カク・ミンジョン選手の変身




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真ん中の緑の衣装が整形後のカク・ミンジョン選手。ブヒッ!



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ウウ~ム。。。。



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ギャッボン!!


偶然なのか、それとも意識して似せるよう整形したのかは分かりませんが。。

女性としてもっと綺麗に変身したい気持ちはよ~く分かります。しかし、ミンジョン選手は上手くお化粧すれば十分可愛いく出来るのにネ。。本人の自由だけど。

私も人のことは偉そうに言えません。一昨年、京都に旅行した時、いい歳して「夢工房」なるスタジオに入り、「舞妓・芸妓に変身」してみたいとの誘惑にかられたことがあるわ。アラフォーの舞妓などいるわけないので芸妓しかないのですが。しかし、私は舞妓のダラリの帯がカッコイイと思う。もちろん、変身するのはやめたわ。

ミンジョン選手はこのところ試合の出来はパッとしないようなので、こんなことをキッカケに演技の方も良くなればいいですね。韓国の女子フィギュアもカナダと同様、なかなか苦戦しているようですから。


整形と言えば、遠藤周作の「ぐうたら人間学」にこんなエピソードが紹介されています。実話か創作かは分かりませんが。

…遠藤氏が乗ったタクシーの中年運転手がこんな話しをしたそうだ。自分は十年ほど前に、山本富士子に似た別嬪を妻にして内心、得意だった。ところがある日、妻の鼻から額にかけてヒドク腫れ上がってしまった。妻が告白するに「十五年間もアナタを騙して申し訳なかった。実は結婚前に獅子鼻を整形した。それが今になって炎症を起こした」と。その後、治療が済むと妻は山本富士子とは似ても似つかぬ獅子鼻の顔に戻っていたと…。

遠藤氏がその運転手に「それで、どうしましたか。別れましたか」と尋ねると、
運転手は「いや、かえってウマくいっています。これが俺の女房の素顔だと思うと、その方が気が楽になったよ」と答えた。

遠藤氏は運転手の最後の言葉にジーンと感動したそうだ。


これも美に関することかもしれませんが、美人の尺度は時代により多少の変化はありました。奈良~平安期はふっくら系が美人とされ、江戸後期には私のようなスレンダー系が美人とされたようです。しかし、不美人、醜女の尺度は不変だったのではないでしょうか。こちらの方こそ専門家の研究が求められます。

室町時代後期、応仁の乱の頃、赤松正則に嫁いだ姫は「赤松めし殿」と呼ばれたそうですが、この女性が嫁いで来た時にこんな落首が詠まれています。

  天人と思ひし人は鬼瓦 堺の浦に天下るかな

現代の日本人の文化や習慣、メンタリティーのオリジナルは室町時代に形成されたとの研究があります。今も男共が陰で用いる「鬼瓦」という言葉はこの頃から既にあったようです。醜女の尺度が今とさほど変わらないであろうことも推測されます。


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2012.05.15 | | コメント(2) | トラックバック(0) | フィギュアスケートネタ・海外



コメント

ブスは時代を超える

片割月さん こんばんは

>運転手は「いや、かえってウマくいっています。これが俺の女房の素顔だと思うと、その方が気が楽になったよ」と答えた。
美人は三日で飽きるといいますからね(^_-)-☆

>江戸後期には私のようなスレンダー系が美人とされたようです。
ほう、片割月さんは、スレンダー系の美人なのですね、メモメモ〆
文章の調子から、尖鋭な方だとは思っていましたが、そうでしたか・・・(^_^;)

美人には時代性があるが不美人にはそれがない。ブスは時代を超える。
この非対称性になにかありそうだ・・・。

>現代の日本人の文化や習慣、メンタリティーのオリジナルは室町時代に形成されたとの研究があります。

石田かおり『 おしゃれの哲学』に、室町時代は、今日私たちが「日本的」と考える生活様式や物、伝統芸術の大枠が確立した時代とありました。とりあえず、気に入った部分を抜書きしておきます。

この室町時代に、きらびやかな北山文化と侘茶や枯山水の庭などに代表される東山文化が興りました。そしてそれ以降の時代は、この二つの傾向が対立的に現れます。そこで前者の北山文化的傾向を「綺羅の美」、後者の東山文化的傾向を「素の美」ということにします。

