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特攻映画「永遠のゼロ」を観てから小説版も読んでみた





映画の公式サイトはここです


某映画監督や某アニメ作家から酷評された映画ですが、大ヒットしているとの噂を耳にし、観たくなりました。酷評される程に不出来な映画ではなかったと思うけどね。

ストーリーとしては浅田次郎の「壬生義士伝」と良く似ていると思った。
時代設定が幕末・戊辰戦争と太平洋戦争の違いだけで。

新選組の吉村貫一郎は家族の為に武士とは思えぬ程に金銭に執着するので仲間から「守銭奴」と揶揄されるが、剣の腕は誰よりも強かった。

明治維新後も長く生き延びた元新選組の男は偶然、医師をしていた吉村の身内と出会う。吉村がどうしてあれだけ金銭に執着したか、その謎が解き明かされる。

零戦飛行士の宮部久蔵も家族(妻と子)の為に何としても生き残ろうとし、激しい空中戦を避けるので、仲間や部下から「臆病者」と揶揄されるが、ゼロ戦の操縦の腕は誰よりも上手かった。

ひょんなことから、宮部の孫がどうして祖父が「臆病者」と批判されたのか、それが最後にはどうして特攻飛行士として戦死したのか調べることになり、その謎が解き明かされる。

宮部は死に急ぐ部下に「生きよ!」と叫ぶが、吉村は仲間から「お前は生きろ!」と言われる。

やはり、二つの映画はストーリーラインがよく似ている。

ともあれ、戦争に翻弄される一人の「ゼロ戦飛行士の生き方」とその家族の悲劇に、観客は涙します。部下に向かって「死ぬな!生きよ!」と叫ぶポジティヴな主人公の姿に、観客は救われます。

俳優陣ですが、男性は橋爪功をはじめとしたベテランで固められて見応えがありましたが、女優がどれも「ダイコン」で苦笑させられました。これで映画の感動が幾分か損なわれていました。


「永遠のゼロ」以外で私が比較的最近見た特攻映画は、高倉健・田中裕子主演の「ホタル」と、石原慎太郎の肝いりで制作された「俺は、君のためにこそ死ににいく」です。

3つの特攻映画の制作意図としては取り立てて戦争を美化するつもりはなかったと思います。しかし、結局は美化しちゃった形になっていると思います。何故か?

しょせん、映画は娯楽なのだ。お金を払って時間を使って、誰が暗い気持ちになったり、気持ち悪くなったり、ウンザリしてうなだれて映画館から出たいと思うだろうか?

観客は映画に感激の涙を求めるか、前向きな気持ちになれることを望んでいるのだ。

ニューギニアで日本兵士が餓えに苦しみ、ハエとウジにまみれて死んでゆくシーン、餓えに苦しむ余り文字通り餓鬼となり、死んだ仲間の兵の肉を喰らうシーン、女に飢えた兵士が次々と女性をレイプするシーン、復員船で帰国する途中、恨み重なる元の上官を元部下たちが海洋に突き落とすシーン…戦争の本当の残酷さ…こんなものを見せられたら観客はたまったものではない。

それよりも、ゼロ戦飛行士や戦艦大和であれば、見た目はヒーローがいてカッコイイし、アクション映画としても楽しめるし、残酷なシーンは描く必要もないし、何よりも、日本の為に死んでいった若者の純粋な姿、という意味では絵になりやすいからでしょう。特攻で戦死した若者は、英雄として賞賛されるアイコンなのだ。

私が見た最も優れた戦争映画は、五味川純平原作、山本薩夫監督による長大な映画「戦争と人間」です。「左翼のプロパガンダ映画じゃないか?」との批判もあります。しかし、原作者も監督も戦争と兵隊経験があります。残酷な戦争シーンや兵隊の日常を描いたシーンに迫力があり、リアリティーを感じるのはその為でしょう。

逆に、「永遠のゼロ」は原作者も監督も戦争を知らない世代です。そして、美化、勇士化された主人公が前面に出てしまい、リアリティーが損なわれていると感じました。


小説「永遠のゼロ」も読んでみました。これはハッキリ言って駄作…と思います。

同じ特攻を描いた文学であれば、城山三郎の「指揮官たちの特攻」の方が遥かに優れていると思いますし、感銘を受けます。小説家としての腕の違いもあるでしょうけど、やはり、戦争を経験した城山氏の筆致にリアリティーを感じます。また、特攻で死んだ飛行士への眼差し、愚劣な戦争や軍隊に対する凝視…歴史と人間に対する深い考察に裏付けされた城山氏の筆致に感銘を受けます。

戦争経験も兵隊経験も無い人間ばかりとなった今の日本で、優れた戦争映画や小説は望めないのかもしれません。戦争の本当の残酷さが風化し、戦争を知らぬ政治家や識者による好戦的な言動が目に付く事に私は怖いものを感じます。


指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく (新潮文庫)指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく (新潮文庫)
(2004/07/28)
城山 三郎

