スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告



人のドジを笑う、余計なひとことが…





自分は人一倍ドジでミスをするクセに、他人の、特に優秀な人のドジやミスを笑う、又はひとこと言ってしまう悪い癖が私にはあります。これが人間関係を少し損うと知っているのに。我ながらイヤな性格だと思います。今の職場でもその悪い癖が出てしまった。

私の職場に先輩格の優秀な女性講師がいます。A子としましょう。私より5つほど年下なのですが、私も最初はA子さんから指導を受けた「恩」があります。A子さんは一流の名門女子大を卒業し、一流大企業の秘書課~一流ブランドエルメスだかを経て来た、ゴージャスな学・職歴の持ち主。容姿はもちろん抜群。しかも、言語明瞭、頭脳明晰と、優秀を絵に描いたようなお方です。彼女の研修はお客様からの評価も高い。高級な香水の香りを漂わせるA子さん(独身)の所には、大した用事も無いのに男性職員が彼女の「匂いを嗅ぎに」頻繁にお参りに来ます。

そんなA子さんにも弱点はあります。その一つが意外と「ボキャ貧」なこと。ある日、彼女が「雲が出てきましたね。カミナリウになるかな。カミナリウはイヤネ」と言うので、私が(よせばいいのに)「ひょっとして、カミナリウは雷雨(ライウ)のことでは?」とやってしまったのです。しかもフフっと笑いながら!

これが私なら「エヘヘ(^┰^;)ゞ」で済ましますが、彼女は非常にプライドが傷ついた模様で、ムッとしていました。人前で恥をかかされたと。しまった!と思ったけど遅い。

A子さんだって私のドジやミスを笑ったことは再三あるのに。この辺は、二流企業?を転々として来た「渡り鳥」の私とは気質がまるで違うわけです。

後でA子さんに「揚げ足取りをしてすみませんでした」と謝ったけど、彼女は「別にいいじゃない。アナタの言ったことが正しいのですから」と木で鼻をくくったような反応。こんな(下らないこと)で私とA子さんの関係はギクシャクとなりました。疲れますね。


同じく「優秀」と言えば、高校時代、2年の時だったかな、私の隣の席に全科目テストの成績が学年で1番という大秀才のB子がいました。現役で東大に合格した子でしたね。私の成績はクラスで5番くらいでしたので、比較になりません。英語の授業で私が 「nihilism」を「ニヒリズム」と発音したら、B子が「ププッ!」と笑いました。 正しい発音は「ナイアリズム」でした。よく引っかかる問題と教師が出題したのです。

もちろん、私は笑われても腹など立ちません。相手が相手だし。しかし、深層心理において「いつかリベンジを」と思っていたのか、私の悪い癖が出ました。チャンスは私の得意科目の「古文」の授業で巡ってきました。

B子が「世にののしり給ふ、光源氏」の箇所を「世間で酷い悪評をされていらっしゃる光源氏」と現代語訳したので、私が「ププッ!」とやりました。これもよく引っかかる問題で、正しくは「世間で評判(噂)になっていらっしゃる光源氏」。「ののしる」という古文単語には平安時代は「罵る、悪く言う」との意味はなかったのです。

で、そのB子ですが、殺意の篭った目で私を睨んでいました。ビビッたなあ。しかし、自分が人を笑うのは良くて、人が自分を笑うのは許せないとするのは、如何にも優等生らしいプライドというかエゴイズムでしたね。

この時の「教訓?」を私は大人になって生かさなかったというワケです。


関連記事
スポンサーサイト

2012.08.21 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



コメント

片割月様、ご無事で何よりです。
まだまだ暑い日が続きますので、ご無理なさらぬよう。

今回はスケート以外の話題ですが参加させていただきます。

私の周りは科学者(いわゆる典型的な理数系の人たち)が多いせいか、自分の頭脳に対するプライドの種類がA子さんやB子さんとは違うように感じられます。
知識や経験では勝負が決まらない世界に住んでいるせいかもしれません。

アインシュタインは、自分自身が発見した理論についての細かいことを忘れて、記者に揶揄されると
「本やノートに書いてあることをどうして憶えておかなければならないのかね?」
とやりかえしたそうですが、彼らの頭脳の序列は知識の多少ではなく、
「難解なことをどこまで理解できるか」で決まるようです。
科学論文は(相対性理論級の論文になるととくに)、審査には下手をすると年単位の時間がかかりますが、内容についての是非を論じて手間取っているわけではなく、審査をする側が論文を理解するのにそれだけの時間がかかるからでしょう。

