2018ロシア選手権女子シングル:強過ぎて仰け反る




Jスポでロシア選手権女子シングルを見ました。
レベルがあまりに高過ぎて驚嘆するばかりです。
私は劇画の主人公のように、「ガハハハ!」と大笑いするしかありませんでした。
もちろん、大笑いする私の顔はひきつり、ピクピクと痙攣しておりました。
「こ、こ、これでは他の国はとても敵わない!」と思いました。
もちろん、日本女子も頑張っています。
しかし、ロシア女子はそれよりも一段階レベルが上だと感じました。

女子結果
1 Alina ZAGITOVA 233.59点
2 Maria SOTSKOVA 221.76
3 Alena KOSTORNAIA 216.57
4 Stanislava KONSTANTINOVA 211.28
5 Polina TSURSKAYA 207.61
6 Anastasiia GUBANOVA 206.60
7 Elizaveta TUKTAMYSHEVA 202.06
8 Daria PANENKOVA 201.97
9 Serafima SAKHANOVICH 197.44
10 Elena RADIONOVA 196.78

●総合6位: GUBANOVA(グバノワ)選手のフリー
ここです

グバノワ選手については私も以前に取り上げたことがあります。
ここです

何という伸びやかなスケーティング!素人目にも分かる深いエッジワーク!
アイスダンサーのように美しいフリーレッグのさばき方!
さらには、上半身や腕・手の柔らかな使い方の見事なこと!
こ、これが15才の演技なのでしょうか!?年齢をごまかしていないでしょうね(^_^;)
ロシア女子で大流行の、片手や両手を挙げて跳ぶタノジャンプを乱用?していないのも大変よろしい。
これだけの演技をしても6位なのです!
強いて言えば、もっとエモーショナルな雰囲気が欲しいかな。


●総合3位:KOSTORNAIA(コストルナヤ)選手のショート
ここです

そのグバノワ選手の更に上を行くのがコストルナヤ選手!
ジャンプ、スピン、ステップ、表現技術、そのどれもが素晴らしい!
しかも、なかなかの美形。
げッ!こ、これで14才なんですって(@_@;)

恐ろしい。。。


3F-3Tの直前のステップは、モホークで足を踏みかえてからの左足カウンターにスリーターンでしょうか。
単独3Lzの直前は、バレエジャンプ~ウォーレイからチョクトーをかましているのでしょうか。
(ファントム様。間違いがあったら教えて下さい)

☆コメント欄のファントム様の分析をご覧ください。勉強になりますよ(^o^)丿
ファントム様、ありがとうございますm(__)m

いずれにせよ、これだけの繋ぎがあれば、ジャンプの加点や演技構成点にもプラス要素となるでしょう。まさに、今の採点ルールにぴたり則して如何にどれだけ得点を稼げるか研究され尽した演技でしょうね。

言うのは簡単ですが、それを、14才の少女が見事に演じるのだから凄い。
難しい技をこなすのに精一杯なのではなく、余裕で演じているのが心憎いくらいです。

彼女達の演技を見て解説の岡部由紀子さんが、半ば呆れたように、「いったい、どういう練習をすれば14才の少女がここまでになれるんでしょうね?」と言っていました。

そう。私がかねてから申し上げているように、日本スケート連盟は適当な人材を派遣して、ロシアの練習現場を見学し、コーチの話を聞き、学ぶべきは学んだ方が良いと思います。

ロシア女子ジュニアには他にも凄い選手がいますし、ノービスにも将来有能な選手が目白押し。

●21才になったトゥクタミシェワ選手も頑張りましたが、何だか、一昔前のフィギュアスケートのスタイルって感じになっていました。もう、これは、トリプルアクセルを跳ばないと勝負になりません。

●平昌五輪ですが、女子はメドベージェワ選手とザギトワ選手の二枚看板で金・銀獲得が濃厚でしょう。ソツコワ選手も強いですが、彼女は不安定です。

ロシア女子3選手に割って入れる可能性があるのは、辛うじてカナダのオズモンド選手と日本の宮原選手でしょうか。他にはコストナー選手くらいか。何といっても、演技構成点で高い評価が貰える選手が強いですので。




2017.12.30 | | コメント(12) | トラックバック(0) | ロシア人選手達・ロシアネタ



貴乃花理事&巡業部長への処分案について:愚見を少々




●相撲協会が出した貴乃花理事&巡業部長に対する理事解任という処分案とその根拠について私は全面的に賛成です。世間には貴乃花理事への同情と協会側への批判が少なくないようですが、私は「良く決断した!」と思います。

こんなことは組織マネージメントのイロハですが、組織というのは「命令&ルール」と「報告」によって動きます。その根幹となる「報告」を怠る重役には処罰があってしかるべきです。

しかも、巡業中の暴行事件という極めて重要かつ緊急の問題が発生したことを報告しなかったのですから、その責任は重大です。巡業中に発生した不祥事…これ自体が巡業部長の責任問題になっても不思議ではありません。

企業で言えば、仮に社員が他の社員に暴行をして怪我をさせたとします。これを知った重役がトップに報告をしなかったらどうなるでしょうか?月給20万程度の平社員が報告を怠ることと、月給150万の高給取りの重役が報告を怠ることとは次元が違います。高給取りということはそれだけ責任も非常に重いのですから。

協会への報告を怠った事、協会側からの事情聴取の要請を8回も9回も門前払いにした事についての、貴乃花理事の弁明たるや、実に幼稚極まるものでして論外です。「警察から協会に報告してもらうように頼んだ」とか、「警察だけでなく検察にも調査があるとは知らなかった」とか、「自分の部屋の力士ではなく、他の部屋の力士のことであれば報告したかもしれない」とは、子供のような屁理屈です。

理事&巡業部長としての重責を自ら放棄しているとみなされても仕方ありません。

今回の貴乃花理事のような行為がまかり通るようであれば、他にも真似をする人間が現れる可能性があります。そうなればもはや、組織ではありません。

理事解任は厳し過ぎる、との意見もるでしょうけど、「一罰百戒」の意味合いもあると思います。組織の悪性腫瘍となり得る問題は速やかに除去しなければならないと思います。

もちろん、評議委員会がどんな決定を下すかは分かりませんが、大きな変更は無いでしょう。


●貴乃花理事を擁護する人の言い分に、
①協会に対する不信感があったのであろう。協会側に問題があるからだ。協会は伏磨殿。
②そもそも、貴乃花理事は被害者の側ではないか。
③遅ればせながら、協会側の事情聴取に応じたではないか。

ちょっと待った。
貴乃花理事も協会側の重役の一人ですよ。下っ端の人間ではありません。
しかも、①について貴乃花理事は何も語っていません。口を閉ざしたままです。
②は、それとこれとは別問題です。いや、むしろ、被害者の側だからこそ、なおのこと、速やかに問題の発生を報告し、事情聴取に協力すべきだったと思います。
加害者の側が速やかに報告するわけないでしょう。
③は故意に問題の対応を遅らせだけであり、合理的な弁明になりません。


仮に、貴乃花理事が協会側に不信感を抱いているのであれば、彼にはいつでもそれを主張する場があるのに、今に至るまで何も発信をしていないようです。

自分は何も悪いことはしていないし、処分案に納得もしていない、しかし、処分は甘んじて受けるつもり…これが貴乃花理事の考えのようですが、不可解ですね。

自分が正しいことをしているとの確信があるのなら、正々堂々と発信すべきではないでしょうか。幼稚な弁明しか聞こえてこないことに失望している「貴乃花ファン」もいるのではないでしょうか?

もちろん、協会に対して不信感を抱いている事と、報告を怠ることとは別問題です。


●私は以前に何度か書きましたように、相撲協会&大相撲のシステムや慣習には色々な問題があると思っています。別に協会側の擁護者でも何でもありません。仮に、貴乃花理事が良い改善案・改革案を持っているとすれば、それはそれで中味によっては私は支持するでしょう。しかし、貴乃花理事の振る舞いは、公益法人の幹部としての有り方よりも、昔ながらの親方制度の方を優先しているようにしか見えませんが。何の為の公益法人なのか?

●私は「組織の論理」が好きでもないし、「個人より組織優先の論理」に対してもモヤモヤとしたものを感じる方です。組織からはみ出るような人間に魅力を覚えることもあります。組織の一員として働くのが嫌であればそこから飛び出して、個人の力で仕事を見つければ良いのでしょうが、私の場合はそうした能力が無いので、組織の一員として働いています。しかし、組織の中でも努力次第で自分が活躍する場はありますが。。。

●横綱の白鵬関については、私は批判的です。横綱らしくない身をかわす取り口や言動に対して。モンゴル出身の白鵬が強過ぎ、日本人力士が弱いという現状にたいする不満のようなものや、やっかみが私の心理にあることを否定しません。私も一応、日本人の端くれですので。

●元横綱日馬富士関については、その人柄はテレビで知る限り白鵬とは逆で私は好印象しか抱いてなかったので、暴行を知った時、私は意外だと思いましたし、非常に驚きました。残念です。





2017.12.29 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



2017年全日本フィギュアスケート選手権(完)




フジテレビ、私は少し見直しましたね!生中継とは嬉しい。やればできるじゃん!

5時~7時までのBSフジでは、解説は村上佳菜子さんでした。彼女の語りは滑舌が良いので聞きやすい。解説の内容はまだこれから勉強を、というところでしょうか。

女子リザルト
1 宮原知子 220.39点
2 坂本花織 213.51
3 紀平梨花 208.03
4 樋口新葉 206.96
5 三原舞依 204.67
6 本郷理華 197.62
7 本田真凜 193.37
8 横井ゆは菜 192.99
9 白岩優奈 191.69
10 山下真瑚 183.34
……………………
15 木原万莉子 169.61
……………………


●毎年のことながら、全日本に出場する選手の一人ひとりに、それぞれ目標があり、ドラマがあり、歓喜と涙があります。木原選手はその典型ですね。心のこもった演技とはこういうものなのでしょう。胸が熱くなりました。フィギュアスケートのもう一つの醍醐味を改めて知ったような気がします。

●女子シングル五輪代表権の2枠目ですが、おそらく坂本選手でしょうね。国際大会の実績や総合力という点では樋口選手の方が上だと思いますが、実力と結果は違います。最もプレッシャーのかかる最終滑走で見事な演技をした坂本選手の勝負強さが光っています。しかも、勢いがある。私が選考委員であったら、さんざん迷ったあげくに坂本選手を選びます。

●昨シーズンの三原選手の勢いが、同門の坂本選手の方に移ってしまったかのような。。。

●山下選手と横井選手のジャンプには共通点がありますね。足腰にバネがあるのでしょうか、ビヨーンと跳び上がるので高さがあります。余裕すら感じます。トゥクタミシェワ選手にもありますね。樋口選手や坂本選手のようにスピード生かしてポーンと跳ぶのとは少し違うタイプでしょうか。

●本郷選手と本田選手にも共通点があります。日本人選手にしてはスタイルが良いし、身長もあります。さぞかし悔しい思いをしていることでしょうが、何とか奮起して今後も活躍して欲しいです。

●宮原選手はさすがですね。私の好きなタイプのスケーターではありませんが、彼女のスケート技術、表現技術の高さは素人目にも分かるような気がします。演技構成点(PCS)が高いのも納得!

●紀平選手!嗚呼、トリノ五輪の時の浅田真央さんと被ります。トリプルアクセルをピョンピョンと決める人間が二人とも年齢制限で五輪に出られないという巡りあわせ。4年後がどうなるかは誰にも予測は出来ません。

紀平選手のトリプルアクセルは、そのクオリティや安定感という点で男子選手も真っ青でしょう。今度は、トリプルアクセルの1本を演技後半に入れて決めて欲しいですね。


男子結果
1 宇野昌磨 283.30点
2 田中刑事 267.15
3 無良崇人 258.41
4 友野一希 231.21
5 村上大介 230.95
6 須本光希 225.76
7 日野龍樹 223.61
8 佐藤洸彬 214.85
9 山本草太 208.27
……………………

●宇野選手ですが、インフルエンザや怪我等で必ずしも万全な状態で試合に臨めていなかったとはいえ、このところミスが目立つのが心配です。もっとも、羽生選手、ネイサン・チェン選手等もミスが少なくない状況にありますが。

概して男子シングルの試合は、トップ選手達が4回転ジャンプを4つも5つも跳ぶ構成になる中で、勝負は「当たるか、当たらないか」的な試合になっている傾向にあると感じています。プログラム全体の完成度の方はやや軽視されているような感じも。もちろん、それが悪いとか良いとかは一概に言えませんが。。。怪我や故障が多過ぎます。

●田中選手。後半に4Tを綺麗に決めたのが大きかったですね!ミスと言う点では無良選手よりも田中選手の方が多かったのですが、冒頭の4Sと後半の4Tと、4回転ジャンプを2本鮮やかに決めたのが大きな得点源。それと、「フェデリコ・フェリーニメドレー」のプログラムの良さという点でも、田中選手は当たった!って感じもします。

●無良選手。残念無念です。しかし、全身全霊で演じた「オペラ座」にはとても感動しました!。゚(゚´Д`゚)゚。

田中選手も無良選手も、どちらかと言えば地味なタイプに思えますが、コツコツと努力を積み重ねて行く姿勢が垣間見え、私は励まされますね。いや、多くの選手達も同じに違いありません。尊敬します。

●羽生選手、五輪に間に合うのかなあ。。。(´・_・`)


●やはり2枠目は坂本選手が選出されましたね。妥当と思います。樋口選手は安藤美姫さんが指摘していたように、メンタル面のコントロールが課題なのかもしれません。安藤さんも樋口選手と似たタイプに思えるし、それだけ安藤さんは樋口選手のことが理解出来るのかもしれませんね。

しかし、樋口選手は世界選手の代表に選出(それだけ連盟も坂本選手か樋口選手かで悩んだのでしょう)されましたので、練習中に痛めた右足首を治し、悔しさをバネに素敵な「わかばボンド」を是非演じて欲しいです。そして、宮原選手と二人で再来年の世界選手の出場枠を3つに戻して欲しいわ。


☆新体操では将来性のある若手をロシアに長期合宿に行かせ、ロシアのベテランコーチから徹底指導を受けさせていますね。それと同じように、日本スケート連盟も日本女子の若手の中から、誰かロシアに派遣したどうでしょうね。今や、女子シングル界をリードしているのはロシアですから。

紀平選手や本田選手とか。もちろん、色々と難しい事情もありますし、学業の方との兼ね合いもあるので簡単ではないとは思いますが。。。


●竹内すい選手に注目です。
imagesq.jpg

フリー「ミス・サイゴン」
動画はここです

トリプルアクセルは残念ながら回転不足でしたが、あと一息で、って感じがしますので楽しみ。
演技終盤に3ルッツー3トゥループを根性で決めたこと、ルッツとフリップの跳び分けが出来ること、人を惹きつけるステップシークエンスと、これらから竹内選手の将来性を感じたのですが、どうでしょう?

