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最近見た映画・テレビドラマの感想など




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●NHKテレビドラマ「ロクヨン」…DVD借りて見ましたが、良かったです。原作が横山秀夫だもの。
ピエール瀧が渋かった。渋いといえば、ドラマ「隠蔽調査」もそうでした。で、両ドラマ共に視聴率はパッとしなかった点も共通していますね。まさに、ドラマの出来栄えと視聴率とは必ずしも一致しないという好例です。何故なら、両ドラマ共に「大人のドラマ」だから、若い人が見なんでしょう。ジャニーズ系のアイドルが主役じゃないし。

私は玉木宏、中村俊介、大沢たかお、佐々木蔵之介などの俳優さんはカッコいい!と思うし、好きです。ただ、私はミーハーではないので、彼等が出演している映画やドラマは必ず見るわけではありません。興味の無いテーマやつまらない脚本であれば見たいとは思わないのです。誰が出演しているかよりも、映画(脚本と役者がぴたり合っている等)の出来映えです。

最近は、刑事もの、警察官もの等で、上記の画像の俳優さんたち…失礼を承知で言えば二枚目とは言い難く、「鬼瓦系」の風貌の、一癖も二癖もありそうな不思議なオーラを放つ渋い役者さん達にも魅力を覚えます。

もしも職場で彼等のような風貌の男性が上司になったら、「イヤだなあ」と思うけど、ひょっとしたら案外良い上司になるかもしれない。心が通じ合うまで相当の時間はかかりそうだけど。


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●映画「海難1890」…安倍首相のお声がかりで製作されたとの説もあるようですが。日本とトルコの友好の証となる映画ですね。もっとも、トルコのエルドラン大統領の政治には色々と問題がありそうですが。

1890年。トルコ使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が帰国途中に和歌山県沖で座礁。命がけで船員を助けたのは田村医師(内野聖陽)をはじめとする貧しい漁村の人々だった。95年後、日本人から受けた恩をトルコは忘れていなかった。1985年のイラン・イラク戦争でイラン現地に居た日本人が窮地に陥ったとき、トルコ政府は日本人の救出に動く。。。

内野聖陽は好きな俳優だし、なかなかの力作とは思いました。確かに、史実にもとづく美談ではある。が、日本政府とトルコ政府の宣伝臭がプンプンするので素直に感情移入が出来ず、少々白けてしまいます。まあ、「日本人って、素晴らしい!」と、自画自賛の愛国心に陶酔したい方には良い映画でしょうね。


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●映画「ワーテルロー」(1970年イタリア・ロシア合作)…ロシア遠征に敗北し失脚したナポレオンが流刑地のエルバ島を脱出し、再び皇帝の座につく。そんなシーンから始まります。演出や戦争シーンが旧ソ連映画「戦争と平和」と似ているので監督を調べたら、やはり同じ監督でした。

皇帝の権威を発揚するには戦争で勝つしかないと決め込むナポレオンが起こしたのが「ワーテルローの戦い」でした。最初はナポレオン軍がウェリントン将軍率いるイギリス軍を押し込んだものの、プロイセン軍から横か後ろを突かれて総崩れとなり、これによりナポレオンの時代は完全に終止符を打った。

とにかく、旧ソ連軍2万人がエキストラで参加したそうですから、戦闘シーンの迫力たるや凄まじいです。角川映画の「天と地」などとは比較にもなりませんし、CGやアニメで「ごまかした」戦闘シーンとは全く違う本物のリアリティがあります。私でさえ興奮したくらいですから、男性が見れば手に汗握り大興奮すること請け合いです。

不満は、ナポレオン役の俳優さんがお世辞にも二枚目ではなく、体型もずんぐりむっくりしたオジサンなこと。実際のナポレオンも二枚目ではなかったらしいけど、周囲を圧するカリスマ性があったという。かのゲーテもひと目ナポレオンを見て、参ってしまったくらいですから。もう少しカッコ良い俳優を使って欲しかった。何でもリアルにすれば良いとは限りませんわ。