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☆戦争について色々と調べている内に、軍用機には主に「戦闘機」「爆撃機」「雷撃機」の3種があること、ゼロ戦は「爆撃機」「雷撃機」を敵機から守る「護衛機」であること、戦艦や空母にとっては魚雷を武器とする雷撃機が最も怖い存在であること等、段々と分かって来ました。最初は何でもゼロ戦なのかと思い込んでいました(^。^;)。

撃沈した戦艦大和には敵の魚雷が何発も当たったそうですが、それは「潜水艦の放った魚雷」によるものだけかと思っていましたが、雷撃機の魚雷もあったんですね。

☆「ホタル」では高倉健と田中裕子の演技は良かった。日本兵として戦った朝鮮人の特攻飛行士を扱ったのは良い視点でしたが、彼の社会的背景にまで踏み込んで描いていないのが残念でした。

太平洋戦争に関する著作を読むと、太平洋の絶海の島々、ギルバート諸島やソロモン諸島等にも労務者として徴用された朝鮮人、台湾人、インドネシア人、フィリピン人が随所に登場します。彼等も多くが「戦死」しました。

また、彼等の中には日本兵と同様に「戦犯」として連合国軍側に捕らえられ、日本が敗戦したことで「日本国籍」を失い、何の保証も賠償も無いまま放置された悲惨な例がいくらでも出てきます。

末端の日本兵とその家族、一般の国民も戦争の犠牲者でしょう。しかし、上記の「外国人」のケースは、それよりも遥かに深刻な問題を投げかけるものだと思います。


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2014.03.08 | | コメント(40) | トラックバック(0) | 文学



コメント

ゼロ戦は正式名称が零式艦上戦闘機、当時の海軍の用語でいうと「艦上戦闘機」に分類されます。

んで、同じ海軍の場合、雷撃機は「艦上攻撃機」、爆撃機は「艦上爆撃機」。

大和は爆弾と航空魚雷のみで、潜水艦は大和が撃沈された戦いでは追跡に使われただけで魚雷攻撃は実施してません。

などとオタクな説明を嬉々として説明する俺。
多分おおかたは「どーでもいーじゃん」と思うだろなー。

2014/03/08 (土) 20:22:42 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

戦争世代

難しい記事ですね。

「永遠の0」、映画は見ていませんが小説を読みました。片割月さまには駄作と一蹴されてしまいましたが、宮部久蔵というキャラクターへの謎と魅力からか、私は徹夜で一気に読まずにはいられませんでした。ただ、この小説から戦争のリアリティを感じるかといえば確かにノーですね。

戦争世代といえば、私には祖父母にあたる世代になりますが、東京大空襲を経験した祖母が戦争体験をよくよく語ってくれたのとは裏腹に、陸軍の南方作戦に参加していた祖父(終戦後3年を経て無事復員)は、その経験を生涯決して語りはしませんでした。何十年の時を経てもなお語れないほどの戦争こそが本物の戦場であったに違いありませんが、語られないことは伝承されません。ここが難しいです。

私は、世間に出てみてから、自分の出た学校が随分と左寄りの教育をしていたことに気付いたのですが、多感な時期の教育とはすごい力を持っていて、今でも何となく国旗掲揚君が代斉唱は気持ちが悪く感じます。同じようなことが今、右側に傾いて行われているように思い、怖くなります。連日の警鐘を鳴らすような記事、広く色々な人に届いてほしいと思います。

2014/03/08 (土) 21:27:11 | URL | まる子 #AlmolxDE [ 編集 ]

南方戦線

太平洋戦争を語る映画で最高傑作は「ゆきゆきて神軍」だと思っています。。。
ただ、上映された時期がバブルな1980年代後半なもんで、ほとんどジョークとして受け流された感が。。。
過酷な体験をした世代が鬼籍に入り、その記憶を次世代がどのように引き継ぐか、ホントに試されているのだと思います。。。
そしてそれは危うすぎる。。。
月小妹の危機感にシンパシーを感じます。

2014/03/08 (土) 22:49:39 | URL | シジフォス #Hyf0ngDc [ 編集 ]

各都道府県のシンボルとしてのいわゆる「ゆるキャラ」や「ご当地アイドル」が、眠っていた日本の八百万の神々が揺り起こされたように絶えることなく産まれてくるなか、「艦隊これくしょん」「ガールズアンドパンツァー」といった、兵器の少女キャラクター化が出現したときは、さすがにびっくりしました。


「ガールズアンドパンツァー」は自衛隊による大洗海岸の地域振興とコラボレーションして成果がたいへん大きかったそうです。
大洗のエピソードからすると、このようなアニメの盛り上がりって、「自分の産まれ育った土地への素直な美しい愛」の一種のあらわれなのかと。


それとも宮崎駿監督が描いた創作キャラクターとしての堀越二郎のような技術に対する愛か。

私は理数系でもエンジニアでもなく、歪んだサヨク教育をうけたせいか、大戦時のときと変わらないプロパガンダ美術があらわれたことには少し驚きました。


アニメの影響のおかげで自衛隊に入る若者もいるそうです。
私はこの現象を、何か歴史はサイクルがあり、またひとつの季節がきているのだなあと思います。
「地元に帰ろう」と歌うアイドルや、わんさか産まれてくるゆるキャラもそういう季節のあらわれなのだと。単純な善悪でなく。

