フィギュアスケート他、スポーツあれこれ:愚見を少々
●日本のエース・宮原選手が世界フィギュアスケート選手権を欠場。
オリンピック2大会連続で3枠の出場権を持っていた日本女子が、平昌オリンピックの3枠確保が難しくなりました。しかし、競技は水ものでもありますので、やってみなければ分かりません。
世界選手権における女子シングルの最上位クラス選手は、メドベデワ、ポゴリヤラ、ワグナー、コストナーの4選手が妥当なところでしょう。次に続くのがオズモンド、三原、樋口、デールマン、ソツコワ、カレン・チェン、ツルシンバエワの7選手くらいでしょうか。この辺りは激戦です。
こうした中で、日本3枠確保のカギを握るのは樋口選手と思います。
彼女は世界ジュニア選手権で過去2大会連続で3位に入り、昨年の全日本選手権では2位に入っています。つまり、重要な大会では素晴らしい実績を残しているのです。
樋口選手がショート、フリー共にノーミスであれば三原選手以上の得点を出す可能性があります。樋口選手が5位、三原選手が8位であれば5+8=13で3枠確保の最低ラインに達します。
また、ワグナー選手とコストナー選手はしばしばジャンプに安定を欠くので、展開によっては樋口・三原の両選手のどちらかが表彰台に上がる可能性もあります。
不本意な演技に終わった四大陸選手権。キス&クライで悔し涙が止まらなかった樋口選手。その悔しさを世界選手権で是非とも晴らして欲しいですね。
●WBC:準決勝でアメリカに敗れた日本。
う~ん。1点差か。惜しかったですね。
日本投手陣はかなり頑張ってアメリカ投手陣に負けませんでしたが、打撃は明らかにアメリカの方が力が上。その差が勝敗を分けたと思います。
日本は守備で大きなミスが2つありましたが、これは仕方ないです。それよりも、監督・コーチ陣に采配ミスがあったと思います。どうして打撃不振の青木選手を3番に配置したのでしょうか?
そもそも青木選手は1番か2番で打つタイプです。ヒットや四球で出塁を稼ぐタイプであり、打点を稼ぐタイプではありません。しかも、大会期間中の調子は良くありませんでした。
それにも関わらず小久保監督は青木選手を3番に据えたままでした。案の定、青木選手は第一、第二打席とも凡打でした。しかし、小久保監督は彼をベンチに下げませんでした。
どうして?私には理解不能です。
青木選手を7番か8番に下げる手もありました。むしろ、4番の筒香選手、5番の中田選手を3番、4番に繰り上げた配置の方が良かったのではないでしょうか?
ともあれ、期待以上の活躍をした日本チームの健闘を讃えたいです。
☆アメリカのベースボールファンは冷めていますね。
準決勝だというのに、ドジャース球場はガラガラ。日本の熱心なファンが来なかったら惨めなくらい閑散としたことでしょう。これがWBCに対するアメリカのファンの答えです。
どうやら、熱くなっているのはアメリカ以外の国のチームとファンのようです。
☆球審と1塁審判がアメリカ人。アンフェアでしょう?
アメリカ以外の国の審判の技量があまり信用されていない、ということ?
こうした点もWBCが競技として歪であることを如実に示しています。
アンフェアな審判の配置と地の利と、最初からアメリカチームにアドバンテージがあることを鑑みれば、日本チームは非常に頑張ったと言えるでしょう。
●スキージャンプ:葛西選手(44才)が2位表彰台で最年長表彰台記録を更新。
葛西選手は、19日に、ノルウェーで行われたワールドカップの第24戦に出場。試合はラージヒルよりも大きなヒルサイズ225メートルのジャンプ台で行うフライングヒルで争われた。
葛西選手は、1回目に239メートル50を飛んで5位につけ、2回目は距離を伸ばし241メートル50といずれもヒルサイズを大きく超えるジャンプを見せ、合計点を448として2位に入った。
凄いですよね。尊敬します。葛西選手は44才と9カ月だと!!
いったい、何が葛西選手のモチベーションを支えているのでしょうね?
スキージャンプが大好きで目の肥えているドイツ・オーストリア及び北欧のファンや若手選手たちの間では、葛西選手はレジェンドとして大いにリスペクトされているそうだ。
葛西選手こそ、日本の誇り!
平昌五輪でのメダルも夢ではありませんね。
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2017.03.22 | | コメント(20) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連