ISU理事の平松純子氏が新ルールを語る





「フィギュアスケート2012~2013・シーズンガイド」記事「フィギュアスケートをより魅力的なものにするために」から、ISU理事の平松純子氏のコメント(要点)をピックアップしてみます。

①ショートプログラム後半のジャンプ1.1倍

ここ3年間くらい議論されていた。ショートでは統計を取ると、90%のジャンプが前半に固まっている。結果として後半にスピンが固まり、みんなが同じ順番のエレメンツになっていた。

片割月:この新ルールは良いアイデアと思います。成功と見て良いのではないでしょうか。選手毎にバリエーションが増えて見応えがありますし、ジャンプ構成についても各選手・コーチの戦術が見えて、より楽しくなりました。村上佳菜子選手のショートプログラムのように、演技の冒頭にステップシークエンスを置く例も。


②ステップシークエンスにおけるレベル獲得の為の「ワンフットステップ」を廃止。

綺麗なワンフットをイメージした。個性が出て、表現の幅が広がると思ったものが、かえって締め付けで面白くなくなった。下手でも上手でもみんながやってしまい、しかも、ワンフットで出来ることは限られているから、同じような内容になる。ジャッジはその質を見て、上手と下手の差をつけていた。

片割月:ワンフットは、当初からファンの間では不評だったと思います。かかる結果になることを予想していたファンも少なからずいました。これは専門家が考え過ぎると、かえってマイナス効果になる場合もあるという例でしょう。ISUは素人ファンからも参考意見を聞くシステムを作ったらどうだろうか。


③ステップシークエンスにおけるレベル獲得特徴の「少なくともパターンの二分の一で上半身の動きを使う」→「三分の一」に変更。

元々は上半身を十分に使って欲しい、という考えで導入。ところが、みんなが同じように上半身を前後に折って「ペコペコ」しちゃった。予想外でした。それで、余裕をが出来、もっと自由な芸術表現を行えるよう、三分の一に減らした。

片割月:ウ~ン。これは専門家でないと見分けがつかない領域かも。私達は高橋大輔選手や鈴木明子選手のようなトップスケーターの演技を主に見るので、「ペコペコ」とは気がつかないのかもしれません。ルールがトップスケーターの為だけにあるのではなく、ほぼ全てのスケーターの為にあることをファンは忘れがちですね。


④男子のコレオステップ、女子のコレオスパイラルが「コレオシークエンス」に。

昨季の新ルール、コレオスパイラル、コレオステップでは、もっと独創的なものを期待した。例えばヤグディンの「ウィンター」やキャンデロロの「三銃士」とか、曲想に対し自由に発想したものを。コレオシークエス導入により、さらに独創的なものを期待する。コレオシークエンスのプラス評価項目に、「音楽に合っている」だけではなく、「プログラムのコンセプト・特徴を反映」もある。

片割月:狙いは非常に良いと思います。ただ、コレオシークエンスは「イーグル」「ホップ」「特殊ジャンプ」「スパイラル(女子のみ)」など、3つか4つの組み合わせの「パターン化」が早くも見られています。例えば、宇野選手が見せる上半身を思い切り後ろに仰け反らすイーグルが、どれだけジャッジの高評価を受けるのか分からないし(音楽との兼ね合いもあるが)、今はまだ模索中というところでしょうか。それと、時間的に短いと思います。これでは「三銃士」並みの演技をする余裕がないのでは?

※ショートもフリーもスピンが3つずつありますが、思い切って一つ減らして2つずつでどうか?専門家の見る目とは異なり、素人目には3つは多い、と感じます。「あ、まだあったの」という感あり。というより、あまり見ていて面白くない。あそこでプログラムが中断されている印象が強い。

例えば、鈴木明子選手はあまりスピンが得意ではないらしい、ということもありますが、あの鳥をイメージした素敵なプログラムがスピンに来る度に「中断」って感じ。浅田選手の白鳥も、スピンは邪魔っ気とすら感じてしまいます。一つ減らした分がコレオシークエンスに向けられれば、もっと自由で独創的なものが期待出来るし、フィギュア人気にも良いかと。スピンでは人気はどうも。。ランビエールさん、シズニーさんのケースは「超例外」です。


