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日本は「普通に戦争が出来て、戦争が起きることを願う国」になるのか?+菅原文太さんの遺言





これは非常に気掛かりなニュースです。

国が企業向け促進策検討 武器輸出に資金援助:東京新聞2014年12月17日
記事はここです

日本の軍需産業については以前に取り上げたことがあります。ここです

独裁的安倍極右政権は集団的自衛権の行使実現化により、「普通に戦争が出来る国、日本」を目指しています。逆に言えば…これが肝要なことですが…日本は「普通に戦争やテロに巻き込まれる国」になる可能性があるということです。

次には日本の軍需産業、すなわち、死の商人を国が「育てる」ことが安倍政権の狙いなようです。逆に言えば…これが肝要なことですが…日本は「国外で戦争が起きることを願う国」を目指していることになります。恐ろしいことです。

これは「原発村」と同じ資本の論理です。死の商人たる軍需産業が大きくなれば、当然それに伴って、そこで働き、生活の基盤とする人々や、関連企業や周辺商売も増えて行きます。つまりは「軍需村」だ。そうなれば、「軍需産業は儲からないからやーめた!」とは簡単には行かなくなります。

海外の戦争(多くの人々が死亡したり重傷を負う。多くの戦災孤児が出る)をアテにしてまで「儲けたい」のか?

私は消費税アップのドサクサに紛れて便乗値上げ(今も続出中だ)をする商人の悪どさを指摘しましたが、これらの悪質商人と安倍政権がタグを組めば、やりたい放題だ。

「人の命より利益優先」という企業の本質は、明治時代も現代もさほど変わらないのです。

私はなんだかとても暗い気持ちになります。

以前にも書きましたが、安倍晋三という政治家は非常に危険な人物です。彼の本質は「戦争屋」の田母神俊雄氏や、「中国と一度戦争をしてみたかった」と本音を漏らした老害男の石原慎太郎氏とさほど変わりません。国民の支持と安定多数を得られている今のうちに、これからもやりたい放題をやるのでしょう。

日本の国民が自民党以外に政権担当能力のある政党を育てる考えが無いのであれば、自民党はやりたい放題であろうし、金権政治だの汚職だの不正だのと、ヘタレメディアが騒いだところで「屁」とも思うまい。大臣を辞任した小渕ナンチャラだの松島ナンチャラだのが平気で当選する事実。これで「禊は済みました」というワケだ。また、彼女達に投票する国民の政治民度の低さ!!(特に女性の有権者のレベルの低さは残念ながら認めざるを得ない)

安倍首相やそれに近い自民党幹部、彼を支持する右翼論者(櫻井よしこ、百田ナンチャラの三文小説家、竹田ナンチャラのスピリチュアル系トンデモ論者等)の言動を見ると、以下のような名言を思い出します。

「戦争は、その経験なき人々には甘美である。」(ビンダロス)

「戦争を美しく語る者を信用するな。彼らは決して戦場には行かない者たちなのだから。ずっと前から、そして今も、決して戦場には行かない政治家たちのために、人々は殺され続けている」(クリント・イーストウッド)


先日亡くなられた菅原文太さんも同じようなコメントを残していたのですね。私は「千と千尋」の釜爺の声が菅原文太さんと知り、「何て暖かい声、人間味のある語り口をされる人なんだろう!」と感動したものです。また、晩年の映画「私のグランパ」では、渋さの中に優しさを秘めた演技にも惹かれました。※

今思えば、惜しい俳優を失くしたものです。おそらく、若い頃とは異なり、老年の菅原さんは政治や社会に対する見方や人生感も変わったのかもしれませんが。もっと長生きして欲しかった。ご冥福を祈ります。

菅原文太さんがこの国に残した“遺言”…「憲法9条がいかに素晴らしいものであるか」:日刊ゲンダイ 12月1日(月)

【連載「注目の人直撃インタビュー」2013年8月29日号より】

 集団的自衛権を巡る憲法解釈の見直しや自衛隊の海兵隊化――と、参院選後の安倍首相は露骨に右傾化を強めている。そうしたきな臭い状況に危機感を抱くのが元俳優の菅原文太さんだ。この夏80歳を迎えた老優は日本の何を危惧しているのか――。

■「今の日本は真珠湾攻撃をした時と大差ない」

毎年8月になると太平洋戦争を思い出します。日本が戦争に負けた昭和20(1945)年当時、私は小学6年生で、宮城県栗原郡(現・栗原市)の小さな村に住んでいました。

 敗戦が近づいた頃のこと、仙台の街がB29の空襲を受けましてね。家の屋根に上ってかなたを見ると、夕暮れの薄暗がりの中で爆撃機がパラパラと焼夷弾を落とし、一面に炎が立ち上る光景が見えました。仙台とは100キロも離れているのに、無数の爆弾がまるで七夕の銀色の短冊のようにキラキラ光り、街全体を炎で赤く染めていたのをよく覚えています。