2014/03/09 (日) 00:53:51 | URL | 白露 #5brizBNc [ 編集 ]

読んでセーフ

読書家の友人に勧められて、1年ほど前に読んでみました。日頃は東野圭吾さんとか歌野晶午さんとか学生レベルの愛読家の為、読み進むのに難渋しましたが(苦笑)
死守するものがあれば(妻や同僚、後輩達)相手もそれに応え次に託して行く・反戦を交えながら、腐りつつある世風に善因善果ってものもあるんだよ!と心の洗濯が出来た気がします。

年末に帰省した姪がお土産の代わりに、映画チケットを手配してくれたものの姪は牡蠣にあたりダウン、代わりに親友を誘って映画館に出向いたけれど前夜(大晦日)のアルコールが残っていた為に10分後には二人共爆睡(心地よい暖房と鳴き声が子守唄代わりになり)帰りの車中で奢ってくれた姪に申し訳なく辻褄を合わせる為に必死で粗筋を説明し、泣き顔を作りながら帰宅する二人。読んでいて良かった一冊でした。

2014/03/09 (日) 01:03:42 | URL | ikumi #- [ 編集 ]

エースパイロット

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88

もっとも騎士道精神にあふれた時代の撃墜嘔吐しては「レッドバロン」の称号で有名なリヒトホーフェン。

漫画「冒険王」などでも日本の撃墜王と言う特集も私の少年時代には良く見た。
どうしても少年のヒーロー的な存在として書かれているのは仕方が無い部分だとは思う。


零式艦上戦闘機に関連する作品の一覧

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E5%BC%8F%E8%89%A6%E4%B8%8A%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F%E3%81%AB%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7


この中には出てこないが、ちばてつや氏の「紫電改のタカ」は少年漫画とは言えども、なかなかに中見は充実している。

映画では、凄惨さがリアルになりすぎるので、こういうテーマは漫画の方が向く気はする。

「はだしのゲン」がその最もいい例だと思える。

2014/03/09 (日) 01:19:20 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

資源

 先の大戦で我が国はABCD包囲陣による石油禁輸によりどうしても南方進出を図らねばならなかった。つまりインドネシアの油田の獲得を図ったのである。このことにより我が国は意図しない世界大戦に巻き込まれてしまった。
 しかし現代、技術立国を標榜する我が国には「知」の資源がある。例えば再生医療技術分野ではIPS細胞の山中教授のノーベル賞受賞に始まり、小保方さんのSTAP細胞の研究発表等枚挙にいとまがない。
 今後も理系女子だけではなく理系男子の奮闘に期待したい。

2014/03/09 (日) 02:26:03 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

Re:資源

ファントムさん

>先の大戦で我が国はABCD包囲陣による石油禁輸によりどうしても南方進出を図らねばならなかった。

この前に日本の南部仏印進駐がありますよね。
これがきっかけでアメリカが石油の禁輸を実施したのであって、日本の指導部の甘さが原因では?

さらにそれ以前の日独伊三国軍事同盟も同じく、日本の指導部の甘さ、国家内の意思(外務省、陸軍、海軍間)不統一、情報の非共有が原因で、これが米国の屑鉄禁輸を招き、自ら首を絞めてしまったとしか思えないのですが。

別に米英が正義だとも思いませんが、日本のそういった甘さに一切言及しないのもどうかと思います。

2014/03/09 (日) 12:12:18 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

Re: タイトルなし

詳しいですね。きれじろう様はどこぞの某幹事長と同じオタクかしら(^Д^)

なるほど。

その「零式艦上戦闘機」に爆弾を積ませて特攻に使うのは、邪道の中の邪道ということですね。
通常、零戦のお腹にぶら下がっている物は爆弾ではなく、長距離飛行用の燃料タンクなんだそうですね。
よく知っているでしょ?(^Д^)

私も凝り性だから、映画を見る前に「予習」をしたのだ<(`^´)>

しかし、陸軍にも航空隊がありましたから、もうこうなりますと、私にはお手上げです(ーー;)

>大和は爆弾と航空魚雷のみで、潜水艦は大和が撃沈された戦いでは追跡に使われただけで魚雷攻撃は実施してません。

あ、私の間違いでしたか。もしかすると、「大和」ではなくて、「武蔵」かもしれません。

2014/03/09 (日) 23:16:04 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

オタク道

>詳しいですね。きれじろう様はどこぞの某幹事長と同じオタクかしら(^Д^)

はい。オタクです。


>その「零式艦上戦闘機」に爆弾を積ませて特攻に使うのは、邪道の中の邪道ということですね。
通常、零戦のお腹にぶら下がっている物は爆弾ではなく、長距離飛行用の燃料タンクなんだそうですね。
よく知っているでしょ?(^Д^)
私も凝り性だから、映画を見る前に「予習」をしたのだ<(`^´)>

