2015メダルウィナーズオープン





この大会は運営方式他、突っ込みどころが色々あるのですが、みなまで言うまい。ただ2点だけ。
1点目は、アイスショーのようにリンクを狭くするのは反対です。仮にも競技なのですから。表現力重視らしいけど、リンクが狭いより広い方が表現力もずっと生きると思うんですけども。

2点目は、男女各6名づつの出場ですが、6人に絞る意味は何なの?グランプリファイナルじゃないんだから、6名に絞ること無いと思うけどな。各10名づつでもいいじゃない。演技時間も短いのだし。
それに、各6名はどんな基準で選んでいるのかしら?全くワケがワカラン。

これでも観客はかなり入っていたようですね。今や、フィギュアスケートの最大市場は日本だけか。後で記事にアップしますが、ソチ五輪で「フィギュアスケート王国ロシア」が復活したというに、ロシア選手権の会場はガラガラ。。。。。

女子
1 Joannie ROCHETTE 64.67
2 Sarah MEIER 54.89
3 Miki ANDO 54.10
4 Laura LEPISTO 52.94
5 Irina SLUTSKAYA 50.63
6 Kimmie MEISSNER 45.56

この番組に気づくのが遅れ、サラ・マイヤーとラウラ・レピストの演技を見逃してしまいました(ToT)。

マイズナーさん。
久し振りに見ましたが、相変わらずキュートですね。ただ、3Tの低さには愕然としました。アアッ!これは辛い。しかし、滑りは以前よりも美しくなったように見えました。まだ25才なんですよね。。。

スルツカヤさん。
例のスリーターンの連続からの3Loはステップアウトしましたが、これを見ると「ああ、スルツカヤだなあ」と過去の演技が懐かしく思い出されます。スピンはイマイチですが、コレオシークエンスでは力強い滑りで目を見張りました。

ロシェットさん。
彼女の鉄板な演技にはジャパンオープンで何度も驚かされましたが、今回も終始驚きっぱなしでした。ジャンプもスピンもステップも超一流!!。もちろん練習はしっかりしているのでしょうけど、それだけでは説明がつきません。やはり、これも才能なのだと思います。これに色気としっとり感が増せば、もう、誰も敵いません。

ジョアニー・ロシェットとキム・ヨナの二人は、良い意味で今世紀最高のスケート職人と思う。スケーターの中には競技からしばらく離れるとたちまちジャンプやスピンがガタガタになるタイプと、現役中とさほど変わらぬレベルを保てるタイプとがいるようです。男子ではバトルさんが職人タイプと思います。

安藤さん。
3Lzはコケましたが、ナイスチャレンジでした。得意の3S-2Lo 3Sの2つは美しいジャンプ。お見事!
( `・ω・) ウーム…ショパンのバラード4番で来ましたか!!私は安藤さんにはショパンは合わないと思っているので、これは意外な選曲でした。表現の幅を増やしたい彼女の意欲の現れなのでしょう。悪くは無かったけども。あまり得意とは言えないスピンも頑張っていましたので、かなり練習はしたんでしょうね。コレオの冒頭の転倒には思わず目をつぶりました。無事でホッとしました。コレオは思いのほか身体がよく動いていた。転倒がなければもっと良い出来だったと思うだけに、もったいなかったです。

男子
1 Evgeny PLYUSHCHENKO 86.95
2 Nobunari ODA 85.15
3 Jeffrey BUTTLE 77.28
4 Johnny WEIR 75.14
5 Evan LYSACEK 73.32
6 Takeshi HONDA 50.41

本田さん。
ジャパンオープンに出た時もそうでしたが、今回もミスったジャンプの原因は体重にあります。もう少し身体が絞れたら楽勝だったでしょう。たぶん、体質もあるのでしょう。頑張ってくれました。

ウィアーさん。
日本女子も瞠目しそうなほど、痒いところにも行き届く繊細で柔らかな演技に不思議な感銘を受けました。世界広しと言えども、真っ白衣装にヒラヒラ付きを立派に着こなせる男子スケーターは彼だけでしょう。

バトルさん。
やはり上手いですよね~。彼こそはジャンプ要らず。最初から最後までスケーティングの魅力をたっぷり見せてくれました。これだけ滑らかに自在にステップを踏めたら楽しいでしょうね。特に、ツイズルターンだけで色気を出せるのは男子シングルスケーターではバトルさんだけです。何と言う格調の高いスケート!!