 空襲は受けたけど、怖いとは思いませんでした。都会から離れたところに住んでいたこともありますが、大人の話を聞いて日本は勝つと信じていたからです。敵艦を何隻轟沈したという発表が幾度もあり、大人たちが「日本は勝ってる」と言うものだから、子供心に「日本は強いんだ」と信じていたんです。

 ところが8月15日になり、いきなり玉音放送で「負けました」となった。ガーガーと雑音を発する祖母のラジオを叩きながら天皇のお言葉を聞いて、本当にびっくりしました。あとで聞いたら、大本営のウソの発表を疑問視する人たちもいたとか。「こんな戦争負けるよ」と言いたいけど、警察が怖くて言えない状況だったんですね。

 だけど、考えてみると敗戦の兆しはあったんです。私の村でも出征のたすきを掛けた若者が「行ってまいります」と戦地に出かけ、その多くが命を失いました。現代では考えられないことですが、私も大人も、死に対する感覚が麻痺し、「戦争なんだから死ぬのは当たり前」というような錯覚に陥っていた気がします。

私の父の弟は37歳でルソン島に派兵されたのを最後に、いまもって行方が分かっていません。戦死扱いとされていますが、どんな死に方をしたのか遺族も知らされていないのです。父の兄は外地から復員するも、戦地で患ったマラリア熱が完治できず、死ぬまで発作に苦しみました。

 私の父は中支(中国)で軍事物資を運ぶ輜重隊の隊長を務めたのち生還しましたが、戦争については一言も話しませんでした。あの時代、沈黙を通した人は父だけではありません。みんな、悲惨な現実を語りたくなかったのでしょう。

 国外のあちこちで日本軍は米軍に押しまくられ、「救援を送れ」と要請しても兵隊は来ない。兵士は軍と国に見殺しにされ、昭和18年ごろからはアッツ島を皮切りに兵士の玉砕が繰り返されました。沖縄では兵隊のほかに大勢の民間人が巻き添えになりました。それなのに、軍隊のある参謀などは玉砕が怖いので「本土に用事があるから」と口実をもうけて沖縄を離れました。命惜しさのあまり部下と民間人を置き去りにして逃げたのだから、あきれた話です。

 言い出したらきりがありませんが、すべては当時のリーダーたちが無謀な開戦に突っ走った結果です。

 しかし現実の日本はどうでしょうか。私の目には、日本はいま非常に危うい局面にあるように見えます。

 安倍政権は内閣法制局長官を交代させてまでして集団的自衛権の解釈の見直しをはかり、憲法を改定して自衛隊を国防軍にしようとしています。平和憲法によって国民の生命を守ってきた日本はいま、道を誤るかどうかの瀬戸際にあるのです。真珠湾攻撃に猛進したころと大差ありません。

 いつの時代も為政者は国民を言葉たくみに誘導します。問題になっている沖縄の基地の件だって、彼らに利用されかねません。「沖縄に米軍は要らない」という国民の言葉を逆手にとって、政府が「米軍がいなくても大丈夫。自衛隊が国防軍になり、海兵隊の役割を果たしてくれるから安心してください」と言えば、国民はコロリとだまされ、国防軍化を許してしまうかもしれないのです。

 その結果、自衛隊は本物の軍隊になり、米国が始めた戦争にいや応なく巻き込まれてしまいます。しかも米国は日本を自分の属国と見ているのだから始末が悪い。「俺たちに逆らったら、締め上げるぞ」と恫喝されたら最後、日本は逃げられなくなります。こうした数多くの悪要因の中で、日本が世界に誇る平和憲法が骨抜きにされ、戦争に突き進んでしまいかねないのです。

「まさかそこまで?」と笑われるかもしれませんが、いまの自民党は「ナチスに学べ」というバカな発言をした副総理を更迭できないほど自浄作用を失っています。実に恐ろしい状態です。

 改憲派の政治家はよくこう言って現行憲法を否定します。

「いまの憲法は戦後、GHQに与えられたものだ。なぜ、進駐軍にもらった憲法を守らなければならないのか。そろそろ自分たちの憲法を持つべきだ」

 この認識は正しいとはいえません。知り合いの学者に聞いた話ですが、いまの憲法は日本人が作成した草案を参考にして作られたそうです。社会統計学者で社会運動家だった高野岩三郎や法学者の鈴木安蔵らの「憲法研究会」が、敗戦の年に発表した「憲法草案綱領」がそれです。