目がパッチリしてなかなかの美形です。本田真凜選手のような華やかさもあります。
ショートもフリーも白の衣装でしたが実に良く似合っています。
トップクラスの力がつけば、人気が出そうです。飛躍して欲しいです。
年齢は16才とか。本田選手、樋口選手と同年ですね。
コーチは小塚崇彦さんのお父様のようです。


●本田真凜選手を擁護する。
記事やネット上で彼女に対する批判が少なくないようです。
曰く、
「マスコミにチヤホヤされて、いい気になっている」
「浅田真央さんのような実力も無いのに、錯覚している」
「アスリートじゃなくて、タレント」
「5つも6つもテレビCMに出るなんて、どうかしている」
「宮原選手や浅田真央さんのようなストイックさが無い」
等々。。。


本田選手にしてみれば、思い切り大きなお世話ですよね。

また、批判するならそれは全て、彼女に対してではなく、メディアに向けるべきでしょう。

それに、バドミントン女子ダブルスの「オグシオ」にしても、ビーチバレーの「浅尾美和」にしても、決して世界のトップクラスの実力者ではありませんでしたが、メディアが盛んに取り上げたお陰?で、どちらかと言えばマイナーだった競技が多少なりとも注目されるようになったのは事実であり、これはこれで貢献に値すると思います。

浅田真央さんが引退した後、本田真凜選手の存在で女子シングル界の人気がキープされるのであれば、これはこれで結構なことではないでしょうか?

事実、本田選手はスタイルが良く可愛いですし、華やかさもありますのでメディアが好んで取り上げるのは無理もありません。しかも、妹さんがタレントでもありますし。

もちろん、本田選手にはもっともっと強く、上手くなって欲しいとは思います。また、それだけの才能があるスケーターだと思います。強くなれば、クダラナイ批判も無くなるでしょう。

メディアの功罪については色々な意見がありますが、少なくとも、どのスポーツ競技もメディアが取り上げてくれなければ、どうにもならないという現実があります。

伊藤みどりさんの時代は、今ほどフィギュアスケート競技を放映してくれませんでしたので、フィギュアスケートは典型的な「マイナースポーツ」だった。




2017.12.24 | | コメント(23) | トラックバック(0) | 日本人選手達



更新無しのお詫びと愚見を少々





先月から病気(薬物性肝炎・更年期障害?)等により、入院治療でブログの方はすっかり放置状態でした。退院はしましたが問題はありまして、現在も通院及び精密検査等を続けております。一応は元気になりました。お仕事の方は休職中です(不安だなあ・私の席が無くなっているかも)。

これまでに皆様方から頂戴した様々なコメント(愉快なもの・読み応えのあるもの・考えさせられるもの)は拝読いたしましたが、レスの方はご容赦下さいませ。申し訳ございませんm(__)m

当たり前ですが、入院するとお金がかかりますね。収入が減る上に出費がかさむ。いくら生命保険に入っているとはいえ、パジャマ代やら何やらは、保険の対象外ですしね。病室のテレビや冷蔵庫だって、千円払って特別なカードを何度も買わないと使えないのです。

ベッドも六人部屋では何かとザワザワして私はなかなか眠れなかったので途中から二人部屋に移りましたが、生命保険の適用額よりも持ち出しになりました。


●入院中に発見又は気がついたこと
女性看護師さんですが、全員、制服はワンピースのスカートではなくズボンです。今や、これが普通になっているのでしょうか?看護師さんにきくと、「ズボンの方が何かと動きやすいですから」と。それはそうだ!
(男性患者はガッカリだろうな)

それと、男性の看護師さんが増えていますね。

看護師さんは患者毎の固定ではなく、毎日違う人が来ます。一週間たったら同じ看護師さんが来ました。何で固定しないのでしょうか?

いわゆる、看護師さん達の「申し送り」ですが、患者の目の前でも行うんですね。

点滴は想像していたより辛いです。抗生剤を一日2回(一回の所要時間は1時間程度)、これはまだしも、1000ccの大きな点滴(中味は主に、ポカリスウェットのようなもの。私は入院前から吐き気が酷く、食事が取れない状態だった)、こちらは終わるまでの所要時間が5時間以上!。これにはウンザリ。

調子が上向きになり、食事が取れるようになってからはいわゆる「病院食」。病院食といえば、まずい、という思いこみがありましたが、これが意外と美味しかった!

看護学校の学生さんが体験学習に来ますが、東京出身は少ないようです。私についた学生は石川県金沢市の出身。「金沢にも立派な病院はいくらでもあるのに、なぜ東京に?」ときくと、「どうしても東京に出て来たかったので」と。なるほどね。若い人はやはり、大都会に憧れるんですね。



体調が良くなり、テレビを見る。普段は見られない午前8時や昼過ぎの「ニュースワイド番組」をボンヤリと見る。例の元横綱日馬富士の暴行問題はどのテレビ局もひっきりなしに流している。

改めて思った。民放テレビというのはレベルが低い!とね。

親の七光りでタレントになっているような元プロ野球選手の長○が、ロクに相撲界のことを知らないのに憶測を並べながら偉そうにガーガーしゃべっている。呆れる。呆れるのはこの男に対してではなく、彼を採用するテレビ局に対してだ。

また、報道界で実績のある人間ではなく、タレントが司会をして、またこの連中がどれも等しく、偉そうに相撲界や政治やら社会問題について、分かったようなことをしゃべっているのにも呆れる。

もちろん、タレント司会者もコメンテイターの連中も、誰一人として、相撲界の根本的な問題について話さない。それはそうだろう。そんなことを言う人間は最初からテレビ局は採用しないのだ。

「モンゴル出身の力士はケシカラン」みたいなことを言う。しかし、本当の問題は、「なぜ、日本の若者が相撲界に入らなくなったのか?」にあるのだ。

幕下までは給料無しのタダ働き。風呂では兄弟子の背中を流し(ヤクザの世界みたいだ)、食事は兄弟子の食べ残しを食べ、外に出れば兄弟子の荷物を持たされ。そうなんでしょう?奴隷か?

「無理偏に拳骨と書いて、兄弟子と読む」とは良く言ったものだ。

もちろん、「可愛がり」だか何だか、兄弟子が弟弟子にビンタをするなど普通に行われているのだろう。

21世紀の日本の若者が、このような世界に入りたいと思うか?

将来のことを考えれば、相撲よりも、柔道の道を選択する若者がいて当然でしょう。それかあらぬか、これだけ国際競技として広く定着した今でも、日本柔道は強い。


ところで、十数回も殴られ、リモコンでも殴られた貴ノ岩関。

どうして途中で避けたり、逃げたりしなかったのだろう?

最初の一発やニ発はともかく、十数回も殴られっぱなしって。。。

両手両足を縛られていたのなら分かるが、普通、逃げるでしょう?避けるでしょう?

暴力は止めて下さい!と、抗議くらいしてもいいでしょう?

黙ったままずっと殴られるなんて。。。

私にはこれがどうしても理解が出来ません。


相撲協会は速く貴乃花親方を処分すべきと思う。

私は以前から貴乃花は嫌いでしたが、今回も酷い。

理事会の席でも、一人だけふんぞり返った態度。

理事という重責の立場にありながら、必要な報告☆もしなければ、事情聴取にも一切応じず、門前払い。

そもそも、母親とも兄とも絶縁状態になるような人間。

理事からの降格処分になったら、裁判沙汰にするつもりかな?


☆暴行事件については、ファックスで協会に報告した、との弁明があったとか。

それが事実としても、暴行事件のような緊急かつ重要な問題について、ファックス一本だけで済ますこと自体が非常識だ。どこの組織でもこんなことは通用しない。これで報告したことになはならい。






2017.12.23 | | コメント(10) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



2017年ジャパン・オープン:感想と愚見を少々




女子フリー・結果
1.Evgenia MEDVEDEVA(ロシア)152.08点(PCS:75.05点)
2.Mai MIHARA(日本)147.83点(PCS:70.58点)
3.Alina ZAGITOVA(ロシア)145.28点(PCS:66.07点)
4.Mirai NAGASU(アメリカ)134.69点(PCS:62.12点)
5.Marin HONDA(日本)133.41点(PCS:64.21点)
6.Karen CHEN(アメリカ)116.32点(PCS:62.10点)

☆ジャパンオープンは評価が甘めとの風評がありますが、果たしてそうなのか?

☆PCS(演技構成点)に注目
スケートの名手、浅田真央さんですら、70点以上に達したことがないのですよ。。。
それが。。。PCSの出し方も、以前とは変わったのでしょうね。

宮原知子選手の出来具合がどうなるか。
三原選手も樋口選手もPCSの評価が高くなり、宮原選手とほとんど差が無くなっています。
宮原選手の優位性が減ったことで、五輪代表戦はいよいよ熾烈になりますね。
本田選手だって、これから評価が高まって行く可能性があります。
ソチ五輪シーズン当初、ソトニコワ選手とリプニツカヤ選手のPCS評価がみるみる上昇したことは今も鮮明に覚えています。まさか、ソトニコワ選手が五輪で優勝するなんて、私も全く予想しませんでしたよ。


●三原舞依選手のフリー:ガブリエルのオーボエ
ここです
素晴らしかったですね!
「2年目のジンクス」など吹き飛ばす会心の演技!
淀みなく流れる綺麗な滑り!

樋口選手もそうですが、三原選手のスケートも良く滑り、良く伸びていますね。
樋口選手には力強さがあり、三原選手には滑らかさがあります。

ステップシークエンスのGOE(出来映え)評価がメドベデワ選手よりも高い!
これは凄い!

三原選手の演技、頑張はどんなに称賛しても称賛し切れるものではありません。
ただ、一つだけ私の率直な意見としては、プログラム全体から受ける印象は、まだ「滑って、跳んで」という色合いを強く感じます。もう少し、エモーショナルな噴出があれば良いのに、と感じます。


●アリーナ・ザギトワ選手のフリー:ドン・キホーテ
ここです
昨シーズンから持ち越したプログラムですが、より洗練された感じがします。
概して、パワフルでイケイケな演技をするザギトワ選手ですが、イナバウアーやレイバックスピンを見ると、案外と柔軟性もあるようです。美形でスタイルが良いのも得ですね。

ジャンプは例によって両手を上げるタノが炸裂ですが、それよりもジャンプそのものの質と音楽との一致こそが彼女の強味であり、演技の見所だと思います。

☆ちょっと、八木沼さ~ん!
ザギトワ選手が跳んだ2つのダブルアクセル(2A)の直前のターンについて。。。
1本目について、八木沼さんは「スパイラルからカウンターをして2A」
2本目についても、「カウンターからの2A」
と解説。

エッ?あれはどう見てもブラケットターンと思いますが。。。
カウンターターンは「グルーン」と回りますが、ブラケットターンは「ヒョイ」と回る感じで。
八木沼さんの解説が正しいとすれば、私はターンの勉強を一からやり直さなくてはなりません(・・;)

ファントム様~!


●本田真凜選手の演技について。
概して、厳し目の意見が散見されます。
そうかなあ。。。

三原選手だって、昨シーズン、130点以上が出たら大喜びしていたんですよ!
本田選手にはジャンプで一つミスがあり、ステップではレベル2で大きな取りこぼしがありました。それで134点台はとても高い得点と思いますよ。

本田選手がノーミスでレベルの取りこぼしが無ければ技術点は4点くらいアップし、PCSもアップするでしょうから、140点台に達する可能性は十分にあると思います。これって、凄いことですよ!

ただ、これは私の好みかもしれませんが…16才の彼女に「トゥーランドット」はちょっと早過ぎでは?


