宇宙膨張を裏付ける重力波が!!ロマンがあるなあ





たまたま宇宙論の話をしていたら、凄いニュースが飛び込んで来ました(((o(*゚▽゚*)o)))

『宇宙膨張、裏付ける重力波=南極の電波望遠鏡で初観測—初期の姿明確に・米チーム』

…(引用開始)宇宙が約138億年前に膨張し始め、ビッグバンを起こして誕生したことを裏付ける「原始重力波」の証拠を南極に設置した電波望遠鏡で初めて観測したと、米ハーバード大やスタンフォード大などの研究者で構成する「BICEP2」プロジェクトが17日深夜に発表した。
 同プロジェクトとは別に、東京大宇宙線研究所で重力波を研究する大橋正健准教授は「初期宇宙の姿がより正確に分かってくると思う。確認されれば、ノーベル賞級のすごい成果だ」と話した。
 宇宙がビッグバンで誕生した際には、非常に高温で密度が高かったと考えられている。現在は絶対温度2.7度(セ氏零下270.4度)まで冷えたが、この名残が「宇宙背景放射」と呼ばれる短い波長の電波として観測される。
 宇宙がビッグバン以前のごく短い時間に急膨張したとする「インフレーション理論」では、膨張で生じた原始重力波が宇宙背景放射に影響を与え、「Bモード偏光」と呼ばれる現象が観測されると考えられてきた。
 BICEP2プロジェクトは、大気が安定し、宇宙背景放射の精密観測に向いている南極に電波望遠鏡を設置。精密な観測とデータの解析によってBモード偏光を初めて捉えることに成功し、原始の宇宙が膨張して始まった証拠である重力波の存在が示されたという。
 インフレーション理論は1980年代初め、自然科学研究機構の佐藤勝彦機構長や米マサチューセッツ工科大のアラン・グース教授らがそれぞれ提唱。その後のさまざまな観測で有力な学説となっている(引用終わり)…。
(時事通信3月18日) 

同じく産経新聞の記事には宇宙物理学者の佐藤勝彦氏のコメントがありました。

…(引用開始)今回は、重力波が残した痕跡を検出したという間接的な観測。佐藤氏は「今後は直接重力波を測定し、宇宙のインフレーションの写真を撮ってほしい」と希望を語った。ノーベル賞も期待される成果だが、佐藤氏は「他のグループのデータで確かめる必要がある」と話した(引用終わり)…。


以下は専門家ではない私の記述ですので、間違いがあればご指摘下さい。学生時代は理系とは無縁の文学部でしたが、「宇宙ガール」していました。「ブルーバックス」を読みあさったり、大型望遠鏡を借りた友人と長野県の田舎の民宿に泊まり、夜は寝袋の中で寝転んで夜空の星や天の川を眺めたこともありました。ブルーバックスって、良書だよ。

昨年はヒッグス粒子(物質に質量を与える粒子)の尻尾を捉えたとかで騒がれましたが、上記もそれに劣らぬビッグニュースだと思います。宇宙物理学の上でも、量子力学の上でも。

もちろん、データの改竄や不正使用が無いとの前提ですが(^。^;)。佐藤氏の言う「他のグループのデータで確かめる必要がある」…これが当然のことなんですよね。

力を伝える媒体としての素粒子…例えば「強い力」であれば「グルーオン」のように、重力を伝える媒体としての「重力子・グラヴィトン=つまりは重力波」の発見に物理学者は躍起になっていたそうですが、もしかすると、今回の観測結果は重力子それ自体の大発見に繋がるかもしれませんね。

それと、宇宙にある4つの力、重力、電磁力、強い力、弱い力、…これらのうち、重力を除く3つの力を統一する「大統一理論」はほぼ完成しているらしいですが、重力だけが「味噌っかす」状態だとか。今回の観測結果から、やがて4つの力を統一する「超大統一理論」が完成する日もそんなに遠い未来ではなくなるかも。

もっとも、ヒッグス粒子も超大統一理論も私の日常に直ちに影響するものではないと思うけど、それだけに夢とロマンがあります(*´∀`*)。

あとは、宇宙の質量の90%を占めると言われるダークマター(暗黒物質)の正体が突き止められれば!!