●映画「スポットライト」(アメリカ)…教会神父による幼児の性的虐待の真相を追求する記者達の物語。実話にもとづく。世評通りの優れた映画でした。しかし、話の展開は記者達の地味な取材が淡々と描かれ、ワクワクドキドキするようなドラスティックなものではないし、ハイライトとなるラストシーンもさりげなく演出しています。

しかし、その分だけ、私にはジワッと来ました。

これが日本映画であれば、泣いたり、怒ったり、打ちのめされたり、大喜びしたり、の大判振る舞い型の演出をすることでしょう。そちらを好む人からすれば、やや物足りなく思うかもしれませんね。

物足りないというよりも、少しピンと来ないのは、アメリカ社会におけるキリスト教会の力が現代でも如何に大きいかということ。政治家や司法やメディアが尻込みする力…これは日本人にはなかなか理解が難しい。それゆえ、この映画からはアメリカ人が受けるほどのインパクトを受けないのかもしれません。


●NHK大河ドラマ「真田丸」…草刈正雄が幸村を演じたドラマ「真田太平記」と比べると、あの「新撰組」と同様の「軽さ」が私の好みには合いません。現代語そのまんまのセリフが飛び交うのも白けます。若い視聴者に阿っているかのようでイヤだね。やはり、大河ドラマには重厚さが無いとダメですよ。文句言いつつも日曜の夕食時の放映なのでつい見てしまいます。

それでも堺雅人の幸村(信繁)は上手いと思います。私の好みのタイプではないけど、堺雅人は実に器用な俳優だから、どんな役柄を演じても破綻が無いですね。そして、父の昌幸役の草刈正雄が大河ドラマらしい重厚さを漂わせているので救われます。残念なのは内野聖陽演じる家康が「バカ殿」っぽい演出になっていること。ガッカリした。しかし、これは俳優の問題ではなく脚本と演出の問題です。女優陣の方は…どうもネ。。。


あやカノ本ポスター


●映画「あやしい彼女」(日本)…73歳の偏屈おばあちゃん(倍賞美津子)が20歳の女の子(多部未華子)になぜか変身してしまい、周囲の人間に色々な影響を与えていく物語…まあ、他愛も無いストーリーですが私はこの手のSFっぽさのあるドラマや小説が嫌いじゃない。

倍賞美津子(歳とったネ)の存在感が、変身後の多部未華子の演技を引き立てているのがドラマを成功させた要因と思います。それにしても、ドラマ「ドS刑事」を見た時に、私は「多部未華子って良い女優だ」と思ったのが、この映画を見て改めて魅力ある女優と確信しました。なかなか器用で上手い。表情も豊かですしね。これかも注目したい。

映画の中で多部さんが歌っていた「悲しくてやりきれない」は良い歌ですね。カラオケで還暦以上の男性がしばしば歌うので私も知っています。
動画です


●ドラマ「模倣犯」…とにかく、主演の中谷美紀が上手かった!それに尽きます。私の好きな女優の一人だから評価が甘いかもしれませんが。彼女が主演でなかったら見なかったでしょうね。


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中谷美紀と来れば、次は柴咲コウです。

2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の直虎役は柴咲コウと決まり、楽しみです。彼女は主演としてはそれほど良い映画やドラマに恵まれていなかった気がする(助演で良い役があった)ので、大河ドラマは一大転機になるやもしれぬ。35才と中年にさしかかった柴咲コウが優れた女優として進化すると良いですね。素質は十分。

●柿澤要著「井伊直虎・女にこそあれ次郎法師」(角川文庫)を予習として読みました。柿澤要の歴史小説は初めてですが、予想外に力作と思いました。筆致が細やかで人物造型も良い。

