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イギリスの女性小説家は素晴らしい






招かれざる客たちのビュッフェ (創元推理文庫)招かれざる客たちのビュッフェ (創元推理文庫)
(1990/03)
クリスチアナ・ブランド

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shige様のご推奨により、読んでみました(*^。^*)。いやあ~、なかなか渋いです。本を手に入れるのに少し苦労しました。その辺の書店では見つからず、大型書店でないと置いていないようです。日本ではあまりメジャーな存在ではないようですが、知る人ぞ知る、というのがブランドなのでしょう。
ブランドのミステリーの特徴は、読者に集中力を強いることです。つまり、通勤電車の中では読めない、ということ。まるで寄木細工のように綿密に計算された仕掛けで、読者を見事に騙します。私ももちろん、やられました(^◇^;)
これは時間をかけてゆっくりと楽しむ本ですね。少し苦労するけど、それだけ報われる充実感がこの本にはあります。


百万ドルをとり返せ! (新潮文庫)百万ドルをとり返せ! (新潮文庫)
(1977/09/01)
ジェフリー アーチャー

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有名な本ですが私はまだ読んでいませんでした。題名が題名なので、数字が鬱陶しくなるマネーゲームみたいなストーリーかな?と思い込んでいたからです。
しかし、読んでみたら全く違っていました。これは理屈抜きに面白いサスペンスでした!次のページをめくるのが楽しみになるほどに!この本に影響を受けた日本のミステリー作家もいるでしょうね。森村誠一とか。。。

ジェフリー・アーチャーもクリスチアナ・ブランドもイギリスの小説家だね。

チャールズ・ディケンズ「二都物語」(新潮文庫)
たまたま近くの書店で「二都物語の新訳」と、目立つコピーが目に入りました。確か、フランス革命期のロンドンとパリが舞台になっていたと聞いた記憶があるので、読むことにしました。

イギリスの小説と言えば…私にとっては誰よりもまずシェイクスピアであり、次にアガサ・クリスティでした。それ以外はあまり読もうという意欲が湧かないのがイギリス文学。つまり、イギリスやアメリカの文学は例えばフランスやロシアのそれと比べて、ちょっと浅薄で歯応えが無いのでは?という偏見があったからです。サマセット・モームの「人間の絆」は大学時代に英語で読まされた理由もあってか、私にとってはただただ退屈でした。また、短編の「雨」はちょっと気が利いていて悪くなかったけど、特別な感動は無かったです。

で、「二都物語」ですが、思っていた以上に良かったです。特に、カートンという魅力的な青年を創造したディケンズの腕前には感服した次第。他の登場人物がやや類型化されていますし、革命期のフランスの民衆をコケにしているような書き方が気になりましたけど、読者を飽きさせないドラマティックな展開で最後まで引っ張ります。

「二都物語」はディケンズが47才頃の晩年に近い作品。で、もっと若い頃の作品も読んでみっかと思い、「クリスマス・キャロル」を読んでみました。小中学生向きな内容ですが、大人が読んでも面白い。強欲な人間が慈愛に満ちた人間に変わる、というストーリーは東西を問わず人を惹きつけるものがありますね。ナルホド!ディケンズはこれ一作でイギリスの国民作家と呼ばれるようになったのでしょう。それはちょうど、夏目漱石が「坊ちゃん」を書き、川端康成が「伊豆の踊り子」を書くことで日本の国民作家になったのと同じだ。子供から大人まで愛読される作品を残さないと国民作家とは呼ばれない。

ところで、クリスマス・キャロルの意味をご存知でしょうか?すぐに分かる人はイギリスに住んでいた経験があるか、古楽マニアのどちらかかもしれません。キャロル、にはピンと来なくても、ドイツ語のコラール、と聞けばピンと来るでしょう?つまり、イエス・キリストの降誕にちなんだ中世の民衆の宗教歌です。私はイギリスの小合唱団のタリス・スコラーズによるクリスマス・キャロルとそれに類したコヴェントりー・キャロル集のCDを愛聴しています。特に、ウィリアム・バード作曲の「ララバイ(子守唄)」は絶品です。→動画はここです