平松氏:スポーツとして人間の肉体能力の限界を目指し、芸術としての美しさの限界を目指す。新採点方により細かい技術基準があることで、少なくとも技術の面では大きな進化があった。ヤグディンのステップは凄かったが、スピンを見れば「エ?これがオリンピックチャンピョン?」というレベル。選手がルールを消化して追い越し、するとルールがもっと高い目標で設定される。お互いの知恵比べである。

片割月:確かに理想は平松氏の言う通りと思います。しかし、回転不足判定の厳格さにより男子から4回転が影を潜めた期間が4年くらい続いたことは、フィギュア人気を落すほどの大失敗だったと思います。これは選手がルールを消化しないまま、ルールだけが先行してしまった例でしょう。

さらに、「4回転無しでもノーミスで他のエレメンツの質が高ければ世界選手権でもオリンピックで優勝出来るのがフィギュアである」との主張は、あくまで専門家の間でのみ通用する論理であって、フィギュア人気を支えるファンからは極めて遠い主張でした。ルールが選手のみならず、ファンをも消化不良にしてしまったのではないでしょうか。

また、女子における「ジャンプの停滞」は、ファンの多くが強く感じているところです。特にフリー演技では3-3を跳ぶ意義が点数的にさほどのメリットが無いため、ほとんどの選手が入れないし、2Aー3Tがやたら多くなる結果になっています。さらには、数人の選手が3Aを練習しているとの情報はあっても、試合では皆無。浅田選手が3Aを回避すると、再び女子から3Aが見られない期間が何年も続くことになるかもしれません。寂しいですね。伊藤みどりさんが初めて国際大会で3Aを決めてから、23年もの歳月が経っているのに。


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2012.10.31 | | コメント(22) | トラックバック(0) | ルール・採点・技術関連



コメント

女子のジャンプが停滞してる理由

あのですねー、女子のジャンプの停滞は新採点方式のコンピュータシステムそのものに起因するような気がします。

男子と女子の点数体系を一体化しちゃったでしょ。
もし女子の為に3Aを上げると、男子だとみょーなところで差が出来ちゃう。
「なんで3Aの点数を上げないんだぁ!」なんて論調はよくありましたよね。まあ、実際は3回も上がってるけど。
つまり今の体系だと女子に対しては高難度ジャンプにおいて”おいしい人参”をぶらさげることが難しい。

もし男子と女子が別体系だったら、男女ともに高難度ジャンプの時代に突入できてたかもなぁ、と私も少し思います。(保証はないけど)

では、私がもし新採点システム開発のとき、ISUの立場だったらどういった方針にしていたか?

・・・・・間違いなく男女一緒の点数体系にしてます(笑)。

で、システム開発側の担当者だったとしても、やっぱり間違いなく男女一緒の点数体系を提案してます。

というのも、フィギュアスケートはどちらかというとマイナースポーツだし、スケートバブルを前提にした豪華システムなんかにしたらライセンス費用払えなくなっちゃう。
恐らく「必要な機能要件を絞り込み、必要最小限のシステムとする」が開発コンセプトだったんじゃないかなぁと私は想像してます。
更新されるSOV表等をバグが一切なく確実にシステムに反映させるには相応の事前テストが必要です。
その規模が小さければ小さいほどコストも抑えられる。

で、その結果、男女シングルはひとまとめにしちゃった、ということでしょう。

実際、現場にとっては使用条件はかなり厳しい。

「使用するユーザの責任で完全に競技会毎の事前のテストを行うことを前提に使用することが許可されています。逆に言うと、テストしない場合には、使用することはライセンス上許可されません。」

要は、現場のお前ら、勝手にインストールしてちゃんと事前テストしろよ、システムだけはしっかり作ったから、もし本番で動かなかったらおめーらのせいだぞ。俺たち開発会社は一切面倒みねーからな。と言ってるわけです。
逆に言うと、開発、ルール変更等によるシステム更新費用だけは開発会社に払ってやるよ、俺たちビンボーだし、というISU側の意図でしょう。

