ユリア・リプニツカヤ選手は強そうだ・その2




「フィギュアスケートDAYS14」から、ユリア・リプニツカヤ選手のインタビューを抜粋。インタビュアーは野口美恵さんです。なお、私の好みで省略したインタビューの箇所もあります。

……この大会(世界ジュニア2012)では2Aー3Tと3Tー3Tを入れていましたね。
「この大会では、一番得意な組み合わせで跳びました。でも全ての組み合わせの3-3を練習しています。2年前に3Tー3Tが初めて成功して、ちょうど今は3Lzー3Tの練習をしています。かなり良い感触です」

……ショートで1位発進。いかがでしたか?
「とにかく全てが自分のためにあるような日でした。演技に大満足ですし、楽しんで滑れました」

……初の世界ジュニアでショート首位発進。フリーへのプレッシャーはありましたか?
「まさか1位発進になるとは思っていなかったので、とにかくびっくりしました。でも嬉しかったし、ただがんばろうと思いました。プレッシャーではなかったです」

……キス&クライで、優勝が決まってコーチが跳び上がって喜んだ時に、あなたは落ち着いていましたよね?優勝を予想していたからではないでしょうか?
「本当ですか?落ち着いているように見えたんですか?とにかくボーッとしていたんです」

……演技もすごく落ち着いているように見えました。
「ポリーナ・シェルペンのおかげです。(チームメイトの)彼女がいることで、私はすごく落ち着くことができました。それで、ただベストを尽くそうと、そしてそれを評価してもらえればいいと思いました。優勝するとは思わなかったし、それを狙おうともしませんでした」

……シェルペンとは毎日一緒に練習しているんですね?
「はい。ポリーナと毎日一緒に練習しています。すごく仲良しですし、とっても楽しいです。レベルの高いポリーナと一緒にやていることで刺激になりますし、お互いのレベルが上がってきたと思います。良いお姉さんです」

……アデリーナ・ソトニコワに勝てると思いましたか?
「勝てるなんて全然思っていませんでした。ロシアの女子はみんな強いですし、でもソトニコワは今回ミスがあって、私は理想的な演技ができたんです。だから今回の試合で2人の実力を比べられるものではないですし、私が彼女より上という意味ではないと思います。実際には、ロシア選手権ではソトニコワが優勝しているんですから」

……好きな選手はいますか?
「尊敬しているのはカロリーナ・コストナーと浅田真央です。真央の優雅で上品な感じが好きです。私も、彼女たちのように、上品なタイプのスケーターになりたいって思います」

このシーズンはジュニアの大会ですべて優勝。ロシアでは有名人になったのでは?
「いいえ。すべての取材をなるべく断っているんです。テレビとか雑誌とか、あまり出ていないです。テレビの出演はほとんど断っているし、またそういった有名人にはなりたくないです。すごくプレッシャーになるから。今はスポーツスポンサーもサポートしてくれているけど、CMとかも出ていません」

……ジャンプは本当に確実で、簡単に跳んでいるように見えますね。
「確かに、ジャンプは今の私にとっては簡単なものです。試合の緊張がなければ確実に跳んでいます。まだ身体が大きくないからです」

……ジャンプの確実性や柔軟性に目がいきますが、スケーティングもスピードがあるし綺麗ですね。
「私のスケート、スピードがありますか?どうしてそんな風に思うのでしょう?私は全然速くなくて、スケーティングが一番の課題なんです。ジャンプはできるようになったけど、スケーティングをもっと磨かないとシニアは無理よって、いつも先生に言われます。私は自分のスケーティングの遅さを呪っているくらいです」

……背はまだ伸びそうですか?
「私のお父さんはロシア人としてはそんなに大きくないし、お母さんも私より10センチくらい高いだけです(160センチくらい)。だから、私もそんなに大きくならないと思います」

……スケート以外で大きな思い出は?
「スケート以外の思い出ですか?今のところないです。私のこれまでの人生は、すべてスケート一色です」

以上。


リプニツカヤ選手の掴みどころのないキャラといいますか、ツンデレ的な雰囲気も個性があって大変よろしい。

堂々たる受け答えにも「大物」を感じさせます。「私のこれまでの人生は、すべてスケート一色です」などという重い言葉もサラリと語ってしまう。末恐ろしい。

かなりのマスコミ嫌いなようで、テレビの取材にも無愛想に返答していましたね。今回、良くここまでインタビューに答えてくれたと思います。

尊敬する選手に真央選手の名前も挙げていましたが、多少はリップサービスもあるでしょう。しかし、彼女がコストナー選手と真央選手の共通点を見ているのはさすが慧眼と思います。