さて、それじゃあ、もう少しイギリス文学を読んでみようかと、他の小説家の本もいくつか。


高慢と偏見(上) (光文社古典新訳文庫)高慢と偏見(上) (光文社古典新訳文庫)
(2011/11/10)
ジェイン オースティン

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イギリス18世紀末~19世紀初頭のアッパーミドル階級の社交界が舞台。ここでの会話のやり取りは他愛がなく、どうということもないようでいて、実はびっくりするような発見や機知に富んでいます。女性作家らしく文章も細やかだ。ここには5人姉妹が登場するのですが、長女は優しく家庭的で、次女は才気煥発系、末娘は我が儘の限りを尽くすというパターンも、東西を問わず似ていますね。

題名ですが、新潮文庫では「自負と偏見」となっていますが、光文社や岩波は「高慢と偏見」となっています。「pride」の意味には「自負・誇り」もあれば、false prideと同じく「高慢・うぬぼれ」という悪い意味もあるようです。本の内容から見ますと、自負よりも高慢の方が妥当かもしれません。

オースティンからはもう一冊、「エマ」も読んでみましたが、こちらはやや退屈した。オースティンは「高慢と偏見」だけで十分にイギリス文学の大家と言えそうだ。

あなたは「ジェーン・エア」派?「嵐が丘」派?


ジェーン・エア (下巻) (新潮文庫)ジェーン・エア (下巻) (新潮文庫)
(1954/01/12)
C・ブロンテ

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嵐が丘 (新潮文庫)嵐が丘 (新潮文庫)
(2003/06)
エミリー・ブロンテ

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「ジェーン・エア」は私が高校時代、地元の学習塾で英会話のテープをリスニング用に聞かされウンザリした経験がある。古びたブリティッシュ・イングリッシュは私にはほとんど無駄だった。そんなことより「FEN」のテープを聞いた方が遥かに役に立った。大学時代、たまたま知り合ったアメリカ人に「ジェーン・エア」のテープを聞かせたら時の彼女の反応ったら(-^〇^-)。首を横に振ったり、ケラケラと笑ったり。「Stand aside…??なんじゃ、こんな言い回し、私達はしないわ」だとさ。

話がそれましたが、「ジェーン・エア」と「嵐が丘」はどこまでも対照的な小説です。前者はどちらかと言えば陽性でドラマティックでロマン派だ。文句無しに面白い。なるほど、何度も映画やテレビドラマになったのも分かる。ストーリーの終盤で、行き倒れ寸前のエアを助けた牧師と妹の姉妹の一家が登場します。この辺はなかなか面白く、人物描写も行き届いているのですが…この3兄妹がエアの従兄妹だったという偶然はいくらなんでも都合良過ぎて苦笑させられます。しかし、エアの意志の強さと強烈な個性というのは実に魅力的であり、少し前の時代に書かれた「高慢と偏見」に登場する女主人公(こちらも魅力的だが)とは別世界だ。やはり、古典派とロマン派の時代の違いを感じます。

一方の「嵐が丘」はネクラの文学だ。とにかく最初から最後まで暗くて陰惨なストーリーが繰り広げられる。しかも、場面は「嵐が丘」のアーンショウ家と「鶫の辻」のリントン家の二つだけの空間しかない。閉じられた空間での暗いお話だから読んでいて息苦しくなる時がある。しかし、「嵐が丘」を書いたエミリー・ブロンテは2歳年上の姉のシャーロットよりも、もしかすると文学的才能は上だったのかな、と思うことがある。復讐に取り憑かれたヒースクリフという不思議な男性を創造しただけでもエミリーの功績だろう。

ところで、オースティンにしても、ブロンテ姉妹にしても、共に父親が牧師だったという共通点があります。つまり、牧師の家だから中流階級でしょう。そして知識階級でもある。牧師としての特権上、上流階級の人々との交流も出来たであろう。こうした特別な環境も彼女達のような素晴らしい小説家を生んだ理由の一つなのでしょう。もちろん、産業革命は既に始まっており、ブルジョア階級・中流階級の興隆もその背景にあったであろう。

また、イギリスの18~19世紀の変わり目に優れた女性作家が登場した事実は、日本が平安中期や明治初期に優れた女性作家が次々と登場した事実と合わせ、実に興味深い。何故なら、私が知る限りではフランスやドイツ、そしてロシアでは、イギリスや日本に匹敵するだけの優れた女性作家の輩出を見ていないからだ。どうしてこうなるのだろうか?