ですので「何で別体系にしないんだ!」という抗議があったとしても「しょーがねーだろ。」がISUの本音じゃないですかね。

ちなみにシステム自体はWINDOWS PCでフツーに動くもんです。

↓元スケーターの方に紹介していただいたシステム概要のページでーす。

http://www.skatingjapan.jp/fx/index.html

2012/10/31 (水) 21:39:22 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

Re: 女子のジャンプが停滞してる理由

きれぢ、オッと、きれじろう様、こんばんは。

思いもよらぬ角度からの鋭い考察、恐れ入ってござりんすm(_ _)m

私に言わせれば、体操を見習えってことじゃに~。

体操のコンピューターシステムは、女子と男子とは別物ですよね。たぶん。

こちらも同じ種目に同じ採点システムにしてたら、どんだけ経費削減になったことやら(^<^)

体操連盟はスケート連盟よりお金持ちなのかな?

2012/10/31 (水) 22:27:35 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

>体操連盟はスケート連盟よりお金持ちなのかな?

どーなんでしょーねぇ。
例えば収益をどの程度強化費などなどにまわし、どの程度システム費用に割けることができるか。
システム費用に入場収益や放映権料などの収益がどんどん吸い取られたら、それも困りもの。
なるべくシステム費用は抑えられた方が良いわけで、フィギュアのやり方は、それはそれで間違いでもないような気がする。

私も判断材料が無さ過ぎるのでなんとも言えませんわ。
ただ、会場設営費用や個々の選手の費用はフィギュアのほうがバカみたいにかかるであろう、だからシステム費用にかけられる額はフィギュアのほうが体操より抑えなければならないのではないだろうか?という想像が出来るくらいで。

つーか、体操のシステム、俺全然知らない。

ここらへんはバルタンさんが詳しく解説してくれないだろーか。

2012/10/31 (水) 22:40:38 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> ここらへんはバルタンさんが詳しく解説してくれないだろーか。

賛成でありんす(#^.^#)

女子シングルと男子シングルとではGOEの基準について、ある程度、配慮があるように思いますが、

ジャンプの回転不足については、同じくらい厳格かな。

カナダ大会、ゲデ子のショートでは3ー3のセカンドに「<」が刺さったけど、

結構、厳しいなあと思ったわ。

女子の場合、この程度は「量刑」基準を下げて「目溢し」でもいいと思うけどなあ。。。。

2012/10/31 (水) 22:50:34 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

>カナダ大会、ゲデ子のショートでは3ー3のセカンドに「<」が刺さったけど、

あのとき、俺、「ゲテ子の代わりに僕を刺してくださひっ!」と本当にうっかり言ってしまいそうになるほど萌えた。ゲテ子は男殺しだぜ。

>女子の場合、この程度は「量刑」基準を下げて「目溢し」でもいいと思うけどなあ。。。。

今回自分で回転不足判定を検証してみて思ったけど、ジャッジは変態レベルですごい能力をもっとる。でも、2つの基準を作っちゃったら、ジャッジが死ぬ思いするんじゃなかろーか。ただでさえ激務なのに。

2012/10/31 (水) 23:02:57 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>俺、「ゲテ子の代わりに僕を刺してくださひっ!」

愛する女性の為なら、俺は喜んで死ぬ。

男のロマンですね~。


>2つの基準を作っちゃったら、ジャッジが死ぬ思いするんじゃなかろーか

それはそうだ(^。^;)

2012/10/31 (水) 23:47:41 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

独創性について

>コレオシークエンス導入により、さらに独創的なものを期待する。

個人的にはコードオブポイントのシステムを採用する限り、いたちごっこが続くと思います。
(諦めるの早いかな?)
ショートプログラムはコードオブポイント継続、フリープログラムは6.0満点方式に戻してみたらどうだろう。
なんてことを書くと「今更何を言っているんだこの馬鹿は」とか言われそうですね(汗)

でも、独創性を求めるという点では、現行ルールはどうしても限界があると思うのですよ。
ISUは、芸術性を重視するならここはすっぱりと諦めて「メダルウイナーズ」みたいな大会を育てることに希望を託してみてもいいんじゃないかと。

2012/10/31 (水) 23:57:45 | URL | 神無月 #- [ 編集 ]

