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「三流の上司」にも言い分がある:愚見を少々




「部下のやる気をそぐ「三流上司の叱り方」1位は」:2017年1月16日 BizLady

(引用開始)
仕事でミスをして上司から叱られてしまったことは、誰しも経験があるはず。

社員教育のうちではありますが、あまりにも理不尽な怒られ方だと、内心では反発したくなるものですよね。

自分が悪いとわかっていても、上司の言葉にカチンときたりウンザリしたり……。思わず「なんなの……。この三流上司っ!」なんて毒づきたくなってしまう人もいるかもしれません。

このたび『BizLady』では500名を対象に、叱られたときにやる気を失った叱り方を調査してみました!

今回の記事では、同調査をもとに、三流上司が言いがちな“部下のやる気をそぐ叱り方”のワースト3をランキングでお伝えしましょう。

■ワースト3位:責任逃れもいいところ……「聞いてなかった」
「叱られたときにヤル気を失ってしまった上司の言動に当てはまるものをすべて選んでください(複数回答可)」と質問をしてみると、ワースト3位になっているのは14.6%が選んだ「“聞いてなかった”と、報告したにも関わらず責任逃れをする」です。

きちんと報告をしたのに、「そうだっけ? 俺、聞いてないよな~」なんて言いつつ責任逃れをする上司は腹が立ちますよね。

あるいは、取引先の前で「私は聞いてなかったんです」なんて堂々と言い訳をしている上司の姿を見てしまえば、「この人の下では働きたくない……」なんて思ってしまいます。

仕事はチームワークだけに、ひとりだけ責任逃れをしようとする発言にはげんなりするものです。

■ワースト2位:本心じゃなくてもウザい……「会社辞めちまえよ」
続いて、同質問に対して3位と僅差の14.8%が選びワースト2位になっているのは「“会社辞めちまえよ”など、退職を促す」というもの。

怒りに任せて「お前、やる気あんのか!? こんなことするぐらいなら、会社辞めちまえよ!」などと叱られると、いくら感情的になっていそうとはわかっていても、カチンとくるものですよね。

「会社辞めちまえよ」なんて言葉で叱れれば、退職を促されているようにも感じてしまうかもしれません。

返す言葉にも困りますし、三流上司が口にする典型的なセリフと言えそうです。

■ワースト1位:人格否定では? 「おまえ、バカか?」
そして、同質問に対して17.8%が選びワースト1位になっているのは「“おまえ、バカか?”など、頭のデキに触れてくる」というもの。

人間誰しもがミスをするものですが、あまりにも感情的に怒られるとうんざりしますよね。「おまえ、バカか?」と、ミスをした業務だけでなく人格を否定されると、「上司のほうが、よっぽどバカっぽい……」と思ってしまうかもしれません。(引用終わり)



上のコラムについて、私も基本的には賛成です。上司は部下より高い給料を貰っていますし、責任も重い。上司と部下との間で問題が発生した場合、責任の80%は上司にあります。

典型的なコミュニケーションミスである、「言った、言わない」「聞いた、聞いてない」は五分と五分ですが、上司に80%の責任があります。

上司の日頃の部下指導が足りないからだ、と言われればそれまでです。

しかし、補足したいことがあります。

私は、この「三流上司」の気持ちも良く分かるのです。

「仕事でミスをして」とありますが、人間ですから誰にでもミスはあります。上司もミスをする。

問題は、
①同じミスを何度も繰り返した場合。
②仕事に最善を尽くさず、手抜きをして初歩的なミスをした場合。
③大きなミスをしたのに、深刻さを自覚しない又は反省が見られない場合。
④自分のミスを他に責任転嫁しようとする。

このような場合、上司が怒り心頭となるのも当然です。時には「バカ!バカ野郎!」と怒鳴りたくもなるでしょう。「やる気あるのか?テメエは!」と叫びたくもなるでしょう。

難しい仕事や初めての仕事では、ベストを尽くしても力及ばずミスをすることがありますが、この場合は上司は怒ったりはしないものです。部下を萎縮させたら誰もチャレンジをしなくなります。

「叱る」というのは、どうしても相手の人格を傷つけることになります。しかし、相手が傷つかない叱責にどれだけの効果があるのだろうか?との上司側の言い分もあるのです。優しい言葉で丁寧に注意すれば部下は傷つきませんが、この部下は注意された内容をやがて忘れるでしょう。そして再び同じミスをするのです。