ライサチェクさん。
こちらもマイズナーさんと同様、久し振りに見るライサチェクさんの演技。シットスピンでピーンとまっすぐに伸びた長い脚は相変わらずお見事です。脚フェチにはたまらないでしょう。メリハリの効いた動きは健在。
ロクサーヌですか。空耳が(-^〇^-)。うな重~♪、うな重~♪、ウメ~ッ♪!六千(円)♪!

織田さん。
アディオスノニーノ!合っているじゃん!(*^。^*)。現役の時より表現性も滑りも上手くなったか?と思わせるくらい素敵な演技でした。ジャンプ構成はショートプログラムではほぼ最強の部類で来ましたね。チョッ、現役時代、肝心な時には決まらなかった4Tー3Tを鮮やかに決めてるわ(^-^;。

プルシェンコさん。
このスケーターは千両役者という言葉がピッタリですね。日本人でこういうタイプがいたら、当代随一の歌舞伎役者になってことでしょう。決める所はしっかり決め、手を抜く?所はサラリと抜くと(^O^)。そのツボというか勘所を良く知っているのがプルシェンコさんかも。抜き方も一流でないと、大向うを唸らせるだけの大見得を切ることも出来ませぬ。
ジャッジが思わず?高い評価を出す理由が分かったわ(^O^)。
千両役者にこれ以上の「分析」は無用です。
彼はフィギュア界のフリードリッヒ大王であり、ナポレオン皇帝であり、イワン大帝なのだ(-^〇^-)。
どうだ!恐れ入ったか!?



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2015.01.17 | | コメント(8) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・大会



コメント

採点システムの違い

森末さんがいみじくも指摘した通り、体操でも10点満点の時代とは、実績の積み重ねから来る格付けは存在した。
フィギュアも同じ部分を持つと言える。

参加した選手は6点満点時代の経験者たち。
ISUの採点システムを利用はしているが、PCSは腑に落ちない部分がある。

実際の競技会なら織田選手が優勝でもおかしくなかった。

まー、冠大会だからこんなものでしょう。

ただ、ロシェット選手のスピードは圧巻だった。
ジャンプに入る前の速度が落ちないし、回転も文句のつけようのないものだった。

安藤選手は、スピードがなかった。

3サルコウは文句のないできだったが、ロシェット選手の後だと、選曲でその部分のごまかしを感じた。

完全に競技から遠ざかった気はした。

ロシェット選手は、ひょっとすると現役復帰もあるか?と思わせるほど全てが素晴らしいものだった。

まー、あの演技に女の色気を感じないのは、男でないとわからないのかもしれない。

2015/01/18 (日) 03:03:48 | URL | バルタントモゾウ #- [ 編集 ]

スリーターン&トリプル・スリーターンからの入り

流石は片割月さん 素晴らしい着目点と解析である。

まさに、スルツカヤさんのループのエントランスは、とてもデフィカルトなエントランスのスリーターンの連続の入りである

RBO→RFI・・RFI→RBO→RFI→RBO(スリーターン)+(トリプル・スリーターン)

ループジャンプをスリーから直ちにテイクオフする選手と言えば、長洲未来選手のダブル・スリーを思い出すが、長洲選手はRBO→RFI→RBOであり、それも凄いが、スルツカヤ選手のような、合計4回は驚愕である。

そしてこれは、最初のスリーターンがイントロ・ステップであり、スリーで入りますよという宣言で、後のトリプルスリーとは少し間隔を開けている。

従って、スリーターン&トリプル・スリーターンからの入りなのである。

2015/01/18 (日) 09:02:32 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

殿とロシェ姐

月小妹こんにちは(・∀・)ノ

殿、ライサ、キミー、ロシェは先日のSOIと被ります。
大阪でのロシェ姐は、正直なところ
あれって言うくらい滑りが重く精彩を欠いていたので、
心配だったのですが、
そちらではよかったのですね。。。
大坂では時差ボケだったのかな?
とにかく安心しました。