●長洲未来選手のトリプルアクセル(3A)。
24才にして3Aが本番で跳べるようになるなんて凄過ぎます!
これは他の女子選手に希望を与えるでしょう。
早く、クリーンに決める瞬間が見たいですね。

ただ、今回の演技では全体的に少しスピード感に欠けるような気がしました。


●メドベージェワ選手のフリー:アンナ・カレーニナ
ここです
例によって、「小池劇場」ならぬ、「メドベージェワ劇場」の始まりです。

例によって、一人、別次元の演技です。恐れ入りましたm(__)m

その上手さ!強さ!…心憎き巧みの者かな!、と歯がみをしたくなります!

こういう比較はある種のお遊びでしかありませんが…21世紀の最強の女子シングルスケーターはキム・ヨナさんと思っていましたが、メドベージェワ選手はその上を行きますね。

彼女のような選手の演技には、以下のようなケチの付け方しかありません(^◇^)
①クサイ演技だなあ~。
②なんか、心に響くものがないのよね~。

つまりは、やっかみ半分ですな。


●男子について。
ネイサン・チェン選手も宇野選手も、残念ながら「荒れた演技」になってしまった感じです。
4回転ジャンプを4本も5本も決めようっていうのですから、超人的であり、超大変です。
そうした中、プログラムの完成度という点ではフェルナンデス選手に「一日の長」があるようです。

こういうのを見ると、なるほど、ISUが4回転ジャンプの基礎点を大幅に下げることを決め、演技時間を30秒短くしてジャンプを1本減らし女子と同じにすると決めた理由が分かるような気がします。

プログラムの完成度をもっと重視しようとの狙いもあるでしょうが、何と言いましても、選手達の怪我や故障を減らす必要がありますしね。




2017.10.08 | | コメント(20) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連



爽やかな女子ゴルファー、チョン・インジ選手




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●爽やかな笑顔と優しさとサービス精神に富んだ賢い女子プロゴルファー、チョン・インジ選手。

参考記事

ゴルフ嫌いの私がなぜ女子ゴルファーを取り上げたか?

たまたま大叔父の家に遊びに行った時、日本女子ゴルフオープンという国内メジャー大会がテレビ放映されていて、大叔父がそれを熱心に見ていた。それに私も付き合うことになった。

大叔父が熱心だった理由は、畑岡選手(18才)という非常に強い若手が活躍していて、日本女子ゴルフオープン連覇なるか、という状況だったこと、普段は圧倒的に強い韓国女子ゴルファーの存在を「面白くない」と思っていたが、畑岡選手がダントツで勝ちそうなので痛快だったということ。

その大叔父が、「チョン・インジは良い子だ。韓国人には珍しい」と、称賛していたのです。

なるほど!

ボギーを叩いた時でも不貞腐れたり、仏頂面をせず、爽やかな笑顔を絶やさないし、ファンの声援に対し、手を振って応えたり、ハイタッチをしたりと、どちらかと言うと無愛想な日本女子選手が目立つ中、チョン・インジ選手の振る舞いは印象的でした。

また、当日のラウンド終了後、必ずしも好調というワケでもなかったのに、長いインタビューにも笑顔を絶やさず、しかも、その受け答えが実に立派でした。

それは、宮里藍さんと共通するものでした。

また、アメリカツアーに初参加した畑岡選手がホテル住まいで不自由していたのを知り、インジ選手が畑岡選手に自分の家に泊まったらどうかと勧めたり、雨の中のプレーでは移動中に畑岡選手を傘に入れたりと、優しい人柄もあるようです。

偏見覚悟で言えば、「へえ~ッ、韓国の選手でも、こんなに人柄の良い人がいるんだ!」と、ちょっと感動しました。

インジ選手はなかなかの美人と思いますが、私の見た所、整形はしていないようです。また、他の韓国女子選手のように、これ見よがしにミニスカートをはくのでもなく、そうしたいやらしさを全く感じさせまん。

本人の資質もあるのでしょうけど、たぶん、親御さんの教育も良かったのでしょう。

もちろん、あくまで私の第一印象に過ぎませんので、勘違いもあるかもしれませんが。。。

前にも言いましたが、私は結構、人を見る目はある方と自画自賛しています(^_^;)

チョン・インジ選手には、宮里藍さんや浅田真央さんと共通するものを強く感じました。

選手として一流なだけではなく、人間性も素晴らしいという共通項。

こういうアスリートを見ると、私はとても心が爽やかになります。

応援もしたくなります。

嫌いなゴルフでも彼女が出場するのであれば、テレビで見てみたくなります。

日本人とか韓国人とかは、関係ありません。




2017.10.04 | | コメント(5) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



「立憲民主党」の設立と、「小池劇場」の失速:愚見を少々・追記あり




●民進党の枝野幸男代表代行は10月2日、東京都内で記者会見し、新党「立憲民主党」設立を表明。

自由は死せず!リベラル※は死せず!

良かった!

これで有権者にも選択肢が増えました。

「立憲民主党」の党名も手堅いもので私は良いと思います。

「希望の党」のごとき、聞いていて気恥ずかしくなるネーミングは小池代表のセンスの無さを如実に示す。

私は「立憲民主党」に投票するつもりです(^o^)/

私の予想ですが、国会を私する安倍政権への批判と小池代表のあざといマキャヴェリズムへの批判により、案外と「立憲民主党」は健闘するのではないかと。同情票も集めるでしょう。

右も左も、「右翼&保守」にうんざりした中道的な人達からの共感を得る可能性もある。

甘いかなあ。。。


●「希望の党」は野党にあらず。反安倍でも反自民にもあらず。自民党の補完政党であり、さらには、小池代表の個人商店に過ぎないことが日々明らかになりつつある。

私の予想よりも早く、「小池劇場」は失速しつつある。

そりゃそうだ。

ゲンナリだ。

「排除」「さらさらない」

不快でおぞましい文言だ。何が「寛容な保守」だ!
しかし、ここに小池百合子という政治家の独裁的本性が露呈しています。

ポスター用のツーショット写真代に3万円払えだと!

セ、セコイ!!

セコイ金勘定。。。いかにも、悪い意味で「女の発想法」と思います。

こんな人間が仮にも「総理」など、世界に恥をさらすようなもの!

小池代表のやり方に反発した都民ファーストの都議会議員から2名が離党する模様。

「都民ファースト」の本質は、「小池ファースト」に過ぎぬ。これに気がつく人間が出て来た。



●改めて痛感するテレビを中心とするマスコミの低レベルさ!

大阪維新の「橋下劇場」も、希望の党の「小池劇場」も、テレビが作った「幻想」に過ぎぬ。

つい最近までは連日のように北朝鮮のミサイル発射シーンを飽きずに放映し、どんちゃん騒ぎしていたテレビ。それが今は、「小池劇場」でどんちゃん騒ぎ。

おやッ?「北朝鮮の脅威ガ~ッ!」はどうしたのかしら?

つまり、北朝鮮の脅威の半分以上は、安倍政権とテレビによって煽られ、誇大化したものに過ぎぬ。

そういうことでしょう。

およそ、「何でコイツが偉そうに政治を語るのか?」と呆れるような顔ぶれがニュース番組やらワイド番組に登場する。つまり、おバカタレントの連中だ。

もちろん、この連中は何やらガヤガヤ言うが、実は内容は空虚なことしか言わないし、それしか言えないのだ。そりゃそうだ。真に政治問題の本質を語り、安倍政権の問題を語るようなタレントは芸能事務所やテレビ局が出演させるハズも無いのだ。

これが、テレビの本性です。

もちろん、こんなこと、私が今さら言わずとも皆さん、ご存知かと。

しかし、改めて、マスコミの低レベルを感じた。



リベラルの定義は難しい。

戦前にジャーナリストとして活躍した石橋湛山や清沢洌がリベラルの例です。

考え方の基本は自由主義であり、反・皇国史観、反・唯物史観です。

また、経済システムに関しては、反・資本主義、反・社会・共産主義です。

つまり、なるべく特定のイデオロギーにとらわれない自由な精神を土台とする価値観です。


安倍自民党には日本会議系の復古主義的なイデオロギーがみえみえですし、

共産党にはもちろん共産主義というイデオロギーがあります。


☆追記

あれッ?
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当初、小池代表が主張していた「原発ゼロ」はどこへ行った?

おそらく小池代表は、「原発ゼロ」は得票数を伸ばす有力な「エサ」にならないと判断したのでしょう。

権謀術数をめぐらすマキャヴェリストらしい小細工ですね。

私の言った通り、かねてからの核武装論者であり、原発再稼働に反対もして来なかった小池代表が、本気で「原発ゼロ」に取り組むハズは無いのです。

偉そうに言わせてもらいますが、

女性有権者の皆さん、どうか小池代表に騙されないように!




2017.10.03 | | コメント(6) | トラックバック(0) | 歴史・文化



嗚呼、日本の政局ガッタガタ:愚見と愚痴を少々・追記続々




●右顧左眄とは…民進党の姿を言う。

右は小池都知事のファシスト系新党にすり寄り、左は共産党との選挙協力も捨てがたいと、あっちへフラフラ、こっちへヨロヨロしていますね。見苦しいぞ。

民進党はこうした身勝手な、「美味しいとこ取り」はやめて、小池都知事の「希望の党」という、自民党の補完政党であり、風見鶏議員の掃き溜めのような政党と日本維新の会とは距離を置き、共産党を含む野党との共闘へと腹をくくった方が良いとは私は思います。

再び政権に!なんて夢みたいなことを言う前に、まずは自民党との対立軸を明快にし、真の野党として一本筋を通せ!それが出来ぬようなら、民進党の存在理由など無い。解党してしまえ!

私は前原代表は嫌いだ。あの男、メール事件ではガセネタをつかまされ大恥を晒し、どこぞのダム工事については「中止にします」と言うだけで実行出来ず、「言うだけ男」と揶揄された。

そのくせ、あの独特の「でかい面」で自信満々に語るからね。前原代表は。この人は部下から最も嫌われるタイプと思います。このようなダメ男が代表に選ばれるんですからね。ヤレヤレ。



●小池都知事が新党の「希望の党」の代表に。

東京都民も舐められ、甘く見られ、バカにされたものです。

都知事って、国政政党の代表と兼務が出来るほどに「気楽な」お仕事なんですか?

小池都知事は豊洲問題も待機児童問題も未解決で、これと言った実績が無い。そうした中で、一夜漬けの突貫工事の俄か作りの「希望の党」なる国政政党の代表も兼ねるとはね。

都民だけではなく、国民も舐められたものです。

そもそも、小池都知事の手法は橋下維新の会のパクリ!

恥も外聞も無い。

小池都知事は記者会見で原発問題も憲法改正問題も消費税問題も、賛成とも反対とも取れぬ、ヌエみたいなことを述べていますが、これは私が以前に触れたように、小池都知事特有の「ずる賢さ」だ。

要するに、野党としても、自民党との連立や協力政党としても、どちらでも成り行くようなファジー政策で国民の目をごまかそうとしているようにしか見えません。

ここまでバカにされて、皆さん、怒りを覚えないのでしょうか?

大阪府民から、「東京都民は何をやっているんだww」と笑われても、残念ながら返す言葉が無い。

それでも、「希望の党」に期待して投票する人はいるんだろうね。世の中、色々な人がいますしね。私にはとても信じられないことですが。

一つだけ言えることがある。

小池氏は橋下氏ほど「アホ」ではなく、政治家として橋下氏より遥かに「したたか」ということ。



●安倍首相いわく、「国難突破解散」だとさ。

安倍首相、あなたの存在自体が「国難」なんですけどね。

憲法に基づき、野党が三カ月も前から要求して来た臨時国会召集を無視し、そこへ突如臨時国会を召集するが冒頭で解散とは、「国会を私する」暴挙だ。

一時は、森友加計問題や稲田元防衛相の問題で窮地に立たされ、「謙虚に丁寧な説明をします」、とかぬかしていたが、今や、北朝鮮問題で安倍首相は元気100倍、意気軒高!!

少し下を向いていたのが、再びあの傲岸で酷薄な顔つきに戻っています。※

安倍首相はトランプ大統領という「虎の威を借りる狐」、いや、虎の威を借りるポチとなり、北朝鮮のミサイル問題でキャンキャン吠えまくっています。

アメリカの閣僚でさえ北朝鮮との外交・対話を否定しないのに、安倍首相がひとりで「対話の為の対話は無い。対話は無駄骨!」と、勇ましく吠えています。

日本の北朝鮮政策について、中国の外交当局者が今月、韓国との協議の席で「(日本政府は)まるで米国に戦争をさせたがっているようだ」などと批判した、との報道がありました。

まったく、その通りじゃないですか!!

「けッ!中国に言われたくないよ」は、感情としては分かりますけどね。


それにしても…安倍晋三という男は強運の持ち主だね。


●日本の近未来の政治勢力図

①旧保守勢力としての自民党+公明党
②新保守勢力としての希望の党+日本維新の会他
③リベラル+左派としての野党四党(民進・共産・社民・自由)

の3つの流れに集約されて行くのではないでしょうか?

もちろん、③の鍵を握るのは民進党の覚悟のあり方です。


私は②は橋下維新の会と同じく、一過性の人気で終わると予想しています。



特権階級に育った人間特有の顔つきと私は思う。

小泉元首相や麻生副総理など、自民党の50%以上を占める世襲議員を見よ!


☆追記
<毎日新聞世論調査>衆院選比例の投票先「希望の党」18%>

小林よしのり氏じゃないけど、ゴーマンかましてよろしいでしょうか?