不思議だ…私達は遥か何十億光年先にある銀河を見ることが出来るのに、実際にそこに行って確かめることは「絶対に」不可能です。でも、確かに存在しているんですよね。

それどころか、私達がいる太陽系に最も近い恒星…数光年先にあるケンタウロスにも「ほとんど絶対に」行けない。1977年に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー1号」が2013年9月12日、人工物体として初めて太陽系を完全に出たくらいだから。36年かけて190億Kmだよ。

だから、宇宙人が地球に来ている、という説を私は全く信じません。

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2014.03.18 | | コメント(12) | トラックバック(0) | 未分類



コメント

ドレイクの法則

片割月さんの言説のとおりである。ドレイクの法則では宇宙人はいるが同じ時代で近い宇宙では宇宙人は存在しない。

2014/03/18 (火) 22:30:13 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

浦島効果

光子ロケットを使って航行すればかなり遠いところまで行けるが、帰ってきたら浦島効果で未来になっており友達が皆死んでしまっていることであろう。

2014/03/19 (水) 00:57:39 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

宇宙開発に関してかつては、研究が進めば人類はどんどん宇宙に進出してスペースコロニーだのテラフォーミングだの、人口問題も資源問題もまとめて解決!というような能天気な展望がまことしやかに語られていたこともありました(古過ぎ?)。
実際には研究が進むにつれコストと実利のバランスが取れないことが明らかになり、深宇宙の有人探索はおろか、スペースシャトルの後継計画も中断されたまま。科学の進歩によりそれまで見えなかった高い壁の存在が明らかになり、太陽系外のような超深宇宙に至っては心理的にはかつてより遠ざかったような感さえあります。

それでもご紹介いただいた記事を拝読して、地上にいながらにして観測データを詳細に解析することで、これほど壮大な学説を構築できるということを知ると明るい気持ちになります。
私達の身体はおそらく太陽系を出ることすら出来ないけれど、頭脳による考察は誰も見たことのない宇宙の起源を推論する。現身の有限と、思索の無限…ロマンですよねー!

身も蓋もない話ですが、科学は「実利」と関係ない方が「夢とロマン」と共存していけるようですね。

2014/03/19 (水) 18:53:39 | URL | ののんた #- [ 編集 ]

浦島効果の幻想

物体が光速になるためには、物体その物が光の量子となる必要性がある。

光と質量の関係に関しては複雑なので以下のHPを参照下さい。

http://b.high.hokudai.ac.jp/~konno/soutairon/r15/

ここで普通の物体が光速を得ようとする場合には必ず加速を必要とされます。

この加速の段階での浦島効果はその速度に比例をします。
逆に深宇宙へ出かけて、地球に戻ってきた場合を考えると、地球に着陸するためには光速から減速を必要とされます。

宇宙船が光速となってからは船内では浦島効果が生じてはいても、いざ地球に着陸する段階では、急速に元の時系列に戻ろうとする力が働く事になります。

玉手箱の煙では無いですが、帰ってきた宇宙船のドアを開けたら、船内には急速に老化をして死んだ宇宙飛行士が転がっているという可能性の方が高いといえます。

この浦島効果が減速後もどの程度影響を残せるのかは、実証実験を待たないといけないでしょう。

この場合の影響を避ける手段としてコールドスリープが考えられます。

ただし、光速移動をしている中でも地球上と同じ物理法則が成立するという仮定の話となります。

2014/03/19 (水) 19:38:37 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

はやぶさ2

今年の年末には、はやぶさ2が打ち上げられる。航行先は、小惑星である。非常に期待がもてる。現在ワープ航法や光子ロケットは無い。従って帰ってくるのに6年はかかりそうだ。

2014/03/20 (木) 00:21:01 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

ヒッグス場

ビッグバンのすぐ後の素粒子には質量はない。そして素粒子は光速で拡散し、さらに宇宙の膨張に伴い真空の入れ替わりが発生し、ヒッグス場が満杯になり素粒子が安定した。これがすなわち質量である。

