ごきぶりホイホイ:ネーミングのアレコレ





「ごきぶりホイホイ」がいまだ売れ続けている理由」:Excite Bit コネタ7月26日(土)

…(引用開始)さまざまなゴキブリ駆除商品・サービスが登場し、進化を続ける昨今。にもかかわらず、ドラッグストアなどに行くと、いまだに主力商品として陳列しているのが、昔からおなじみの「ごきぶりホイホイ」だ。

「姿を絶対に見たくない」という欲求が多数ある一方で、もしかして「確実に捕獲した」という実感が得られないと気が済まない人もそれなりにいるのだろうか。
ごきぶりホイホイを販売するアース製薬に聞いてみた。

「他製品にない、ごきぶりホイホイの最大のメリットは、『ゴキブリの捕獲力』です。独自のデコボコ粘着シートと足ふきマット、強力誘引剤が、捕獲力を最大限にアップさせています」

多数の商品・サービスがあるなか、売上の変化は?
「ゴキブリ捕獲器市場は、くん煙・くん蒸剤、ゴキブリ用エアゾール、ゴキブリ用毒餌剤等、ゴキブリ駆除製品が次々に発売されたため、消費は分散しました。ゴキブリ駆除製品の市場規模は、ここ数年ほぼ横ばいとなっており、捕獲器も同様に安定した市場を形成しています。その中で “ごきぶりホイホイ”はゴキブリ捕獲器市場の93.5パーセントのシェア(アース調べ)を確保しています」

いまも捕獲器ではあまりに圧倒的な支持を得ているわけだが、そもそもなぜ「ハウス」にしたのだろうか。
「発売前、多くの家庭で利用されていたのは、ゴキブリを生け捕りにする透明プラスチック製の捕獲器でした。 捕獲後は、生きたままなので、直射日光に当てるか水に漬けるなどして自分で殺さなければならず、中のごきぶりが見えるため、不快なものでした」
そこで同社プロジェクトチームが考えた開発方針は、
(1)市販の従来の製品より優れた効果があること
(2)ディスポーザブル、つまり使い捨て商品であること
(3)殺虫剤など一切使用しない無公害であること
(4)とりもち式であること
(5)消費者が使って楽しい商品であること
の5点だったそう。
そして、上記を踏まえて登場したのが、紙製の箱(ハウス)だったわけだ(引用終わり…)。


私なら上記の(6)として、
消費者が罠にかかったゴキブリの「釣果」をそ~っと確認する楽しみがあること  を付け加えます。

ところで、記事では触れていませんが、ごきぶりホイホイが売れ続ける理由の一つに、ネーミングの良さがあると思います。「ホイホイ」、にはユーモアがあります。「ホイホイ」は、ホイホイと笑う、のような使い方もあり、可笑しみがあります。私はこのネーミングを考えた人は非常に優秀だと思います。

「アンメルツヨコヨコ」「写ルンです」も良いネーミングと思います。

交響曲にネーミングがついているものがありますが、ほとんどはお粗末。聞き手に要らぬ予断や先入観を抱かせるだけだ。しかし、モーツァルトの交響曲第41番の「ジュピター」は例外的に良いネーミングと思います。格調が高く、響きにも広がりがある。しかも、曲の特徴を掴んでいる。

シューベルトの有名な歌曲「鱒」が、印刷ミスで「鯰」となっていたレコードジャケットが昔あったとか。

ベートーヴェンの交響曲第7番にはネーミングがありませんが、大ヒットした「のだめカンタービレ」で冒頭の曲として使われ、人気が出ました。私ならこの交響曲に「酩酊」とネーミングするなあ。そんな感じでしょう?しかも、これには根拠があります。つまり、ベートーヴェンは大酒飲みで知られ、居酒屋でワインやビールを酔いつぶれるほど飲んだらしい。ある日、いい気分で酔っ払っている時に、インスピレーションが閃き、第7番を作曲したらしい。第一楽章は千鳥足で歩く酔っ払いの姿を彷彿とさせます。緩徐楽章の第二楽章は「人生意気に感ず」と、一人で酔いしれている姿。第三楽章のスケルツォはご機嫌良く陽気に歌を歌う姿。第四楽章でボルテージは最高潮。乱痴気騒ぎだ。

前にも書きましたが、ソープランドというネーミングも傑作です。誰が頭を絞ったのか、天才的なアイデアだ。

風俗関係では笑えるネーミングがあります。親父が相手の商売だから親父ギャクのノリでつけるらしい。

映画の題名をもじった例
「へルタースケルター」→「ヘルパー透けるパー」
「魔女の宅急便」→「マゾの宅急便」

マルキ・ド・サドが生きていたら、もっと面白い名前を考えつくかもしれません。

遠藤周作のエッセーにありましたが、昔、ピンク映画(古いね)の題名に、当時流行した小説の題名をもじったものがあったそうです。安部公房「砂の女」→「砂利の女」、吉行淳之介「砂の上の植物群」→「泥の中の植物群」

まあ、今の方がネーミングは洗練?されていますね。誰が考えるのか、男のアホさが良く示されています。

「街のホットステーション:ローソン」→「街のホットステーション:ローション」←ワロタ(-^〇^-)



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2014.07.27 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



コメント

自他商品識別能力&特別顕著性

片割月さんの解説のとおりである。
ごきぶりは一般名称であり、これだけでは商標登録要件を満たさないが、「ホイホイ」を付けたことにより登録することが出来たのである。
リズムのある、まさに画期的なネーミングである。
この商標の自他商品識別能力と特別顕著性については賛辞の言葉を贈りたい。

2014/07/27 (日) 01:17:10 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

Re: 自他商品識別能力&特別顕著性

> この商標の自他商品識別能力と特別顕著性については賛辞の言葉を贈りたい。

ファントム様の自他識別的文章表現力と特別顕著性に賛辞を贈ります(^O^)

2014/08/02 (土) 00:38:59 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

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片割月

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和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
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