おおおお!すげええええ!御姉さまと呼ばせてください。


>しかし、陸軍にも航空隊がありましたから、もうこうなりますと、私にはお手上げです(ーー;)

講釈しても良いが、はっきりしていることは、それが今後片割月さんの人生において役に立つ可能性は鼻毛ほどもありません。


>>大和は爆弾と航空魚雷のみで、潜水艦は大和が撃沈された戦いでは追跡に使われただけで魚雷攻撃は実施してません。
>あ、私の間違いでしたか。もしかすると、「大和」ではなくて、「武蔵」かもしれません。

武蔵は大和に先立つ半年前のレイテ沖海戦で撃沈されてるけど、米国側に当日(1944年10月24日)該当海域で潜水艦が魚雷攻撃を実施した記録は無いです。
で、沈没した日の武蔵の戦闘詳報が手元にあるんだけど、潜水艦から雷撃を受けた記録は無し。

もし片割月さんが記憶されてるとしたら、それは恐らく乗組員の誤認という可能性が高いです。実際「あったんじゃないか」という乗組員の証言を大昔に読んだ記憶はあります。(大和じゃなくて武蔵)
ただ、その場合って流木の見間違いとかって多いんですよ。

ちなみに、じゃあ大和と武蔵が潜水艦からの魚雷攻撃を受けたことが無いか、というとあります。それぞれ一度ずつ。大和は18年12月、武蔵は19年3月に。

2014/03/10 (月) 00:15:11 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

片割月様、こんばんは。

「永遠の0」、数年前に世間で泣ける小説とか話題になり、絶賛されていた時期に読みましたが、私的にはそれほどでも・・・というのが正直な感想でした。
昨今の過激な発言から、百田尚樹氏自身にがっかりしたこともあり、映画は観る気になれませんでしたが、小説を読まずに映画を観た家族は、それなりに感動したようです。
それにしてもこの映画、けっこうなロングランを続けていますよね。

それよりも私は、片割月様が、城山三郎の「指揮官たちの特攻」を挙げていらしたので、こちらの方に反応してしまいました。
もともと城山三郎は好きな作家ですが、氏自身が戦争を体験していることから、戦争を扱った実話も多いですよね。
東京裁判で、軍人以外で唯一のA級戦犯として処刑された広田弘毅を主人公にした「落日燃ゆ」は大好きな一冊でもあります。
「指揮官たちの特攻」は未読でしたので、ぜひ読んでみたいと思います。

こちらでは、フィギュアスケート以外の思いがけないお話もできるのが楽しいですね。

2014/03/10 (月) 01:10:47 | URL | いちファン #- [ 編集 ]

Re: オタク道

きれじろう様。

あれ?私の完全なカン違いみたいですね。一夜漬け勉強がバレバレだわ(^。^;)

>御姉さまと呼ばせてください。

よろしい!小妹だったり御姉だったり、私も忙しいわ(^Д^)

>今後片割月さんの人生において役に立つ可能性は鼻毛ほどもありません。

そうでもネエぞ。

私は仕事柄、企業経営者や中間管理職の方と合う機会が多いのですが…いるんだよね~、戦国ものとか戦争ものが大好きな人が。お客相手に、ある程度そういう話が出来ると喜ばれます。

それと、警察組織と同じく、軍隊組織も階級社会だから、これもある程度は覚えないと、本や映画を見ていても混乱して来るんですよね。

少将~大将は、陸軍では将軍と呼ばれ、海軍では提督と呼ばれるんですね。ややこしい。

師団とか連隊とか、なんとか艦隊とか言われても、それがどれだけの組織なのか、ちんぷんかんぷんです。最近、少しずつ分かるようにはなりましたが。

父が昔、アメリカの戦争映画、「史上最大の作戦」とか「バルジ大作戦」とかをテレビで見ているのを私は、「何でこんな下らない映画を喜んで見るんだろう?」と不思議に思ったものですが、私も四十女になって、多少はそれが分かるような気がしています。

2014/03/10 (月) 01:26:06 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: 戦争世代

まる子様。

言うまでもなく小説に対する価値判断は主観的ですから、人に寄って受け取り方、感じ方、評価はそれぞれと思います。

私は大叔父から戦争中の出来事や、兵隊としてフィリピンや中国に行った知人のお話を聞かせて貰っていますので、多少は戦争の残酷さや醜さを知ることが出来ました。

私が真剣にしつこく聞くものですから、大叔父も女性には聞かせにくい話(中国人女性を兵隊が拉致して暴行した件とか、終戦直後にアメリカ兵相手の大型の慰安所が出来たこととか)もしてくれます。

それに比べると、「永遠のゼロ」は美談に作りすぎていると感じます。

>自分の出た学校が随分と左寄りの教育をしていたことに気付いた

私は幸か不幸か、小学校~大学までずっと公立校だったので、左寄りとか右寄りとかに偏った教育を受けた記憶はありません。高校時代、一人だけ世界史の先生が左寄りだったけど。