ロシアの若手女子の台頭には目を見張るばかりです。リプニツカヤ、トゥクタミシェワ、ソトニコワ、シェルペン、ラジオノワ…

この中で、私はリプニツカヤ選手を日本女子の最も恐るべきライバルになるだろうと睨んでいます。この子、強い時のキム・ヨナ選手を感じさせます。ソトニコワ選手もトゥクタミシェワ選手も素晴らしいスケーターですが、どこか女の子的なモロさも垣間見えます。しかし、リプニツカヤ選手にはあまり感じないのです。

この子はショートプログラムで3つのジャンプを全て、平気な顔して後半に持って来るかもしれません。彼女のジャンプの鉄板振りを見る限り、ほぼ大丈夫でしょう。

今季のGPSは例年以上に見応えのある大会になりそうですね。


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2012.07.15 | | コメント(4) | トラックバック(0) | ロシア人選手達・ロシアネタ



コメント

フィギュアの魅力

正直、フィギュアスケートの魅力がわかっておりません・・・

バレエは見ることがあるので、似たようなものかと思いますが。
もっとも、バレエやオペラもライブでないと魅力半減なので、フィギュアもライブで見てから語らないといけないんでしょうね。

ところでフィギュアというと、「拡声器」で音質の悪い音楽をガーっと流し、かつ会場のエコー効き過ぎという悪いイメージが、私の中で定着したままですが、最近はそうでないんでしょうか?


2012/07/18 (水) 13:23:43 | URL | MILLAN #- [ 編集 ]

Re: フィギュアの魅力

> バレエは見ることがあるので、似たようなものかと思いますが。
> もっとも、バレエやオペラもライブでないと魅力半減なので、フィギュアもライブで見てから語らないといけないんでしょうね。

何かのキッカケがあれば、ですね。

それにはライブは有力です。やっぱり、実物を見ないと(^。^;)

競馬だって、一度中山競馬場に行くと、競馬のイメージがガラッと変わります(-^〇^-)
中山競馬場の芝生の美しさ、周囲は見事な緑の公園。会場施設の立派さ。無料で飲めるお茶の美味しさ!

あ、話しがそれました。

色々なアイスショーが開催されていますし、10月には埼玉スーパーアリーナで正式試合のジャパンオープンも予定されています。

少々、チケット代が張りますし、地理的問題もありますが、機会があれば一度どうぞ!!

> ところでフィギュアというと、「拡声器」で音質の悪い音楽をガーっと流し、かつ会場のエコー効き過ぎという悪いイメージが、私の中で定着したままですが、最近はそうでないんでしょうか?

最近は音響効果といいますか、アンプだかスピーカーだかの質も良くなったのか、
そんなに悪くは無いと思います。

ただ、私個人の感覚からすると、ボリュームがちょっと高過ぎますけどね(~_~;)

2012/07/18 (水) 22:08:03 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

いま、埼玉は遠いですが、チャンスを見つけてみます。
(とある知り合いの方は、かなり前ですが、荒川静香が出演したショウ絶賛してましたし、ウチの細君も興味があるようなので・・・)

>中山競馬場の芝生の美しさ、周囲は見事な緑の公園。会場施設の立派さ。
>無料で飲めるお茶の美味しさ!
・・これって、その分、スッテンテンになってる人がいるってことですよね。(失礼)

>何かのキッカケがあれば、ですね。
・・・ いろいろと、キッカケをいただきありがとうございます。 ではまた。

2012/07/19 (木) 03:07:10 | URL | MILLAN #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>細君

古いというか懐かしい表現だわ~。

きっとMILLAN様の奥方様は「妻をめとらば…」な方なのでしょうね(#^.^#)

>その分、スッテンテン

はい、私も、、イエ、何でもありっません(^。^;)

家庭サービスを兼ねて、是非、一度、フィギュアスケートを生観戦・鑑賞してくださいなんし。

決して、損はしませんよ\_(^◇^)_/

2012/07/19 (木) 22:56:43 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

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Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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