私は幕末の井伊直弼は知っていても、井伊直政は知らなかったし、そもそも徳川家康の家臣は本多平八郎と大久保彦左衛門くらいしか名前が出てこないです。ましてや、今川義元の家臣など知りません。それだけに、この本は私には勉強にもなりました。ある程度は前知識が無いとドラマを見てもピンと来ませんし、誰がどうなっているのか、どことどこが争っているのか分からないと面白くないですから。

井伊直虎という女城主ですが、なかなか複雑な性格みたいで、一筋縄では行かないようです。新島八重や天璋院篤姫より難しそうな役。柴咲コウがどう演じるか、興味津々ですね。


☆美形なのに「女」を感じさせない女優。
職場で昼時、男性社員の会話で、「沢口靖子は美人だけど女を感じないんだよな」との声が聞こえたので、関心を持った私も話しに入りました。この場合の「女」とは、セックスアピールとか、色気とか、助平な意味合いがあるようだ。そこで私が、「柴咲コウや中谷美紀はどうなの?」ときくと、「沢口靖子ほどではないけど、女を感じない方だ」となった。男性社員の一人は中谷美紀に女を感じると言っていたが、他の男性社員達は、「全然無い」とキッパリ。多部未華子についてきくと、意見が割れましたが、女を感じない方がやや優勢。他に、仲間由紀恵にも女をあまり感じないとも言っていました。

なるほどね。。。私が好きな女優の共通項は男性に女を感じさせないタイプなんだ。



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2016.10.14 | | コメント(16) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



コメント

歴史好きを駆り立てる?

 片割月さま、こんにちは。

 「真田丸」の感想をありがとうございます。
 基本的なスタンスは私も片割月さまと同じだなと思います。相応しいのはオープニングとテーマ曲だけ、と思いつつも、何故か見続けていました。
 余りにもヘンテコな展開が続くので、大坂編に入った辺りから、他の文献や小説を読み始めました。上杉家の人質から、豊臣家の馬廻り衆になる経緯などは調べてやっと真偽が判りました。小田原攻めの経緯や関白秀次の死なども、定説的に描かれてきた物とは違っています。
 この辺りは、現在の新しい学説を取り入れつつ、虚構も混ぜて描いている、という所でしょうか。秀次が能を催し、不興をかう、というシーンがあります。この「源氏供養」と言う曲は秀吉が愛好したそうで、難曲でもあります。伏線として、秀次から寧に源氏物語の宇治十帖を手渡すシーンも。宇喜多秀家が、歌や仕舞という芸事には通じていても単純だが豊臣への忠誠心を抱いている事などが上手く描かれていました。
 合戦シーンが少なく、密室での心理劇(舞台ですね)で現代語で喋る人々、など突っ込み所が多いのですが。…「翔ぶが如く」で薩摩語全開でやったら、理解不能だった、と言う話もあるし。三谷さんに大河ドラマの脚本を頼むとこうなる、というのは判って居た筈でしょうし、ね。NHKの責任もありますよね。
 ただ、前回の「幸村」をご覧になりましたか。
 名将なんてものは、半分はハッタリだ。という例のきりの暴言の後、信繁がそれまでの沢山の瞬間を回想する内に、「幸村」に変貌していく様が感動的に描かれました。この辺の見事さは役者と脚本が一体化したものだろうと思います。
 歴史好きに歴史本を手に取らせるドラマ、と私は思っていますけど。
 少し長くなりすぎたので、この辺で一度切らせて頂きます。

2016/10/14 (金) 09:52:31 | URL | まるさん #X91rLkcY [ 編集 ]

校閲ガール

月姫さま♪

Good evening v-483

はーい、石原さとみさんの校閲ガールがファントムのお奨めで~す♪♪☆☆☆

By ファントムv-77

2016/10/14 (金) 23:57:23 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

Re: 歴史好きを駆り立てる?

