来で+3、ジャッジの好みで+2、勢いで+3という感じでしょうか。この好みと勢い点を受け入れられるか否か、ここがジャッジについての意見が分かれるところなのじゃないかなあと。私は好みは仕方ないし、勢いボーナスは順位に変動がないなら良いかなと思う派です。
もちろんこの勢い点は何の根拠もない私の勝手な推測ですが(笑)

国際ジャッジならば「PCS採点の相場の確立」を設けるべき、という片割月様のお考えもなるほどと思います。TESのように解りやすい基準が出来れば、観客の採点に対する疑問も減るかも知れません。
ただ、具体的にどうすれば良いのでしょう?
例えば個人の技量とプログラムの複雑さに合わせて五項目の数値を選手ごとにあらかじめきっちり決定して、出来をプラスマイナス○点以内で審査する、などでしょうか。
そうすると前の試合よりつなぎを濃くしたり、エレメンツの内容をより難しく変えてきた場合どう対応すれば良いのか?
ワールドに向けてPCSを上げようと試合ごとにプログラムをいじってくる選手は多いです。中には曲すら変える選手もいます。それが吉と出るか否か、本番で滑ってみるまで判りません。
そういったシーズンを通した選手達の挑戦、成長やゆらぎを、どう反映すれば良いでしょうか。
私は結局はジャッジの経験による直観に任せるのが一番無難なような気がします。
男子のPCSが上がりすぎてダンスのように行き詰まっていきそうなのは本当に何とかならんかなあと思いますが。
私が片割月様の言葉を読み違えて問題を複雑にしているようでしたら、すみません。

しかしPCSがジャッジによって個人差があり、かつ演技の出来や試合の流れによって変動するからこそ、フィギュアスケートの試合というのは面白い…と私は考えます。
それが自分の評価基準と合わないと、しばらく心に嵐が吹きますけど(^。^;)


では、またしても長々と失礼致しました。
以上はあくまで私の個人的な意見ですので、あまり真剣に受け止められませぬよう…(^。^;)

2012/04/21 (土) 23:55:00 | URL | 皐月 #30cuUH4Y [ 編集 ]

Re: 今回に限っては

>お見舞い的な点数

ウケました。これ(^。^)


>体操の団体を考えるとわかるが、団体戦とは言えども順位点では競わない。

各選手の総得点数で競う方が良いかもしれないですね。

得点差の多少に関係なく、順位一つ毎にポイント数が一点づつの加算では単純過ぎるように思いました。

2012/04/22 (日) 00:35:18 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: また長文ですみません←レスの前半です

皐月様、長文は歓迎しますよ~。ご遠慮は無用です(#^.^#)

>GPS …お試し
>GPF・ワールド …シーズン評価
>四大陸・欧州 …ちょいインフレ
>JO・国別 …お祭り(笑)

なるほど!
では五輪は?シーズン評価とお祭りの中間、もしくは複合したものでしょうか(笑)

>ジャッジの価値観・好み

価値観はその通りと思います。
好みというのは、皐月様が具体的にどんなニュアンス・意味でおっしゃっているか…少し誤解を招く表現かも。
好き嫌いで採点されたら選手はたまったものではないから(苦笑)

>特にフリー最終滑走の選手が「これはもう優勝間違いなし。何点出しても順位に変動なし」というスタオベ演技をした際に、ばーん!とボーナス点が(2〜3点でしょうが)出ているように感じます

ここは他の記事でもちょと論議になりましたが、PCSの「実態」は「絶対評価」に近いか「相対評価」に近いかの問題が大きいですね。皐月様のご意見ですと「相対評価」に近い感じがしますが。
私はかなり「絶対評価」に近づいていると思っています。つまり、滑走順が採点に影響を及ぼすことはだいぶ少なくなったと見ています。
「絶対評価」の一種である「認定評価」か「達成度評価」かの違いはあまり理解出来ませんが(^。^;)


主要大会のショートプログラムではランキングに無関係に滑走順が決まりますが、早い滑走順で明らかに割を食った例、遅い滑走順で水増しされた例はあまり見かけなくなったと思うのですが。。。。

今回の鈴木選手のフリーは最終滑走ではないし、ジャンプミスが二つあって、スタオベ級の出来とまでは言い切れないものだったと思いますが、バーン、とPCSが跳ね上がっていますね。これはどうなのでしょうか。

このレスは、明日に続く…

2012/04/22 (日) 01:25:22 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

カテゴリー別の点差

>GPS …お試し
>GPF・ワールド …シーズン評価
>四大陸・欧州 …ちょいインフレ
>JO・国別 …お祭り(笑)

少しばかり、採点競技にかかわっていたものとして、採点の絶対性という点においては、非常に曖昧模糊とした部分があるといわざる得ない。

別の方のブログでも同じようなことを書いたのだけれども、カテゴリーによって、多少のさじ加減は存在する。参加選手のモチベーションを高めるためには少なからず必要なことである。

要は中学時代は、学校一の秀才とたたえられていて、その学校の中での偏差値は70だったとしても、近隣のトップ学力の生徒の中では、50であったり40以下であったりして自信喪失を受けるようなことを防ぐ目的もあると言うことだ。

GPSは、選手の練習の場でもあれば、ジャッジの練習の場でもあるといえると思う。

ジャッジにしても時代の担い手を育てなければ競技運営はままならない。

大きな大会となると4時間以上もジャッジ席にいなければならない。
楽そうに見えても実は結構体力的にも精神的にも疲れるのがジャッジ。

ジャッジも少しずつステップアップをしていくことで、正確な判断が可能となる。

名選手といえどもすぐに名ジャッジとはなれない。

考えてみたらいい。伊藤みどりがジャッジをしたらどうなるか?長島重雄がアンパイヤをしたらどうなるか?