イギリスのキリスト教は新教の変形でしょう。フランスはカトリックが強かった。つまり、女性観という点ではカトリックの国では保守的であり女性蔑視的な価値観が根強かった、それゆえ、フランスではイギリスよりも女性の地位が低く見られ、女性作家の活躍もあまり見られなかったのかと推測する。革命の国フランス、人権意識という点では進歩的というイメージがあるが、女性に関しては…驚くなかれ…後進国の日本の女性観と五十歩百歩だったようだ。その証拠に、フランスで女性参政権が与えられたのは第二次世界大戦末期であり、日本と同じくらい遅かったのだ。


レベッカ〈上〉 (新潮文庫)レベッカ〈上〉 (新潮文庫)
(2008/02/28)
ダフネ・デュ・モーリア

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作者のダフネ・デュ・モーリア(1907~1989)ですが、写真で見る限り凄い美人です。「レベッカ」は彼女が31歳の時の作品ですが、これは素晴らしい小説だ。ミステリーに分類されるようですが、いや、なかなかそんなカテゴリーで収まるような小説ではないと思う。映画の大家ヒッチコックがモーリアに魅了された理由は、何も彼女がとびきりの美人だったからだけでは決してあるまい。

主人公の若い女性が、夢見がちなキャラクターになっているのも意味深長で上手い。夢見がちな女性は夢想から妄想へと容易に転換する。不気味なダンヴァース夫人のキャラクターも素晴らしい。死んだレベッカの陰が主人公の上に途方も無いくらいに巨大な存在としてのしかかってくる展開は見事だ。モーリアの出現もイギリス女流作家の伝統なのか!?アガサ・クリスティだって天才だ。他の国でクリスティに匹敵する女性ミステリー作家がいましたっけ?

なお、映画版の「レベッカ」も「嵐が丘」も、見るとガッカリします。さすがのヒッチコックも原作の魅力の半分も描けなかった。その点、「ジェーン・エア」は映画でも楽しめる。これはそういう小説でありドラマだ。


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2014.07.04 | | コメント(25) | トラックバック(0) | 文学



コメント

イギリス&アメリカ

片割月さんの解説のようにイギリスの女性小説家も素晴らしいが、アメリカの男性小説家も素晴らしい。
90年代は、シドニィ・シェルダンの「真夜中は別の顔」等を良く読んだものである。

2014/07/04 (金) 06:31:00 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

復活、うれしいです!

 片割月さま、ブログが復活して本当にうれしいです。本当によかった。(^^)フィギュアのお話はまた別の機会に触れさせて頂きます。長くなりそうだから。とにかく再開がうれしい、わーいわーい。

 ブランド作品、早速読んで頂きましてうれしいです。洗練されていて渋い! 「ハイブラウ」という表現でこの作品を評する事もあります。充分面白さを理解して味わって頂き、嬉しく思います。
 ミステリって物によっては手に入り難く、まだまだマイナーなんですよね。その事を少し言及していればよかったかな。私は図書館や古本屋を利用して手に入れています。直接出版社からネットで取り寄せたり、アマゾン、ネットオフで買う事もこの頃増えてるし。一点集中でなく、バランス良く本が売れるとミステリがもっと読み易くなるんですけど。

 ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」の映画化は結構楽しめましたよ。オースティン作品は基本、家族や周囲とのやりとりと心理描写が中心なので、ドラマにしやすいかも。ジェーン・エアや嵐が丘の場合、時代考証や衣装なども緻密でないと難しいでしょうしね。私はジェーン・エアのメロドラマ好きなんですが、ヒースクリフという凄まじいキャラを生み出せたエミリーという女性の才能に瞠目しますね。