まるさん様、こんばんは^^

戦国末期の豊臣家とその周辺の大名の動き、さすが良くご存知なんですね(@_@)。

映画やドラマの時代劇や歴史ものには…演出上の効果を狙ってか…史実とは違う虚構がいくらもありますね。

そもそも、馬に跨ったまま刀を振り回すこと自体が、変なんですしね(^_^;)

しかし、私たちは、歴史の真実よりも、歴史のロマンと夢を求める生き物なんでしょう。

だから、虚構と分かっていても、それを楽しめる、いや、そうでないと楽しめないのかなあと。

古代史なんか、まさしく、夢とロマンですよね。

>「幸村」に変貌していく様が感動的に描かれました

はい。見ましたよ!あれは確かに、ドラマになっていましたね!
まさか、代々使われた「幸」を選び、もうひと文字については、
つぼに入れた紙切れに書かれた字をくじ引きみたいにして選ぶなんて、
ちょっと奇想天外な発想ですね。しかし、上手くハマっていたと思います。
ここは、堺雅人の演技力も大きく寄与していると思います。

いよいよ、真田丸もクラマックスに差し掛かりましたね。

沢山の浪人と奥の女性達がうごめく大坂城内で、幸村がどんな活躍をするのか楽しみです。

☆佐助をもっと活躍させれば良いと思うのですが、真田太平記と比べ、存在感が無いなあ。。。

2016/10/15 (土) 01:11:22 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: 校閲ガール

ファントム様、こんばんは^^

>校閲ガール

あ、評判良いみたいですね。

原作の小説も面白いとか。

う~ん、時間が足りないよ~!(;O;)

2016/10/15 (土) 01:14:19 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

その他の雑感も・・・

 片割月さま、早速のレス、本当にありがとうございます。
 「真田丸」の佐助、仰る通り、もっとうまく使って欲しいですよね。真田紐を出して来るなら、諜報活動の一環として使って欲しかった! 「真田丸」の佐助の存在意義が判らないです。忍者が役に立たないと言う人もいるけど、それは使う人の器量次第でしょう。「真田太平記」の忍者を上手に使いこなす昌幸が印象的でしたよね。心から心服して、その役目に殉じる見事さがありましたから。

 「スポットライト」、いい作品でした。日本では基本的に宗教が地域や教育に根付いていないから、こうしたタブーというのが、理解し難いかもしれません。
 いじめなど、他の物に置き換えて見ると、その怖さが理解出来ると聞いた事もありますが。

 「ロクヨン」がイギリス推理作家協会賞の候補になったそうですね。日本の小説が気軽に世界で読まれる事はとてもうれしいです。
 村上春樹も世界的にポピュラーな作家になっています。作風もお本人も、古い言い方だと「コスモポリタン」なのでしょうか。
 ボブ・ディランは、さすがに私の世代でも古いです。団塊から全共闘辺りの世代の人にとっては、心の拠り所かもしれません。村上春樹さんも多分、影響受けているでしょう。歌手活動が文学賞に該当するか、のコメントは差し控えます。

2016/10/15 (土) 09:41:41 | URL | まるさん #X91rLkcY [ 編集 ]

「翔ぶが如く」がフラッシュバックしたぁ

まるさん様のおかげで、
「翔ぶが如く」で、字幕つかってたの思い出しましたよ。
薩摩弁は全開じゃなくて、低速徐行運転レベルだったと思いますけど。

米軍のコードトーカー(Code talker)にも通じるような言葉とも言えますか。

例えば、
“屋根から落ちて、後頭部を打った”が、
“えのそらから、ひっちゃおてて、ぼのったんをどえた”
・・・になっちゃいますもんね。

ほんなかや(=ではでは)

2016/10/15 (土) 10:45:12 | URL | しっぽがない・・・ #- [ 編集 ]