私は「君が代」を気持ち悪いとは思わないけど、「歌わないのは愛国心が無い」とも思いません。

ただ、国歌というのは概してどの国も好戦的な歌詞が多くて、私はあまり好きにはなれません(^。^;)

2014/03/10 (月) 02:01:56 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: 南方戦線

シジ小姉。

> 太平洋戦争を語る映画で最高傑作は「ゆきゆきて神軍」だと思っています。。。

ありがとうございます。DVDがTSUTAYAなり中古店なり見つかれば、さっそく観ます^^

2014/03/10 (月) 02:05:19 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

白露様。

> 「ガールズアンドパンツァー」は自衛隊による大洗海岸の地域振興

大震災における自衛隊の方々の必死の取り組みには…仕事とは言え…感銘を受けるものがありましたね。
自分の靴や防寒具や食料を被災者に与え、自身は空腹と寒さに耐えている自衛隊員の姿にも胸を打たれます。

これを美談として政府やマスコミがやたらと宣伝すると、嫌味になりますが。

しかし、そのことと、今の右傾化した日本の現象とは分けて考えたいですね。

2014/03/10 (月) 02:14:38 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: 読んでセーフ

ikumi様。

まる子様宛にコメントした通り、人によりこの小説の感想は色々あって当然でしょうね^^

前夜に大酒食らって、翌日の映画館で爆睡だと~~ヽ(`Д´)ノ

小説より映画の方が作品としては良かったゾ~~。


2014/03/10 (月) 02:20:31 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: エースパイロット

> この中には出てこないが、ちばてつや氏の「紫電改のタカ」

む、むらさきでんかい?

わけわからん。後で調べてみよう。

へェ~~、ちばてつや氏って、昔にそいいう漫画も描いていたんだ。

さすが、漫画好きのバルタン還暦爺さん(^Д^)

2014/03/10 (月) 02:26:28 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: 資源

ファントム様。

>先の大戦で我が国はABCD包囲陣による石油禁輸によりどうしても南方進出を図らねばならなかった。つまりインドネシアの油田の獲得を図ったのである。このことにより我が国は意図しない世界大戦に巻き込まれ

では何故、包囲陣が出来たのか?ですよね。それまでにどのような経緯があったかが問題です。


2014/03/10 (月) 02:29:29 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし

いちファン様。

百田尚樹氏は安部首相の「おトモダチ」だったんですね。

それからしても、あの過激発言はさもありなん。。。。

もちろん、作者と作品とは分けて考えますが、…特に映画となれば別物ですしね。

>広田弘毅を主人公にした「落日燃ゆ」は大好きな一冊でもあります。

オオッ!私も同感ですヽ(*^^*)ノ。のっけからインパクトのある良い小説でしたよね。感動しました。

広田氏に今少しの決断力や気魄があれば、と、残念な気持ちがします。

実は、私は社会人になってから職場の上司に勧められて、城山三郎の経済・ビジネス小説を読み始めて、
すっかりハマってしまったんですよ^^

「真昼のワンマンオフィス」とか、「毎日が日曜日」、とか。

「指揮官たちの特攻」は、最近読みました。

2014/03/10 (月) 02:52:37 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

公立校

片割月さま、いつも丁寧なコメント返しありがとうございます。

私も、先に書いた教育を受けた学校は公立校でしたよ。でも、先生たちはいわゆる「日教組」?ちょうど学校行事での国旗掲揚国家斉唱が義務付けられた時代ですが、校内では校長先生と教職員の先生との間で争いもあり、生徒にまで署名用紙が回ってきました。私の卒業式では、壇上には校旗のみが飾られ、日の丸は校庭の隅にあるポールで孤独になびいていました。君が代を起立して歌った先生はおらず、生徒は半々くらいで立ったり座ったりでした。

ここで私が言いたいのは、公立校だからと言って中庸な教育がなされるとは限らないということ(むしろ政治的影響は受けやすい)と、逆に当時はまだ先生にかなり教える自由が許されていたということです。今はすぐに教育委員会などで問題になっちゃいますよね。

それぞれの思想を持った個性溢れる先生が毎日熱弁をふるっていた母校
は私の誇りです。そうした先生たちの個性を殺し、一律な教育が施されることこそ恐ろしいですね。

先生たちが教えて下さったのは、自分で考えて自分の思想に従って自分で行動することの大切さ。
確かに、日の丸君が代に多少のアレルギーは残りましたが、大人になり、色々な考えに触れることの大切さと素晴らしい先生たちとの出会いに感謝しています。

2014/03/10 (月) 09:50:23 | URL | まる子 #AlmolxDE [ 編集 ]

城山三郎

おはようございます。

片割月様、お返事いただけて嬉しかったです。

城山三郎、私も一時期よく読みました。
サラリーマンの愛読書というイメージがありますが、筆致が読みやすいというか、文章に城山氏の人間味の温かさが感じられて好きな作家です。
最近のサラリーマンの愛読書と言えば、池井戸潤氏の小説が挙げられるようですが、私も現在ハマり中ですが、けっこう面白いです。
(テレビドラマ「半沢直樹」の原作となった小説は読んでませんが)