時には怒りを露わに示し、厳しい言葉で叱ることで部下に問題の重要性を知らしめることは上司の大切な任務です。部下は傷つくかもしれませんが、叱られたことは忘れないでしょう。

「上司にこっぴどく叱られてやる気を失くした」と文句を言う部下に対し、「甘ったれんな!会社は学校や同好会じゃないぞ!」と言いたい上司は少なくないでしょう。

確かに、「会社を辞めてしまえ!」や「バカ!」は不適切な言葉です。

しかし、部下を叱れない上司も少なくありません。部下との摩擦を恐れ、部下から嫌われるのを恐れ、部下におべっかを使い、一緒になって会社や経営者を批判する上司もいます。卑劣です。

それに比べれば、言葉は不適切でも部下を叱れる上司は決して三流ではなく、二流の上くらいはあると私は思いますけどね。私も上司から随分と酷い言葉で叱られたり、罵られたりして来た人間です。傷つきもしましたし、心が折れそうにもなりました。心の中で上司を何回殺したことか。時には反発して喧嘩になったことも(^_^;)。が、自分が少しはマトモに仕事が出来るようになったとすれば、こうした「三流上司」にもお陰を被っているのだと思っています。

上司が何も叱らなくとも部下が成長し良い仕事をするようになる例もあるでしょう。それは上司が一流か部下が一流な場合です。しかし、そのような例は極めて稀でしょう。




2017.01.16 | | コメント(12) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



テレビドラマ&映画のアレコレ




●NHK大河ドラマ「女城主・直虎」・第一回
第一印象としては「ガッカリ」に近いです。
今川義元以外は歴史上ほとんど知られていない人間ばかりが登場。私は梓澤要の小説「直虎 女にこそあれ次郎法師」を読んでいたのである程度は分かりましたが、いきなり見た人には取り付き難いドラマかもしれません。親しみ易さがテレビ時代劇には必要と思うのですが、どうなんでしょうね?

初回はいつもより放映時間が10分程長いのですが、無駄に長いなあという印象。で、女もの大河ドラマの定型パターンですが、主人公の少女時代は「お転婆でハキハキとものを言う子」がお決まり。「八重の桜」も「篤姫」もそうでした。「水戸黄門」のようにマンネリを喜ぶ視聴者もいますので仕方ないのかもしれませんが、あまりにも芸が無さ過ぎると思います。

それと、こんなことを言うと冷たい女と非難されるかもしれませんが…率直に言って今回の子役の女の子がちっとも可愛くない。「八重の桜」の子役は愛らしかったけど。この子役がこれから数回続くようですが、キツイなあ。大河ドラマでなかったら第一回でおさらばするパターンなのですが、しばらく辛抱して見るかな。☆

花と緑のアニメ風なオープニング映像には既視感(デジャブ)が(笑)。なんかなあ。。。オープニング音楽はクラシック音楽調で少々凝り過ぎでしょう。もっと分かり易くて親しみ易い音楽の方が良いと思うけどなあ。「篤姫」や「花燃ゆ」のように。それと、おどけ調のナレーションも違和感あり。

脚本が「jin-仁」の森下佳子ということで期待しているのですが…。

早くも今川義元の命によって井伊家の有力親族の武士が死ぬ。またその後継ぎとなる男子にも死を強要されるが井伊家は何とか逃がす…のっけからこうしたシーンを出すのは、時は戦国時代であることを感じさせる良い演出だったと思います。

☆「子役が可愛いと評判」との記事を見かけましたが、私には考えられません。可愛くないものは可愛くないのだ。ま、「提灯記事」と考えればいいのでしょう。

●おなじNHK衛星放送で「幕末ブシメシ」という連続ドラマが始まり、初回を見ました。今では珍しい30分もの。殿様役に草刈正雄が(^o^)。コメディ調のドラマだから気楽に楽しめました。

●「花嵐の剣士 幕末を生きた女剣士・中澤琴」
サイトはここです
これまた同じくNHK衛星放送です。これは面白そうです!中澤琴は実在した女剣士とのことで益々興味を惹かれます。女剣士役は黒木メイサ。うん、考えましたね。