 この草案には、主権在民や基本的人権という民主的な概念が盛り込まれていました。GHQのある将校は非常に優れた憲法草案だと高く評価し、新憲法作成の下敷きにしました。

 いま大切なのは、われわれ国民が政府のデマゴギーにそそのかされず、自分で考えることでしょう。書物や新聞を読み、多くの人の話を聞いて、平和を維持するために自分は何をするべきかを模索する。熟慮の末に真実を知れば、戦後ひとりの戦死者も出していない憲法9条がいかに素晴らしいものであるかが分かるはずです。

 戦前のようにタカ派政治家たちの言葉に踊らされてはいけません。

▽すがわら・ぶんた 1933年8月16日生まれ、宮城県出身。早大第二法学部進学後、モデルや「劇団四季」の団員を経て、58年「白線秘密地帯」(新東宝)で本格映画デビュー。73年に始まった「仁義なき戦い」シリーズの広能昌三役で人気を不動のものとし、「トラック野郎」など数多くのヒット作に主演。昨年11月、国民運動グループ「いのちの党」を結成すると同時に芸能界からの引退を宣言。講演活動などに精力的に取り組んでいる。
「戦争を知らないバカどもが『軍備をぴっちり整えなくちゃダメだ』とか言いはじめている。そういう国情って、まったく危ういですよね。それを防ぐためにはやっぱり、筋金入りの反戦家が増えてこないといけないし、それが大きな力になると思うんです。」(小学館「本の窓」2012年9・10月号)
「安倍さんの本当の狙いも集団的自衛権というより、その上の憲法を変えることにあるのかと思うのだけど(中略)拳を振り上げ、憲法改正を煽りたてる人たちは、いざとなったとき戦場には行かない人たちじゃないですか。
 出て行くのは無辜の民衆だけで、その結果、沖縄戦で二〇万人。広島と長崎で三〇万人、戦地では何百万人とも言われる有為の青年たちが命を落とした。それを繰り返すのではあまりに情けない。」(「本の窓」2013年6月号)


※同じ頃に亡くなられた高倉健さん(ご冥福を祈ります)については、私は特にファンでも好きでも嫌いでもありませんでした。大柄で不器用で寡黙で…無骨な男らしさが魅力でもあった高倉さん。

高倉さんは菅原さんよりは良質の映画に恵まれた俳優と思いますが、演技の方は上手いのか下手なのか私には良く分からないタイプに思えました。

「幸せの黄色いハンカチ」での演技は、演出の力もあるのか、ちょっとシャイな雰囲気のある演技が良かったですね。「駅」のような演技は…上手いのか下手なのか、私には良く分かりません。映画そのものもピンと来ませんでしたが。

どうでも良い話ですが…ちなみに、私が苦手な男性は、
1.ペチャクチャとやたらしゃべりまくる男(大抵は声のキーが高い)…ただ煩くて鬱陶しいだけ。
2.寡黙な男…不気味です。怖い。「1」よりはベターだけど。

好きなタイプは、特におしゃべりでも無ければ、寡黙でも無く、低めの声で淡々と滋味溢れる会話の出来る人です。



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2014.12.26 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 政治・社会



コメント

歴史の必然

中国の国力が強くなっている為集団的自衛の枠に入らざるをえない状況となっている。
歴史の必然ではないだろうか。

2014/12/26 (金) 08:34:31 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

歴史?

コメントはずいぶん久しぶりです。
私も今の時代の流れに恐怖を覚えています。子育て世代として、これからいつでも日本が戦争に巻き込まれる、または戦争を起こすと考えると、子どもたちの未来に希望を
持つことが出来ません。なぜ選挙のたびにこのような結果になるのか。周りの家族友人と話しても、誰も安倍総理を支持していないんですけどね。

歴史とは過去のこと。未来は自分たちの手の中にあると信じているので、私は必然とは思いたくありません。なんとかしなくては、と思います。



2014/12/27 (土) 10:24:06 | URL | まる子 #AlmolxDE [ 編集 ]

持って行き場がない

 自衛権もある意味、必要とは思いますが、安倍氏の個人的趣味でやられるのは、いけません。真に国益にかなうことならいざ知らず、コソコソとなにやら密約でやっているようで、信用ゼロです。

 昨年末の選挙でも、困りましたね。

 共産党とかも、いまだに「大企業VS労働者」という世界観ですか・・・きょうび、むしろ対立図式は「官僚公務員VS民間」ではないかと思うのですが。

 政治家の質?有権者の質?選挙制度?・・もうどれもこれも無茶苦茶な感じです。
 EUのメンバーにでも加えてもらって、EU規定で拘束してもらうのがいいですかねえ。(USAの一州にしてもらうのもアリかも知れませんが、個人的にイヤなので、パス。)

 では、本年もよろしくお願いします。

今年の冬至は新月と重なったようで、これから勢いが増していきます。
月姫様の、ますますのご活躍に期待しております。

2015/01/01 (木) 20:03:49 | URL | ミヤーン #- [ 編集 ]

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片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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