Re: 独創性について

神無月様、こんばんは。

はい。諦めるのはまだ早いかと思いますわ。

新採点法になってからでも、高橋大輔選手、ランビエールさん、アボット選手、など、

(好みや主観はありますが)独創的で個性的な演技、プログラムはあったと思うから。

こうして列記して参りますと、旧採点法時代に劣らぬ名プログラムはこれからも増えるでしょうね。

まだ新採点法は7年くらいしかやっていませんし。

それはとは別に「メダルウイナーズ」のような試みは継続して欲しいと私も思います。

嘗て、名選手を輩出したドイツ、イギリスなどがもっとヤル気になってくれると良いのですが。。。(-_-;)

2012/11/01 (木) 00:39:03 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

体操のシステムについては

調べてからにします。

たぶん計算は別体系だろうとは思うけどね。

種目が違うということは技も違う。

基本ベースとなる、システム自体は同じだとは思うから、参照するテーブルを男子、女子に分ければすむと思う。

それほど費用はかけなくても作れるシステムだとは思うのだけどね~~。

作った当時は高かっただろうけれどもね。

試合の結果だけなら簡単なんだろうけど、タッチパネル式にしたのがあほだわ。これだとオーダーメードになる。

PCを無線ランでつないで、集計だけをメインフレームに行わせるようにすれば安く済むはずだけどね。

世界ランキングなどの集計と一括管理をさせようとしたプログラムなら、馬鹿みたいに高くなる。

ちょうど国交省の電子納品に対応したソフトを使おうとすれば実際に使用する部分は1%にも満たないのに(業種が違うとほとんど使わない)セット販売だから、これだけを欲しいというのがとおらない。

切れ次郎さんとほとんど同じ事をブログか掲示板で書いた記憶がある。



神無月さんへ

私も今のルールでも充分に独創的なプログラムは生まれてくると思いますよ。

ただし生まれにくいのは独創的な技の部分ですね。

SSに根ざしたものだけを技として認めるような文化の気がするので、体操のようには増えないでしょう。

オズモンド選手の滑りながら、片足をビールマンに持っていくような感じで降ろすというのなんか技としては認められないでしょうからね。

ゲデバニシビリのFSの後半部分のピポットターンは好きだな~~。
あれが効果を出すのはノーミスで滑るしかない。

切れ次郎さんも同じじゃないのかな~~。感覚も考え方もものすごく近いと思うしね。

2012/11/01 (木) 03:56:43 | URL | barutantomozou #- [ 編集 ]

>タッチパネル式にしたのがあほだわ。これだとオーダーメードになる。

これ、俺もそう思いました。

まあ、PCに普段いじり慣れていない人でも出来る、というコンセプトだったのかな?あと、キーボードみたいにカーソルを合わせて打つ、とかマウスでクリックするのではなく、直接必要なポイントにタッチするだけなので打ち間違いは減ると思う。多分。
「一瞬の判断で確実にミスなく」でなければならないから、視覚的なもの、操作性も含めてここは十分なディスカッションのうえで結論を出したのかも。
もしかして、開発前にジャッジに対してキーボード、マウスとタッチパネル、どちらがミスが少ないか、実際に検証実験でもやったのかな?

コストという意味では、ジャッジの方々にはタッチパネルにせず、普通のキーボード、マウス形式でやれ、とトップダウンでやってたらよかったんだろうけど、まあ、これも後知恵。というか意思決定プロセスが全く分からないので、現場を知らない自分のただの無責任な後知恵。


ちなみに本格的に新採点方式になったのが2005年だから、恐らく要件定義が始まったのは2001年か2002年あたりからかなぁ。
で、2003年あたりに開発着手ってところかも。金かかってるだろうなぁ。

>参照するテーブルを男子、女子に分ければすむと思う。

開発後のランニングコストでいえば、男子と女子を別にした際は、SOV表をISUからシステム開発側が受け取ってシステムに反映させるのが1つになるか2つになるかの違いぐらいかな?
他になんかあるかな?