この世論調査の意味するところとは、

有権者の18%が「アホ」との証明です。

これは私の仮説ですが、

おそらく、18%の多くは女性と思います。

小池都知事の本性※と問題が何であるかも、希望の党の政策が何であるかも、

まったく無知なまま、ただ流行に乗せられているだけの「アホ」は大抵が女性だ。

※彼女は核武装論者です。
ソースはここです

小池都知事は最近、これを消去したようです。
「ヤバい!」と思ったのでしょう。
ここに彼女の本性が露呈しています。

核武装論者が本気で脱原発を実行するとは思えません。
私は小池都知事が原発の再稼働に反対するのを聞いたことがありません。


2009年に当時の民主党が大勝した時も、

「子供手当」というエサに食いついたアホ女性共が、

「あんたたちも民主党に投票しなさいよ!子供手当が貰えるのよ!」と、

声を掛け合って、普段は棄権しているおばあさん達まで引っ張り出して民主党に投票させたのだ。


ただ一点、理解が出来るとすれば、

それくらい安倍政権に対する不信感、好戦的な安倍首相に対する危機感が募りつつある。。。

こうした背景と、

民進党は論外、お話にならない。。。

と見放されている背景が重なって、希望の党に支持が行くのかと。


<民進党が希望の党に合流か?>

私の恐れていた通り、

民進党は終わったネ。

引導を渡すのが前原代表という「アホ」「無能」政治家であることは象徴的だ。

議員個人ではなく、党が丸ごと希望の党を「駆け込み寺」にするとは前代未聞だ。

民進党には、「誇り」とか「矜持」というものが全く無いのでしょうか?

ともあれ、党内の根回しも無いまま、前原氏のお得意の「スタンドプレー」が出ましたね。

これで民進党は分裂か解党になるのでしょう。


日本の政治勢力は、右も左も「保守~中道」だらけになるんでしょうか?


私は、小池氏が率いる「希望の党系のグループ」が大勢力になり、

政局がゴチャゴチャするくらいなら、

安倍政権の安定多数の方がまだマシと思います。


☆追記
小池氏の「消費税凍結」とは実に上手い「公約」だと思う。

「凍結」ということは、状況しだいでいつでも「解凍」する、という意味。

どっちに転んでも「言い訳」が出来るようにね。

非常に「ズルイ」やり方だ。


☆さらに追記
三浦瑠麗 Lully MIURA‏ @lullymiura 9月28日
そういう態度をファシズムっていうんですよ、政治学では本来。

本田由紀 @hahaguma
戦後日本を牛耳ってきた自民に強烈な打撃をくらわすには、同等にグロテスクな何かが必要。緑のおばさんにはそのための鉄砲玉としての役割だけを存分に果たしてもらう。でも政策能力はゼロか極右という点でマイナスなので、選挙が終わったら可及的速やかに消えていただく。その時のために…


上の両女史は共に東京大卒で頭脳明晰な学者さん達です。両者にはライバル意識もあるらしい。
三浦女史はどちらかと言えば保守系で、本田女史は左翼系のようです。

しかし、東大よりもはるかに偏差値の低い「滑り止め大学」卒の私には理解不能なやり取り。

ファシズム?政治学では?グロテスクな何か?鉄砲玉?

わからん。

私は、ごく普通に言うところの「マキャヴェリズム」と思うのですが。
「緑のタヌキ」のおばさんも、「言うだけ番長」君のやり方も。

本田女史の言説は「アホ左翼」の典型に思えますが、
三浦女史の上から目線な言説もイヤラシイ。


小池氏と言えば、「赤いキツネ」の小池晃副委員長はお元気かな?

私はマルちゃんの「赤いキツネ」ソバの方が好きですけどね(^o^)

汁がたっぷり沁み込んだキツネはジューシーです。




2017.09.26 | | コメント(11) | トラックバック(0) | 政治・社会



樋口新葉選手と本田真凜選手の出だし好調!(訂正あり)




●樋口新葉選手の新フリー「007 スカイフォール」
動画はここです
フリー得点:147.17点←訂正・これは優勝したザギトワ選手の得点。樋口選手は143.37点。
総合得点:217.63点


最高です!このプログラム!

優雅さや柔軟性よりも、力強さとスピードが持ち味の樋口選手に相応しいプログラムと思います。ボンドガールを演じるのではなく、007を演じているようですね。

おチビさんでお世辞にもスタイルが良いとは言えないですが、身体を大きく使ってダイナミックに演じていますね。スケートがよく伸び、よく滑っているように思います。

昨シーズンまでジャンプに安定を欠く傾向があった(足腰の故障による影響)樋口選手ですが、今シーズンは順調のようですね。これは頼もしいです。

演技前半と後半に跳んだ二度の3lz-3Tはセカンドジャンプの3Tが少し詰り気味に見えましたが、粘り腰で根性降りしました。これは昨シーズンまでは見られなかったことです。

3Sや3Loのようなエッジ系ジャンプでは難しいターンの連続から鮮やかにジャンプを決めています。演技後半の2Aからの3連続ジャンプでも難しいターンから跳び、着氷後も直ちにスリーターン→イーグルでバッチリ!

上の動画の1分30秒からの繋ぎの演技では、バレエジャンプから直ちにイーグルでスネークし、そして大きな弧を描くターンと、音楽とのマッチングが素晴らしい。私はここはコレオシークエンスかと思ったくらいです。

圧巻は終盤のステップシークエンス~コレオシークエンスですね。迫力満点!

樋口選手の表現技術の進化には目を見張ります。

しかし、現在ではどの選手もステップとコレオを切り離して演じるのが主流。樋口選手のケースではステップシークエンスの印象が強烈なので、次のコレオがやや割を食っている感があります。

むしろ、前半の例の繋ぎの箇所をコレオに指定した方がベターでは?もちろん、この場合、ルールによりスパイラル動作を加えないといけませんが。※1

※1
ファントム様のご指摘によると、
ルールの改正により、コレオにおけるスパイラル動作は必須ではなくなったそうです。


彼女の弱点はスピン※2(優勝したザギトワ選手との差だ!)だと思うのですが、それでもジュニア時代から比べると徐々に回転速度と姿勢変更、そして見せ方が上手くなっているように思います。最後のレイバックスピンでも腕の使い方がどんどん上手くなっていますね。

ロンバルディア杯は採点が甘めなのでは?との声があるようですが、過去の同大会の採点を見た限りでは甘めの傾向があるとは思いません。私には分かりませんけどもね。

この調子で滑りこんで行けば、12月末の全日本選手権ではバンクーバー五輪で金メダルを獲ったキムヨナさんの名プロ「ボンドガール」に劣らぬ演技が見られるものと期待します。


※2Jスポの「賢二の部屋」に登場した樋口選手が自ら「スピンが苦手」と言っていました。


●本田真凜選手の新フリー「トゥーランドット」
動画はここです
フリー得点:131.52点
総合得点:198.42点

酸素の薄い高地の会場でしたが、頑張りましたね!

本田選手も樋口選手と同様にジャンプに少し安定を欠く傾向があるのですが、今シーズンは調子が良さそうでこちらも頼もしいですね。

酸素が足りず、見るからに演技後半は苦しそうでしたが良くまとめたと思います。

ステップシークエンスを見た限りでは、滑り込みが少し足りなさそうですが、逆に言えばこれからまだまだ伸びしろのある証拠ですから、今後に期待しましょう。

「トゥーランドット」といえば、どうしても荒川静香さんの名演技と比較してしまうので本田選手には厳しめの見方をしてしまうのかもしれません。しかし、荒川さんがトリノ五輪で優勝した時は24才。本田選手は16才です。このことからも本田選手の優れた才能を感じますね。時代も変わったのだ。

本田選手の魅力は何と言っても可憐さと優雅さ。華やいだ雰囲気に明るい笑顔!

メディアが彼女を「アイドル視」したがるのも無理からぬことではあります。

しかし、本田選手の方もカメラや取材攻勢は全く気にしない…というよりもカメラに撮られ、取材されることを楽しんでいるようです。まるで彼女の方がメディアを仕切っているかのように!

この辺りの「度胸の良さ」は、アスリートとしての、フィギュアスケーターとしての強味と言えると思います。本田選手が世界ジュニア選手権のような大舞台に強い秘密もこの辺りに有るのではありますまいか?



●三原舞依選手が9月20日からの「オータムクラシック」に登場。
樋口選手と本田選手に続く活躍が楽しみです。
持ち前の安定したジャンプに加え、表現技術の進化にも期待出来そうです。

2枠を巡る日本女子シングルの五輪代表争いは、三原、樋口、本田、宮原の4選手による「死闘」になりそう。


●宇野選手も絶好調。
4回転のフリップ、ループ、トゥループに加え、4回転サルコウまでも決めた。海外メディアが彼を「鬼才」「奇才」と讃えたそうですが、私も同感です。

小説家を例にとれば、芥川龍之介や太宰治や泉鏡花は鬼才だ。

西洋音楽家を例にとれば、ムソルグスキーやラヴェルやシューベルトは鬼才だ。

鬼才が天才に劣るわけではありません。

わたしのイメージでは、天才は欠点の少ないオールラウンド型。鬼才は弱点はあれど幾つかの点で抜きん出ていて他の追随を許さない特質も持つ、という感じですね。

体操競技で言えば、個人総合で勝つのが天才。種目別で勝つのが鬼才。

で、オータムクラシックには「天才」の羽生選手が登場します。
こちらも楽しみです。




2017.09.19 | | コメント(42) | トラックバック(0) | 日本人選手達



リプニツカヤ選手の引退とソトニコワ選手の欠場(/_;)




●ソチ五輪団体戦の金メダリスト、リプニツカヤ選手が19才で引退を決意。

残念です。
拒食症で苦しんでいたとは…さぞかし、辛かったでしょうね。
彼女は演技だけではなく、ツンデレ的なキャラクターも魅力的でした。
もう少し、彼女の演技を見たかったなあ。。。
美形ですしね。
今度は、大人の魅力を生かしたプログラムを演じる姿を見たかった。

imagesf.jpg



結局、15才の時、ソチ五輪の団体戦で演じたフリー「シンドラーのリスト」が、彼女の最高の演技になりましたね。
ここです

プログラムの素晴らしさ!!
リプニツカヤ選手の長所と個性が最大限に発揮された演技でした。

新体操の選手も顔負けの柔軟性を生かした「キャンドルスピン」「I字スピン」には度肝を抜かれましたっけ。

ほぼ完璧なエレメンツに繋ぎの濃さ、そしてプログラムの優秀さと。

まさしく、メドベデワ選手の演技はリプニツカヤ選手の延長線上にあると言えましょう。

しかし、プーチン大統領が観戦する中、金メダルに貢献出来たのですから一生の思い出になったでしょう。


シンドラーのリストですが…旧ソ連もユダヤ人を弾圧したり、虐殺をしたこと、
彼女は知っているのでしょうか?



●ソチ五輪個人戦女子の金メダリスト、ソトニコワ選手が足首の故障で平昌五輪シーズンを欠場。

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わたしはソトニコワ選手のダイナミックで力強い演技が好きです。
ちょっと、男性的でもあります。
彼女が浅田真央さんをこの上なく尊敬していることにも好感を抱いています。

ソチ五輪では、「キム・ヨナ選手の金メダルを奪った」とて、韓国の狂的ヨナファンから槍玉に挙げられました。当然、ソトニコワ選手も韓国のフィギュアファンに良い印象は持っていないでしょう。

仮に彼女が五輪代表に選出されたとて、韓国に行ったらどんな嫌がらせをされるか分からない。

それゆえ、身の安全の為にも平昌には行かないのでは、との憶測もあるようですが、それは違うと思います。彼女はそんなヤワなアスリートではないと思います。

韓国サイドだって、開催国の名誉にかけて「嫌がらせ」はさせないでしょう。
こわーいプーチン大統領が見ているしね(^_^;)

ソチ五輪後、ソトニコワ選手もリプニツカヤ選手と同様、怪我や故障に苦しんでいるようですね。

モチベーションの問題もあるのかもしれませんし、強い選手が続出し、熾烈な競争を繰り広げるロシア女子シングル界のプレッシャーもあるのかもしれません。無理してでも頑張らなければいけない環境でもあるのでしょう。

有力選手が目白押し、というのは国やスケート連盟にとっては嬉しいことなのでしょうけど、
個々の選手にとっては厳しい。大変ですよね。。。

ともあれ、ソトニコワ選手は引退をしたわけでのではないので、再び彼女のパワフルな演技が見られるようになることを期待しています。




2017.08.30 | | コメント(6) | トラックバック(0) | ロシア人選手達・ロシアネタ



北朝鮮の脅威を煽る日本メディアの恐さ:愚見を少々




●日本のメディア、主にフジサンケイや読売といった保守&右派系メディアが朝から晩まで北朝鮮のミサイルの脅威ガ~!と、大騒ぎしているのは異様だ。500キロ以上の宇宙空間を跳ぶミサイルを、「日本上空」と表現して大騒ぎしています。

その一方で、コスプレイ、じゃなかった、オスプレイは問題無しということのようだ。

Jアラート、Jアラート言うなら、それこそ、オスプレイが「日本上空」で飛行訓練する度に、Jアラートを鳴らしまくらなきゃ、変でしょう?いったい、北朝鮮が日本本土にミサイルを撃つ確率とオスプレイが墜ちる確率と、どちらの方が高いと思うのか?比較にもならないでしょう。

