私の好きな和歌・その1




      春は萌え 夏は緑に 紅の まだらに見ゆる 秋の山かも    万葉集(作者不詳)


四季の移ろいの美をうたいあげた名歌は「春は萌え…」を以て嚆矢とする。


単純にして直截。賢しらな技巧を用いず実直な姿が良い。
万葉集以降の和歌集にはこの歌のような実直さは失われ、鎌倉初期の源実朝の歌を待たねばならない。

額田王の有名な長歌「…秋山われは」と同じく、この作者は春よりも秋を好んだようだ。

日本人は春も秋も等しく好むが、欧州人は概して春を好むらしい。
日本よりも長く厳しい欧州の冬。確かに春の訪れを喜ぶ詩や歌曲が目立つ。

しかし、地球温暖化の影響か日本の夏は昔より長くなった。

日本では春よりも秋の訪れを喜ぶ詩や歌が増えるかもしれない。

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2011.11.18 | | コメント(0) | 文学



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片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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