時代劇における「言葉」

片割月様
まるさん様

「真田丸」に関するご意見、興味深く読ませて頂きました。
私が疑問なのは、そもそも真田信繁を始めとする作中人物たちは、どういう言葉で普段話していたのか?という事です。
当時は「標準語」などありませんでしたから、信繁や昌幸は基本的には、生まれ育った信濃国の言葉で話していた筈ですよね?家康も基本的には三河国の言葉、若しくは駿河(当時の)の言葉を使っていたのではないでしょうか?けれど彼らの言葉に「故郷」を思わせるようなものは何もなく、完全に現代の「標準語」を使っています。これは何も、「真田丸」だけに関して言える話ではなく、殆ど全ての大河を始めとする時代劇に言える事で、凄く不思議に思えて来てしまいます。
数年前の「平清盛」では一般庶民は現代の京都弁で話をしているのに、貴族や武士は標準語で話をするという、「?」な状態でした。「真田丸」でも千利休だけは現代の関西弁で話をしていた様に思いますが、町人だけが関西弁で話していたのか?と凄く疑問です。
いや、そもそもそんな事を言い出しては、「時代劇」そのものが成り立たない、という理屈は分かるのです。けれど、時代劇における言葉というものは不思議だ・・といつも思いながらドラマを見ています。

2016/10/15 (土) 22:33:23 | URL | 新緑の里 #I0MP68Ho [ 編集 ]

"砂の塔"♪♪☆☆☆

月姫さま♪

Good evening v-483

はーい、お返事ありがとうございま~す♪♪(^^)/

あと、菅野美穂さんの"砂の塔"に期待で~す♪♪☆☆☆

本当に楽しみですね~♪♪

By ファントムv-77

2016/10/16 (日) 01:10:31 | URL | ファントム #- [ 編集 ]

室町の公用語

 新緑の里さま、こんにちは。

 大変、難しい問題提起だと感じました。私は、簡単に「現代語」と言っていましたが、実際のこの頃の言葉の定義はあやふやでしたね。
 いつもながら、鋭い、正鵠を射るご指摘には、感服するばかりです。
 
 まず、「現代語」という言い方が不味かったですね、現代的な感覚で喋る、もしくは、その時代の人としては、視点が違う、という意味でしょうか。この傾向は信繁にもありますが、最も顕著なのは、きりです。彼女はタイムスリップした女性なのではないか? と疑わせるほどに、現代人の感覚で喋っています。それから、「友情(friendship)」が三成ー大谷刑部、もしくは信繁との間に存在する事。信繁ーきりにもその傾向があります。三成と大谷の関係は近代人に近いと司馬遼太郎さんも仰っています。当時、実に不思議な関係だったようですね。

 この時代の公用語は、おそらく、能狂言で使われた話し方でしょう。室町以降の中央政府で使われていた言葉ではないでしょうか。能の大成者、世阿弥は、将軍のお傍仕えをしていたのですから。
 大名たちがこぞって能の勉強をしていたのは、勿論教養項目としての意味合いもあったでしょうが、東北上越、四国、九州などの人々にとって、公用語の勉強でもあったという事ではないでしょうか。だからこそ、武士には(特に大名クラス)こうした訓練が必要だった、と考えます。
 千利休、お通などが関西言葉で話すのは、そういう教養が無い為でしょう。能、狂言が一般庶民の物になるのは、江戸時代中期以降です。江戸時代は、能役者は大名家などに召し抱えられていましたが、それ以外はアルバイトで町民相手に指南していた様です。(江戸時代の寺子屋の読本にそういう記載があります)

 戦国時代は、言葉は手形と言われていました。話し言葉で出身地が判る、という事でしょう。「真田丸」の中でも、佐助が、普段無口なのは信州訛りで正体が判るのを恐れているから、とか、北政所が尾張訛りで平気で喋るのは、闊達で人におもねらない開けっぴろげな女性である事、逆に秀吉は、尾張訛りで喋る事で相手を威嚇していた。(自分が一番偉いから、宮廷言葉も使わない)信繁も一応謡は出来たけど、(戦で高砂を謡っていた)上手くないのは、真田家では能楽師を雇う余裕がなく、うろ覚えだった、などとこういう部分も楽しめますよね。