☆民放が時代劇を滅多に放映しなくなった分、NHKに集中しているのでしょう。民放にも事情はあるのでしょうけど、アホだね。かつて民放は「歌謡番組は二度とやらない!」と宣言しておきながら、今ではあちこちで放映しています。歌謡番組を流すのは良いが、それだったら「二度とやらない!」なんて啖呵を切らなければ良いのだ。これだからテレビは信用出来ないのです。NHKでの時代劇の人気を横目で見て、いずれ民放も始めるのでしょう。当たり前ですよ。「演歌」と「時代劇」が消えることは無いのです!!ワンパターンで面白くも無い刑事ドラマや医療ドラマや恋愛ドラマをやたら放映していれば視聴者は離れます。


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●映画「帰ってきたヒトラー」
DVDを借りて見ましたが、原作より面白かったし色々と考えさせられる映画でした。コメディですが、笑えないコメディ。最近のドイツの政治・社会問題に対するブラックユーモアというか非常にシニカルな風刺映画です。最近の移民問題も扱っていますし、デモの現場にヒトラーが足を運びアレコレと議論をする箇所は見応えがあります。

びっくりしたのは、メルケル首相の顔写真に「太った豚おんな」とテロップが流れるシーン。正確な和訳だとしたら、首相側からクレームがつかないのでしょうか?日本だったら果たして?

ヒトラーに劣らぬ独裁者ならムッソリーニやスターリンや毛沢東もいるのですが、ヒトラー人気?には遥かに及ばない。「チャップリンの独裁者」以来、「絵になる」のはヒトラーでしょうね。

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●映画版「ロクヨン」(前編・後編)
主演の佐藤浩市に、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和、永瀬正敏、吉岡秀隆、仲村トオルといった豪華キャスト。NHKのドラマ版も良かったですが、映画版も実に良かったです。特に前編は密度が濃くて良い。佐藤浩市は良い俳優ですし、紅一点?の榮倉奈々も良い演技でした。

県警の広報部と地元メディアとの対立は少々誇張されているフシもありますが、地方新聞の記者であった原作者の経験が生かされているのでしょう。リアルな迫力があります。

後編はやや落ちる。以前に書いたように、横山秀夫の長編は前半~中盤までが素晴らしく後半に行くほど落ちるのです。それが映画にも少なからぬ影響を及ぼしたのだと思います。非現実的なトリックには白けますし、多過ぎる登場人物とサイドストーリーが消化不良のまま終わるのです。映画版では原作に無かったストーリーを加えていますが、成功したとは言えないでしょう。後編を短くして一本の映画にしても良かったと思います。


●『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(原題:Once Upon a Time in America・1984年製作)
4時間にも及ぶ長い映画。セルジオ・レオーネ監督とエンニオ・モリコーネの音楽とのコンビならば期待出来ると頑張って見ましたが、イマイチ良く分からない映画でした。

アメリカで差別を受けて来たのは黒人や原住民だけではなく、イタリア系、アイルランド系などもそうだったと知る意味では勉強になりました。ロバート・デ・ニーロ演ずる主人公はマフィアになりそこなったギャングのようです。彼が老年となった現在から過去を振り返る演出なのですが、過去を懐かしむのか悔いているのか、良い人生だったと思っているのか分からない。そもそも、この映画は何を訴えたかったのか私にはよく分かりません。ロバート・デ・ニーロは好きな俳優ですし、恋人役の若い女優も瞳に独特の光を持つ魅力的な女性でしたが。

むしろ、残虐な殺戮や露骨なセックスシーンばかりが脳裏に焼きつくような映画で後味が悪かった。長い分だけ疲れた。どうしてこれが名作と評価を得たのか私にはチンプンカンプンです。同じギャング映画であれば「ゴッドファーザー」の方が遥かに良く出来ていると思います。




2017.01.12 | | コメント(33) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



年末年始に関連してアレコレ




●除夜の鐘の音がうるさい!
報道によれば、一部地元住民からそんなクレームがあって、除夜の鐘を昼間に済ますお寺もあれば、止めてしまったお寺もあるそうだ。なるほど、お寺近くの住民の中にはうるさくて耐えられない人もいるのかもしれない。私がそこに行って確かめない限り、軽々しく論評は出来ませんが。。。1年にたった1回の除夜の鐘くらい我慢出来ないのかなあ。。。それと、除夜の鐘の音は耳障りに聞えるのだろうか?聴覚も個人差があるし、気分によっては耳障りと感じるかもしれませんね。