安倍政権が北朝鮮のミサイル問題で、「危険を煽る」のは分かりきったこと。「今こそ、憲法を改正して日本も普通に戦争が出来る国にしましょう」「防衛費をバンバン増やしましょう」に繋げやすいから。

恐いのは、メディアが政府以上に騒ぎたてることだ。横並び一線になりやすい日本メディアの体質は戦前とほとんど変わっていないのではないか?との危惧を強く抱きます。

テレビに登場する「専門家」の中には、「トランプ政権が北朝鮮に武力攻撃をすることに期待」しているかのような言説も少なくない。外交・話し合い路線など無駄!と言うのだから、後は戦争しかない。

戦争になれば、韓国と日本は北朝鮮からのミサイル攻撃により甚大な被害を受けることは間違いない。

政治家や有識者は、いざ有事となればサッサと己は安全地帯に逃げられる。それだけの財力と伝手がある。財力も伝手も無い一般国民が犠牲になる。これは昔も今も変わらぬ図式であろう。


アメリカはトランプ大統領が例の調子で過激な言動をするが、政府高官達は冷静であり、あくまで外交手段による解決を優先するとの立場を示している。韓国も同様。

そうした中、日本の安倍政権だけがやたらヒステリックに、「北朝鮮に対し、より厳しい圧力と経済制裁を!対話の為の対話は有り得ない!」と、叫んでいる。

なんだか、日本だけが突出して騒いでいるように見えるが。

いくら経済制裁を科しても、軍事力で圧力をかけても、北朝鮮に効果は無い。戦前の日本もそうだったよね?はたまた、日本がいくら対ミサイル防衛システムを強化しても完全に守る手立ては無いのだ。

あの「カリアゲの若造」がミサイル兵器の横に立ち、ゲラゲラと笑い、有頂天になっている姿を見ると私はムカつく。しかし、この若造をボコボコにしたところで、北朝鮮の体質が変わる保証は無い。

そうであれば、外交路線しか方法は無い。もちろん、非常に難しい。北朝鮮が核を放棄する為の「決め手」は今のところ見つかりそうもない。だからと言って、外交を怠り、諦めるのでは政治家として敗北ではないか?

しかし、悲しいかな、「北朝鮮問題」で日本がやれることはあまり無い。やる気も無さそうだが。

全ては、「アメリカ様頼み」なのだから。お代官様~!アメリカ様~!


●「日米安保」という言葉に、あなたはどんな感情を抱きますか?

私は…一言でいえば、「切ない」という感情です。実に切ないです。

私は現実問題として当分は日米安保は否定しない。

日本は戦争でアメリカに負けた。アメリカの支配を受ける中で、戦後、米ソが鋭く対立する中で日本は当然のごとくアメリカを中心とした「西側」に与せざるを得なかった。アメリカも日本の「戦略的価値」を認識した。

戦後、日本が戦争をせず、戦争に巻き込まれなかった原因は、
①日米安保の抑止力
②平和憲法の存在
③他国と直接国境を接することの無い島国という日本の特性

くらいであろう。

しかしながら、これは右派も左派も同じ心境と思うのだが…戦後70年以上も経っても、いまだにアメリカに「でかい面」され、日本中を在日米空軍が我が物顔で飛び回り、日本政府はアメリカに卑屈なまでに従い、アメリカ様のご機嫌を伺う…情けないやら、じれったいやら、悲しいやら、切ない。

私は好き嫌いで言うなら、ロシアや中国よりもアメリカの方が嫌いだ。イギリスも嫌いだ。私は「アングロサクソン」の特性…功利主義、実用主義的な特性が嫌なのだ。

だいたい、アメリカという国は歴史が無い。ロシアや中国と比べても「底の浅さ」みたいなものを感じる。アメリカという国も、アメリカ人についても。もちろん、私の偏見もある。好き嫌いを言うこと自体が偏見なのだから。

嗚呼、勝てば官軍、負ければ賊軍か。

幕末の戊辰戦争で負けた会津藩の悔しい気持ちが少しは分かるというものだ。

私は、日本はスイスやトルクメニスタンのような、「永世中立国」か、せめて、スウェーデンやフィンランドのような、「中立主義国」を目指すべきだと考えています。

しかし、磯村英司著「戦争する国にしないための中立国入門」(平凡社新書)を読むと、そう簡単には中立国にはなれないようだ。それに、スイスだってスウェーデンだって軍隊はありますし、徴兵制もある。

日本人は(日本人だけじゃないかもしれないが)経済、政治、社会の大きな変化は望んでいないでしょう。生活は決して楽じゃないし、今の日本の国のかたちに問題があるとは思いつつも、「今のままでいいかな」くらいの心境でしょう?


●それにしても、人間は昔も今も、軍や軍備といった「金食い虫」に巨大な国家予算をあて、時に戦争をする。その点では進歩が無いんだなあ、と思う。

軍事費にかけるお金を、もっとマシな分野にあてたら、どんなにか素晴らしいかと思うのに。

日本の最大の脅威は、食糧問題と思う。

地球規模の食糧危機が来たら、自給率の低い日本はどうなる?

私は、中国や北朝鮮の脅威よりも、食糧危機の脅威の方が遥かに現実的と思う。



2017.08.30 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 政治・社会



元気が出る音楽:ショスタコーヴィチとエイトマン・追記あり






今日の夕方、私の住む東京世田谷近辺で、物凄い雷雨がありました。
珍しく大粒の雹まで降りました!恐かった(-_-;)
あと10分帰宅が遅かったら、細身の私は雹で穴だらけになっていたかも!
楽しみにしていた花火大会は中止。ガッカリ。。。

こんな時は元気の出る音楽が聴きたくなります。

私はクラシック音楽が好きなので、「元気が出る音楽」もこのジャンルになります。

●ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第5番:革命」より第四楽章

冒頭の勇壮な響きはNHK大河ドラマのオープニングを彷彿とさせませんか?

☆ベートーヴェン作曲「交響曲第5番:運命」より第四楽章
カルロス・クライバー指揮・ベルリンフィルによる名盤
ここです
これも私にとって「心が元気になる」音楽です。
小学5年生の頃から聴き始め、今でも聴き飽きない。


この二つの交響曲は、苦悩から勝利へ、という図式の点で、良くも悪くも芝居がかった劇的な音楽という点で共通しています。ショスタコーヴィチは同じ「第5番」ということで、ベートーヴェンを意識していたでしょうね。

しかし、「運命」からは精神的な勝利を感じますが、「革命」から聴こえて来るのは肉体的勝利です。

「革命」の動画の9分05秒からラストまでの1分間、金管楽器が高らかに鳴り響く中、バックの弦楽器は延々とララララ…と「ラ音」だけを演奏しています。

ここから私たちは、精神的高揚よりも、肉体的高揚を感じるのです。同じ音の繰り返しを聴いているうちに私たちの精神は麻痺し、その代わりに肉体的陶酔や興奮を得るのです。

ある意味、ハードロックのエクスタシーと似ているかもしれません。

と、色々と能書きを並べましたが音楽に理屈は無用。

疲れている時に、「さあ、もう一度元気を出して仕事を片付けよう!」と奮い立たせるには最適です。

ただし、何回も聴くと疲れますのでご注意下さい。


不思議です。音楽の好みも料理の好みと同じで、人により様々です。
クラシック音楽に関心が無い人にこのショスタコーヴィチを聴かせると、元気が出るどころか、むしろ、
「退屈」「疲れる」「やかましいだけ」となります。

ジャズが苦手な私がジャズを聴いてもちっとも楽しくないのと同じですね。


ところで、旧ソ連の国旗のデザイン、カッコいいと思いませんか?


●アニメ「エイトマンの主題歌」




私が色々と調べた限りでは、「エイトマン」は「元気が出る」歌と思います。

出だしのトランペットの響きで人を釘づけにし、男性歌手の生きの良い美声で元気溌溂!

不思議だ。走る姿というのは、見ているだけ快い。

走る姿と歌が最高度にマッチしている!

爽快で推進力のある歌ですね。

1960年代の少年たちは、この歌を聴いて発奮していたんですね。

「宇宙戦艦ヤマト」より、「エイトマン」の方が元気が出そうだ。


しかし、さすがにアニメの方は古くてチャチですね。

何だ?このサソリのお化けは。ワロタ(^○^)

こんなノッソリノッソリしたサソリを立ち止まって見ていないで、車でトットと逃げればいいじゃん。

あんなに大爆発したら、男女の二人は爆風で死ぬでしょう。

50年以上昔のアニメにムキになってケチをつける私もまだ、「子供」なんだな(^_^;)


☆追記
プクプク様から頂戴した情報ですが、田中刑事選手がショスタコーヴィチ作曲「交響曲第5番:革命」の第四楽章をフリーで使ったことがありました。
2011世界ジュニアから。
ここです
動画の1:55秒まで。以降は別の曲です。

男っぽい田中選手に合った選曲ですね。
フリーでは冒頭の二つの3Aを鮮やかに決め、ほぼノーミス演技でフリーは1位。
総合2位で銀メダルでした。やはり、才能ありますね。
この大会には、ハン・ヤン選手やジェイソン・ブラウン選手も参加していました。



2017.08.20 | | コメント(10) | トラックバック(0) | 音楽



日経の原真子記者と羽生結弦選手&日本女子とトリプルアクセル:追記あり




☆リサイクル 【recycle】
資源の節約や環境汚染の防止のために,不用品や廃物を再生して利用すること。

「リサイクル」という言葉は幅広い分野で多用され、意味合いには幅があります。

日経新聞・原真子記者のコラムの内容と問題点についてはこちらのサイトを参照下さい。
ここです

●羽生結弦選手の五輪シーズンのプログラムは、ショートはショパンの「バラード1番」、フリーが「SEIMEI」と決まりました。2015~2016年シーズンで使用された演目と同じです。

両方とも過去の演目を使うというのは稀でしょうし、目新しさ、という点ではちょっと残念に思います。しかし、どんなプログラムで演じようとも選手の自由です。むしろ、羽生選手の五輪連覇への強い意思を感じます。

どのスポーツでもそうですが、やはり、アスリートは勝ってこそ、です。

あまり強く無いアスリートの中にも魅力的な例は多くありますが、それは特別です。

今季の羽生選手のプログラムについて、原記者は気の効いた言葉として「リサイクル」と書いたのかもしれませんが、フィギュアファンには悪い印象を与えます。私も「これはないな」と思いました。

原記者はリサイクルの意味をきちんと考えなかったのでしょうか?それとも、嫌味を込めたのでしょうか?

私は高橋大輔さんについての原記者の著書を楽しく読んだことがあります。大輔ファンには違いないでしょう。それだからこそ、羽生選手に対するネガティブ的とも受け取れるような表現は注意が必要でしょうね。

羽生ファンを怒らせるような書き方は、ファンの過剰解釈よりも、書き手の問題が先にあります。

ただし、私が引用したサイトは羽生選手への思い入れが強いのか、宇野選手が好きではないのか、やや感情的なコメントも見られます。宇野選手の今シーズンのプログラム「トゥーランドット」に対するコメントはちょっと暴走気味です。

羽生選手がそうであるように、宇野選手や本田選手が「トゥイーランドット」を使用するのも自由ですから。プログラムの選択にケチをつけるのは、せめて、試合での演技を何度か見てからにしましょう。


☆原記者はツイッターで、羽生結弦選手が16日、横浜アイスアリーナで行われた神奈川区制90周年イベントに参加し、選ばれた小学生以下70人に、30分に渡りスケート教室を行った話題を取り上げていますが、ここでも批判されています。
ここです

何故か、文章の主語となる羽生選手の名前を書かず、EX「花になれ」を「花になる」と誤って書いています。羽生選手に失礼ですよね。ファンから指摘を受け訂正はしていますが、謝罪の言葉は無し。

ことほどさように、ファンからは「原記者は羽生選手に対する悪意がある」とみなされています。誤解もあるのかもしれませんが、この場合、誤解する側の問題よりも、誤解させる側の問題の方が大きいですね。

原真子記者は高橋大輔さんや宇野選手が好きで、羽生選手が好きじゃないのかもしれませんが、記者としては問題があると私も思います。

今回、ファンから非難が多く寄せられたでしょうけど、原記者はちっとも反省などしていないでしょうね。何故かって?マスコミ人の辞書には「反省」の文字は無いからです。

田村明子さんとい、原真子さんといい、フィギュアスケートのコラムを担当する女性ライターさんには、好みや感情が優先されているような書き方が目につきます。

プロのライターさんが、ファンと同一線上では困ります。

まったく、私の「ミソジニー」を増幅させやがって。ブツブツ。。。



●フィギュア サマーカップ(滋賀県立アイスアリーナ)でトリプルアクセル挑戦者続々:8/13(日) デイリースポーツ

(引用開始)…女子シニア、女子ジュニア7級のフリーが行われ、これまで女子では公式戦で7人しか成功者のいないトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦する選手が続出した。

ジュニアでは、横井ゆは菜(中京大中京高)、滝野莉子(関大KFSC)が挑戦。いずれも転倒となったが、滝野が「決めるのは簡単じゃないけど、チャレンジしていこうと思った」、横井が「跳べないことはないと思う」と語るなど、意欲的だ。