 もしかして学術的には間違っているかもしれませんが、私の想像ではこうではないか? という感じです。平安、鎌倉は、基礎的な事しか知らないので、想像すらできないのです。平清盛の辺りの事は、私も是非、知りたいです。
 長文になってしまい、申し訳ありません。

2016/10/16 (日) 09:38:16 | URL | まるさん #X91rLkcY [ 編集 ]

「標準語」と「公用語」

まるさん

詳しくご教示下さいまして、本当に有難うございます。本当に、様々な分野にお詳しくていらっしゃるのですね!感服するのは私の方こそです。余りに博識でいらっしゃって、私など本当に圧倒されるばかりです。

成る程、「標準語」は無くとも「公用語」は存在した、と。そう言われると、実にすんなり理解出来ますね。

長年ずっと疑問だったのですよね、現代でさえ「方言」というものは色濃く残って地方には根付いているというのに(標準語に押されてどんどん失われていく言葉も多いものの)、大河ドラマの舞台となる様な時代で、何故方言が一切無視され、標準語でばかり話をしているのか?と。伊達正宗が「標準語」で話をしていていいの?と凄く疑問だったのです。とは言え、現代の視聴者が東北弁(当時の)を話す伊達正宗を見ても、恐らく違和感しか感じないでしょうから、致し方ない事なのだろう、と思っていました。

>現代的な感覚で喋る、もしくは、その時代の人としては、視点が違う、という意味でしょうか。

私が最も「現代的」だと感じた大河は、数年前の「天地人」でした。あの時の直江兼続と「真田丸」の直江兼続が同一人物だとはとても思えません。私も、現代人が時代劇、特に「大河ドラマ」に求めるものはそういうものではないだろう、と思います。NHKには一度徹底して、「現代的な感覚」を排した大河ドラマを創って頂けたら、とさえ思いますね。案外受けるんじゃないか?と思うのですが。

2016/10/16 (日) 23:04:33 | URL | 新緑の里 #I0MP68Ho [ 編集 ]

お勉強になりました

まるさん様
新緑の里様

素直に勉強させていただきました。おもしろかった。
私は、薩摩方面の山奥の出で、
小学校入学までは、家に電気もきていないような所で育ちましたが、
言葉で言えば、まるさん様のイメージに近いですね。

大学の同級生が実家に遊びにきたとき(十分昔と言えば昔)、
「●●ちゃんの友達は只者ではない・・・」と集落中の噂になりましたが、
その理由をよく聞いてみると
「標準語を話す」というところに行きつきました。

まぁ、聞く分には理解できるが、
それは日常生活とはかけ離れたものだったという感じでしょうか。

テレビの普及で、
子ども達は、まま事遊びをするときは標準語で話し、
遊びが終わった瞬間、薩摩弁の世界に帰るようになりましたが。

現在でも、そんなには変わっていないような気がしますねぇ・・・・
(まぁ、場所にもよるんでしょうが)

ではでは

2016/10/17 (月) 15:47:29 | URL | しっぽがない・・・ #- [ 編集 ]

