日本人2人の人質事件でも露呈された安倍首相の危険性





「東京新聞 1/22」記事より。

(引用開始)…イスラエルは昨夏、パレスチナ自治区ガザへ軍事作戦を展開。ガザでは、一般市民を中心に約2000人が死亡した。さらに停戦合意後も、パレスチナ人居住区での入植を強化している。こうしたイスラエルの強行姿勢について、最大の同盟国である米国ですら「距離を置くことになる」(大統領報道官)と批判。国連などを舞台に、国際社会の目は厳しさを増している。

ところが、安倍政権は世界の流れに逆行している。2013年3月、政府はイスラエルが導入を予定する次期主力戦闘機F35の共同開発参加を表明。昨年5月には、イスラエルのネタニヤフ首相が来日。両国の国家安全保障局、防衛当局の交流促進と協力で合意した。そして、今回は首相自らイスラエルを訪問した。

イスラム過激派にとり、イスラエルは「消滅」させる対象だ。日本はかつてパレスチナ紛争について、中立性に配慮していたが、昨今の急速な親イスラエル姿勢が、今回の事件の一因になっていないか。

京都大学の岡真理教授(現代アラブ文学)は「首相は『中東の平和と安全のためにイスラエルと協力する』と言うが、中東の不安定の根源はイスラエルの存在。その国と一緒にテロと戦うと宣言し、イスラエル向けの兵器を開発することは、イスラム国のみならず、他のイスラム過激派にも、日本人を標的にする口実を与えるようなもの」と批判する。「日本は原爆を落とされたが、復興を遂げ、世界に技術を提供してきた国としてイスラム圏では好印象を持たれていた。昔の自民党の政治家は対米追従でもイスラエルとは一定の距離を置いていた。現在、そういう認識が欠落した首相と政府がイスラム圏との信頼関係を破壊している」

(中略)

千葉大の栗田禎子教授(中東現代史)は「イスラム国にとり、イスラエルは聖地エルサレムを不法に占拠する異教徒集団で、イスラム圏を侵略する欧米の手先だ。その国旗を背景に『テロに屈しない』と会見した安倍首相は、地域に『日本はイスラエルの仲間』と印象づけた。イスラム国の術中にはまった」とみる。

では、日本の中東外交はどうあるべきか。栗田教授は「イスラエルとの安全保障上の協力関係は見直すべきだし、武器輸出は誤りだ」と訴える。「パレスチナ紛争の公正な解決に貢献することが日本外交の役割。軍事を含んだ積極的平和主義ではなく、憲法9条の平和主義を貫くべきだ。9条の基づく外交は長い目で見れば、日本の企業、国民の安全を守ることにつながる…(引用終わり)。」

日本人人質をきっかけに、安倍政権は「イスラム国」攻撃を目論む米英中心の「有志連合」にどんどんのめり込んでいる。いつも「日本人の安全」を確保するという名で、戦争準備は進んで行くものです。要注意です。冷静に事実関係をつかむこと、そして何より人命優先で対処しなければなりません。
金子勝 @masaru_kaneko 2015年1月21日


橋本市長は極めて愚劣な政治家だが、安倍首相は非常に危険な政治家と思う。

安倍首相は戦前のような軍事大国日本に戻したいのだろうか?
安倍首相は戦前の大日本帝国憲法に戻したいのだろうか?
一度、戦争をしてみたくてウズウズしているのだろうか?

彼の著書を読むと、安倍首相の心の中には、ドロドロとした怨念が蠢いているようだ。
①A級戦犯被疑者にされた祖父岸信介、尊敬するおじいちゃんの汚名を返上したいとの強い欲望と、
②日本を敗戦させ、東京裁判、日本国憲法等を押し付けて来たアメリカに対する深い恨みと、
③祖父も父も東京大卒でありながら自分は(国立2期校も慶応・早大もダメで)成蹊大卒という暗い劣等感。それをバネに、祖父・父以上の右翼政治家として「大きな仕事?」を完遂したいとの欲望があるのだろうか?

③は本当の意味で人としての賢明さや政治家としての能力とは何の関係も無いのだが、安倍首相が生まれ育った特権階級の世界では「東大にあらずんば人にあらず」の価値観が絶対的だろうから、彼も相当にコンプレックスに苦しみ、悩まされたであろうことは想像に難くない。

もちろん、怨念であれ劣等感であれ、それをバネに意欲的に何かに取り組むのは誰にでもあることであるし、良いことでもある。が、個人的な怨念を政治に持ち込まれたら国民は堪らない。しかも、それが首相であればなおのこと。

戦争を知らない戦後生まれの首相が、靖国神社に参拝出来なかったことは「痛恨の極み」との怨念を抱き、そんな個人的感情を晴らす為に、国際社会から非難され、国民の半分以上が賛成もしていない靖国参拝をしてしまう。彼の靖国への入れ込み様は異常だ…私にはとうてい理解不能な鬱屈した感情と、ものの考え方がこの人間にはあるようだ。

安倍首相は危険な「怨念政治家」と思う。

【取るに足らぬ話ですが】
上記に引用したように、私は東京新聞の記事に共感出来る場合が多い。私は長年、読売新聞を購読している。何故か、読売が一番読みやすいからだ。一時、朝日や産経に「浮気」をしたことがあるが、結局は読売に戻っている。しかし、最近の読売の右傾化は著しい。産経に負けじと張り合っているかのように見える。読売はまるで安倍政権のチアガールと化しているかのようで、社説やコラムを読むのが段々苦痛になりつつある。

東京新聞は購読料も読売より安いようだし、こちらに変えようかと思ったが、出来ないでいる。これまで読売からは購読更新の度にアレコレと「オマケ」をもらっているし、変更の手続きも面倒だし。あるいは、読売という「ブランド名」に引きづられているのかもしれない。この心理はいつまでも自民党に投票する国民の心理に通じるかもしれない。何のかんのと言いながらも、批判は多くとも、やはり、自民党という「ブランド名」の権威は絶大だ。


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2015.01.23 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 政治・社会



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成蹊大学

成蹊大学法学部は、東京大学の大学院法学政治学研究科の博士課程を総代で卒業した、紋谷暢男先生が教授として長年教えていた優秀な大学である。

紋谷先生は登山が趣味で、文武両道の逞しく素晴らしい先生である(^^)

2015/01/24 (土) 04:13:52 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

Re: 成蹊大学

ファントム様。

どうして、成蹊大学に詳しいの?(^O^)

2015/01/27 (火) 00:34:17 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

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Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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