あと、気になるのが参照テーブルをどうやって切り替えてるのかなんですよね。間違いなく切り替えられるだろうけど、切り替えた時のリスクがどうなのか?
こればっかりは読んでもわからんかった。

もし正常稼働しなかったら「すみません」で済む話じゃなくなるし、それこそ99.9%稼働が許されない、100%稼働前提というコンピュータ単体にとっては恐ろしく荷が重い話。
つまり、例えば女子とアイスダンスが同日の場合は仕方ないにしても、可能な限り余計なことはしないほうが良いわけで。
あるいは各競技用にそれぞれPCを1台+バックアップPCを用意してるのか。そうすると用意するPCが男女別だと1台増える。

「PCは各自で用意」が基本コンセプトだから常に高性能、新品のPCを用意出来る保証もないし、男女同日の場合、切換え→テストという手間が無くなるし、まあ合理的といえば合理的かな。
コンピュータって基本は計算が速いだけで頭が悪いし、大事なところでいきなり壊れたりする困りもんだし、しかも、現場にフィギュアの専門家はいてもシステムの専門家が居ないケースも考えられます。

・・・・全部俺の推測で書いてるケド、これ、前に別のブログでバルタンさんとやりとりしたよーな気がしますねぇ。


>私も今のルールでも充分に独創的なプログラムは生まれてくると思いますよ。
>ただし生まれにくいのは独創的な技の部分ですね。


結局、独創的な発想が出来る人であれば概ねどんな状況でも独創的なものを生みだせると思います。
どちらかというと個人の発想力の問題かな。2007年の高橋さんのヒップホップスワンレイクは俺的には衝撃だったっす。

ただ、「各エレメンツの点数」が勝敗のポイントを分けるっていうのが旧採点に比べて遥かに明確になってるから、点取りゲーム的になってしまう、というのは仕方がないかもしれないですね。
でも、旧採点に戻すとしたらやっぱりソルトレークのようなケースには全く対応できなくなるし、難しいよなぁ。

>切れ次郎さんも同じじゃないのかな~~。感覚も考え方もものすごく近いと思うしね。

うん。理系頭(バルタンさん)と文系頭(オレ)と言う違いはあるけど、すっげー似てるような気がする。

2012/11/01 (木) 13:29:41 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

とても早いアップ!!

こんばんは、記事のアップありがとうございます。
もしかしてせかしてしまったらごめんなさい_(._.)_

それと私の名前の間違いを明るい方向へ連れていってくださって感謝です(^^♪

今シーズンルール変更がどんな風になるか期待してみたいと思います。

スピンについて日本選手では中野友加里さん引退後魅せてくれる選手がいませんね。
もちろんうまい選手はいますが

報道でも「最高難度のレベル4すべてのスピンで獲得」って言われてもイマイチ実感がないもしれません
難ポジのスピンは見応えありますが・・・

先のバンクーバーオリンピックで男子は4回転ほとんどなし、女子はシークエンスを途中から構成に取り入れる選手が多く人気回復につながりませんでしたね。
オリンピックで甘くなるならシーズン通して同じ基準で判定してほしかったです。

2012/11/01 (木) 21:36:18 | URL | なほこ #wmnDqkc. [ 編集 ]

なほこ様へ

はじめまして

>オリンピックで甘くなるならシーズン通して同じ基準で判定してほしかったです。<

多くのジャッジ不信や陰謀論の多くの根源はここの考え方にあると思います。

これは見る側は常に自分の価値観で見続けていることから生まれるものだと考えます。

これに対して、競技界の演技を評価するジャッジの構成は常に変動があり、そのためにルールによって基本枠は制定されていても判断基準は明文化されていない範囲内で変化すると考える必要性があります。


同じ基準で判定する事を望むのであれば、理想はジャッジ構成を変えないことです。
けれども、それはソルトレークスキャンダルを産んだように点数操作の温床となる可能性も否定できません。

同じような発想から、身近な例で言えば公務員の配置換えが定期的に行われています。

人が人である以上、常に同じ基準で判断をするということは非常に難しいといえます。

個人での判断であれば、その触れ幅を小さく出来ますが、複数評価の場合は個々における触れ幅を小さくする事は出来ても、ジャッジ間の触れ幅を小さくする事は出来ません。

それはネット上でも、ファンの間での評価が分かれるのと同じで、ジャッジ間でも評価が分かれる演技は存在すると認識するべきだと思います。

こういう考え方にたてなければ、いつまでたっても点数や順位に対して自分の望みどおりにならなければ、ストレスがたまることにしかならないでしょうね。

2012/11/01 (木) 22:01:46 | URL | barutantomozou #- [ 編集 ]