シニアで挑んだのは竹内すい(大同大大同SC)と細田采花(関大)。細田は回転しきったものの着氷が乱れ、GOE(出来栄え)はマイナス2・20点。それでも後半4つを含むその他のジャンプは全て加点がつく出来栄えで成功し、SP6位から総合4位まで順位を上げた…(引用終わり)。


ファントム様の観戦報告にもありましたように、これまで私がブログで何度も強調して来た、「日本女子シングルはロシアと北米と同じことをしている限り勝ち目は無い。3Aや4回転ジャンプに挑んで欲しい。ジャンプで世界をリードせよ」が実践されつつあるようで嬉しいです。

もしかすると、私のブログを読んだのかもしれません←アホ(-_-;)

浅田真央さんに限らず、ロシアのトゥクタミシェワ選手を見れば分かりますように、男子よりも体力・脚力に劣る女子にとって3Aは今も非常に難しいジャンプであることには違いありません。3Aを跳び、なおかつプログラム全体をクリーンに演じ切るのはさらに難しいでしょう。決して甘くはない。

しかし、男子シングルでも、予想を遥かに超え、あれよあれよという間に4回転ジャンプ全盛時代に突入したように、女子だって近い将来に3A全盛時代が来る可能性があります。

もちろん、海外の若手女子スケーターも3Aに挑戦するでしょう。が、日本女子が先んじて欲しいです。

フィギュアスケートの醍醐味は多様です。ステップ、スピン、プログラム全体の完成度、表現性等、奥深いと思います。ある意味、ロシアのメドベデワ選手や日本の宮原知子選手がそうした魅力の典型でしょう。しかし、日本女子の中からは、「他はともあれジャンプだけなら難度も質も誰にも負けない自信がある」選手が出て来て欲しいです。

本番の試合で、国際大会で、3Aを成功させて優勝したり、表彰台に上る選手が出てくれば、雪崩を打ったように3Aを跳ぶ女子選手が増えることでしょう。

女子選手でも3A-3Tの難しいコンビネーションジャンプや、宇野選手のようにイーグルからの3Aが決められる女子選手が出てきたら、エキサイティングだろうなあ。


☆追記
私のブログをずっと読まれている人ならご存知と思いますが、私は原記者のツイッターに激しく批判・抗議を書きこむファンの態度については共感しません。支持もしません。が、絶対反対でもありません。

ツイッターでは「炎上」は良くあることなのですから、発信する側に覚悟や用意が無いのであれば、ツイッターを止めるか、投稿出来ないシステムにすれば良いのです。さらに、原記者もフィギュアスケートを長く取材しているのですから、「特定選手の熱烈ファンの恐ろしさ」を知らないわけは無いと思います。

私の感覚では、仮に書きこむとしても、普通に、誤りを指摘するだけで十分と思います。

テレビでも何かあると抗議電話をする視聴者がいます。暇だなあ、と私なんかは思う方ですが、メディアの行き過ぎを抑制する意味で、電話なりメールなりで抗議するのはあり、と思います。

バンクーバー五輪では、城内実議員がキムヨナ選手の金と浅田真央選手の銀について書いたブログが、主に浅田ファンによる抗議で炎上したことがあります。
ここです

このような一部の浅田ファンの態度を私は、「どうかな?」と思う方ですが、気持ちは分かります。

前にも書いたことがありますが、NHKでイチローと松井秀喜の対談を放映した時、あまりにイチローの松井に対する態度が酷いので、抗議電話が殺到したとの記事をスポーツ紙で読んだことがあります。

これは私も同感でした。私も電話したくなりましたもの。

とにかく、イチローが終始一方的にじゃべりまくり、そのほとんどが松井に対する嫌味や皮肉だったからです。松井は偉かった。腹も立てず、嫌な顔もせず、じっと黙ってイチローの嫌味を聞いていました。

喧嘩になったら、イチローなんか松井に一発で張り倒されるでしょうね。

このように見て行きますと、ケースバイケースなのかなあ。。。(-_-;)



2017.08.17 | | コメント(40) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連



NHKは頑張っている:愚見を少々




NHKスペシャルの「731部隊の真実」と「樺太地上戦」を見ました。実に見応えがありました。また、当時の政治・軍部指導者に対する強い怒りを改めて覚えました。三夜目には「インパール作戦」が放映されます。


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●私は学生時代に、森村誠一著「悪魔の飽食」(角川文庫)を読んだことがあります。
旧日本軍の731部隊による細菌を使った様々な人体実験、中国人捕虜を生きたまま解剖、そして、「実験死」した捕虜を焼却等々、まるでナチスのユダヤ人捕虜収容所そっくりの残酷シーンのオンパレードに気分が悪くなりました。また、書かれている内容について、「本当なのか?」との疑問を抱きました。「我が日本兵士がそんな残虐なことをするだろうか?」との、素朴な反発もありました。半信半疑のまま、当時の私の関心はそこまででした。

その後、大東亜戦争に関する多くの著作や記録本を読むにつれ、「信じたくないけど、やはり、あれは本当にあったのであろう。」と思うようになりました。

「憎悪と差別意識」…人間の心にこの二つが強く存在する時、どんな平凡な人間も悪魔や阿修羅になり得ると先の戦争が教えていると思うからです。

そして、「憎悪と差別意識」は、「愛国心」と裏表の関係にあることを強調したい。現代でも「愛国心」を煽る人間に限って、近隣諸国や在日コリアンに対する憎悪や差別意識が露骨です。


●樺太地上戦では、一億総特攻の名の下に女子供まで「義勇軍」にさせられました。しかも、武器は槍と手榴弾(主に自決用)。義勇軍と言えば聞こえは良いが、要は、現代のテロリストが用いる卑劣な「人間の盾」と本質的には同じと思います。「軍隊は国民の生命と財産を守る」は、真っ赤な嘘です。

出来れば、「人間の盾」の中には、「日本国民にさせられた」朝鮮人が多くいたことにもNHKは触れて欲しかったですね。1時間弱の番組では限界もあったのかもしれませんが。


●昭和史を研究している保阪正康氏がインタビューで語っていたように、命令を受けた末端の兵や軍属、一般市民ほど「日本を命がけで守ろう」との責任感が強かったこと、命令を下した側の上層部の者ほど責任の所在があいまい(要するに無責任)なままにされて来たこと、こうした責任の所在を明確にする必要があること…これが重要だと思います。

命令を下した側の将軍が責任を問われない…これはインパール作戦についても当てはまりますね。私は、戦争史を研究していた高木俊朗の「インパール」や「陸軍特別攻撃隊」を読み、当時の軍部指導者達の無責任体質に憤りを覚えたものです。

日本の無責任体質は現代の政治家や官僚に引き継がれています。欧米の政治家が日本の政治家との交渉で惑わされるのは、「この案件の責任者は誰ですか?」と尋ねても、明快な返事が無いことらしい。米中国交回復で活躍したキッシンジャー氏も著作の中でそのことを力説していたのを覚えています。

上に立つ者ほど責任が重く、過ちに対しては重い罰を受ける…これが普通と思うのですが、日本では上ほど責任が免れるシステムに今もなっているようです。


●NHKは先の世界大戦に関する優れたドキュメント番組をいくつも制作して来ています。「日本バンザイ!」的体質を持つ安倍政権下にあって、安倍首相による「オトモダチ人事」に侵されたNHKにおいて、こうした番組が継続して制作さることについては大いに評価したいですね。

なんのかんの言っても、日本人の多くは民放よりNHKの方を信用しているでしょうから、影響力が違います。


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出来れば、「南京大虐殺」についてもNHKは制作して欲しいものです。あの保守的な読売テレビでさえ、2015年10月4日に、「南京事件:兵士たちの遺言」というドキュメント番組を制作しています。例によって、「南京大虐殺は無かった」とする産経新聞は読売テレビにイチャモンをつけていましたね。


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●上で紹介した著作の他では、私が強く推薦する名著が藤原彰「餓死した英霊」(青木書店)です。
大東亜戦争で戦死した日本兵士の数は200万を超えるそうですが、その過半数が餓死もしくは栄養失調による病死だったという。戦死者・餓死者の多数はマリアナ海戦の敗戦で日本の絶対防衛圏が崩壊してかららしい。

200万を超える日本兵士の多くは、アメリカを中心とした連合軍によって殺されたのではありません!

日本の政治・軍事指導者によって殺されたのです!!

何故か?

「降伏」を言いだせば、自分達が血気盛んな若手将校から殺される…これが恐かったからですよ。降伏して自分達が死刑になるのが恐かったからですよ。

それゆえ、マリアナ海戦で敗北し、サイパン陥落以後、日本は負けると分かっていながら降伏せずに戦争を続け、無駄に多くの日本人を死なせたのです。広島と長崎に原爆が落ちてもまだ!

下の兵士達には「死ね!死ね!」と、「天皇の名の下で」強要しながら、テメエ達は死ぬのはイヤだった。

こんな愚劣な政治・軍事指導者が存在したことに、同じ日本人としても怒りを覚えます。


「永遠の0」だの、「ミッドウェー海戦はこうすれば日本軍は勝てた」だの、「旧日本軍は強かった」だの、こうした類の本が大いに売れ、「餓死した英霊」のような真の名著が売れない…残念です。

しかし、仕方ないのかもしれない。

人は、私も含め、「胸が悪くなる真実」よりも、「快い娯楽」を求めているのだから。


アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のカリアゲ君の双方による「瀬戸物外交」、違った、「瀬戸際外交」も、、「出来ればトランプが北朝鮮にミサイルを落として叩き潰してくれ!」と願うのも、日本人の「娯楽」なのかもしれない。口では「北朝鮮、恐いですね~」と言いつつも、本心は違うかもしれないですね。

アメリカと北朝鮮の間で戦争になれば日本にも北朝鮮のミサイルが落ちて多くの人間が死ぬことになるのに、「自分の郷土や家にミサイルが落ちて死ぬ」とは想定しない…それが娯楽的な発想なのでしょう。





2017.08.15 | | コメント(3) | トラックバック(0) | 未分類



私は上西小百合議員を応援はしないが、嫌いでもない




うえにし小百合(上西小百合) ✔ @uenishi_sayuri
「…サッカーの応援しているだけのくせに、なんかやった気になってるのムカつく。
他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ…。」
8:02 PM - Jul 16, 2017」

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この我がままそうな風貌!!

しかし、鼻の大きさ、頬から顎にかけての肉付きの厚さからは、バイタリティも感じます。

上西議員は浪速のエリカ様、とのあだ名があるとかで、評判は悪い。
お騒がせ人間の典型らしい。
私用で国会をサボったとかの問題もあったらしい。
このお方も、女性政治家の評価を下げる一人なのかもしれません。

しかし、私は上西議員は嫌いではないです。

片山さつき議員や蓮舫議員のように、「私は頭がいいのよ。もう、キレキレなのよ」というオーラが全開しているような言動が目立つタイプを私はあまり好きにはなれません。

常に自分が上に立ち、他を仕切りたがるようなタイプに思えます。

逆に、稲田元防衛相や上西議員のように、突っ張ってはいても、育ちの良さから来るのか、やたら隙だらけでドジなタイプの人は、たとえ政治的見解が異なっていても、私は嫌いじゃありません。

例えば、稲田議員や上西議員とは飲み食いしながらアレコレと語ってみたいと思う。楽しいだろうと思う。しかし、片山議員や蓮舫議員と話しても楽しくないだろうし、酒も不味くなりそう。


●で、ツイッターで上西議員が浦和レッズのサポーターに向かって叩いた「憎まれ口」。

前後の経緯はともあれ、私も「ウン、それは言えてる」と思う方です。

特定のチームや特定の選手の熱烈ファンで、熱烈に応援している人達の中には、傍から見ていてその「自己陶酔」ぶりが鼻につく場合があるし、鬱陶しく思ったりもします。熱烈サポーターだから、熱烈に応援しているのだから、と言って、他の迷惑や顰蹙を買っていることに気がつかない人達がいます。

野球でもそうでしょ?一部の熱烈ファンが、大声で大騒ぎして鳴り物入りで騒音を撒き散らす。テメエらは自己陶酔して、自己満足していますよね。

そう言うのを見ると、ちょっと、水をかけてやりたくなる…そんな心理になりますね。

アンタラね!そうではない「野球ファン」だってたくさん居るんだ。こっちは迷惑しているんだよ。


「それはただの意地悪だ」…そうかもしれません。しかし、「意地悪」は批判的精神にも繋がる場合もあります。



「他人に自分の人生乗っけて」も悪くは無いけど、アンタラとは別のチームや別の選手を応援し、「他人に自分の人生乗っけて」いるファンやサポーターもいれば、単に、サッカーや野球を楽しみたい人達もたくさんいます。

そういうこと、分かっているのかな?