お二方には悪いが、必ずや伝説に残る迷ジャッジを生むことだろう。

2012/04/22 (日) 01:40:56 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

失礼、

好みというのは軽率な言葉でしたね、すみません。
評価ポイントとでも申しましょうか…プログラムや一連の動きの中でどこを重要視するのか、というようなことです。
ここは素晴らしい…でもここが残念だから点を抑えよう
というのと、
ここは残念…でもここが素晴らしいから評価しよう
というような違いが生まれる感覚と言いますか。
むろんこれもただの推測にすぎませんが。

私はPCSは絶対評価を目標にしつつある程度の相対評価が入らざるを得ないと思っていますが、もちろん勘違いかも知れません。
この選手のPCSがなぜ跳ね上がったのか?あるいは下がったのか?解らないことも多いです。
結局は、私には見えず、ジャッジには見える滑りや演技の質の違いというものがあるのだろうと考えている素人でございます(^。^;)
ただ、女子の試合は全体的にPCSがワールドより高くなっていると思います。

2012/04/22 (日) 02:27:53 | URL | 皐月 #30cuUH4Y [ 編集 ]

Re: 失礼、

皐月様、返事が遅れましてすみません。

ああ、ようするに全てはジャッジの「価値観」に含まれる感じですね(^<^)

大会により、ジャッジにより価値観が異なるのは自然ですし、採点にバラツキがあっても良いと私は思います。

むしろ、横一線、どんぐり的な採点の方が不自然ですよね。

ただ、PCSが高くなっていくのは演技の出来次第ですが、世界選手権の時よりも不出来か同等レベルの演技でも評価がアップするのは、理解に苦しみますね。

アイスダンスのPCSも調べてみたら、すごいことになっていますね(^。^;)

記事に追記します。

2012/04/23 (月) 19:14:01 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: カテゴリー別の点差

バルタン様、こんばんは。

サジ加減が多少はあっても、それが悪いとは一概には言えないでありんしょう。

ただし、本来の順位に変動が出るような採点では困るざんす。

もっと上手にやってくれなんし(^。^;)

ジャッジの養成、練習は分かります。今回はベテランもいれば新米もいたのでしょうか。

それでしたら、9人のジャッジ毎の採点にもっとバラツキがあるはずですね。

プロトコルからは、取り立ててバラツキが激しい感じはいたしません。

国別対抗戦に関しては、養成、練習よりも、お祭り的採点の方がフィットしそうです。

それと、シングルにおけるPCS採点が、2009年四大陸、世界選手権から段々とインフレ傾向になっていることが今回の背景にあるのではないでしょうか。

アイスダンスでは2010バンクーバー五輪から10.00点満点が段々と増え出しています。

>名選手といえどもすぐに名ジャッジとはなれない

全く同感です。野球の世界もしかり。ビジネスの世界でも優秀な社員=優秀な管理職になるとは限りません。

従って、現役時代に3Aや4回転を跳べなかった人がテクニカルパネルやジャッジになり、

3Aや4回転の判定やGOE採点をしても、私は何ら問題は無いと思います。

2012/04/23 (月) 20:17:34 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

初めまして。
地元アゲは、強烈にやる国とちょっとしかやらない国があるって何となく感じていますが(^O^) 日本は割とがっつり普通にやる国だと思ってます。
高橋君に関しては、何年か前のNHK杯で地元アゲあったと思います。確かトマシュベルナル選手の方が出来は上だったような・・フィギュアを観戦してたらそういう場面に何度となく遭遇しますので、「地元アゲ」は存在が前提で観戦してると思います。意識下であっても、です(^O^)

>他の国の選手がこのような得点を出せばブーブー文句を言ったり、ジャッジ批判に盛り上がる日本のファンが、高橋選手の採点には「当然」のごとく歓喜しているのを、私は幾分か冷めた目で見ています。

全く同感(^O^)可愛げのない女がここにもいますよ。大ちゃん好きだし応援してるけど、点は出過ぎだよねって普通に思いました。ご本人もそう言ってたし、多分そうなんだと思います。私は別にこれに関して目くじら立てる筋合いのもんじゃないって意見です、ハイ。

2012/04/28 (土) 21:06:48 | URL | ジェインエア #G91RSZjw [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ジェインエア様、はじめまして。

地元上げに関しては、田村明子氏がそれをほのめかす内容をコラムに書いちゃっていますね(^。^;)

特にカナダは(笑)

地元の選手が物理的、環境的に有利な点があることは事実と思います。

ジャッジの「意識下」にはホスト国の選手への…どうなんでしょうね。

フランスも地元上げは感じませんでした。

ジェインエア様は、地元上げ有る無しに関わらず、「採点競技とはそういうもの」と、何と言いましょうか、達観していらっしゃるわけですね。大人です(#^.^#)

「可愛げがない」と自問自答する人は、可愛気はあるそうですよ(笑)

高橋選手の神演技が見れたんだから、点数のアレコレなど吹っ飛びますけどね。

来季が益々楽しみになりました。フリーに4Tを2本入れ、3Aも二つ入れば、無敵かも。

高橋選手には、そろそろ、プログラムにクラシック音楽も使って欲しいのですが、どうなるでしょうね。

2012/04/29 (日) 00:41:45 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

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まとめteみた.【採点競技に「地元アゲ」は存在するのか?】

高橋大輔選手のフリーの得点。1DaisukeTAKAHASHI182.7289.1493.589.329.049.549.399.50高橋選手がショート、フリー共、ほぼノーミスの神演技を見せてくれました。大が世界選手権だったら…と思わずに

2012/04/20 22:45 | まとめwoネタ速suru

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片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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