 「レベッカ」。私この作品、大好きなんです。ヒロインが平凡な普通の、やや子供っぽい娘。彼女を「完璧で才色兼備の妖艶な美女、レベッカ」の後妻に迎え入れたデ・ウィンターの微妙で謎に満ちた心理。ヒロインに自己投影しやすく、彼女の心をなぞって読んで行く所にサスペンスが生まれる作品だと思います。
 ヒッチコックの「レベッカ」は原作を知らなければロマンティックミステリの佳作だったかも。
 マンダレーの存在と緻密な描写がこの作品の本当の主人公のように思える時もあります。
 モーリアの作品は「レイチェル」「鳥」が東京創元社から出てますが、やはり、「レベッカ」には及ばないでしょうね。更に暗い陰鬱なムードに満ちた作風です。

 最後に、ファントムさま。シドニイ・シェルダンをお読みとは意外でございました。(^^)他におススメの作品がありましたら、教えて下さいませ。
 また、ステップ解析、とにかく凄くてただただ、もう…。ステップの本質や基本を学べました。ありがとうございました。
 長々と失礼しました。梅雨時ですのでお体大切にお過ごしください。

2014/07/04 (金) 09:47:37 | URL | shige #X91rLkcY [ 編集 ]

デュ・モーリア!! 【追記あり】

片割月さま
shigeさま

こんにちは〜

デュ・モーリアの『レベッカ』は、学生のころ、とても気に入っていた作品の一つでした。

面白くて、この作家の別の作品も読みたい!と思ったのに当時は、探しても見つからなかったので、日本で翻訳は出てなかったのかと思ってました。が、あのヒッチコックの『鳥』もモーリアだったのですか!『レイチェル』という作品もあるのですね。探してみますっ。
まずは『レベッカ』、本棚を探して、読み返してみようっと。

それから、ジェフリー・アーチャーは高校から大学にかけて、夢中になって読みました。
新作が出るたびに、ドキドキしながら追っかけをした、初めての作家だったかも。

でも、やっぱり『百万ドル〜』が一番面白かったです。
この作品で「コン・ゲーム」ものにハマりましたもの。
トニー・ケンリック、小林信彦、A・J・クィネルなど、読書傾向が文学じゃなくってエンタメにグイッと行ったのは、あれがキッカケだったのかも。

そう言えば、ハヤカワミステリで好きだったイアン・ランキン、レジナルド・ヒル、ルース・レンデルなどは、イギリスの作家でした。
気に入って読んでた記憶だけで、作品を語るほどではないけど。
自分で自分を理解するために、本棚巡りをしてみようかな〜

お二人のオススメにもチャレンジしてみますね!

追記:
家に帰って本棚をチェックしたら、夢中になったイギリスの女流作家がいた〜
P.D.ジェイムズも、イギリス人だったのね。

若い頃は、作品は夢中になって読んでも、作家の背景までは調べたりしなかったわ。

また、改めて自分の本棚から探検しようっと。

2014/07/04 (金) 13:42:00 | URL | クロママ #zbXJIH6I [ 編集 ]

「達人」

shige様

コメント有難うございます。
シドニイ・シェルダンでは他には「ゲームの達人」がお勧めです。

トップ・スケーターのステップは解析は本当に難しいですね。
パトリック選手を始めトップ・スケーターは、みんな「ステップの達人」ですね。
又一緒にステップ解析いたしましょう。

2014/07/05 (土) 18:04:59 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

ブロンテ姉妹、映画

片割月さん、ご無沙汰しておりました。

「嵐が丘」、高校生の時にはまっていました。その陰鬱な、しかし魂の渇望を絞り出すようなその世界にエミリー・ブロンテという人自体に魅せられ、評伝にもかなり目を通したものです。詩集(「エミリ・ジェイン・ブロンテ全詩集」中岡洋訳、国文社刊)も入手し、有名な詩「私の魂は怯懦ではない」に打ち震えました。フランスのアンドレ・テシネ監督が製作した「ブロンテ姉妹」(日本でもBlu-ray、DVDが発売されています)ではイザベル・アジャーニがエミリを演じていて、あまりのはまり役ぶりに実際のエミリもこんな人だったかもしれないと思ったものです。なお、この映画はフランス女優がフランス語で英国人の姉妹を演じるという不思議な映画でしたね。(シャーロットはマリー・フランス・ピジェ、アンはイザベル・ユペール)