で、特定のチームや特定選手のファンは、たいてい、群れる。群れて強がっている。

上西議員は一人だ。

もちろん、国会議員と単なるファンとでは社会的立場が違う、というのは分かります。

しかし、立場や身分や考え方にどんな違いがあろうとも、

私は「群れる側」には組みしない。


☆私は、サッカーという競技を見るのが嫌いになりつつあります。

清義明著「サッカーと愛国」(イースト・プレス)を最近読み、大いに共感したのですが、サッカーというのは「プチ愛国主義」「プチナショナリズム」を喚起し易いスポーツじゃないかと思います。

選手もサポーターも、しばしば「差別的言動」をしますし、暴力沙汰も珍しくない。韓国相手ともなれば、やれ「旭日旗」だの「竹島」だのと、お互いに「プチ愛国主義」の捌け口にしていますよね。

ウンザリだ。

もちろん、真面目なサポーターの方がたくさんいると思っていますが。


☆「夏の甲子園:高校野球」の最中。
こちらは、日本の軍国主義の残滓というか、根強さを見せつけられるようで、嫌いです。

今どき、選手全員が毬栗頭。女子マネジャーとか禁制とか。絶えない体罰主義。「連投につぐ連投」で投手を酷使して、選手生命を断つような暴挙がむしろ、「美談」として語られる等。。。。

嗚呼ッ、いやだ、いやだ。

そして、大会を主催している進歩的?「朝日新聞」の欺瞞さをも良く示している。




2017.08.11 | | コメント(17) | トラックバック(0) | 戯けたライフ



フィギュアスケートのアレコレ:愚見をクドクド語る




●主な日本人選手&海外選手の新プログラム情報は、
こちらのサイトを参考に

●ジャパンオープン2017年
公式サイトです

うーん。。。今年のジャパンオープンはイマイチ食指が動きません。
私の大好きな現役スケーターが一人も出場しないからです。
男子は現役を引退したスケーターが3人も出るのは「競技」という点で少し白けます。
もちろん、アボット、ベルネル、織田、それぞれは魅力的なスケーターです。
しかし、私は現役を引退したスケーターにはあまり熱狂出来ないです。
私はあくまでスポーツ競技としてのフィギュアスケートを見るのが好きです。※

その代わり、東京の調布市で開催される2017年全日本フィギュアのチケットを何としてもゲットしたいと狙っています。なかなか難しいのでしょうけども。


●私にも好みがあり、好きなスケーターとあまり好きになれないスケーターとがいます。
嫌いなスケーターはいませんよ。
スケーターに対する好みと評価とは別です。好きになれないスケーターだから評価を下げるような発言はしません。アンチではありませんので。それに、私はもちろん日本人選手贔屓ですので、国際大会では全ての日本人選手を応援します。


☆私の好きな女子スケーター

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アンナ・ポゴリラヤ選手と樋口新葉選手。そして、ケイトリン・オズモンド選手。

これら3人の女子選手に共通する魅力は、

①演技から尋常ではない「放射熱」と「ダイナミズム」を感じること
②不思議な「色気とエモーション」を感じること
③安定感にやや欠けるが爆発力もあること

の3点です。
これは現役時代の安藤美姫さんにも感じたことです。
私はこうした女子選手の演技に特にエキサイトさせられます。

樋口選手はキムヨナさんと安藤美姫さんが好きなようですが、分かるような気がします。
樋口選手の昨シーズンの「シェヘラザード」を見ると、年齢の割には妙な色気を感じます。お世辞にも「スタイルが良い」とは言い難いのに、不思議です。

もちろん、私はエレガントで綺麗な演技も好きですが、いささか食傷気味です。女子は大抵このタイプなのです。宮原知子選手や本田真凜選手などがこうしたタイプの典型であり非常に素晴らしいと思いますが、私にはさほど好きなスケーターではありません。浅田真央さんもこちらのタイプですが、彼女は例外です。

樋口選手の新フリー「007:スカイフォール」の一部と今シーズンへの意気込み。
ここです

今季、樋口選手には「爆発」しまくって欲しいです。


●タイプはともあれ、若手では3Aや4Sに取り組んでいる紀平梨花選手と、進境著しい白岩優奈選手と鈴木沙弥選手(2016年全日本9位)の三人に非常に注目し、期待もしています。

☆その紀平選手ですが、先日開催されたアジアトロフィーでは、フリーでクリーンな3Aを決めました!!
ここです
鮮やかな3Aです!

嗚呼、紀平選手も2005年の時の浅田真央さんと同じく、年齢制限にひっかかって今度の五輪には出られません。3Aを跳ぶ日本人選手が同じような運命とは。。。

4年後の五輪シーズンに紀平選手が3Aを跳び、今以上に強く・上手いスケーターになっているという保証はありません。女子の場合は体型変化等、色々と微妙な問題がありますからね。。。


【フィギュアスケート女子シングル界は、閉鎖的アウタルキーに陥っていないか?】
女子のジャンプ構成は誰もがほぼ同じで「金太郎飴」状態です。スピンも同様でしょう。
その中で、基礎点が1.1倍される後半にジャンプを何本持って来るかとか、ジャンプの前後の繋ぎが濃いとか、ジャンプそのものの質が高いとか、片手や両手を上げて跳んだとか、音楽と一致しているとかの違いで得点を競っているのです。つまり、女子シングルの伝統的価値観とルールによって保証された閉鎖的イディオムの枠内でひたすら競っているのです。

この閉鎖的アウタルキーの中で最も強さを発揮しいてるのが、ロシアのメドベデワ選手でしょうね。いや、もう、恐れ入りました!としか言いようの無い見事な演技で、ため息が出ます。しかし。。。

良く言えば「玄人好み」の演技なのでしょう。専門家が「一押し」するような演技。

しかし、ジャンルは違いますが、専門家が一押しする映画や小説や詩や音楽が、しばしば私達には「つまらない」「物足りない」ことがあります。


●こうした中で、女子選手の中から「突破者」がどんどん出て欲しいです。芸術ではなく、あくまでスポーツですから、「素人受け」するようなスタイルの選手が出て来て欲しいです。
確かに、中味が濃くて完成度が高い演技はフィギュアの醍醐味の一つです。
しかし、演技の集約度、密度が高くなると、私は見ていて「息苦しさ」「窮屈さ」をも覚えます。

もっと、スポーツらしい豪快さやスピード感やパワーの漲る演技を、そして、体操競技がそうであるように、大技への挑戦が見たくなります。

一番分かり易いのは、やはり、ジャンプでしょうね。紀平選手は私の期待する「突破者」の一人になれるかもしれません。恐らく平昌五輪以後になるでしょうけど、女子でも3Aと4回転ジャンプの両方を跳ぶスケーターが出て来ると期待しています。演技の密度の濃さとか表現性とかは多少犠牲になるかもしれませんが、現在の「閉鎖的価値観」を打ち破るような「突破者」が何人も出てくれば、女子シングルも男子に劣らずエキサイティングなものになると思います。


☆私の好きな男子スケーター
現在は2人だけ。羽生結弦選手とパトリック・チャン選手です。パトリックについては多くを語って来ました。羽生選手の魅力は完璧なジャンプだけではなく、男子選手にもかかわらず女子に勝るとも劣らぬエレガントで綺麗な演技をする点です。滑りが柔らかい。これは男子では極めて稀なタイプと思います。

宇野選手は非常に素晴らしいスケーターですが…申し訳ないですが、私の好きなスケーターではありません。ファンに怒られるかもしれませんが、宇野選手の風貌も演技のスタイルもジャンプも私の好みではないです。無良選手と田中選手については…その男っぽい演技を好ましく思っています。

風貌といえば、本田真凜選手。見た目の可憐さ・華やかさや、ニコニコとした笑顔とは別に、この子はなかなか「したたか」で、「あなどれない」タイプの女性と思います。あくまで、私の直感ですが。。。要するに、私の好みとは違うタイプの女の子です。しかし、日本女子シングル界の逸材であることは確かですし、国際大会では他の日本人選手と同様、応援しますよ。


☆平昌五輪
日本男子は羽生選手と宇野選手はメダルの有力候補ですね。日本女子は残念ながらメダルはほぼ無理でしょう。例の「金太郎飴」状態では、ロシアや北米のトップスケーターには敵いません。樋口選手が3Aをものにすれば、あるいは、との期待が持てますが、どうでしょうね?今シーズン後半には間に合うでしょうか?

もちろん、未来の予測は難しいです。何が起きるか、どんな変化が生ずるか、誰が「化ける」か、それは誰にも分かりません。良い方向に私の「ヘボ予測」が外れることを願うばかりです。



今や、日本は「アイスショー大国」らしい。一年を通じて数え切れないほどのアイスショーが開催され、概ね盛況らしい。逆に、欧米ではアイスショーはさほど人気はないらしく、盛況だった昔の面影は無いらしい。

アイスショーにはさほど関心の無い私も、http://poppy445.blog.fc2.com/blog-entry-260.htmlで紹介したスコット・ハミルトンさんのような演技が見られるなら高いチケット代をはらってでも観に行きたいと思う。

私はアイスショーやエキシビションをテレビで見る度に思うのですが、概して、シングル種目のスケーターによる「一人芝居」の演技はそれほど楽しめないです。

ペアやアイスダンスのスケーターによるカップル演技の方がずっと見応えがあり、こちらの方がまだ楽しめます。どうしてか?やはり、シングルスケーターの最大の持ち味と見所はジャンプにあるからと思います。それも、勝敗・順位を競う真剣勝負の場で見せるジャンプこそが最大の見どころだからと思います。

もちろん、あくまで私の好みに過ぎませんが。




2017.08.08 | | コメント(39) | トラックバック(0) | フィギュアスケート・ネタ関連



私の好きな歌2曲:祈りの心




動画、お借りします。









●聴く人の心に深く沁み入る2つの歌に共通するのは、「祈りの心」ではないでしょうか?

とにかく、人間が精一杯、懸命に生きて行くことへの「祈り」です。

どこか、宗教的なものすら感じます。

その宗教性とは、特定の宗教や教会に関わる礼拝的なものとは異なります。

素朴で単純直截なものでありながら、より自由な精神の営みのようなものです。


歌の持つ魔力の前には、どんなに優れた文学や絵画も敵いません。


歌だけが持つ「心の王国」です。




2017.08.07 | | コメント(30) | トラックバック(0) | 音楽



「警察・刑事もの」…小説・ドラマ等:独断的感想など




●私には意外と面白いNHK大河「女城主 直虎」
私が現在、唯一、継続して見ているテレビドラマです。
どうせ、放映時間帯が夕食時と重なるので自動的に見ることになるし。

大河ドラマらしいスケール感も無ければ、大仕掛けの戦闘シーンも無い。お茶の間的ドラマになっている。主人公の柴咲コウの演技はギャーギャー煩いだけで上手くない等、批判が多いのは知っています。

しかし、見方を変えれば、当時の小領主が如何に苦労して大名や百姓や商人と付き合いながら領地経営していたか、その実態が垣間見れるようで面白いです。もちろん、どこまでが史実に即しているか不明な点はありますが。まあ、見る側の関心の持ちようですね。


●相変わらず「警察・刑事もの」「ミステリー系」ドラマ(映画も)が何本も。
飽きもせず、次から次へと。。。で、私も嫌いではありません。この手の小説は好きですし。ただし、テレビドラマで良かったと思うのは、松本清張と今野敏と横山秀夫原作のものだけです。あとは例外的な一本単独ものに、たまに良いものがありますけど。

他は十分か十五分も見れば、「つまらん」「類型的で平凡、退屈」と判断し、止めてしまいます。

7月からも「刑事7人」「警視庁いきもの係」「警視庁ゼロ係」「遺留調査」「黒革の手帳」などが始まっていますね。

で、松本清張原作の「黒革の手帳」初回を見ました。実は、私は2004年の米倉涼子主演のドラマは見ていないので、比較は出来ません。

主役の武井咲さん(「咲」は「えみ」、と読ませるのね。知らなかったわ)がどうなのか、賛否両論あるでしょうね。ちょっと年齢的に23才は若過ぎて「銀座の高級クラブのママ&悪女」としては、貫禄に欠けると思います。

それよりも、私が一番違和感を覚えたのは、「バブル期じゃあるまいし、今時、銀座の高級クラブかよ?」です。以前にブログに書いたことがありますが、現在の銀座は高級クラブがどんどん潰れ、その代わりに大衆居酒屋が続々と進出しています。今や、高価な着物やドレスを纏った女性などほとんど見ません。その代わりにカジュアルな服装の若者が闊歩しています。昔とはすっかり様変わりしているのです。 

場所を銀座ではなく赤坂にした方がまだ良かったのでは?

主役は中谷美紀とか広末涼子の方が悪女のママになれそうですが、トウがたち過ぎ?

というわけで、次回以降に見る気はだいぶ失せました。


●期待外れのミステリー小説と映画
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☆「怒り」…吉田修一の原作は平凡であり、映画はハッキリ言って「失敗作」でしょう。

いくら良い俳優を集めても、それで良い映画が出来るとは限らない…その典型です。

まあ、登場する人物が次々とやたらわめき、怒り、ギャースカ騒ぐので、ワザとらしくて、鬱陶しいことこの上ない。最後には白けてしまいます。

しかし、マスコミの宣伝操作によって単なる「凡作」が「名作」や「名画」に「祭り上げられ」、それにマンマと乗せられる私のようなおバカが多くいることにより、本が売れ、映画がヒットするのですね。


☆米澤穂信「満願」(新潮社)…悪くは無いが、出来は平均レベル。これも、賛辞・称賛の嵐。。。

太宰治の短編小説「満願」は傑作ですけどね。

それにしても、ネット上で多くの人が「怒り」「満願」を「傑作」「最高に面白かった」「感動した」と書きこんでいるのを見ますと、私は少々不安になってきます。

もしかして、私の感覚・感性がおかしいのか?と。

まあ、小説や映画は主観性の非常に強いものですから、何をもって傑作だの凡作だのと判定するのか、その基準は有るようで無いものですから、「人それぞれ」ということになるのでしょうか?