●ゆく年くる年
我が家には紅白歌合戦を見る習慣はありません。ゆく年くる年は見る。我が家周辺では除夜の鐘は聞えないので、せめてこの番組で味わう。それにしても、アナウンサーが以前より若くなった為か、口調も声質も軽くなったと思います。以前のアナウンサーは厳かな声でしたので、大晦日の荘重な雰囲気に合っていたと思います。NHKは民放の真似は止した方がいい。気取っている、お高くとまっている、との批判もあるかもしれませんが、迎合することはない。

●貰っても嬉しくない年賀状
まずは、定型文句が印刷されただけの年賀状。如何にもお義理で出しました、横着しました、と書いてあるようで白けますね。こんな年賀状なら出す必要はないと思う。一行だけでも直筆が入っていれば、印象が全く変わるのにね。次は、子供の着物姿やら結婚披露宴の画像を印刷した「我が家は幸せです」的な年賀状。受け取る側が、「あら、微笑ましいわ」と感じる場合もあるでしょう。しかし、受け取る側が私生活や仕事で何らかのトラブルや不幸を抱えているような場合は、「ケッ!いい気なもんだ!」と、その無神経さに腹が立つことだってあるでしょう。年賀状の中で己の幸せを見せびらかす人は他者への配慮、デリカシーに欠けていると思います。

●しめ飾りと松飾り
東京では少数派でしょうね。「松竹梅」の青く刷った紙切れ一枚だけを門に貼ってすませるか、何もしない家が多いでしょう。我が家は…自慢にもなりませんが…ごく小さなものを飾っています。地方でもしめ飾り・松飾りをする家が減りつつあるとか。その為、小正月のドンド焼きや三九郎火祭(長野県の一部)が行われなくなったか、日を短縮して何とか続けているとか。

私が不思議に思うのは、常日頃、日本の伝統や文化を大切にしましょう!と唱えている人がこのような実態を嘆く姿をまったく見ないことです。彼等の言う日本の伝統と文化とは何ぞや?もう一つ不思議なのは、キリシタンでもないのに高価なクリスマスケーキを買うクセに、松飾りやしめ飾りを買うのは惜しいという日本人の精神です。外国人に何て説明したらいいのでしょう?と、偉そうに言わせてもらいます。

●お年玉
「これ御覧。お屋敷のね、伯母さんのとこからね、お年玉におくれだよ」
「板毬かヱ?」
「いいえ、畳の上でよヲくはづむよ」
(浮世風呂)

女の子が伯母さんからお年玉として毬をもらったという話。

昔は新年のお祝いのおくり物のことを「お年玉」と言った。「年玉」のていねい形。古くは「年賜」すなわち年の賜物(たまもの)の意の言葉だったようです。お金ではなかったのですね。


●心の問題か?
お寺で僧侶の法話を聞くと、「自分の受け止め方や見方を変えれば、皆さんの身の周りにいる嫌な人が普通の人に変わります。 嫌な人を生み出しているのはあなたの心なのです。」くらいのことを言います。ビジネスマン向けの「自己啓発もの」本にもこれに近い言葉がしばしば出て来ます。私は素直ではないので、「ふ~ん。すると、私の身の周りにいるパワハラ上司を嫌な人と思うのも私の心なのか。受け止め方や見方を変えればその上司は普通の人になるのか。パワハラ上司が普通の人ならば、私なんか普通以上の人と思っていいのかしらね?(^o^)

もう一つ。宗教家や保守的な知識人、政治家が良く口にするのが、「戦後の日本は、経済発展により物質的には豊かになりましたが、その反面、精神的な価値よりも金銭的な価値が優先される風潮や、思い遣りやいたわりの心を欠く個人主義的な傾向が強まった」と。これも心の問題ですね。

どうやら、経済的・物質的豊かさと心の豊かさとは反比例の関係にあるとでも言いたいようだ。すると、石器時代や古代の人達は精神的に物凄く豊かだったのかしらん?さらに、この話に説得力が無いのは、それを主張する人達こそが「精神的価値よりも金銭的価値を優先」して来た張本人では?との疑問があるからです。

私は経済的・物質的豊かさと心の豊かさはむしろ正比例する方が多いように思います。
古の人は、「貧すれば鈍する」とか「衣食住足りて礼節を知る」と言っていますよ。
まあ、人はそれぞれで一概には言えませんが。