「ジェイン・エア」「嵐が丘」も何度か映画化されていますが、前者はジョーン・フォンテイン&オーソン・ウェルズ主演、後者はマール・オベロン&ローレンス・オリヴィエ主演が一番好きです。どちらも最初の映画化ですが、結局最初のが一番良いような…オリヴィエのヒースクリフは、彼の貴族性とヒースクリフの悪魔性が見事な化学反応を起こしていて、彼以上のヒースクリフはちょっと思い当たらない。映画そのものは確かに、原作を端折りすぎていて中途半端なんですが、自分はオリヴィエのヒースクリフを見るだけでいいんです。

自分語りで失礼致しました。

2014/07/05 (土) 19:13:38 | URL | TAO #R6DZAwZw [ 編集 ]

ファントム様へ そして片割月様へ

ファントム様へ
先日は、大変失礼な事を言ってしまい申し訳ありませんでした。ステップ解析有難うございます。←ございましたでは、そこで終焉してしまいますので継続の意味でこちらの方を使わせて頂きますね。シェルダンの「ゲームの達人」秀逸です。

片割月様へ
お久しぶりです。おや?シェークスピアとアガサクリスティですか?はい、私もイギリス小説ではこの2人を超越する作家は存じませんねぇ。小説は何冊しか読破していませんが、映画の方は殆ど鑑賞済みよ⤴︎エッヘン!

学生時代、ティモシー・ダルトンの主演映画「嵐が丘」を見た時、子宮が充血する程に衝撃を受け飛んでしまいました⤴︎ 初代のローレンスから後のレイフ・ファインズと一通り鑑賞しましたが、やはり最初に見たティモシー作品が一番かなぁ だって子供でしたので不倫の意味さえ解りませんでしからね。しかし、今見たら積年老女に取っては「憎悪と報復を繰り返しながら愛を育んでいって下さい」って感じ。大人になったなぁ アタシ。

暗い、暗い、三日ほど立ち直れないカンヌでグランプリを取る作品が好きなのは、私って業を背負っているのかしら?

2014/07/06 (日) 03:11:02 | URL | ikumi #- [ 編集 ]

「ミステリーの女王」

ikumi様

コメント有難うございます。
「ミステリーの女王」のアガサ・クリスティ良いですね。

嬉しいです。
又一緒にステップ解析いたしましょう。

2014/07/06 (日) 11:28:03 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

カメラテスト

 二十年以上前、銀座の名画座で「レベッカ」を観たのを思い出します。冒頭のモノローグの部分のマンダレーが何となく変だと思っていたら、セットだったらしいですね。
 昭和の頃にヴィヴィアン・リーの「レベッカ」のカメラテストの模様をテレビで紹介してました。キューピッド像の事で夫婦で喧嘩するシーンです。
 クロママさま、初めまして。「レベッカ」がお好きとはうれしいです。私も高校生の頃に読みました。モーリアは中々、手に入り難いですよね。東京創元社の二冊は大きな本屋さんなら手に入ると思うのですが…。
 映画「ジャマイカ・イン」も原作はモーリアだったと思いますが、詳しい作品名などは判りません。
 P・D・ジェイムズも私、好きですね。コーデリア・グレイが好きでやたら、感情移入して読んでました。「皮膚の下の頭蓋骨」はクリスティの超有名な作品へのオマージュだと思いますが…。二十代の私の憧れの主人公でした。
 ファントムさま、偏りがちな読書をしてますので、余りアメリカの作品は読んでいません。「ゲームの達人」は聞いた事はありましたが、読んでなかったのでこの機会に読ませて頂きます。ご紹介、ありがとうございました。
  

2014/07/06 (日) 20:25:18 | URL | shige #X91rLkcY [ 編集 ]