片割月様は、城山三郎と同世代の作家、吉村昭はお読みになりますか?
吉村氏は、若い時の結核で戦争に行かなかった引け目のようなものが原体験にあって、自ら戦争に行った城山氏とは対照的な視点で戦争を題材にした本も多く書いています。
城山氏より硬い感じの文章ながら、やはり人間味が感じられて好きな作家です。


おっと!自分の好きな作家の話題になってしまって、本題のテーマから大きく逸脱してしまい、どうも失礼しました。m(__)m

2014/03/10 (月) 10:27:02 | URL | いちファン #- [ 編集 ]

こんにちは

片割月様

お久しぶりです〜
と言っても、こちらの記事は欠かさずチェックし、コメントを寄せられる皆様の熱い議論にふむふむと感銘しておりました。
私はヨナ姫がhappy ever afterである事を見届けられたし、フィギュアスケートを愛する気持ちは変わらないし、静かにしていようと思っていたのですが…この記事を読んで、何やらムズムズと…

私の大伯母は満蒙開拓団として旧満州に渡り、終戦後日本に帰ってくる事が出来ました。片割月様と同じく私も大伯母の話を聞く機会がたくさんありました。

(ちなみに、ちばてつやさんは旧満州育ちだそうで、信濃毎日新聞に時々コラムが載っています。大伯母の話とかぶる部分もあって、いつも興味深く読んでいます)

幼い娘を背負いながら逃げ、気がついた時には娘は背中で亡くなっていたこと、日本に帰ってきてから、本当は手に余って置いてきたのではないかと言われたこと、非戦闘員である女性も一列に並ばされて後ろから一人ずつ銃殺されたこと(大伯母は肩を撃たれて気絶したため絶命は免れたそうです)、「ここに日本人は居ない」と言って庇ってくれた中国人がいたこと。

自国の美談だけを扱う戦争ものには抵抗感があります。
同じく今の政権の在り方にも。

失礼しました。

2014/03/10 (月) 13:15:40 | URL | ゆきまる #RXtWfVJQ [ 編集 ]

うほ~~

こんばんわ。
永遠のゼロでコメントがここまで深く盛り上がる(言葉変ですか?)のは、さすが片割月さまブログというか。
私は子供の反対で映画は見に行けてませんが、原作は読みました。普段あまり戦争物は読まないので、皆様のような知識は全くございませんけど。
確かに美談に過ぎるでしょう、、でも、読んでいるうちに、いつの間にか私の中では『戦争』といえばじい様ばあ様たちが語る昔物語、と無意識にとらえていたものが、そういえば、彼らが10代20代のときに命というものに直面した現実だったのだよなあ、と、当たり前のことに今頃気づいてちょっと自分の心の不感症にあきれたのが一番の読後感想でした。
若者の命で贖う国の繁栄などあってはならないわけですよ。
多少大衆ウケでも、平和ボケした日本人には、少しは目を覚めさせる効用はあるのではないでしょうか。

2014/03/10 (月) 18:43:52 | URL | jyamushi #- [ 編集 ]

Re: オタク道

>私は仕事柄、企業経営者や中間管理職の方と合う機会が多いのですが…いるんだよね~、戦国ものとか戦争ものが大好きな人が。お客相手に、ある程度そういう話が出来ると喜ばれます。

あー、なるほど。
そうなると思いっきりマニアックな会話がいいかもなー。

例えば戦艦大和と米国最強の戦艦アイオワとガチで戦ったらどっちが強いかとかサ。
まあ、一対一なんてそんなシチュエーションありえねーけど。

そういうの燃えるぜー、そういうオッサンがた。

>父が昔~私も四十女になって、多少はそれが分かるような気がしています。

「連合艦隊」なんかはいいでよ。観た?
中学生のときにみたけど、となりのおばちゃんがずっと泣いてて気が散って困った記憶があります。中井貴一のデビューモノ。

2014/03/10 (月) 22:14:00 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

汚らわしい話と誤認してた自分に反省

私は戦争ものの話は汚ならしいバカな男の話と決め付けてたし、お祖父ちゃんが戦争に行ったことも他人事でした。が、永遠のゼロを読んで、一気に気持ちが変わりました。今は、竹島、尖閣諸島は絶対に私の世代で日本の国土であると、世界に認めさせるために、自分がグローバルリーダーにならねばと、痛感してます。結論、このように、やる気にさせてくれた永遠のゼロに感謝します。

2014/03/10 (月) 22:47:06 | URL | どらみ #- [ 編集 ]

オタク道では無いけれど

私の小学生時代は女の子はリカちゃん人形、男のこは「GIジョー」(のちに「変身サイボーグ」「少年サイボーグ」に取って代わられる。)やタミヤのプラモデルが遊びの主流だった。
そんな中でも、1/35ミリタリーミニチュアシリーズは当時としてはお手頃価格で、独自の塗装も出来るということで、いろんなコンテストが開かれていた。

