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ステファン・ランビエール…芸術性への飽くこと無き探求






ランビエール演技「コーラスライン」

ランビエールさんの演技に「ハズレ」はありません。どのプログラムでも観衆を唸らせ、魅了させる技と美があります。ビジネス用語で言えば、品質保証。

自由自在な脚の運び、上半身のしならせ方、腕や手の繊細な仕草、一つひとつのポーズのバランスの良さと美しさ。どこを取っても無駄の無い動き。上手過ぎてため息が出ます。

好みは人それぞれかもしれませんが、ランビエールさんの演技はフィギュアスケートにおける、一つの美の極致と思います。

私は2009年ジャパンオープンで彼の演技を初めて間近に見ました。フリープログラムはピアソラのタンゴでしたが、実におシャレで洗練された演技で、身体全身がゾクゾクとしたのを覚えています。

それでも、ランビエールさんはこのプログラムが気に入らずに変えてしまったくらい、芸術性への強い探究心があるようです。

元スケーターのパンダ師匠のご指摘通り、バンクバー五輪のフリー演技で、ランビエールさんの演技構成点のうち、SS(スケート技術)とIN(曲の解釈)をプルシェンコ選手よりも低い評価にしたジャッジに私は強い不信感を抱いています(笑)。

プルシェンコ選手をやたらと持ち上げる猫宮氏には是非とも、この「不可解評価」について「論理的」に解説して貰いたいよ。むろん、決して、ロシアによる「買収」では無いようですし(^。^)

私の感想は極めて感覚的なものですが、誰か、フィギュアスケートの専門家がランビエールさんの美の秘密に迫る分析をしてくれたらなあと思います。


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京都の舞妓や芸妓が舞う「鴨川をどり」を見たことがあります。上の写真の前列に居るのが芸妓か日本舞踊の専門家。後列に居るのが舞妓です。

で、つくづく感じたのはベテランの芸妓や舞踊家の舞と、舞妓の舞とでは「天と地の差」があることです。日本舞踊ですから派手な動きはありません。しかし、ちょっとした手の動かし方、首の傾げ方、足の運び等、どれもが実に決まっていて、「上手い!」と思う。

その一方で、舞妓の仕草は腕や手をただヒラヒラ動かすだけで、何も伝わって来ないのです。もちろん、若い舞妓の姿は可愛らしくて賑やかですが、それだけでしかありません。

しかし、ベテラン芸妓と舞妓の舞の違いは具体的にどこにあるのか?と質問されても、上手く説明が出来ません。おそらく、日本舞踊の専門家が見ればある程度は具体的に説明が出来るのでしょう。

ランビエールさんの見事な演技を見て、そんなことを思い出しました。
 

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2013.06.25 | | コメント(11) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連



コメント

芸妓と舞妓の舞の違いは

片割月様

音楽にあわせて手足を動かして踊るだけのお遊戯と長年の鍛錬で培われた身のこなしによる踊りの舞踊の違いではないでしょうか。

バレエでもそうだと思いますが、鍛えられて洗練された身のこなしの上に、卓越したダンサーは一瞬の「間」というか「ため」が取れるので、瞬時ながら見得ををきったようなポーズを決めることが出来る。踊りにメリハリがあり、いい意味でのショーオフができる。見ているほうはダンサーのこの余裕から来る安心感も手伝って、安心して演技に酔える、感動できる、、、のだと思っています。

2013/06/26 (水) 05:43:34 | URL | Kan-kan #E0/upmTg [ 編集 ]

鴨川をどり、

初めまして。
>>京都の舞妓や芸妓が舞う「鴨川をどり」・・・・

間違いではないのですが、捕捉を少々させてください。
「鴨川をどり」は京都にいるすべての舞妓や芸妓が参加するわけではありません。
京都には「祇園甲部」「祇園東」「宮川町」「先斗町」「上七軒」という花街があります。
「鴨川をどり」は先斗町の舞妓さんや芸妓さんが参加されるものです。
祇園甲部は「都をどり」、宮川町は「京おどり」、上七軒は「北野をどり」を催しています。

そして京都では花街を「はなまち」とは読まずに「かがい」と読みます。
ですから私のHNは「はなまちのちち」ではなく「かがいのちち」となります。

2013/06/26 (水) 11:04:56 | URL | 花街の父 #- [ 編集 ]

訂正です

誤…捕捉  正・・・・補足
申しわけありません、パソコンは苦手な年寄ですので。

2013/06/26 (水) 11:08:33 | URL | 花街の父 #- [ 編集 ]

Re:鴨川をどり

花街の父様

そういうことですか。だから「都をどり」は祇園の甲部歌舞練場なのですね。素朴な疑問ですが 宮川町だけなぜ「おどり」なのでしょうか。

2013/06/26 (水) 12:15:18 | URL | Kan-kan #E0/upmTg [ 編集 ]

片割月様、

ランビエールさんの演技を初めて見たのは、2005年のGPSです。例のシマウマの衣装でした。その頃はあまり芸術性云々という印象はなく、解説者の方が、「ステップが苦手のようです」と言っていた記憶があります。

間の取り方って大事ですよね。私も趣味で踊りをやっていますが、上手な人は振りと振りとの間に、その人なりの解釈から来る「間」というのがあるような気がします。

2013/06/26 (水) 12:54:50 | URL | メリー #- [ 編集 ]

Re: 芸妓と舞妓の舞の違いは

Kan-kan様。

>音楽にあわせて手足を動かして踊るだけのお遊戯

舞妓もそれなりに相当の修行をしているのでしょうから、お遊戯とまでは言いません(^。^;)

>一瞬の「間」というか「ため」が取れる

そうですね!