独創的なプログラムとは

皆様、参考になります。
>生まれにくいのは独創的な技の部分
バルタンさんのこのご意見には私も同感です。
というわけで、私が語りたいのは独創的な“プログラム”についてです。
高橋大輔選手、ランビエールさん、アボット選手……なぜか皆男子選手ですね。
女子選手で「独創的」と思える選手は誰だろう?私はすぐには思いつきません。我が最愛の真央選手でさえ、「独創的」なレベルには達していないかなあ。

力量のある選手なら、どのようなルールの下でも独創的なものを生み出せるでしょう。
でも、ISUが想定しているのは、一部のトップ選手だけではなく、“全体”に対して芸術面での底上げ・独創的なものを期待しているのではないでしょうか。
でも、力量のない選手はどのようなルールを採用しても同じことだと私は思います。

「みんな似たような演技でつまらない」という批判を受け入れて、あれこれ試行錯誤するISUの努力は認めますし、英断に敬服します。
でも、毎年毎年コレオスパイラルやらコレオステップやらコレオシークエンスやら新しいルールを作って、それに振り回されるジャッジや選手や振り付け師がちょっと気の毒という気もしないでもない。
芸術面については、できる選手はできて、できない選手はそれなりに。それでいいような気もします。
ルールをあれこれ作って「こんなルール作ったよ!さあこれで芸術的なプログラムが生まれるよね!」というのは、何か違うんじゃないかと思うんですが私だけでしょうか。

2012/11/01 (木) 22:08:28 | URL | 神無月 #- [ 編集 ]

神無月さんへ

>力量のある選手なら、どのようなルールの下でも独創的なものを生み出せるでしょう。
でも、ISUが想定しているのは、一部のトップ選手だけではなく、“全体”に対して芸術面での底上げ・独創的なものを期待しているのではないでしょうか。
でも、力量のない選手はどのようなルールを採用しても同じことだと私は思います。 <


ここの部分が難しいところでしょうね。

ただ、平松さんの言っている意味は、出来るか出来ないかは別にして、多少ルールの解釈が点取り主義(結果主義、成果主義)に向かいすぎている傾向があると思っていることからだと思います。

独創性も同じ事ですが、ルールが規制している思想の根源は何かをコーチや振付師に意図を誤解されていると感じているからではないでしょうか?

その部分を緩和しようととする意図だと思います。
すでに名をなしたビッグネームの方ではなく、次の世代のを担う人材が自由に発想できるようにとの意図だと考えます。

佐藤由香さんやシェリー・ボーンさんのような踊りの感性として優れた振付師がもっと自由に出来るようにとの配慮もあるのではないのでしょうか?

こういう分野は何かと、昔のしきたりにとらわれやすいので(私から見るとSS至上主義的な見方もなんだかな~?と思っていますから。過去にコンパルでは、絶対に海外にかなわなかった時代を知るものとしてはね。)そういう部分の垣根を低くしようとするものなのでしょう。

おそらくはコンパル廃止のときにもかなりの内部での議論はあったと思われます。

あるルールを決めることによって衰退する分野と繁栄する分野が出てくる事は避けられないけれども、2極化することによる弊害を防ぐにはルールに頼るしかないというところでしょうね。

私の記憶に間違いが無ければ、昔は平松さんはNHKのテレビの解説でよく見かけた気がします。
その時に感じたのが、国籍にとらわれずに解説される方だなと思ったように記憶しています。

結局、コーチ業や振り付け業がプロ化すればするほど、自分の収入に跳ね返るとなると必然的に点取り志向が強くなり冒険を避ける傾向は生まれると思います。
タラソワの凄いところは、古い格式の高い芸術観の中でも、その最高峰を求めて点取りを気にせずに冒険を続けるところでしょうね。

フィギュア界の星一鉄、私のタラソワのイメージです(笑)


2012/11/01 (木) 22:37:06 | URL | barutantomozou #- [ 編集 ]