ヴィヴィアン・リー

shigeさん

横レス失礼致します。

>>昭和の頃にヴィヴィアン・リーの「レベッカ」のカメラテストの模様をテレビで紹介してました。

なんと!「レベッカ」のオーディションにヴィヴィアンが出ていたのですか。もしヴィヴィアンが選ばれていたなら、オリヴィエと夫婦共演になっていたのですね(当時はまだ不倫関係だったけど)。Wikiを調べてみたら確かにその通りでした。レアな情報をありがとうございました。

ただ、ヴィヴィアンだったら演技が神経過敏になりすぎたかもしれないので、やはりジョーン・フォンテインで正解だったかと。なお「レベッカ」の実質的な主人公は、姿が見えないレベッカとダンバース夫人(ジュディス・アンダーソンの怪演!)だったと思っています。

2014/07/06 (日) 21:52:12 | URL | TAO #R6DZAwZw [ 編集 ]

古畑任三郎

 TAOさま、レスありがとうございます! 
 ヴィヴィアンはオリビエの引きでテストを受けたというお話は聞いてましたが、そういう関係だったのですね。情報ありがとうございます。私もジョーン・フォンティーンの方が良かったと思いますよ。
 この作品は先妻レベッカと忠実な僕ダンヴァース夫人が真の主人公であるというご意見は私も賛成です。
 ひっそりとした野趣溢れるマンダレーが「わたし」で人工的に見事に作り上げられたマンダレーは「レベッカ」だと思った事もあります…。
 ヒロインが先妻を〇〇した夫を何も違和感なく、受け入れるのがおかしいのではないかという評論家の意見を聞いて「違うよ!」と思った事があります。彼女が真にマキシムを愛していた証拠だと思う。実はレベッカをマキシム以上に憎んでいたのかもしれません。「うっとりとしたかわいい面影が消え失せた」と悲しむマキシムにはそれが良く判っていたし、自分の罪が引き起こしたものを痛切に感じた瞬間かもしれないと思います。

 イチローさんは古畑任三郎のファイナルの特別編に出ておられましたね! なつかしいです。
 本名でなく「ハチロー」という仮名にするという案を蹴ってそのままで行ったという裏話があったそうですね。虚虚実実の本編の内容と相まって確かに胡散臭さ全開でしたが、どこかに誇りと情熱も感じられた。
 イチローはどういう仕事でも、きっと、頂点を極める人だろうねと家族で話したのを思い出しました。
 

2014/07/07 (月) 09:13:22 | URL | shige #X91rLkcY [ 編集 ]

でしたら、是非

片割月さまこんばんは、初めまして。

元々フィギュアスケート好きで、読ませていただいていました。

イギリス(女性)ミステリはほとんどフリークの域なもので、堪らずコメントいたします。

是非、P.D.ジェイムズを一度お試しくださいませ。シリーズ物の「ダルグリッシュ警視」は定番(公共図書館にもあると思います)ですが、最新作の「高慢と偏見、そして殺人」が早くもテレビドラマ化され、来月ミステリチャンネルで放送されるので、(フィギュアシーズン開幕と共に)今からわくわくしています。

末尾ながら、私は昨シーズンから、米国ジェイソン・ブラウンを応援するようになりました。これからも、楽しみに読ませていただきます。

2014/07/09 (水) 02:01:09 | URL | 浅間の風 #OoeRIAlY [ 編集 ]

ありがとうっていつまでもつぶやきます。

こんな場所には不慣れですが、聞いてください。
就職もできずにお金だけがなくなっていく毎日でした。
そんなとき、ある掲示板を知ってしまったんです。
ただでお金をもらえてしまって…本当に今でも信じられません。
人生がかわりました。
こんなチャンス、二度とないと思いますよ。
善は急げです。
http://happiness.secret.jp/

2014/07/09 (水) 22:24:59 | URL | 守田 #27Yb112I [ 編集 ]

Re: イギリス&アメリカ

ファントム様、こんばんは。

> 片割月さんの解説のようにイギリスの女性小説家も素晴らしいが、アメリカの男性小説家も素晴らしい。
> 90年代は、シドニィ・シェルダンの「真夜中は別の顔」等を良く読んだものである。

そうでしたか!