殿は、引退直前にものすごく調子をとりもどしつつあったので、
アマ競技でもう一度見たいんですけど、
芸能界デビューして、結構な売れっ子になったこの一年で
スケートにも自信と大きさを得た気がします。
アマ現役時代にはついに得られなかった勝利のオーラとでもいうのかな。
殿にとって芸能界は、桶狭間の戦いだったのかもね。

キミーは、16才の頃のイメージで止まってたので、
身長も伸びてエレガントなスケーターになりましたね。
暗い照明の中であの特徴ある丸いオデコで辛うじて判別できました。
彼女は「麗人」タイプとシジ的には思う。
あのデコはハプスブルク家っぽいじょ。

2015/01/18 (日) 11:41:52 | URL | シジフォス #- [ 編集 ]

ナイスチャレンジ!

 片割月さま、こんにちは。

 MWOなんてつまらない! と思っていても好きな選手が出るとなれば楽しみなのが、勝手な所です。

 サラ・マイヤーさん、レピストさん、とてもいい演技でしたよ。二人とも、競技会というよりはアイスショー感覚で(レピストさんはオルゴールの箱を小道具に使っていましたし)伸び伸び滑ってました。

 実践さながらの構成で挑んだ日本の三人(特に最近まで現役だった二人)にとってはプレッシャーのかかる大会だったんでしょうか。

 バルタンさまが仰っていた様に美姫ちゃんの滑り、スピードが無かったですね。ジャンプは戻って来ましたが、やはり、最盛期の頃の力強さはないかもしれないと感じました。
 スピンについて。肩の脱臼とその後の関節唇の骨折でビ―ルマンポジションが取れない。ぎこちない動作もありましたが、よく練習して来た成果が出ていたと思います。
 久し振りの試合で、出るからには頑張ろう、という気持ちがちょっと空回りしている所もありました。でもこれだけの演技を見せてくれただけで満足です。
 ジャンプも無難にまとめる(3S-2LO 2A 3Sで加点貰えた)手段もあったでしょうが、敢えて高難度で挑みました。
 もう現役復帰の意思はないとは思いますが、あの冒頭のジャンプを見ると3S-3LOも出来そうに思えるから凄い! 

2015/01/18 (日) 13:47:22 | URL | shige #X91rLkcY [ 編集 ]

Re: 採点システムの違い

>森末さんがいみじくも指摘した通り、体操でも10点満点の時代とは、実績の積み重ねから来る格付けは存在した。
>フィギュアも同じ部分を持つと言える。

>ISUの採点システムを利用はしているが、PCSは腑に落ちない部分がある。

そうなんですよね。。。

PCSについて、ISUが全くテコ入れしない(文書上、何ら変更も改訂も無い)のも腑に落ちません。

地上波はもちろん、衛星放送でもJスポの解説でも、PCSのことになると、どこか歯切れが悪いです。

だから、陰謀論が闊歩するんでしょうね。

2015/01/19 (月) 23:38:13 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: スリーターン&トリプル・スリーターンからの入り

ファントム様。

なるほど!
アナリーゼ、ありがとうございます。

わちきはそこまで正確には分析していなかったでありんすよ^^;


2015/01/19 (月) 23:48:08 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: 殿とロシェ姐

シジ小姉様、こんばんは。

>殿にとって芸能界は、桶狭間の戦いだったのかもね。

小姉の文には、必ず最低でも一箇所、こうした粋な表現があり、感服しておるしだい。

キミーさんは、正確には、キンバリーでしたっけね。

麗人を連想させる名ですね。

>あのデコはハプスブルク家っぽいじょ。

( `・ω・) ウーム…さすがは小姉。目の付け所が違うでありんす^^




2015/01/20 (火) 00:00:02 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: ナイスチャレンジ!

shige様。

>MWOなんてつまらない! と思っていても好きな選手が出るとなれば楽しみなのが、勝手な所です。

フフフ。そのお気持ち、よっく、分かります!

>サラ・マイヤーさん、レピストさん、とてもいい演技でしたよ。二人とも、競技会というよりはアイスショー感覚で(レピストさんはオルゴールの箱を小道具に使っていましたし)伸び伸び滑ってました。

(;´Д`)ウウ。。。番組をよくチェックしなかったのは不覚でした。

安藤さんにとっては「屋台骨」的存在であった3ルッツでコケる姿は、やはり、寂しいものがありますね。

2015/01/20 (火) 00:05:31 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

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Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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