2014/03/20 (木) 01:12:40 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

こんばんは。

最後の一行にちっちゃく反論ですU^ェ^U
宇宙人が私達地球人より高度な航行技術を持っている可能性を完全に否定出来ないなら、私は宇宙人が地球に来ている説はアリだと思います。

実際に、地球のフィギュアスケートというスポーツにハマって故郷の星に帰ることを忘れている宇宙人がロシアにいるじゃないですか。
(なーんて、ツッコミコメントを誰がするだろうと期待していたのですが、こんなくだらない事を思いつくのは私くらいだったみたいです^^;)

それではまた~♪

2014/03/21 (金) 00:36:30 | URL | ゆきまる #RXtWfVJQ [ 編集 ]

ゆきまるさんへ

ロシアだけで無く日本にもバルタン星から来て帰れなくなった宇宙人が(笑)

もっともこちらは分析専門だけど。

2014/03/21 (金) 01:10:19 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

バルタントモゾウ様へ

ひゃ~\(//∇//)\
お声をかけて下さり、ありがとうございます~

そうですね。日本にもいらっしゃいましたね(笑)
これからもバルタン星仕込みの分析力で日本のフィギュアスケート界の平和を守ってくださいね(他力本願;)

2014/03/21 (金) 11:34:55 | URL | ゆきまる #RXtWfVJQ [ 編集 ]

お久しぶりです!

片割月さま、こんばんはo(^-^)o

片割月さまらしい知的なブログで活気づいてますね。
幅広い話題と論客賑やか、流石です!

ところで、乾くるみ著作『イニシエシェーン・ラブ』読まれましたか?
最後の二行でガラリと変わるどんでん返しの傑作ということで読んでみました。

甘たっるい恋愛小説かと思いきやじわじわと面白さが募ってきます。

ぜひ感想お聞かせくださいませ♪

2014/04/14 (月) 22:54:08 | URL | はぴらき #- [ 編集 ]

Re: お久しぶりです!

はぴらき様、お久しぶりです^^

>乾くるみ著作『イニシエシェーン・ラブ』読まれましたか?

まだ読んでいないのよ^^;

確か、「リピート」というタイプスリップ系の本は読んだ覚えがありますが、ほとんど内容は忘れたわ(^。^;)
それほど面白かったとの印象が無かったからかな。

で、「イニシエーン・ラブ」はお薦めですか?

乾くるみ氏は女性と思っていたら男性だったんですね。紛らわしい名前だわ。

今、私は昭和史がマイブームです。

中公文庫から保阪正康氏の「昭和史の大河を往く」のシリーズが1~4まで発行されており、
これを読んでいるのですが、なかなか読ませますし、色々と発見もあります。

はぴらき様のマイブームは何?

2014/04/17 (木) 00:49:48 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

昭和史!

マイブームは、古代史熱再びです(^w^)

伊勢神宮と出雲大社の遷宮の特集見てたら出雲大社に行きたくなって行ってきました。
梅原猛の『出雲大社の謎…』を取り出して読んだり、卑弥呼の特集テレビで見たり。
それにひきかえ、片割月さまは興味が幅広くて流石ですね。
私はどうも、宇宙と古代史のマイブームが交互にやってくるようであんまり広がってません
昨年は、カミオカンデの科学者が講演する講演会やサイエンスカフェに行きまくってましたのよ。


でも今いちばん気になっているのが、叙述トリックと呼ばれる小説です。
私が既読な有名どころは、アガサクリスティーの『アクロイド殺し』赤川次郎『マリオネットの罠』だったかな?、と乾くるみ著作『イニシエシェーンラブ』。

だから、おすすめします!というか私は片割月さまの感想が聞きたくてしょうがない(^w^)
ぜひとも読んでみて下さいませ♪

2014/04/17 (木) 18:36:34 | URL | はぴらき #YrGnQh/o [ 編集 ]

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Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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