>ルールをあれこれ作って「こんなルール作ったよ!さあこれで芸術的なプログラムが生まれるよね!」

私は、これで芸術的なプログラムが生まれるとISUが考えたわけでは無いような気がします。
コーチ、振付師、選手が振り回されるという見方も出来ますが、同時に彼らの引き出しを増やすことに繋がるという考え方も出来るわけで、あながちネガティブに捉える必要はないと私は考えています。
結局はその変更に合わせる対応力(思考の柔軟性と、それを具現化出来る能力)が身に着くことで選手にとっても長い目で見ればプラスになるのではないでしょうか。

それと、そもそも順位の根拠を明確にしろ、という話はマスコミやファンから出てきたことですし、旧採点方式に戻せば、また元のブラックボックスになるので、まずあり得ないでしょう。
また私は戻すべきではないと思います。戻したら確実にソルトレークと同じことがいずれは再現されるでしょう。
何しろ根拠を全く説明出来ないのですから。

そして、根拠を明確にする=各エレメンツの点数を明示する=点取りゲームになってしまうのは避けようもない話で、いくら理念があろうが、点数を多く取った方が勝ちなのですから、理念を理解して、その後もずっと実践くれるだろうと期待する方が甘いですし、そうなるとバルタンさんのおっしゃる通りルールに頼るしかないでしょう。

また、これは専門家目線と一般大衆目線をなんとか近づけようとする努力だと私は受け止めています。

2012/11/02 (金) 01:08:17 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

終わりなき戦い

きれじろう様、バルタン様、こんばんは。
私もブラックボックスの6点満点システムに今更戻れるわけではないことはよく分かっております。本気で言っているわけではありません。ただ、こうも毎年ルールを変えまくるのはいかがなものかと思っていた次第でございます。

>根拠を明確にする=各エレメンツの点数を明示する=点取りゲームになってしまうのは避けようもない話で、いくら理念があろうが、点数を多く取った方が勝ちなのですから、理念を理解して、その後もずっと実践くれるだろうと期待する方が甘いですし、そうなるとバルタンさんのおっしゃる通りルールに頼るしかないでしょう

うーむ。選手やジャッジだけでなく、ルールについても、成長というか成熟するのを待つしかないということですね。7年は短かったか……。
「アイディアの枯渇」と言われようとルールを最大限に活用する者(例:モロゾフ)と「時代遅れ」と言われようと己の理想を押し通そうとする者(例:タラソワ)。
「芸術性が大事なのは分かるけどやっぱり点数が取れるプログラムがいいよね」ということで、大御所振り付け師に殺到する選手たち。一方、「やっぱり新しいものに挑戦したいから」と点数的にはメリットのないプログラムを選ぶ選手もあり。
そして、「みんなどうして理念を分かってくれないんだ」と頭を悩ませるISU。
選手・コーチ・振り付け師とISUジャッジシステムとの終わりなき攻防。

嗚呼、なんてフィギュアスケートって奥が深いんでしょう。
……と思えたらいいですね。きっとついていけないファンも多いだろうけど。

2012/11/02 (金) 18:46:04 | URL | 神無月 #- [ 編集 ]

神無月さんへ

中国杯が始まる前に駆け込み(笑)

>選手・コーチ・振り付け師とISUジャッジシステムとの終わりなき攻防。<

体操でも同じような事ですよ。

東京オリンピックのときなら、日本代表になれたかな~~?などとお馬鹿な事を考えてたもんです。

結局周りのレベルに合わせて、自分が進むべき方向性は選手が選ぶしかない。

>嗚呼、なんてフィギュアスケートって奥が深いんでしょう。
……と思えたらいいですね。きっとついていけないファンも多いだろうけど。<

採点競技全般に同じ事が言えると思いますね。社交ダンスの世界選手権を見ていても、フィギュアと同じように「なぜこのカップルが1位じゃないの?」と思ったりしますから。

でもそこを乗り越えないと採点競技の面白さは判らないのだと思います。

2012/11/02 (金) 19:33:47 | URL | barutantomozou #- [ 編集 ]

神無月さんへ(どうしても教えてほしい!)