当時の少年たちは、このプラモデルの製作を通じて、どのようにして開発されたのか、戦争の中でどういう役割を持ったのかを覚えていったものである。

特にそれが日本とアメリカとドイツの戦闘機ともなれば、当時の戦争映画を元に塗装の出来栄えを競い合ったものである。

日本の戦闘機の中では
陸軍
キ43 一式戦闘機「隼」
キ61 三式戦闘機「飛燕」
キ84 四式戦闘機「疾風」
海軍
A6M 零式艦上戦闘機
J1N 夜間戦闘機「月光」
J2M 局地戦闘機「雷電」
N1K1-J 局地戦闘機「紫電」(しでん と読む)
N1K2-J 局地戦闘機「紫電改」
幻の名機
A7M 十七試艦上戦闘機「烈風」
陸海軍共同
キ200/J8M 十九試局地戦闘機「秋水」

上記の機種が良く作られたものである。

ドイツ
メッサーシュミット Bf 109
メッサーシュミット Bf110
フォッケウルフ Fw190(型式が非常に多い)
ハインケル He 162

アメリカ
陸軍航空隊
ロッキードP-38 ライトニング
ベル P-39 エアラコブラ
カーチス P-40 (トマホーク/キティホーク)
P-47(サンダーボルト)
ノースアメリカン P-51 マスタング
ノースロップ P-61 ブラックウィドウ
海軍
ヴォート F4U コルセア
グラマン F4F ワイルドキャット
グラマン F6F ヘルキャット
グラマン F7F タイガーキャット
グラマン F8F ベアキャット


ジェット戦闘機時代に比べて、人間の五感による操縦技術の差が、機体の性能差をカバーしうる良き(といって良いのか?)時代の戦闘機たちである。

この時代に生み出された航空戦術が今でも基礎となっている。

この当時、人気を分けていたのが戦闘機と戦車と軍艦。

潜水艦はその外観形状がシンプルすぎてあまり人気は無かった。

戦車や戦闘機はラジコンで操作するのが最大の夢であったが、高価すぎてプラモデル屋の親父が作った物を実演してくれるのが楽しみでもあった時代である。

戦争物の好きな親父の背景には、多かれ少なかれこの様な背景が潜んでいる。
そしてその影響の一端を担った漫画家の一人に松本零士が上げられる。


ウーム。やはり立派なオタク道か(;^_^A アセアセ

2014/03/10 (月) 23:28:46 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

追記

ちなみに【烈風】を扱った漫画を貝塚ひろし氏が書いている。

タイトルもそのもの(@_@)/ズバリ!
「烈風」

2014/03/10 (月) 23:36:30 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

Re: 公立校

まる子様。

なるほど。同じ公立校でもまる子様が通われた学校では熱血先生が何人もいたんですね。

私の通った学校の先生は「無気力先生」が多かったかな(^Д^)

校風は自由で、…というよりも、ちゃらんぽらんだったな。校則などあって無きがごとく。。

まる子様のように素晴らしい教師と出会う事がなかった私はある意味、不運・不幸かも。

2014/03/11 (火) 00:34:53 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

烈風

あれ?メッサーシュミット Me262がねーぞ。
あれ、タミヤのミニジェットシリーズで出てたから、絶対作ってただろ。

ちなみに烈風ってさぁ、俺らがガキの頃には200機があれば戦局は逆転してたなんて、当時のテストパイロットだった小福田氏の発言を大真面目に信じて「なんで間に合わなかったんだ!」なんて悔しがったもんだけど、今の冷静な目で見たら、活躍は無理だな。

そんな戦闘機だけど、烈風は今でも一番好き♥
だって美しいんだもん。

2014/03/11 (火) 00:35:25 | URL | きれじろう #EBUSheBA [ 編集 ]

Re: 城山三郎

いちファン様。

池井戸潤も吉村昭もまだ読んだことがありません(^。^;)

マイブームは明治~昭和史なので、まずは吉村昭の本を読んでみようかな。
たしかに戦記モノが多いみたいですね。
戦中日記とか、エッセイも面白そうですね。

2014/03/11 (火) 00:50:29 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

メッサーシュミット Me262

形が美しくない。

2014/03/11 (火) 00:58:47 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

Re: こんにちは

ゆきまる様、お久しぶりです^^

貴重な大伯母様のお話ですね。。。

悲惨とか残酷とか、そういう言葉による表現が虚しくなるような事実の重みがあります。

私も戦争を知らない世代ですが、

若い人たちが田母神俊雄氏のような人に投票する時勢を不気味に感じています。

>信濃毎日新聞

来た~!上田の親族もこの新聞を購読しています。少なくとも北信濃ではメジャーなんですね^^

2014/03/11 (火) 01:17:15 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

オタク道まっしぐら

エンジンが空冷か水冷か。

中島飛行機
川崎飛行機
三菱重工業
三菱航空機
川西航空機

どこの製造か?特にゼロ戦は製造元が重要。

ちなみに岡山にある中島プロペラは船舶用であり、航空機のプロペラとは関連は無かったように思う。

2014/03/11 (火) 01:18:58 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

追記

艦上戦闘機は、折りたたみ式翼の構造の物が多い。

戦艦等に搭載の飛行機は水上フロート付きの水上離着水可能な水上偵察機である。

零式三座水上偵察機(愛知航空機)