Re: 時代劇における「言葉」

新緑の里様、お久しぶりです^^

さすが、ごもっともです。

確か、映画『壬生義士伝』では、盛岡藩の武士たちに岩手県なまりで話していましたよね。

新撰組に入隊しても、そのまんまで。

監督や演出によって、時代劇の「言葉」はマチマチなようですね。

大河ドラマ「篤姫」では、薩摩弁を矯正する場面が描かれていたと記憶していますが。。。

2016/10/18 (火) 02:06:51 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

Re: "砂の塔"♪♪☆☆☆

ファントム様、こんばんは^^

>菅野美穂さんの"砂の塔"に期待

ふーむ。φ(..)メモメモ

2016/10/18 (火) 02:08:42 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

畿内説に鞍替え

 片割月さま。
 片割月さまと同じく、夢とロマン大好きで、邪馬台国にはまった私ですが、やはり、科学的な実証には勝てません(笑)滋賀の遺跡での鉄器出土がもう、決め手かな。今や、畿内説に鞍替えするしかありません。(涙)
 当方はひねくれ者にて、「嫌い、嫌いも好きの内」なんですよ。「真田丸」の直江兼続に興味を引かれまして、色々と読んだせいで、最終的に、さんざん文句を言う羽目になりました。
 屈折したファン、という事なのでしょうね。自分でもおかしく思います。

 しっぽがない・・・さま。

 私どものお喋りを楽しんで頂けてうれしいです。
 勉強にはなるか、ならないか(汗)判りませんが、片割月さま、新緑の里さまに限らず、こちらに来て皆さまのご意見などに、私自身がいつも触発されております。
 しっぽがない・・・さまは、鹿児島の出身でいらっしゃるとか。私は、転勤族の娘で、関西圏、関東圏をうろうろして、故郷と言うのを持った事がありません。多分、(私の想像ですが)しっぽがない・・・さまは、ご自分の故郷に深い愛着がおありなのだと感じました。大学時代、一緒に学んだ仲間も、地元に帰った人が多かったです。とある離島出身の友人が、病院に行くのも船で往復するけれども、離れがたい、帰る所はあそこだからと言っていたのを思い出しました。彼女の場合に限らず、故郷がある人はそれを大事にするんだな、感慨を覚えたのを思い出します。これからも、様々な事をご教授いただけたら、幸いです。また、滋味溢れるお話をお聞かせくださいませ。

2016/10/19 (水) 10:05:56 | URL | まるさん #X91rLkcY [ 編集 ]

また来ました・・・まだ眠れない

まるさん様

私は、「ふるさと」って「心の在り場所」だと思います。

色んなふるさとが、人によってあるんだと思っています。

そうでも思わないと、まちづくりとか地域づくりとか、
おっかなくてやってられないですもん。

だから、私のふるさとは多いですよ。
生まれたところ(グーグルアースで見ても、常緑だけの里です)は、
敵が多すぎて、あまり帰れないなぁ・・・です。


あ・・・「です」は「げす」みたいな言葉ですから
ここ(お月さま邸)では「でございます」とすべきかも知れませんが、
ご容赦を。
(私って打つつもりが、どうしても俺になっちゃうし、誤字脱字は多いし
 ・・・ううう)

2016/10/19 (水) 11:33:39 | URL | しっぽがない・・・ #- [ 編集 ]

Re: 畿内説に鞍替え

まるさん様、こんにちは^^

>畿内説に鞍替え

おや、まあ(@_@;)。

纏向遺跡の発掘が大和説に勢いをつけていますしね。

しかし、なかなかどうして九州説も依然として説得力がありますからね。

大和説の弱点の一つは、「倭人伝」の「南」を「東」に強引に変えて解釈するところにありますしね。
「女王国の東、海を渡ること千余里にして」も、大和説では東に海はないので苦しい。
「会稽東治の東」は、どうしても、沖縄や台湾あたりになり、大和とは全く無縁ですし。

また、卑弥呼の鏡についても、例の三角縁鏡ですが…決定打とはなっていない模様。

ああ、やっぱり、邪馬台国論はロマンがあって楽しいですね(^o^)。

実は、ブログをサボっている間、邪馬台国論も復習したり、新たにインプットにも励んでおりましたのよ(^_^)/。

ちかじか、邪馬台国論についてアレコレと記事にいたしますのでヨロシクね。

>屈折したファン

その感覚、分かりますよ。私の浅田真央選手に対する気持ちもその一例です^^;

2016/10/19 (水) 12:10:36 | URL | 片割月 #- [ 編集 ]

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プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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