>私もブラックボックスの6点満点システムに今更戻れるわけではないことはよく分かっております。本気で言っているわけではありません。ただ、こうも毎年ルールを変えまくるのはいかがなものかと思っていた次第でございます。

多分ここの読者の多くはこう考えると思われる。「きれじろうってシャレの分からん奴だな。」 
・・・・・すんませんでした。

で、神無月さんはアンコウさんブログでの私ネタのときも、「美味しいところを全部持ってかれたぜ。」と私が思ってしまうほどの素晴らしいコメントで最後を締めていただくほど冷静な方なので、的確なお答えを頂けると思って質問します。

>嗚呼、なんてフィギュアスケートって奥が深いんでしょう。
>……と思えたらいいですね。きっとついていけないファンも多いだろうけど。

「思えたらいいですね」ということは神無月さんご自身は「思えない」ということなのかな、と思うのですが、あるいは少しだけそう思っておられる?そこは分からないのですが、もし、少しでもそう考えておられるなら、私が今回どうしても教えていただきたいのが、「なぜ、思えないのか」です。

いきなりこんな質問をされると困ると思われますので、「思えている」私の思考パターンを書くと、
全ての基本は「全ての結果には原因がある」という考え方から始まります。
そして、そこから神無月さんの書いていただいている「うーむ。選手やジャッジだけでなく~終わりなき攻防」になり、
さらに「つまり、これってISUに限らずISU対ファン、マスコミ対ファン、ファン同士も同じじゃん。腹立てても意味ないや。」となって
それだったら「じゃあ、どうすれば解決できるのか自分で考えて見るのも面白いわな。」となります。
実際、これは会社組織内でも普通にあることですし。
で、最後は「人とは何か?」というところに行きつきます。
それを考えることが職場での「人」のマネージメントにも役立ちますし。
同時に「ルールも出来うる限り自分で理解してみよう」という方向に行きます。

だから「思えている」ということになるんです。

今までの経験上、「こういう見方をするといいよ」だけではなかなか話も進まないように感じるので、ぜひそのあたりのことを教えていただければ幸いです。
「なぜ、思えないのか」「なぜ、出来ないのか」を直に伺って、その心理を理解しない限りは前に進まないからです。

2012/11/02 (金) 22:28:55 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

趣味のレベルもいろいろありまして

誤解を生んでしまったようで。これも私なりのちょっとした皮肉ですよ。「嗚呼、なんてフィギュアスケートって奥が深いんでしょう。……と思えたらいいですね。」

私自身は、フィギュアスケートは奥が深くて面白い競技だと思っていますよ。
ただ、一部のネット上の声の大きい人は、そうは思っちゃいないわけでね……。
「そこを乗り越えないと採点競技の面白さは判らない」とのバルタンさんのお言葉ですが、残念ながら、ほとんどの人はそこに達する前に諦めてしまう。
なにせ、現地観戦に行くにはチケット代は高いし、交通費はかかる。そして専門誌も高いし、地上波テレビの放送が少なくなったから有料放送を契約しなければいけなくなったし。
※断言しますが、地上波テレビとリザルトだけ見ていてはフィギュアスケートの面白さは分からないです。
「所詮、趣味にしか過ぎないんだから。そこまで時間と労力と費用を費やさなくてもいいじゃない」と言われれば、ああそうですかとしか。だってただの趣味なんだから。強要はできないのが辛いところです。

2012/11/02 (金) 23:21:17 | URL | 神無月 #- [ 編集 ]

なーるほど。

>残念ながら、ほとんどの人はそこに達する前に諦めてしまう。

確かにそうですねぇ。
結局「諦める前に理解出来る情報を提示できる」ようにならないと無理だなぁ。

まあ、一部のネット上の声の大きい人はそれ以前にそもそも覚える気がないんだけど。

2012/11/02 (金) 23:59:59 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

自分はスピン減らすのは
大反対ですかね...笑

女子のほうが好きな理由は、
一番としてスピンが好きだからなので^^

2012/11/06 (火) 20:59:50 | URL | 趣味スケーター #hjiwQy/. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

しまった<(ToT)>、

あの記事を見られちゃいましたね(*´д`*)

趣味スケーター様のブログで勉強して、スピンがもっと好きになるようにいたしんす(#^.^#)

2012/11/07 (水) 00:09:48 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

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片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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