しかし、私は私なりの基準を一応、持っているつもりです(^_^;)


●あまり期待していなかった割には良かったミステリー小説&ドラマ
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☆「石の繭」「水晶の鼓動」(講談社文庫)…女性警察官が主役の小説。麻見和史は作風がなかなかオーソドックスで手堅いので、買って読んで損は無いと思いました。

もっとも、私は女性警察官・刑事ものに評価がちょっと甘いのですが。。。

ドラマの方もまずまず。ただ残念なのは、原作では主人公の如月塔子刑事は身長が152㎝余りの超小柄な設定で、これが愉快なのですが、如月役の木村文乃さんは身長が164㎝なのです。しかし、なかなか器用な女優とは思います。

年齢は若過ぎますが、如月塔子刑事のイメージは橋本環奈さんかな。
7月スタートの「警視庁いきもの係」に出演していますね。
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☆松岡圭祐「水鏡推理シリーズ」(講談社文庫)
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表紙絵を見ると「ライトノベル」っぽく思えますが、内容はなかなかヘヴィです。女主人公の水鏡瑞希は文科省の国家公務員一般職(旧II種)事務官です。これは殺人無きミステリーであり、扱われるテーマは「過労死」だったり、「リケジョの星の不正論文」など、何ともタイムリーな話題です。

松岡圭祐は理科系脳のようで、データ分析や科学的アプローチが得意なんですね。それだけ読み応えがあります。水鏡瑞希は一般職でありながら頭脳明晰で、最初は彼女をバカにしていたキャリア組を最後にギャフンと言わせる所も愉快。

これはおススメです!


●松岡圭祐「黄砂の籠城上・下」(講談社文庫)…これは素晴らしい!
こちらは歴史小説です。
時代は日清戦争と日露戦争の間に中国(清)に起きた、1900年の「義和団の乱」です。

義和団の乱、と言っても高校の歴史でほんの一行程度の説明があったくらいでしょう。

この本では柴五郎という実在の人物が主役です。

当時は柴は日本帝国陸軍の砲兵中佐でした。

柴五郎は会津藩士の子息であり、10才の頃に戊辰戦争最大の激戦となった会津戦争を経験しています。その後の艱難辛苦は推して知るべし。

義和団に襲われた北京公使館区域(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、ロシア等の公使館があった)にあって、柴の素晴らしい対応によって乱から公使館を防ぎ、収束させた。

柴五郎の手腕と人柄は各西洋列強の公使達から称賛された。。。

これを例の、「日本って凄い!」式のストーリーラインで読まれてはならないと思います。

明治の日本の軍人にも立派な人はいくらでもいたでしょう。

当時のイギリスやロシアの軍人や公使は日本人より酷かったかもしれません。

それよりも、何故、義和団の乱は起きたのか?

何故、彼等は中国内のキリスト教会を襲い、破壊し、公使館も襲ったのか?

こちらの方が歴史の本筋なのです。



●女性は読んではイケない!
「処女刑事・横浜セクシーゾーン」(実業之日本社)
女性刑事ものに弱い私は中味を良く調べずに買ってしまった。

「性活安全課」の刑事だと!?
女性刑事が秘密調査とか囮捜査とかでソープの風俗嬢になり、男性客にサービスするか!!


●再読:やはり、乃南アサの「女刑事 音道貴子シリーズ」は最高!

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特に、「凍える牙」では一匹の犬がある意味、準主役になっていて、バイオレンス的凄さもあり一番面白いです。しかし、「嗤う闇」や「未練」のような短編では音道貴子の生活から人生までリアルに描かれていて忘れられません。実在の女性刑事の匂いがプンプンするのです。乃南アサの優れた描写力です。

私が若い頃に読んだ時は音道貴子をカッコ良く思ったものですが、今回再読すると、「あれ?音道貴子って、こんなに暗いジメジメとした女性だったの?あの時の私は何を読んでいたのか?」と、不思議に思いました。

良い小説は再読に耐える、新たな発見がある…これは真実ですね!




2017.07.22 | | コメント(12) | トラックバック(0) | 文学



私の好きな冬の歌







暑いですね~(。>ω<。)ノ

暑い時は冬の歌を聴くと、あら不思議、少し涼しくなった気分になれます。


以前に語ったことがありますが、私は学生時代に何度か長野県の奥志賀スキー場でスキーを楽しみました。しかし、運動神経が悪いので、一番基本となるパラレルターンのコツも掴めないまま社会人になり、それっきり私のスキーはお終いになりました。

この歌、前奏の時間が1分近くと長く凝っていて、いかにもドイツっぽいですね。

名曲です。

私はスキーといえば、この歌を思い浮かべます。

日本語の歌詞では歌い出しが、

♪~処女雪、光る、光る~、冬山、呼ぶよ、呼ぶよ~、
ホーヤッホー、ホーヤッホー、♪~だったと思います。

冬季五輪のアルペン3冠王、トニー・ザイラーは甘いマスクでカッコ良かったそうですが、
歌はお世辞にも上手いとは言えないわね。
でも、素人っぽい歌い方も悪くないです。




2017.07.14 | | コメント(12) | トラックバック(0) | 音楽



「一波、万波を呼ぶ」:安倍政権の行方・愚見を少々




●ご存知かもしれませんが、「一波、万波を呼ぶ」という古いことわざがあります。
たとえば、ある政権が崩壊の兆候をみせた時など、ままそうした現象を露わにします。一つの破綻(ミス・不始末)が、次なる破綻を招き、さらに次へ、と連鎖反応を起こし、ついには破綻をつくろうすべも無い状態に陥ることです。最悪の場合、地滑り的な瓦解の破局をむかえてしまいます。

●読売新聞のアンケート調査によると、
…安倍内閣の支持率は36%で、前回調査(6月17~18日)の49%から13ポイント下落し、2012年12月の第2次安倍内閣発足以降で最低となった。不支持率は52%…。

もちろん、私は「アンケート調査」を鵜呑みにはしませんが。。。

産経新聞は100%安倍政権の御用新聞ですが、読売の「御用度」は80%くらいでしょう。
その読売の調査でこの数字ですからね。かなり参考に成り得るかと。

しかも、G20という華やかな外交が行われている最中の調査です。普通、外交をやると支持率はアップするか下げ止まりするものですが、下がり続けているということは調査の結果にかなりの「信憑性」がありそうです。

私は安倍右翼政権※1の危険性をずっと主張して来ましたので、今回の調査結果は喜ばしいです。

ただし、国民が「不支持」なのは安倍政権の一つひとつの政策や自民党そのものに対してではなく、安倍首相を中心とした官邸サイドの国民を舐めた驕り、ズルさ、傲慢さ、乱暴さ、情報隠し等の、「姿勢」「態度」についてでしょうね。このまま彼等のやりたい放題にさせて置いたら、益々「独裁性」「独善性」が進行するであろうから、この辺りでキツイお灸をすえてやろう、今後の対応によっては安倍首相の退陣も賛成するぞ、との意思表示ではないでしょうか?

しかし、気がつくのがちょっと遅過ぎると思いますけどね(^_^;)

安倍首相の言う、「反省すべきは反省」「一つひとつ丁寧な説明」「幅広い国民的議論と合意」が、白々しく虚しく響いていると感じる国民が多いと思います。一度失った信用を取り戻すのは至難の業です。

また、あの陰気で陰険な顔の菅官房長官の、木で鼻をくくったような「説明」もウンザリです。

イラついた自民党幹部による八つ当たりな「メディア批判」が増えている様子ですが、これは末期症状の始まりです。今時のメディアくらい安倍政権に優しい例(かなり躾けられ、飼い慣らされているから)は過去に無いでしょうに。それでも不満なのですからね。

こんな状況の中で、安倍首相が実現しようとしている「姑息な」憲法改正などほぼ不可能です。公明党からは慎重意見が出ているらしいし、自民党内にも批判があるようですしね。

つくづく思うのは、安倍首相は「人を見る目」の無い人間じゃないかなあと。あの稲田氏を防衛大臣にしたことはその典型です。稲田氏を「次の自民党を背負うリーダー!」と讃えるなど、あり得ないでしょう!?「親友」だったハズの森友学園の園長さんはどんな人物ですか?同じく「親友」の加計学園の園長はトンズラこいている模様。他にも「親友」のゴロツキ小説家やエセ学者の面々。

しかし、喜ぶのはまだ早いですね。

民進党や共産党等の野党が国民の不満の「受け皿」に成り得ていないことも、今回の東京都議会選で明白になりました。要するに、自民党から「ジェネリック自民党」とも言われている「都民ファースト」に票が移っただけだ。※2

とっくに「万波を呼んでいる」民進党の自壊作用は終わることなく進行していますし、共産党は「共産主義」の看板を掲げている限り日本ではマイナーな政党にしかなり得ないでしょうね。

何か、新しい「野党共闘」の在り方を見つけない限りは野党が次の国政選挙で議席を伸ばすのは難しいと思います。「保守」とか「中道」とか「リベラル」とか「左翼」とかの「既成概念」に囚われない新たな野党運動が必要。

今回のアンケート調査結果を受け、安倍首相は少しは危機感を抱き、謙虚?に姿勢を改めるのでしょうか?それとも、これまで通りに議席の圧倒的多数にモノを言わせ、低支持率などにお構いなく、乱暴な国会運営でバンバンと危険な法案を通して行くのでしょうか?

内閣改造のごとき「小手先」の人事では支持率のV字回復は難しいでしょう。

自民党のベテラン国会議員の中には、「おッ、コイツ、なかなかマトモじゃないか?」と思う人が何人もいます。政策的には賛同出来なくても、「この人が首相であればずっとマシかな」と思える人がいますが、まあ、甘くないだろうな。



●民進党も支持率を下げています。
こうした中で、一部の党内等の批判を受け、民進党の蓮舫代表が日本と台湾の「二重国籍」問題で戸籍謄本を公開する意向を示したことに、党内から「外国人や日本国籍の取得をした人への差別を助長しかねない」と危惧の声が上がっているそうです。

確かに、「二重国籍」問題で蓮舫代表の説明が二転三転し、少なからぬ国民から不信感を招いたのは事実でしょう。蓮舫代表は日本人特有の「島国根性」の恐ろしさを理解しなかったのでしょうか?党代表としては実に稚拙な対応であり、大失点です。

しかしながら、このようなことでイチイチ「戸籍の公開」をせざるを得ないとなれば、まさしく「悪しき前例」となりましょうし、右傾化した日本において差別を助長する危険が大きいと思います。

私個人は外国人の参政権付与に賛成していますので、「二重国籍問題」など「下らねえ~」と思っています。こんなことに大騒ぎをする一部のメディアや政治家は、小国日本の「小さい奴等」だと思う。


※1
日本のメディアは特定の政党や政権に対し、「極右」「極左」「右翼」「左翼」という言葉を使うのを避ける傾向があるようです。そのくせ、海外のフランスやオーストリア等の特定政党については、「極右政党」という言葉を普通に使っています。何故でしょうね?海外メディアの中には安倍政権や大阪維新の会を「極右」と呼んでいる例があるそうです。

そもそも、「右翼」「左翼」という言葉そのものに何かネガティブな響きや危険な匂いを感じるからでしょうか?それゆえ、レッテル貼りはなるべく避けたい、との意味でしょうか?

確かに、「右翼」といえば街宣車と軍歌の騒音、暴力団との結び付きを思い浮かべますし、「左翼」といえばゲバ棒と火炎瓶の違法デモを思い浮かべますね。過去、「右翼」も「左翼」もテロをやっていましたし。

今の日本人の多くは「中道」が好きなのでしょうか?「中道」は「中立」「バランスの良さ」「穏当」を連想しやすいですね。私に言わせれば「中道」とは、「私は何も考えていません」の代名詞にしか思えないのですが。



※2
私は小池都知事は「独裁者」の資質十分有り、と見ていますし、彼女が「日本会議」を支持する右翼系政治家であることにも、危惧を抱いています。都知事選の時に、候補者が揃って出演したテレビで鳥越俊太郎氏が小池氏に対し、「僕を『病み上がり』と呼んだ」と切り出したとき、小池氏は「言ってないです」とヌケヌケと否定した。もちろん、小池氏の嘘です。こういう女は恐ろしいですよ。よく、「女は嘘を嘘とも思わず、平気で嘘を言う」と言われることがありますが、小池氏は明らかに「嘘と知っていて嘘をつく女」のタイプです。しかも、ニコニコと笑顔で。この強かな鉄面皮ぶりは非常に危険です。

まあ、小池都知事はあくまで東京で善政を布いてくれれば良いですが。

小池都知事は身だしなみとしての「厚化粧」ではなく、「言動の厚化粧」の達人かもしれません。野党は彼女の強かさを少しは見習った方が良いかもしれませんね。




2017.07.13 | | コメント(5) | トラックバック(0) | 政治・社会



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プロフィール

片割月

Author:片割月
和歌を愛し、音楽を愛し、花を愛し、フィギュアスケートが大好きで、歴史・社会・文学が大好きで、ジョン・レノン、八代亜紀、ちあきなおみが大好きで、クリント・イーストウッドと映画も好きで、皮肉とユーモアも好きな変わり者アラフォー熟女ですが、よろしくお願いします。
最近は体力をつける為に、休みの日はえっちらおっちらとミニハイキングに勤しんでいます。

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