●「母はパパ(papa)と呼ばれていた」
室町時代のなぞなぞに、「母には二度会いたけれど、父とは一度も会わず。何か?」とあります。
答えは、「唇(くちびる)」。
室町時代より以前までは、ハヒフヘホの発音は唇を合わせて言っていたので「パピプぺポ」(papipupepo)だった。母はファファかパパと発音した。ちなみに、飛鳥時代後期の有名な政治家、藤原不比等(フジワラフヒト)は、当時の発音では「プディパラプピチョ」となる。不比等がプピチョ(pupityo)。何だか締まらない名前だなあ(^_^;)。
私がタイプスリップして聖徳太子や額田王と会ったとしても、全く会話は出来ないのか。。。

以上のことは、山口謡司「日本語通」(新潮新書)に書かれています。




2017.01.07 | | コメント(25) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



大晦日に名句を




●忘年会

           月まぶし忘年会を脱れ出て    相馬遷子  


この俳句は良いよなあ。。。
ワカル。私も中途で抜け出したくなりますもの。
会社の忘年会に「イヤイヤ」参加した人間の気持ちが滲み出ています。忘年とは一年をしみじみ振り返り語り合うことに本当の趣きがあります。それが、「飲めや歌えや」ではトテモトテモ。。。
「脱れ出て」には俳句に求められる諧謔性もありますね。思わず、ニンマリしてしまいます。
喧騒な酒興の場をそっと逃れ外に出ると、あらッ、月がいやに眩しく見えます。嗚呼、今年も色々あったなあ。。。と、そこで初めてしみじみと去り行く一年を思い出す。。。。。
やはり、名句と思います。


●年惜しむ

          雨だれの大きなたまの年惜しむ   安住敦


鎌倉の円覚寺の山門前で詠んだ句とのこと。
山門の大きな軒先から落ちる雨だれのたまの大きさに新鮮な感動を覚える。大きなたまを凝視していると去り行く一年への思いも大きく膨らむ。。。嗚呼、もう間もなく一年が終わるのか。。。


●除夜の鐘

          おろかなる犬吠えてをり除夜の鐘   山口青邨


目に浮かぶようです。
救急車や消防車のサイレンが聞えると、「ワオ~、ワオ~」と鳴き出す犬が近所にいます。
鐘の音を聞きながら、しみじみと年の移りを思っていると、犬がやかましく吠えたのでぶち壊しになった。しかし、「おろかなる犬」とブツブツ文句を言う俺は、煩悩を除去する除夜の鐘の恩恵を受けることはなさそうだ。。。


          旅にしていづかたよりぞ除夜の鐘   福田蓼汀


この句を見ると思いだす。京都駅近くのホテルで早朝に目を覚ますと、お寺の鐘の音が聞えて来たことを。どこのお寺の鐘かしら?そして、じっと耳を澄まして次の鐘の音が鳴るのを待ったことを。
これが一人旅の宿で聞く除夜の鐘であればなおのことであろう。「いづかたよりぞ」…この強い表現に作者の様々な感慨が凝縮されていますね。


本年は拙ブログにお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m

では、みなさま、よいお年を!
  


2016.12.31 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



21世紀の名句を2つ




幼児を持つ一人の母親の言葉。今年の流行語にもなったようですね。

「保育園落ちた日本死ね」

と、


カジノに狂って身を滅ぼした某製紙会社の元会長の残した言葉

「現世にポッカリ口を開けた無間地獄」


この二つは、川柳や狂歌には字数が合わないけど、

自由句とみれば、なかなかの名句だと思います。


某保険会社が主催する「サラリーマン川柳」の名句よりもずっと良い。


山頭火や尾崎放哉が生きていたら絶賛したんじゃないかな。


上の二つの句ですが、

短い言葉で深刻な社会問題をテーマにしつつ、

貧困な政策へ向けた激しい怒りや己の愚行に対する痛切な悔恨の情が滲み出ているのですが、

それだけではなく、

どことなくエスプリやペーソスも感じられると思いませんでしょうか?


私はせいぜい次のような迷句しか思いつかないです。

「給料上がらず賞与下がった会社死ね」


※陰のささやき:「それって、もしかすると、本人の働きが悪いからでは?」


☆番外
ニート男の迷句

「働いたら負けかなと思う」


お見事!天下無敵です(^_^;)




2016.12.04 | | コメント(5) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



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プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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