今度いずれ機会がありましたら、読んでみっか(*´∀`*)

2014/07/10 (木) 23:26:03 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: 復活、うれしいです!

shige様、こんばんは。

ブランドのご紹介、ありがとうございました。
こういうの、人から勧められたりしないと、読むチャンスに出会うこともありませんので^^

>ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」の映画化は結構楽しめましたよ

そうですか!しかし、私の利用するTSUTAYAには置いていないみたいです(><)。

オッ、shige様もレベッカはお気に入りでしたか(*´∀`*)。

shige様もなかなか読書家でありんすな。

2014/07/10 (木) 23:33:51 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: デュ・モーリア!! 【追記あり】

クロママ様。

昔読んで感動した本が本棚から見つかると嬉しいですよね。

どうやら、クロママ様はかなり「ためこんで」おられるご様子で(^O^)。

私は、部屋が狭いものですので、文庫本の7割以上は古本屋に売るか知人に差し上げてしまいます。

そして、後になってから「しまった!とっておくんだった!」と後悔します(^◇^;)

2014/07/10 (木) 23:44:05 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

高慢と偏見

片割月様

お久しぶりです。

高慢と偏見は日本から送ってくれた人がいて映画版も見ましたが、BBC制作のTVシリーズがよかったと思います。Mr. Darcy 役のコーリン・ファース(King's Speech, 真珠の耳飾の少女のフェルメール役)が女性視聴者のハートをつかみました。
dvdレンタルがあればおススメです。

タイトルは無理に日本語にしなくても「プライドと偏見」で。プライドは十分日本語になっていませんか。

2014/07/11 (金) 00:07:12 | URL | kan-kan #E0/upmTg [ 編集 ]

Re: ブロンテ姉妹、映画

TAO様、こちらこそご無沙汰しておりました^^

オッ、TAO様はどちらかと言えば「嵐が丘派」でしょうか。

「ジェーン・エア」は一度読めば満喫出来ますが、「嵐が丘」は再読してみたくなります。

ヒースクリフという名前は、

嵐が丘にしばしば描かれるヒースという草花の名前に崖のクリフを結合させたものかしらね?

エミリー・ブロンテには私も関心があります。

評伝も読んでみたくなりました。

TSUTAYAに「ブロンテ姉妹」が置いてあれば良いけどなあ。。。

2014/07/11 (金) 00:17:00 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: ファントム様へ そして片割月様へ

ikumi様、お久しぶりです^^

なるほど、ikumi様は小説よりも映画が大好きな方ですか(*^。^*)。

>子宮が充血する程に衝撃を受け

ナンじゃ?そりゃあ!?(^◇^;)

私なら、感動で胸が打ち震える、薄い胸が、と書くけど(・∀・)。

2014/07/11 (金) 00:30:09 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: でしたら、是非

浅間の風様、こちらこそ初めまして^^

>イギリス(女性)ミステリはほとんどフリークの域なもので

そうでしたか!
私は日本文学・古典文学フリークなものですから、イギリスに限らず、
世界文学はそれほど広く読んではいません(^_^;)。フランスとロシアと中国に偏っていますね。

>P.D.ジェイムズを一度お試しくださいませ。シリーズ物の「ダルグリッシュ警視」

ありがとうございます^^

では、さっそく本が手に入り次第、読んで見ますね。

そうそう、イギリスのミステリーでは、

ウィングフィールドのフロスト警部ものが好きです。ご存知ですよね?

「冬のフロスト」「クリスマスのフロスト」等、和訳されたフロストはほとんど全て読みました。

コロンボ刑事を少し下品にしたようなオヤジ刑事ですが、これが実に面白いです!

2014/07/11 (金) 01:42:08 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: 高慢と偏見

kan-kan様、映画やTV情報、ありがとうございます!