茶道の原型である茶の湯では、この両者の対立が典型的に見られます。今日、茶道という渋いイメージがあるので、すべて「素の美」であるような印象を持ってしまいますが、そうではありません。「婆娑羅」で有名な佐々木道誉の唐物でかためた華やかな茶会や、豊臣秀吉の「北野大茶の湯」や金の茶釜などは、まさに「綺羅の美」の典型です。これらの茶会とは一線を画す形で、村田珠光から始まり千利休が大成したのは「素の美」の典型である侘茶です。

 美しさを求めて装飾に凝って行く「綺羅の美」の方向は素直な発想で、中国の文化やそれを導入し習得していった鎌倉時代までの文化は、原則として「綺羅の美」です。また、欧米の文化も「綺羅の美」と考えられます。「素の美」はそれとはあえて反対の方向に美しさを求めるという意味で、屈折した発想です。・・・、金糸・金箔・螺鈿(らでん)などをふんだんに使ったきらびやかで豪華な装飾や、完成度の高い唐物よりも、装飾性を削ぎ落とし、完全性を切り崩して行って、そうした先に見出される、足りぬが故に見える美を重んじる精神があります。それは、草薙正夫氏の言葉を借りれば、それは「未完成の美意識」です。

 また、「素の美」では、装飾性を削ぎ落としたり、完全性を切り崩す事で手を抜いている訳ではなく、逆に「綺羅の美」を追求するのに匹敵するかそれ以上に手をかけています。しかも、手のかかっていることを表に出さず、「何も手を加えず自然にそうなった」という印象を与える事が理想とされています。「素の美」はまさに「人事の限りを尽くして創った自然」なのです。


私の好みとしては、「未完成の美意識」ですかね。「茶の本」から、気に入った部分を貼らさせていただきます。(追記2012.05.16/07:54常に進化している浅田選手の演技をこの「未完成の美意識」で以って眺めている私がいますw)

道教のこういう考え方は、剣道相撲の理論に至るまで、動作のあらゆる理論に非常な影響を及ぼした。日本の自衛術である柔術はその名を道徳経の中の一句に借りている。柔術では無抵抗すなわち虚によって敵の力を出し尽くそうと努め、一方おのれの力は最後の奮闘に勝利を得るために保存しておく。

 芸術においても同一原理の重要なことが暗示の価値によってわかる。

 何物かを表さずにおくところに、見る者はその考えを完成する機会を与えられる。 かようにして大傑作は人の心を強く惹きつけてついには人が実際にその作品の一部分となるように思われる。虚は美的感情の極致までも入って満たせとばかりに人を待っている。http://it1127.cocolog-nifty.com/it1127/2004/07/post_1.html


最後の一文は、チラリズムに通じますな!ハハハ

■追記2012.05.16/12:32 ポール・エクマンで検索して見つけた記事。
万国共通(というのがミソ) の”微表情”の記事が面白かったので貼って置きます。
http://node-creative.jp/blog/?p=4207
基本的な感情の表情が共通ということは、文化より生物学的な特徴に表情の基盤があるという証で、美的な感覚も、扇の要の部分は、共通かも知れない。あとは、扇のカタチのように、文化により、さまざまな、バリエーションが存在しているのかな!?などと思った。

2012/05/16 (水) 01:07:08 | URL | ghoti #/Jidnjo. [ 編集 ]

Re: ブスは時代を超える

>美人は三日で飽きる

ホントウですか?信じられませんね(^。^;)

>スレンダー系の美人

貧乳、ショボ尻のスレンダー系です。鎖骨のところにエクボがあるのが自慢よ<(`^´)>
粋で、いなせで、しゃなりしゃなりと歩く江戸ッ子娘でありんす(^^♪
しかし、フフ…美人かどうかは不明です。

チラリズム…秘すれば花、ですね。

日本人特有の、わび・さびの美的感覚も室町時代に形成されたそうですね。

室町時代にあって、その後、失くなったのが女性の「地位・強さ」かもしれませんね。

日野富子、日野重子、今参局…今のどこぞの国のヘタレ首相のような将軍が続出した時代、女性達がむしろ時代を動かしていた資料もかなりあるそうです。

2012/05/16 (水) 23:40:44 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

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片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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