零式小型水上偵察機(海軍航空技術廠)潜水艦用

2014/03/11 (火) 01:32:30 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

Re: うほ~~

jyamushi様。

> 多少大衆ウケでも、平和ボケした日本人には、少しは目を覚めさせる効用はあるのではないでしょうか。

「中国許すまじ!」と、好戦的な方向で「目を覚まさせた」たりして(^Д^)

2014/03/11 (火) 01:44:19 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

ゼロ戦

ゼロ戦は三菱重工製である。ゼロ戦は非常に優秀な戦闘機であった。その日本の技術力が戦後の復興を成し遂げたのである。

2014/03/11 (火) 01:54:37 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

ファントムさんへ

零戦が三菱重工業だけと思っているようではオタクの道は遠いな。

2014/03/11 (火) 02:14:46 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

オマージュ?論争

片割月様

はじめまして、でしょうか。
普段は拝読専門なのですが、本もフィギュアスケートも好きなものでこのエントリーにはついむずむずしてコメントしたくなってしまいました。

映画はまだなのですが、原作・壬生義士伝ともに読みました。似てますよねー。でもそうは思いつつも自分に歴史の知識が皆無な事もあり、迫真の戦時描写には圧倒され結構な感動を覚えつつ読み進みました。その割に現代シーンの描写・展開が異常に浅いのが不可解でしたが。

その後レビューなどを読むにつれ、主人公の言動は「大空のサムライ」坂井三郎さんの、最後の米軍艦長の行動は「戦艦ミズーリに突入した零戦」の艦長の逸話がそれぞれほぼそのままの形で使用されている、また迫力の戦争描写も有名な戦記からの切り張りである、などという批判のあることを知りました。

上記二作品とも未読なものでその批判があたっているかどうかは判断できないのですが、その後読んだ百田さんの「モンスター」「影法師」「海賊と呼ばれた男」「輝く夜に」全てが超を3つつけても良いほどの駄作だったもので、”7割以上引用というかパクr”という当作品への批判もありえない話でもないかなあ、と感じています。

作者さんはツイッターでこれらの批判に反論していらっしゃるようですね。
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/218930509521240064
https://twitter.com/hyakutanaoki/status/295538858865610753

上記「戦艦ミズーリに突入した零戦」の作者神立尚紀さんは
『百田さんの小説も、多くのノンフィクション作家が文字通り命を削って集めてきた(中略)エピソードを拾ってそれらを散りばめ、オリジナルストーリーを振りかけてまとめていらっしゃる』『当たり前のことだが、ノンフィクション作家は、小説家にネタを提供するために命を張って取材し、書いているのではない。』
と当時はかなりご立腹だったご様子。(現在は和解なさったようです。)
http://ameblo.jp/zero21nk/entry-10907475590.html

この辺の引用?盗用?オマージュ?論争も興味深いです。

2014/03/13 (木) 05:50:53 | URL | Winter #X3YdzRds [ 編集 ]

Re: Re: オタク道

きれじろう様。

> 「連合艦隊」なんかはいいでよ。観た?
> 中学生のときにみたけど、となりのおばちゃんがずっと泣いてて気が散って困った記憶があります。中井貴一のデビューモノ。

観ねえよ^^;

機会があったら観ておくかな。

三船敏郎主演の「キスカ」をDVDで見たけど、これはまあまあ痛快だった。
戦争ものでも、人を助ける、という実話は良いですね。

2014/03/16 (日) 20:50:44 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: オマージュ?論争

Winter様。
うるとらにゃん様のツイッターに時々登場される方、ではありませんでしょうか?
確か、英語が堪能で、冷静なコメントをされていたと思いますが^^
違っていたら、すみません。

興味深い情報、ありがとうございます!

>現代シーンの描写・展開が異常に浅いのが不可解でしたが。

同感です。例えば、某新聞記者が登場しますが、ほとんど戯画化されていて、薄っぺらでしたね。
あんな幼稚で単純なことを考える記者がいますでしょうか?
(おそらく、百田氏が嫌うであろう朝日新聞を想定しているんでしょう)

映画ではこうしたアクの強さは省略され、主人公の生き方に絞られているので、ずっとマシと思います。

もしも、百田氏が自分の足で歩いて丹念に取材したのであれば、このような出来すぎた美談にならなかったのではないかと思います。

最初から自分の頭の中で描いた「あるべき姿」に沿った材料を仕入れて、小器用にまとめた、って感じです。

2014/03/16 (日) 21:29:15 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

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片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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