TSUTAYAにあるといいんだけど。。。

前に教えてくれた「ヘルタースケルター」はついに見つからず(><)

2014/07/11 (金) 21:34:23 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

一応遅ればせながら・・・

 片割月さま、こんにちは。
 「高慢と偏見」の映画の件ですが、NHKBS放送で昨年の秋に録画したものです。ただ、そのDVDがなかなか見当たらなくて。(観てから保存用DVDに移し替えてHDDの方は消して居た物で…)。
 
 2005年、キーラ・ナイトレイ主演です。はっきりしない情報を上げてしまってすみません。地味な重厚な映像ですが、エリザベスがダーシーに告白するシーンが土砂降りの中というのはちょっと驚いたものです。
 
 遅ればせながら、ご報告申し上げます。(^^)

2014/07/16 (水) 19:17:54 | URL | shige #X91rLkcY [ 編集 ]

Re: 一応遅ればせながら・・・

shige様、こんばんは。

情報、ありがとうございます。

TSUTAYAでさがしたのですが、私の家や会社近くのお店には置いていませんでした(><)。

あとは、中古店でDVDがあるといいのですが。

2014/07/19 (土) 00:29:49 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

オースティン!

私も一時期オースティンに凝って読破しました。
読破と言っても5部作だったかな、少ないんですよ。

映画の「いつか晴れた日に」も大好きで、何度観ても最後は感動て泣きます…片割月さまにお薦めしますよ。

主人公は、最初は金髪の軽薄なイケメンに恋するんですが失恋するんですよね、どの作品も。
その後、知的な思慮深い男性と結ばれる。
本当に笑えるくらいのワンパターンですが、かえって気持ちよいですね、見事に貫き通しているので(^w^)

『高慢と偏見』は『ブリジットジョーンズの日記』の元ネタにもなってて、繰り返しいろんな小説や映画になってますね。
私はまだ読んでないけど、推理小説仕立ての、別人が描いた続編も持ってます(^w^)
エリザベスとダーシーが探偵やるんですよ♪

イギリス文学とイギリス人に深く愛されてるんでしょうね。

2014/07/19 (土) 20:50:20 | URL | はぴらき #- [ 編集 ]

Re: オースティン!

>オースティンを読破出来るということは、
2作目でメゲてしまった私とは違って、
はぴらき様が鋭い感性を持っているからでしょうね^^

いつか晴れた日に…TSUTAYAにあったら見てみますね。

>推理小説仕立ての、別人が描いた続編も持ってます(^w^)
エリザベスとダーシーが探偵やるんですよ♪

なんじゃ、そりゃあ?
何だか、鯨統一郎のやりそうなパターンですね(-^〇^-)

2014/07/20 (日) 22:13:31 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

ドイルと言う作家

 片割月様、こんばんは。
 BBCの現代版「SHERLOCK」をレンタルで観て、ついつい、Season3まで観てしまいましたよ。原典のホームズまでついでに読んでしまいましたね。
 いや、これはハマりました!
 現代版ホームズなんてつまらないと思っていましたが、凄い作品ですよ! また、原作を読んでいるともっともっと楽しめます。俳優さんもいいですしね。
 これ程のホームズドラマは他に知りません。ジェレミー・ブレッドの作品は非常に正統派ですけど、全く対極の様でいて、似たところもあります。

本家本元のホームズ物語は現在のミステリに慣れた人には単純な物語に思えますがキャラが立っていて面白いです。それに時々、突拍子もないお話があったりして。(類人猿になる大学教授とか…)
 ドイルという人はホームズ作家として認知されるのが嫌で、自分は歴史作家だと言っていたそうですね。心理学的見地から見ても、ホームズ作品には深い意味合いがあるという説も聞いたことがあります。メアリという名前がお母様のお名前だったそうですが、そのメアリに不幸とか死を連想させる所があるとか、ね。それに、ライヘンバッハの滝から生還したホームズは別人であったとか……。
 ドイルの伝記も読みましたが、とにかく正義感が強く、冤罪事件をいくつか解決したとありました。基本的に人を無条件で信じる所があり、他人の嘘に、翻弄されたとも。
 第一次大戦で息子を亡くしてから、心霊術に凝って子供の妖精写真をうのみにしてストランド誌に発表したのは良く知られていますね。
 彼は良くも悪くも、最後のイギリス紳士だったのかもしれません。生活の為に書いたホームズで不滅の名を残した事。ドイルにとっては複雑だったかもしれないと思います。

2014/12/10 (水) 19:15:19 | URL | shige #gZ9nukOE [ 編集 ]

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片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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