そのせいか、当事者間では頭脳の序列(?)に関して、すでに学生時代には勝負が決まっている模様です。(新しい理論を発見できるかどうか、の勝負とはまた別)

勝敗が当事者間では一目瞭然、結果が覆ることはない、というのが100M走などに似ているなあ、と思いました。
ちなみに彼らの多くが「採点競技などスポーツの風上にも置けない」と考えているようですが(まあ気持ちはわかる)、価値観の違う世界はなかなか面白いです。

2012/08/21 (火) 17:05:19 | URL | ドロンパ #DNU.zdFw [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ドロンパ様、こんばんは。

暖かいお言葉、ありがとうございます。

>私の周りは科学者(いわゆる典型的な理数系の人たち)が多いせいか、自分の頭脳に対するプライドの種類がA子さんやB子さんとは違うように感じられます。 知識や経験では勝負が決まらない世界に住んでいるせいかもしれません。

そうなんですか!!

勝敗は一目瞭然…なるほど。

ただ、相対性理論という重力理論と、不確定原理の量子理論とは「相性」が良くないようで、アインシュタインも最初はなかなか量子理論を受け入れられず、両者の間で論戦が続いたそうですね。

結果は…アインシュタインの負け、だったみたいですが(^。^;)

ところで、天才物理学者のアインシュタインは数を数えるのが苦手だった、というエピソードがあります。

武川寛海氏「クラシック音楽の休日」に載っていた例を記憶により記すと、、

アインシュタインはバイオリンの腕前は相当なものだった。ある日、著名なピアニストと合奏することになり、二人は練習をしていた。ところが、アインシュタインは四拍子のリズムが合わせられず、イラついたピアニストがキレてこう言った。
「アインシュタインさん!アナタは数が数えられないのですか!?はい、イチ、ニイ、サン、シイ!!」

2012/08/21 (火) 22:03:54 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

>ただ、相対性理論という重力理論と、不確定原理の量子理論とは「相性」が良くないようで、アインシュタインも最初はなかなか量子理論を受け入れられず、両者の間で論戦が続いたそうですね。

ええ、当然、ゴールにたどり着いていない研究は世の中に星の数ほどあるのですが、正解はすでに「神の手帳」に書いてある、つまり多数決や政治力で決まるものではなく、時代によって変わるものでもないので(サイエンスでも実学系のものは当然違いますが)、こういうたぐいの論戦には全く参加しない科学者も少なくありません。神の手帳に黒と書いてあるものをいくら白と言ってみたところで時間の無駄ということなんでしょう。
運が良ければ、人類にも「時間が解決してくれた模範解答」を見るチャンスがありますしね。

数学や理論物理学は登山に似ている、というたとえも聞きます。
すでに人類が存在する前から山はそこに存在していて、誰が最初に登頂するかが問題なのだそうです。


>ところで、天才物理学者のアインシュタインは数を数えるのが苦手だった、というエピソードがあります。

アインシュタイン級の科学者でなくても、私の周りだけ見てもそういうケースは少なくなさそうです。
どうも彼らは自分の頭の中にあるものしか数えていないみたいですよ。
数を数えるというより、「もの」を数えるのが苦手なんでしょう。抽象的な「もの」も含めて。

私も若いころにはA子さんやB子さんの神経を逆なでする失敗をよくやらかしましたが、今は幸いそのような方々とのおつきあいはほとんどないので(あっても私のほうが客だの目上だの、要するに強い立場なので)、世の中そちらのほうが多数派だということを忘れてしまいがちです。
片割月さまのブログは、そういう意味でも大変面白く、勉強になります。

2012/08/21 (火) 23:29:52 | URL | ドロンパ #DNU.zdFw [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>数学や理論物理学は登山に似ている、というたとえも聞きます。
>すでに人類が存在する前から山はそこに存在していて、誰が最初に登頂するかが問題なのだそうです。

ウーム、発想が理科系的で、しかも、なかなか薀蓄に富んだ言葉ですね。
確かに、山も星も銀河系もパルサーもクエーサーも宇宙も、人類が存在する前から存在していますしね。
ただし、この山は、登頂した!と思うと、またその先に、より高い山が聳えています。標高は無限大。

私は文系脳なので、僕の前に道はない 僕の後に道は出来る、の方に目が行ってしまいがちです(^。^;)

>私のほうが客だの目上だの、要するに強い立場なので

私とは逆で、何だか羨ましい感じですね(^<^)

もっとも、研修生の前では強い立場ですが(-^〇^-)

2012/08/21 (火) 23:58:40 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

フリーエリア

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。