大事なことを忘れていました。

人前でのスピーチが上手い人も、「間」や「ため」を効果的に入れています。

2013/06/27 (木) 22:18:18 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: 鴨川をどり、

花街の父様、初めまして(*^。^*)

補正、ありがとうございます。

とてもお詳しいのですね^^

もしかして、京都のお方でしょうか。

祇園で相当「遊ばれた」方だったりして(^。^)

「をどり」と「おどり」と、二通りの表記があって、なかなかオツですね。

>京都では花街を「はなまち」とは読まずに「かがい」と読みます。

これは初めて知りました。

しかし、ヤマト読みの「はなまち」の方が千年の都、京都らしい、と、東京の人間は思うけどなあ。

京都にはたぶん20回程行きましたが、

「都をどり」「京おどり」「北野をどり」はまだ観たことがありません。

次に春の京都に行く時は、他の「をどり」「おどり」も見るつもりです。


入場料が2000円~程度ですから、あまり贅沢は言えませんが、

「鴨川をどり」の今年の出し物の劇では「忠臣蔵」をやりました。

しかし、字幕スーパーが無いと、ストーリーを知っている人はともかく、

そうではない若者や外国人にはチンプンカンプンで、ちょっと気の毒ですね。

私が行った時は、観客のおよそ四分の一は外国人でしたが、

意味が分からず困惑している様子でした。

劇などやらず、舞踊だけにした方が外国人は喜ぶでしょうね。

2013/06/27 (木) 22:47:34 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

メリー様、こんばんは。

確かに、あの頃のランビ様はまだ青かったかも^^;

しかし、プロに転向してからも相当に研鑽を重ねたのでしょうね。

凄い進化だと思いました。


>私も趣味で踊りをやっています

オオッ、素敵ですね(*^。^*)

どんな躍りかしら?

次の機会でもありましたら、教えて下さいね^^

2013/06/27 (木) 23:06:03 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

ランビエールさんは本当にいつもステキです!
(その昔は、赤猫とか不思議すぎる物もありましたがw)

少し前の記事で、ボレロをチャン選手にと片割月様はおっしゃっていましたが、男子スケーターなら私はランビエールのボレロが見てみたいな~。

私は芸術も踊りもスケート技術のこともからっきしですが、趣味で漫画や絵を描いていて、表現については多少通じる部分もあるかな、と思います。

技術はやはり表現を実行するための必要最低限の条件ですよね。
プラス、表現に対する意識や元々の動きのセンスといった、個人の資質も大きいと思います。
「間」や「ため」は、技術が無いとできないけど、意識が低ければ心に響かないし、センスがないとかっこよく決まらない。

ランビエールは「四季」のシマウマ衣装のときに、冬に迷い込んだシマウマがオウムの羽根で別世界に飛んでいく…みたいなコメントをしていました。
この人は凄い芸術家か電波かどっちかに違いない!と思ったものです(笑)

無礼な感想はさておき(´Д`;)
技術がある上に表現したい世界も持っている人は、表現のステージが違うのだろうと思います。


>専門家がランビエールさんの美の秘密に迫る分析をしてくれたらなあ

何がどうしてフィギュアスケートの動きを美しいと感じさせるのか、舞踊と滑り両面からの分析があったら楽しそうです!

2013/07/01 (月) 00:56:37 | URL | うめきゅー #- [ 編集 ]

技術 + 感性

>技術がある上に表現したい世界も持っている人

同意。
音楽コンペティションは、いわば技術コンペティションで減点方式、如何に正確に弾くかが審査基準だと、素人ゆえに勝手に考えています。
ところが聴く人を感動させるには演奏家の感性も重要。コンペティションで1位になってもその後(商業的に)成功しない人が多いのは、この感性の問題だと思います。 

2013/07/01 (月) 01:39:37 | URL | Kan-kan #E0/upmTg [ 編集 ]

Re: タイトルなし

うめきゅー様、こんばんは。

オオッ!同じように思われますか(^_^)ノ

>私はランビエールのボレロが見てみたいな~。

あ、現役の選手ではなくプロスケーターであれば、これはありますね(o^^o)

>趣味で漫画や絵を描いていて

きれじろう様と同じでしょうか^^

素敵ですね。見たいなあ~~(*´∀`*)

<ランビエールは「四季」のシマウマ衣装のときに、冬に迷い込んだシマウマがオウムの羽根で別世界に飛んでいく…みたいなコメントをしていました。>

( `・ω・) ウーム…、ランビ様はなかなか想像力も豊かでありんすな。

鷲ではなくオウムの羽じゃあ、とてもシマウマは浮き上がらないと思うけどなあ(・∀・)

2013/07/01 (月) 22:29:54 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

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プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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